桃花
@SweetPink619akg
午前三時 深い眠りに堕ちていた意識を揺り起したのは、不安気な口付けとじっとりと重い血の匂いだった 「ん、」 瞼を持ち上げようとした刹那、大きな掌が私の目元を覆うのを感じる 「見ないで」 掠れた声で呟き、深く深く私を抱きしめた 「…おさむ、さん…どうしたの？」 #bnstプラス
2022-03-27 16:00:04
桃花
@SweetPink619akg
穏やかな休日の朝 レースのカーテンを開け、柔らかな陽射しが降り注ぐ空を見上げた 「わぁ、いいお天気」 「あぁ。絶好のお花見日和だ」 今日は待ちに待った、キミとお花見デートの日 ふたりで作ったお弁当も持ち、春色の空の下へと飛び出した 「ん〜、あったかぁい」 #bnstプラス
2022-03-27 13:09:09
桃花
@SweetPink619akg
ソファーの上、愛する妻と寄り添う甘く、幸福なひと時 「ねぇ、〇〇」 「なぁに？治さん」 きゅっと指と指を絡め、澄んだ瞳を見つめた 「私に、普通の幸せを教えてくれてありがとう」 「えへへ、私も治さんと一緒に居られて幸せよ。大好き」 #bnstプラス
2022-03-26 17:50:51
桃花
@SweetPink619akg
情事後、乱れた息を整えながら火照ったキミの頬に手を添えた 「はぁっ、はぁっ…ね、治さん」 「なぁに？」 キミは潤んだチョコレート色の瞳を細め、柔らかく微笑んだ 「もう一回...」 「うふふ、〇〇は欲しがりさんだなぁ」 「だって…」 もっと、キミで満たされたいのだもの #bnstプラス
2022-03-26 17:10:46
桃花
@SweetPink619akg
鏡の前、首筋に鮮やかに咲いたキスマークに見蕩れる 「ふふ」 「おや、随分とご機嫌じゃあないか」 「うん。治さんの印が嬉しくて」 そう云いながらつっと、キスマークを指先でなぞった 「可愛い」 私をぎゅっと抱きしめ、キミは嬉しそうに笑った #bnstプラス
2022-03-25 18:10:54
桃花
@SweetPink619akg
「〇〇にピッタリのお洋服を見つけたのだよ」 そう云って、キミが差し出したのは私のお気に入りブランドのショップバッグ 「え？今日何の日だっけ？」 「ん？愛しい奥さんの笑顔が見たくなった日…なんてね」 ニコニコと笑いながら、私にショップバッグを手渡した #bnstプラス
2022-03-25 17:44:49
桃花
@SweetPink619akg
「どうかしら？」 ふわり、大好きな春色のワンピースを靡かせる休日の朝 「凄く、似合っているよ」 耳元で響く甘い甘い囁きにきゅんっと恋がときめいた 「治さんもとっても素敵よ」 「ありがとう」 青空色のシャツを着たキミが爽やかに微笑んだ #bnstプラス
2022-03-24 17:55:14
桃花
@SweetPink619akg
昨晩の余韻が残るベッドでスヤスヤと眠る妻を眺める柔らかな朝 「ふふ、よく寝てる」 そっと、淡い吐息の漏れる薔薇色の唇を指先でなぞると君は小さく身を捩り、人差し指を喰んだ 「っ、」 その感触に、ぞわりと疼く本能 私は一つ、溜息を吐き君を抱きしめる 「本当に、君って娘は…」 #bnstプラス
2022-03-24 11:19:16
桃花
@SweetPink619akg
青く透明な空、靡く、ピンク色のワンピース 「もうちょっとで咲きそうだね」 そう云って、ふわりと微笑む君は春の精の様 「あぁ」 私はほんの少し、絡めた指に力を込め、頷く 「楽しみだねぇ」 「うんっ」 桜色の頬に口付け、囁いた 「今年も沢山、春を楽しもうね」 #bnstプラス
2022-03-23 18:37:41
桃花
@SweetPink619akg
「愛しているよ」 「私も、愛してるよ。治さん」 瞬きの音が聴こえてしまいそうな程の距離で、交わす愛の言葉は心臓をあまく、高鳴らせた 「ねぇ、〇〇」 「なぁに？治さん」 お砂糖を煮詰めた様な日々の中で、ほんの少し感じる苦味が胸を締め付ける #bnstプラス
2022-03-23 18:00:33
桃花
@SweetPink619akg
「死は救いだと思うの」 眠れる夜に交わしたあの時の会話をずっと、忘れられずにいる 「〇〇もそう思うのかい？」 「…治さんも」 「あぁ…こんなにも苦しい生を引き伸ばし、追い求めるモノなど無いだろう？」 そう、キミは酷く切な気に微笑み、私の頭を撫でた 「でもね、」 #bnstプラス
2022-03-22 18:36:39
桃花
@SweetPink619akg
ソファーに座り、本を読むキミの横顔に見蕩れる午後二時 本を持つキミの左手薬指にキラリと煌る銀の輪に、どうしようもない程の嬉しさが込み上げる 「ふふ、治さん」 「なぁに？ご機嫌じゃあないか」 「ん？幸せだなぁって思ってね」 「くすっ、可愛い」 #bnstプラス
2022-03-22 17:18:03
桃花
@SweetPink619akg
私は、あの夜からあなたと何度も身体を重ね、何度も愛を囁き合った 優しい牢獄で、私は深い深い快楽の淵に堕ちていく 「ふふ、可愛いよ。〇〇」 「治さん…」 着替えも食事もお風呂も排泄も凡て、あなたがお世話してくれるの #bnstプラス
2022-03-21 19:04:07
桃花
@SweetPink619akg
ひとりで眠るには広すぎるベッドで最愛のキミを待つ午前二時 重い瞼を撫でる、じっとりとした夜の気配に微睡んでいた意識が現実へと引き戻された 「…おさむ、さん」 「済まない。起こしてしまったかな？」 「んーん」 私はそっと、頭を撫でるキミの手を取り頬に添えた 「血の匂いがする」 #bnstプラス
2022-03-21 11:25:51
桃花
@SweetPink619akg
行為後独特の甘く気だるい余韻に包まれる二十三時 乱れたシーツの海で愛しいキミと抱き合い、柔らかなキスを交わす 「うふふっ、〇〇」 キミはくすぐったそうに笑いながら、私の首筋に頬を寄せた 「ふふ、治さんだぁい好きよ」 「私も大好きだよ」 #bnstプラス
2022-03-20 18:13:58
桃花
@SweetPink619akg
情事後、隣でスヤスヤと眠る妻を眺める真夜中 薔薇色に染まった頬、僅かに開いた唇から漏れる淡い吐息が愛らしい 私はそっと絹の様な髪を撫で柔らかく口付けた 重ねた唇から伝う甘い熱に如何しようもない程の愛おしさが込み上げる 君の耳に唇を寄せ、心からの想いを囁いた 「愛してるよ」 #bnstプラス
2022-03-20 17:20:37
桃花
@SweetPink619akg
きゅっと指と指を絡め、愛しい君を見つめる 「治さん...」 「本当、愛らしいのだから」 そう囁き、はにかむ唇に触れるだけのキスをした 「ね、〇〇」 「なぁに？」 「大好きだよ」 「ありがとう…私も、大好き」 耳迄紅くした君をそっと、抱き寄せる 「愛してるよ。私の可愛い〇〇」 #bnstプラス
2022-03-19 17:50:45
桃花
@SweetPink619akg
「おはよう。〇〇」 「ん、おはよう。治さん」 朝、目覚めたら一番に飛び込んで来る愛しいひと あぁ、幸せだなぁ そう思った瞬間、涙がぽろりと零れ落ちた 「...あ、」 小首を傾げ、心配そうに眉を下げるキミがじわりと滲んだ視界に揺れる 「如何したんだい？」 #bnstプラス
2022-03-19 17:17:51
桃花
@SweetPink619akg
優しく髪を梳く様に撫でる指先と唇に触れる淡い熱 何度も触れ合う、柔らかなキスが私の理性をゆっくりと溶かしていく 「…もっと」 「あぁ」 キミはひとつ頷き、深く深く口付けた 「んんっ」 わずかに開いた唇を割り、滑り込ませた熱い舌先でじっくりと咥内を味わう 「はぁっ…治さん…」 #bnstプラス
2022-03-18 18:00:40
桃花
@SweetPink619akg
昨晩の余韻が残るベッドで重い瞼を持ち上げる、気怠い朝 「おはよう。〇〇」 優しい朝の陽射しに包まれた、キスマークだらけのキミが柔らかく微笑んだ 「おはよ…治さん」 私はゆっくりと半身を起こしながら、鈍く痛む腰を抑えた 「っ、」 #bnstプラス
2022-03-18 17:26:48
桃花
@SweetPink619akg
熱の籠った視線と悩まし気に太腿をなぞる指先 「ねぇ、治さん…」 「なぁに？」 「セックス、しよ？」 駄目…と、小首を傾げる妻に僅かに疼く本能 「全く…私の奥さんは本当にエッチなんだから」 「だって…治さんとセックスするとすごく幸せな気持ちになるんだもの…治さんは？」 #bnstプラス
2022-03-17 19:03:13
桃花
@SweetPink619akg
淹れたての熱いコーヒーをふうふうと冷ます私を愛し気に見つめる甘いチョコレート色の瞳 「うふふ、可愛いね」 「え？」 私はマグカップから顔を上げ、目の前の最愛のひとを見つめた 「何だか、幸せだなぁ…って、思っただけだよ」 「えへへ。私も幸せよ」 #bnstプラス
2022-03-16 18:22:12
桃花
@SweetPink619akg
リビングに射し込むあたたかな日差しと畳まれた洗濯物 「うーん。終わったぁ」 溜まっていた家事を終え、私は大きく伸びをした 「お疲れ様」 「ふふ、治さんも手伝ってくれてありがとう」 「そうだ。折角いい天気なのだし、少し昼寝をしようよ」 #bnstプラス
2022-03-16 17:27:43
桃花
@SweetPink619akg
ふわり、柔らかな蓬髪を撫でつぶやいた 「治さんは本当に可愛いわね」 「くすっ、可愛いのは〇〇の方だろう？」 そう云って、くすぐったそうに笑うキミ やっぱり可愛い！ 「ねぇ、治さん」 「ん？」 「もっと、可愛いとこ見せて？」 私はそっと、キミの太腿に指を滑らせる 「おやおや…」 #bnstプラス
2022-03-15 18:45:31
桃花
@SweetPink619akg
愛らしい寝癖を撫で合いながら、柔らかなキスを交わす甘い甘い朝 「ね、シよ？」 するり、腰をなぞる指先 「昨日あんなにシたでしょ？」 「足りないよ」 甘えた瞳で見つめ、いいだろう？と、囁いた 「うふふ、本当にエッチなんだから」 #bnstプラス
2022-03-15 17:45:46
桃花
@SweetPink619akg
「ねぇ、治さん。今日はこのリボンで髪をまとめてほしいの」 そう云って、君が手渡してきたのは可愛らしいピンク色のリボン 「うん、いいよ」 鏡の前で嬉しそうに笑う君の髪を丁寧に梳き、長くハリのあるリボンで黒檀の様な髪を彩った 「はい、出来た」 「わぁ！ありがとう！素敵だわ！」 #bnstプラス
2022-03-14 11:58:33
桃花
@SweetPink619akg
ベッドの中、高鳴る身体を抱き寄せる優しい腕 「おさむ、さ…」 ふわり、鼻先を擽る淡い吐息と重なる唇 柔らかく触れ合う唇の心地よさにうっとりと頬が綻んだ 刹那、僅かに開いた唇を割り熱い舌先が咥内に滑り込んだ 深き絡み合う舌先とドロリとした甘い唾液に本能が警報を鳴らした #bnstプラス
2022-03-13 17:48:14
桃花
@SweetPink619akg
「ふふ、出来た」 愛する妻の喜ぶ顔が見たくて、心を込めて準備したホワイトデーの贈り物 君のだぁい好きなスイーツと可愛らしい下着、二人の夜を愉しむ為のとっておきのアイテムを箱に詰め、リボンをかけた 「喜んでくれます様に」 #bnstプラス
2022-03-13 16:54:41
桃花
@SweetPink619akg
ソファに寝転び寛ぐ妻の覆い被さり、耳に熱い吐息を吹きかける 「…ねぇ、〇〇」 「まって…今そんな気分じゃ」 「へぇ…」 なら、そういう気分にさせる迄だ 柔らかな耳朶をそっと喰み、背中から腰に指を這わせる 「ぁっ」 「ふふ、可愛い声…もっと、聴かせて？」 「も、もう…」 #bnstプラス
2022-03-12 14:50:04
桃花
@SweetPink619akg
「おいで、」 ふわり、私を抱き寄せる長い腕 整ったお顔が視界いっぱいに広がった刹那、淡い熱が唇に触れた 「治さん…んっ」 柔らかく啄む様な口付けとこしょこしょと愛おしげに頬や耳の裏を撫でる指先に胸の奥が甘く、擽ったい感情で満たされていく 「っ、」 #bnstプラス
2022-03-12 13:28:05