PIW2018「ROAD OF THE ICE」観てきました。オープニングでパーフェクトに「揃い」の衣装、男性も女性も真っ白いタキシードとシルクハットだったのがとても「チーム」という感覚で、プリンスアイスワールドチーム、個にして全、全にして個であると思いました ひとそろいの「チーム」としての在り方。
2018-04-29 00:59:24プリンスチームは、純白のフォーマルで始めてカジュアライズされたnoir et rougeで終わるのがなんていうか、さもありなん、というか、それが示す幅の広さなんだ。
2018-04-28 19:15:32確かに友人の言うようにプリンスチームの演技はショウアップされている感じがして、例えば準キャスト的ゲストとの協同や選曲の共通、そういったところで3時間なら3時間を一貫して「ひとつのショー」に纏めあげようとしているのかな、と、だってこれは「プリンスアイスワールドチーム」のショーなのだ。
2018-04-28 19:33:26曲と曲のシームレスさだったり、本当に3時間をひとつのパッケージとしての「プリンスアイスワールド」としてPIWチームが構成するという感覚を得ました
2018-04-29 01:01:17そういう中でキャプテンである小林宏一さんに、guestを迎えるhostとしての「キャプテン」ぶりを随所に見た気がしています 演技の上でも精神的にも中心になり支柱になることがおそらく求められ、そしてそれに応えてそこに立っている。あるいは孤独な戦いかもしれないがその在り様は確かに美しい。
2018-04-29 01:04:45そんな中での「Show must go on」が重く意味を持ってくるというか。一見すると華やかではあるけれど、その向こう側には私たちには知り得ないような世界が確かに広がっていて、けれど何があろうと幕は開けなければならない。ショーは続かなければならない。毅然とした視線の鋭さ、強さ、硬度にも似た。
2018-04-29 01:10:42全くの個人的な話をすると、小平さんがPIWチームに入るとお聞きするより前に、吉野晃平さんと小平渓介さんが一緒にリンクに立ってくれないだろうか、同じ衣装で鏡写しのダンスをしたら素敵だと思う、という話を友人にしていたのです。ほぼ完璧なかたちで叶いました。もういつ死んでもいいです。
2018-04-29 01:20:14「宇」と「宙」。世界のすべて。運命の三女神、あるいは昴の七つ星。きらきらしく目映いというわけではない淡く冷たいブルーグレー、しかしやわらかく空気をはらむその生地、しっとりと、触れられそうな光が滲み出すように充ちている。
2018-04-29 01:24:32後半に飛びますが「The Greatest Show」。キャプテンだけが「ショーマン」の衣装。他の面々は思い思いに、それは(古語としての)queer、風変わりな、奇妙な装いで、だけれど誰一人として顔を伏せはしない。恥じたりしない。「それが私」だから。やっぱりGreatest Showman見とくべきだったかな……
2018-04-29 01:29:38小平さんが、ファーの縁取りがついた純銅色のスパンコールのロングベストにソフトチュールの膝丈スカート、その下にサテンのロングボトム、という衣装で黒か濃い紫のリップを塗っていらして、元から中性的なお顔立ちなのでそうして装うと性別などという意味や枠が薄れて溶けていくようで……
2018-04-29 01:35:07なんかそうやって、中庸のような超越しているような、それでいてあまりにもさりげない様子で立っていることのできるというそのことが、ありきたりな言葉ですが凄いなと。
2018-04-29 01:38:25中性的という話では、小川真理恵さんのタキシード姿もそうだったかもしれないです 昨年はフラメンコの印象が強くてセクシーなイメージだったんですが今年はハンサムな女性という印象も得ました
2018-04-29 01:41:37松村成さんは本当に、本当に本当に、おかえりなさい、ありがとう、という心持ちです。今回で言えばSmileに見るような、「幸福」を全身から放つことのできる方。しあわせ、とか、うれしい、とか幸福と歓喜をあるままに剥き出しにできる方。それは単純なようでいて稀有。おかえりなさい、ありがとう。
2018-04-29 01:45:44お衣装ネタバレにはなりますが4枚目右がGreatest Showman衣装の小平さんです 下はボトム穿いてるので完全な女性装ではなく、私はそれこそが鍵なのだと感じましたです 男性であってもいい、女性であってもいい、どちらでもあってもどちらでもなくてもいい というような instagram.com/p/BiHYrAdn_1c/
2018-04-29 09:43:04吉野さんと小平さんは視線の使い方が上手いな……と 特に吉野さんオープニング真正面だった(距離は遠い)のですが最前列のお客さんとがっつり目を合わせて踊っていらして、振り付けで顔を伏せても視線をまたお客さんに戻して残しながら去っていく、という手厚さ 手厚さ?
2018-04-29 12:14:05現役時代の小平さんはしっとりと落ち着いたプログラムが印象に残っていましたが、ゆるやかに流れる大河のような身体の内側にはあれほどの迸る情熱が宿っていたのであるなあとプロスケーターとしての小平さんを見て思います
2018-04-29 12:16:57PIW、オープニングの最初にプリンスチームが一人ずつ出てきてくれたの地味にとても嬉しかったのですよね。チームのひとりひとりのアピールがしっかり見られて。最後にも二人か三人ずつ出てきてくれたのはエンドロールみたいですてきだった。
2018-04-29 17:08:24何のナンバーの時かは失念しましたが、ポジションの移動の時に小平さんの立ち位置が少しスポットライトの端の方になってしまって、けれどなんでもないようにステップを踏みながらさりげなくライトが作る円の中央まで動いたのがとてもプロのショースケーターという感じでした 照明の話で思い出しました
2018-05-01 02:46:21それから、もしかしたら彼は自分の弱みだと思っているかもしれないところまで含めて、全部ひっくるめた総体としての本田宏樹という人を私たちは愛していますよということを積極的に伝えていきたいですよね、と、これは昨夜お友だちと話していた結論
2018-05-01 02:50:12リンクに立っているときの宏樹さんしか知らない私が何を言うのか、という躊躇いもありますが、演技に対する誠実さだったり真摯さだったり、行動ににじむ優しさは、人柄としてそこにも見えていて、それは在り方としてとてもすてきだなと思うわけです 好ましいと思うわけです
2018-05-01 02:56:04どちらかといえば控えめな、あるいは「奥ゆかしい」と表現されるような魅力のある方だと感じるので、思いきりクラシカルな、紳士的なボールルームダンスも今後見てみたいなあと、これは単なる願望ですね
2018-05-01 03:01:26言葉で説明するのがちょっと難しいのですが男性が女性の手足を持って空中を回す技(デススパイラルの派生系?)のときに、宏樹さんの回しかたはひときわ優しいように見えたんです というかあれ、ペアスケーターとしての熟練がなければできないと思っていたのですが、できるんですね PIWの技術力……
2018-05-01 03:06:20Greatest showのときに、中島さんと吉野さんがカラーエクステをつけていたのも素敵というか、オシャレだったなと 女性がメイクを変えたり髪飾りを変えたりするように、男性も衣装だけではなくそういう変化をつけるのはよきものだと思うのです なかなか難しいとは思うのですが
2018-05-01 03:10:52小沼さんは「大人びた」という言葉では足りないような、どこか陰を含んだような甘い微笑みを身につけていっている印象がありました 酸いも甘いも知って静かに浮かべる伏し目がちの微笑
2018-05-03 02:09:57PIWの技術力、というところをもっと正確に堪能したいのですが知識がまだ足りない……なんか凄いことをやってらっしゃるのはわかるのですがあまりに演技の一貫としてさらりとやってのけてしまうのでもっとその凄さを見分けられるようになりたい
2018-05-01 03:28:04