お題に沿った137字の文章を募り、主催者が名前を伏せてツイート。誰のツイートかをみんなで予想し鑑賞するという企画です。秋のアンソロジーです。ネットプリント化するという初の試みも。参加者44名。2022.10.6~20
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よる🌜 @yoru_concrete

#星月夜の137字 開催 [第7回誰のツイートか当てまshow] 🌜主催 よる・村人 🌜概要 ツイート(&ネットプリント)アンソロジーを作る DMでもらった文章を主催が作者名を伏せてツイート ↓ 鑑賞・作者予想 ↓ 作者名発表・キャス ↓ ネットプリントアンソロジーに 🌜お題 画像参照 🌜〆切 13日(木)24時 pic.twitter.com/i62RCGVDey

2022-10-06 20:10:20
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よる🌜 @yoru_concrete

🌜〆切 13日(木)24時 ⚠️テンプレコピペ必須⚠️ A→よる @yoru_concrete B→村人 @wns_vms_aet  にDM ↓テンプレ(A/B はい/いいえは該当する方を残す) 【指定語句 A B】 【キャス紹介+ネットプリント化OK はい いいえ】 【本文 テーマ[待つ]+指定語句ひとつ入り+137字以内 確認済み はい いいえ】

2022-10-06 20:10:21
よる🌜 @yoru_concrete

🌜注意事項 ※お題・条件はすべて満たしてください ※A→よる、B→村人にDMで送ってください ※送付の際はテンプレコピペ必須です ※AとB、両方入れてはいけません ※よると村人どちらにも送ってはいけません ※性描写等もある程度はOKですが、過度だとキャスでご紹介できない場合があります

2022-10-06 20:10:22
よる🌜 @yoru_concrete

🌜FF外の方も初めましての方もお気軽に!一文でも詩でも短歌でも小説でも実話でも、条件を満たせば何でもOKです。星月夜に読むアンソロジーを皆で作りましょう。 🌜他、不明点は主催者までお問い合わせください。 🌜企画に関してツイートする際は #星月夜の137字 のタグをぜひご活用ください!

2022-10-06 20:10:23
よる🌜 @yoru_concrete

🌜今後の予定 13日(木)24時〆切 ↓ 15日(土)公開・鑑賞・予想 ↓ 18日(火)20時頃 ~ 作者発表・後夜祭キャス第一夜 ↓ 19日(水)夜 後夜祭キャス第二夜(仮) 🌜後夜祭キャスでは主催と司会(@m_hamaguri)がひとりにつき3分程度で好きなポイント等を語ります。いつもとても和やかな雰囲気です。

2022-10-06 20:10:23
よる🌜 @yoru_concrete

前回の夏のアンソロジーです。参考にどうぞ。 「短夜の137字(第6回誰のツイートか当てまshow)」 twitter.com/i/events/15537…

2022-10-06 20:12:23
よる🌜 @yoru_concrete

#星月夜の137字 参加者の方へ 送る際の注意点事項! ①必ずテンプレートのコピペをお願いします。 ②文字数はツイート画面に貼り付けて確認してください。残り3以上ならOKです。外部のカウンターとTwitterではカウントの仕方が違うようですので、Twitterで確認を。 twitter.com/wns_vms_aet/st…

2022-10-09 18:33:03
村人 @wns_vms_aet

#短夜の137字 締切が本日24時まで近づいている中ですが、募集条件に関する注意事項をお知らせいたします。 137字に収まっているかどうかは、ツイート画面の表示で判断できます。 (画像右下の残りカウント数が3以上になっていればOK) 提出前に今一度ご確認をお願いします。 pic.twitter.com/oPe5K3cmkR

2022-07-27 07:14:35
よる🌜 @yoru_concrete

#星月夜の137字 参加を迷っている方へ 🌜常連が多い? →前回は約4分の1の方が初参加でした 🌜FF外or知り合いいない… →誰の作かわからない状態で鑑賞しますし後夜祭キャスでは主催と司会が全員分を語ります! 🌜立派なの書けない… →条件さえ満たしていればOK!思いつきを気軽に送ってください

2022-10-12 21:04:38
よる🌜 @yoru_concrete

🌜鍵垢です →公開~作者名発表までは鍵を開けてもらえたら嬉しいですが必須ではありません! 🌜ネットプリント化って? Twitterで読めるものを参加者や欲しい方向けに印刷できるようにします。これまでと特に変わらないので気負わずに送ってください。 木曜日24時まで、まだまだ待ってます。

2022-10-12 21:04:40
よる🌜 @yoru_concrete

#星月夜の137字 今後の予定 15日(土) 公開・鑑賞・予想 18日(火) 20時頃 作者名発表 21時頃 後夜祭キャス第一夜 19日(水) 21時頃 後夜祭キャス第二夜 ただいま編集中です、公開まで少々お待ちくださいね!後夜祭は、よる、村人、はまぐりのよるはま村でお送りします!

2022-10-14 18:22:36
よる🌜 @yoru_concrete

#星月夜の137字 (第7回誰のツイートか当てまshow企画) 参加者44名 Aブロック:「溢」を含む文章(24名) Bブロック:「渇」を含む文章(20名) A-1ブロック 1~8番 A-2ブロック 9~16番 A-3ブロック 17~24番 B-1ブロック 25~34番 B-2ブロック 35~44番

2022-10-15 14:36:20
よる🌜 @yoru_concrete

#星月夜の137字 A‐1ブロック(敬称略) 桐島 ゆう @tsurar_itsurari くまさん(深縹) @oyasumi_kumasan SATO @SOFUCKEDUPPPP フウタ @mfumisuke u @omiash_ip ゆきのNi @Ni06730227 よる @yoru_concrete ろく @tl8gVDhHH6AkjvB

2022-10-15 15:24:18
よる🌜 @yoru_concrete

#星月夜の137字 とりあえずモーメントの表紙として(仮) pic.twitter.com/PXMDgLxZnm

2022-10-15 16:10:21
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よる🌜 @yoru_concrete

1 この世には、星のやうに溢れんばかりの言葉があるというのに、伝えたい想ひは首飾りのやうに繋がらず、溢れてばかり。 ぐるぅっと綺麗に繋がった言葉達が、 何処かで待ってる誰かに届きますやうにと、 ひとつ、またひとつ、言葉を掬っては繋げ、繋げては外し、を繰り返しているうちに夜が更ける。

2022-10-15 15:24:19
よる🌜 @yoru_concrete

2 秋は死の季節である。 道端に虫の死骸が転がるからである。 冬は死の季節である。 貴女の存在を肌が感じるからである。 春は死の季節である。 溢れる希望に期待した挙句、続くのは淡々とした日々だからである。 夏は死の季節である。 枯れた桜の木の影を見ながら、次の季節を待つからである。

2022-10-15 15:24:20
よる🌜 @yoru_concrete

3 来ぬ音を まちうけ 光らず つきはなし きづく 溢れ火 身もこがれつつ

2022-10-15 15:24:21
よる🌜 @yoru_concrete

4 僕は小さなクラシック喫茶の窓際でコーヒーを飲んでいる。店先のオレンジの看板には「コンチェルト」と書かれており、通りは通学途中の学生で溢れていた。ヨーグルトムースの酸味があるレアチーズケーキを注文し、数人しか客の居ない閑散とした店内を見回していると、カランとドアの鐘が鳴った。

2022-10-15 15:24:21
よる🌜 @yoru_concrete

5 夜毎見事な流星群。星屑のビーズと光のフィラガン集めましょ。溢れる想いをクロシェに込めて、オーガンジーの夜空に編むのは二人の星座 完成まではあとちょっと。天馬にのって届けるから 約束の場所はキラリ輝くフォーマルハウト 首を洗って待っててね

2022-10-15 15:24:22
よる🌜 @yoru_concrete

6 溢れるまで待った方がいいもの。  削られ舞い落ちるかき氷  初恋の告白、貴方を思う気持ち  駆け引き、同情を誘うための涙  慰めに注がれる桝酒  振られて気づいた気持ち     心の底からのありがとう

2022-10-15 15:24:23
よる🌜 @yoru_concrete

7 あなたのことをこっそり抱いた心であなたを思いっきり抱いて眠りたい。ほら、会いたいが溢れて溢れてる。指先から口の端から止められない止めどない想いが呪いのように呪いのように。ねえ、早く解いて解いて欲しいんだ。あなたのそのひとことで、ゆびさきで、たいおんで。ねえ、はやく、はやく、

2022-10-15 15:24:24
よる🌜 @yoru_concrete

8 「『本から顔を上げると窓の外は秋。あなたの来訪を夢想する』と書かれた本から顔を上げると窓の外は秋。あなたの来訪を夢想する」と書かれた本から顔を上げると窓の外は秋。澄む空から紅葉が溢れ落ちてくる終わりのないここで、私たちはずっとあなたの訪れを 窓の外に風花。扉を叩く音がした。

2022-10-15 15:24:24
よる🌜 @yoru_concrete

#星月夜の137字 A‐2ブロック(敬称略) Uno @nodauno 気分屋さん @K1bunya_sun 白色ワセリン @lactobacillus22 はまぐり(腹を割って話そう) @m_hamaguri 樹生 @rorimazo0721 虫二郎 @rawarhyper リツ @shii___sen___ りら @rirariranawa

2022-10-15 15:34:28
よる🌜 @yoru_concrete

9 エージェントの死因は脳卒中、帰宅途中の突然死。ただし直前に急激な心拍上昇の記録、さらに全身に溢血斑がみられ、何らかの拷問を受けた可能性が高い。GPSはなぜか本人により切られていたが、通信記録から足取りを推測すると、ロシア大使館あるいは東京アメリカンクラブに滞在し…いや待てよ!?

2022-10-15 15:34:32
よる🌜 @yoru_concrete

10 思い溢れて 指折り数え 君待つ夜に 月を見る

2022-10-15 15:34:38
よる🌜 @yoru_concrete

11 彼は嫌味な男だ もう暖房の効きだした店内でわざわざ注文したアイスコーヒーは氷が溶けて溢れんばかりに そして口をつけた跡すら無いのは過ごした時間の圧を強めるためだろう 「お待たせ」 「今来た所」 酷い嘘を吐いて本を閉じて机に置いた わざと表紙を読ませる置き方だ 太宰治著「待つ」

2022-10-15 15:34:41
よる🌜 @yoru_concrete

12 たらりたらりと滴る雫。 温(おん)を湛えたその実(じつ)は何処へ向かうか露知らず。脇目も振らずに流れ行く。 艶やかたるはその容姿。弾(はじ)いて垂れてかどわかす。 流れ落つるるその軌跡。甘美で耽美な甘い蜜。 横溢するはその肢体。しかしてつゆの待ち人は来ず。

2022-10-15 15:34:44
よる🌜 @yoru_concrete

13 弱々しい親指が送信を押した1秒後 厭わしい不安から心だけは守ろうと目線は力強く前を向く 程なくして身体は何事もなかったかのように活動を始め 大脳はあなたで溢れかえった 限りある時を生きる細胞たちと 対等であるはずのアナタとの久遠の時間

2022-10-15 15:34:46
よる🌜 @yoru_concrete

14 いつからだろう。私はメッセージを送る前には必ず下書きを編むようになっていた。会える日は少し丁寧にお化粧をするように、日々の言葉に飾りを添えた。それなのに、没にした筈の歪な気持ちが突如メモ帳から溢れ出た。送信をタップした私は今、暗い画面に映る私を見つめている。「声を聴かせて」

2022-10-15 15:34:48
よる🌜 @yoru_concrete

15 『どうしてここに戻ってきたんだい?』 彼はそう言った。 「どうしてって君がここで待っているから」 『おかしな事を言うね。君が求めない限りオレは存在しないんだよ』 僕は混乱していた。 『君はソレを求めているんだ』 心の深く柔らかい場所から黒いタールの様な物が溢れ出す。 そして僕は

2022-10-15 15:34:50
よる🌜 @yoru_concrete

16 連日連夜、犀が樹に当たる、信号機が灯り、なんだかんだで干涸びる魚、身体が焦げついたみたいだ。世界はSSRIで廻っている気がした、下を、みさげて穴に堕ちる、寝転んだら溢蚊。秒針が闇中問答、裂傷開花。砂が、ぱら、ぱらと散ってきた。雨が下から上へ、冗談みたいに、朝が降る、粉々になって。

2022-10-15 15:34:53
よる🌜 @yoru_concrete

#星月夜の137字 A‐3ブロック(敬称略) 桐生一 @w86_suna シイ @__si__i 祥↪︎ショウ @fetish_sho せら @serapiyopiyo@dirtyshittyboy 機屋 @hataya_san ハルト @haruto_szn 丸一 @Marui_SW25

2022-10-15 15:45:16
よる🌜 @yoru_concrete

17 少しの緊張を携えて、なるべく魅力的に見えるだろう表情や声色で臨んでみても、会えばたちまちに溢れて緩んで溶かされてしまう。 夏の内に用意した秋の装い、待ち侘びた少し肌寒い季節。今日こそは先に溶かしてみせよう と思ったはいいけど、そりゃあそうか君も秋を。もう負けそう

2022-10-15 15:45:17
よる🌜 @yoru_concrete

18 さぁさぁ! 寄ってらっしゃい見てらっしゃい 今宵は十五夜、お月様 匠自慢の三方に自家製団子はいかが! 乗せたら綺麗に山ができ、食べればほっぺが落ちる美味しい団子 物足りないなら盃も!! 溢れんばかりに酒を注げば、水面にくっきり映るお月様 本日限定!さぁ!買った買った!

2022-10-15 15:45:18
よる🌜 @yoru_concrete

19 揺れる瞳 震える唇 上下する喉仏 怯える肩 心の振幅は計測不能 それでも何ひとつ共振しなかった ひとりの振動 私一人の表面張力 溢れたのも私だけ 薄氷からなる綱渡り 綱の先には誰もいない 誰もが過去を持っている そして過去を待っている

2022-10-15 15:45:20
よる🌜 @yoru_concrete

20 「待つのは嫌いなの」 涙が溢れた。 もう駄目だと思ってた。 『ずっとそばに居ます』 暗い部屋でスマホが淡く光って何かを知らせてる。 叶えてくれなくても言葉くらい… 夜長に待てど待ち人から連絡はない。 (お願い、そばに居て) 送れない気持ちが募る。 弱い自分と彼に別れを告げなければ。

2022-10-15 15:45:21
よる🌜 @yoru_concrete

21 「君を一度だけ疑った私を殴れ」という純情可憐が胸を打つのは、待つ営みに猜疑がつきものだからだろうか。 と、曇ったグラスに模様を描く。 見慣れた仕草が景色をよぎり、緩む頬を引き締める。 今日も溢れる思いを噛み殺し、振れる尻尾を背中に隠して、由無しごとを語りつくすのだ。 いざ!

2022-10-15 15:45:22
よる🌜 @yoru_concrete

22 日の暮れた星月夜、同窓会で私は失われた在りし日に導かれた。彼には、夢に注力したいから距離を置こうと言われたのだった。昔と同じサルビアのような輝きで夢を叶えたことを話してくれ、幸せにすると言ってくれた。でも私には… 「もう遅いよ、ばか…」 溢れる思い出を噛み殺し笑顔を向けた。

2022-10-15 15:45:24
よる🌜 @yoru_concrete

23 「想像してみて? 我慢するの。 熱くてたまらないわ。 体中を巡る血の音がごうごうと聞こえそう。 限界、もう、限界! そんな時よ。 眼の前に現るとびきり冷たい水! 楚々、滾々、今にも溢れだしそうな…」 「行かないよ、サウナ」 と僕は言った。

2022-10-15 15:45:25
よる🌜 @yoru_concrete

24 10/15 きまつ休みだ!毎日あそぶんだ 10/31 ずっとゲームさいこう! 10/46 みんな、ひっこすんだって …… 14/13 つまんない、電車も飛行機も動いてない 勉強しかすることない 14/14 乾、赳きて、暗い。頑帳ってノートを採した 何か溢れたみたいでびちゃびちゃ なんだか 埶くて さむい

2022-10-15 15:45:26
村人 @wns_vms_aet

25 あなたは知らない。 どんなにかこの時が来るのを渇望していたのか。 あなたにすべてを委ねたから、もう安心して眠れる。 満点の星の輝きと心地よい秋の空気に抱かれて、そっと目を閉じる。 後はただ、その瞬間を待つだけ。

2022-10-15 16:16:57
村人 @wns_vms_aet

26 焼きサンマ松茸ご飯渋皮煮 貴方の手料理で胃袋掴まれっぱなし 被虐心煽られおあずけ追い苦痛 貴方の手解きで心も掴まれっぱなし 満たされた気持ちを思い出すほど 渇望する気持ちが止まらない 星月夜を眺め貴方の帰りを待っています 絶望から覚めぬまま今日も希って

2022-10-15 16:16:58
村人 @wns_vms_aet

27 水時計の底はとっくに渇いて 過ぎた時間を知るすべはない

2022-10-15 16:16:59
村人 @wns_vms_aet

28 私は誰を、何を待っているのか。 そんなことを考えて、目に見えぬ何かに渇望している。 でもそれは羨望なのかも知れない。 渇望のような純粋な気持ちはないのかも知れない。 でも人間は純粋ではないし、他者と比べる事でプラスになる事もあると思いたい。 死ぬまでに清濁併せ持った人になりたい。

2022-10-15 16:16:59
村人 @wns_vms_aet

29 ごくごくと与えた水を飲み干して そっと微笑む底なしの君 からからの喉を流れる水が好き 渇くことすら望むくらいに 「水が要る」言い訳の元会いに行く 心の内は分からないまま

2022-10-15 16:17:00
村人 @wns_vms_aet

30 幾度、私の気持ちを伝えようとしても、それは絶縁体に変容する。 「最近は、便利ね。」 …ある秋の夜、落ち葉を踏み潰して、 木陰のベンチで休む貴方、私。 「本当に、メッセージの通りなの?」 コートをぎゅっと掴み、 私を見上げる貴方。 刹那、衝撃が走る。 渇望していたの。

2022-10-15 16:17:00
村人 @wns_vms_aet

31 目の前で床に座っている人と、15年ぶりに他人になった。 「4万回」 「…ん?」 「これまでに食べた食事の回数」 「…うん」 「その中で覚えている食事なんてとても少ない、でも、記憶に残っているその殆どは君が一緒だった…… 何もなくなったこの部屋で、Uber Eatsが届くのを待つ。 喉が渇いた

2022-10-15 16:17:01
村人 @wns_vms_aet

32 失うことを恐れては、 瞬く度に求め重ね集めども。 目盛はただただ減るばかり。 こぼれ落ち、不足。 泡沫のように消える一方だ。 確かに有った温もり、 朧にかすんでいく声。 加速する欠乏感。 枯れ切ってしまう前にどうか。 帷が降りた隙に絡まる渇愛になす術なく、 私はあなたを。

2022-10-15 16:17:02
村人 @wns_vms_aet

33 待てど待てどもウサギの渇きは叶わない。 But you’re tempted by the moonlight

2022-10-15 16:17:02
村人 @wns_vms_aet

34 救けが来る保証は無い。 窮屈な姿勢で耳を澄ます。 外の状況が分から無いまま此処から出るのは突然空中へ放り出される雛と同じだ 自由を得るか、落ちるか。 息をひそめる。 早くしてくれ、と心が叫ぶ。 だが最早自分でも分からないのだ。 この渇望は解放か墜落、 どちらへ向けた願望なのか。

2022-10-15 16:17:03
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まとめたひと
よる🌜 @yoru_concrete

いつか飼わない猫のための名前を考える/性と詩について/日々機微行をする文字狂/夜という名前の猫 三日月のようなおめめがふたつ 空が暗くなるとやってきて 空が明るくなると帰っていく おめめのような三日月がふたつ 猫という名前の夜/icon→やたかさん/header→梨子さん