こんな鍾離先生が見たいツリーまとめ

道草家守 @mitikusatanoi

凡人一年生鍾離せんせいのうっかり山ほど見たい。見てるのと自分でするのでは大違いだったやついっぱいみたい。

道草家守 @mitikusatanoi

大阪のおばちゃん（概念）に矢継ぎ早に話しかけられてたじたじになりつつ旅人やパイモンが慣れた感じで飴ちゃん貰ってるのを参考に見様見真似でもらって、嵐が過ぎ去ったあとに年下扱いがなんだかおかしくなってきて飴ちゃん口にほうばったらとっても甘くて微かに笑むような鍾離先生がいっぱいみたい。

道草家守 @mitikusatanoi

きっと先輩旅人達が語ってくれてると思うが十年に一手だけ進める囲碁的なゲームのために通う東屋がある中で、百年たっても進まなくなった碁盤を見つめるためだけに通うようになって静かに茶でも飲む鍾離先生は見たいし、反面テレビゲームでぐいーって曲がるところで体まで傾ぐ鍾離せんせも見たいんだ

道草家守 @mitikusatanoi

あっでも碁打ちの家が自分が相手をしているのがわからない中で、今代で一番強い人が東屋で一手だけ碁を進める権利があって。その棋譜だけでも相手の凄まじさに圧倒されながら必死にその時の最高の一手を打つ人の子達を微笑ましく相手をする先生もありよりのあり

道草家守 @mitikusatanoi

そんで当代は最高に囲碁馬鹿だった。岩王帝君が亡くなったのは寂しくて悲しいことだ感じつつも碁を打ってた。できるなら教養深い帝君の棋譜にお目にかかってみたかったなと思いつつ。んで囲碁馬鹿は件の東屋に送り込まれたんだな。 そこに残された棋譜はあまりに深い読みと戦略に夢中になった。

道草家守 @mitikusatanoi

自分よりも遥かに高みにいるこの棋士は人ではないとすぐにわかった。 できるならば、目の前で朝から晩まで勝負したい。 でも進められるのはたった一手だけだ。 なにせ相手がいないのだから。 囲碁馬鹿は更に気づいた。 前回からまだ一手も進んでいない。 相手が来ていないのだ。 囲碁馬鹿は絶望した。

道草家守 @mitikusatanoi

一手すすめることもできない。 こんな接戦を前にして！ 囲碁馬鹿はその東屋で一週間考え続けた。 水は飲み僅かに持ち込んだ食料を噛み、起きてる間はずっと碁盤の勝負のことを考え続けた。 しかし碁盤勝負は恐ろしく気力と体力を使う。 さすがの囲碁馬鹿も朦朧としてくる。 そんな中で……

道草家守 @mitikusatanoi

ぱちん、と音がした。

道草家守 @mitikusatanoi

石が打たれる音に、囲碁馬鹿は一気に覚醒した。 目の前にいたのは黒髪の若い男だった。 囲碁馬鹿は特に興味はなかったがおそらくとても美しいと言われる造詣をした、自分と同じぐらいの男だ。 ほんの少しきまり悪そうに、打ったままの姿でこちらを見返している。 どこからどう見てもただの凡人。

道草家守 @mitikusatanoi

しかし囲碁馬鹿は男が打った一手で確信した。 今まで打ってきた"誰か"と同じ相手だと。 「俺は問題ないが、お前は命にかかわるだろう」 そう囲碁馬鹿をたしなめた男は、ここで碁を打つ相手はもう来ないと告げた。 契約はいずれ終わりになると家の者達に周知しろと。

道草家守 @mitikusatanoi

普通なら男の気配に気圧されて口をつぐむか、なぜ？と問い詰めただろう。 囲碁馬鹿もまた、男に気圧されていた。 しかし囲碁馬鹿は心の底から囲碁馬鹿だった。 去ろうとする男を捕まえて、こう言ったのだ。 「このままだと自分が勝ちます！いいんですか！」 男は目を丸くした。

道草家守 @mitikusatanoi

囲碁馬鹿はこの一週間、戦況の展開を検討し続けた棋譜ごっそり取り出して説明した。その中に男が打った手から自分が勝てる。勝ててしまう。 「そんなの、あんまりじゃないですか。凡人の命は短いんですよ！もっとあなたと碁をうちたいんです！」 囲碁馬鹿の訴えに、男は目を細めて笑った。

道草家守 @mitikusatanoi

「この契約を結んだ時を思い出した」 意味はわからなかったが、男が取り出したのはまっさらな碁盤だ。 「たしかに凡人の時は短い……が、俺もこれから慣れなくてはいけなくてな。凡人らしい遊び方を教えてくれないか」 焦がれた相手と、対面で打てる。 男はもちろんです！と返事した次の瞬間気絶した

道草家守 @mitikusatanoi

囲碁馬鹿が帰ってきたあと、囲碁名家では東屋の一局はなくなったことが周知され、岩王帝君が亡くなった時並に悲しまれた。 その後囲碁馬鹿は月に一度熱心に手紙が届くのを心待ちにする姿が見られるようになる。 誰だと聞くと、囲碁馬鹿は照れくさそうにこう言う。 「旅をしてる囲碁友達だよ」と。

道草家守 @mitikusatanoi

まあ囲碁馬鹿家系で偶然入った茶屋とかで対局して気に入られて強請られた結果、年一相手で落ち着いて続いてた契約だったんじゃないかと思います。 囲碁馬鹿は初めて同じレベルで話せる棋士を見つけて逃したくなかっ感じ。

道草家守 @mitikusatanoi

男こと鍾離先生は自分の終活の中で忘れてた一局のことを思い出して遅刻気味だけど…と行って落ちてる男にぎょっとしつつ一手打ったらばってゾンビのように起き上がられて実はめちゃくちゃ驚いてたらいいな…… というモブ話がいっぱい読みたいです。

道草家守 @mitikusatanoi

たぶん月一ペースで囲碁馬鹿と手紙で対局する鍾離先生がいるんじゃないかしらと。戻ってきた手紙の一手に楽しそうにむむむってなる鍾離先生も見たいです。

道草家守 @mitikusatanoi

鍾離先生お務め？中ずっと璃月から出なかったと聞いて各地で最近できたB級グルメ的なご飯やお菓子を食べ歩いて驚いたり困ったり海洋生物に遭遇して顔が固まったりうまうましたり魈くんや甘雨さんやモブやいろんな人とご飯を食べるだけの話をいっぱい読みたくなったんですけどどこかにありませんか

道草家守 @mitikusatanoi

鍾離先生料理もできるのかなって考えてて、もしできるのなら伝聞だけでご飯作ってみてほしいし、めちゃくちゃ雑なレシピを見てこれはきっと秘伝を明かさないためにこうなってるのだと解釈して6000年分の知識を総動員して美味な高級料理に仕立て上げるけどレシピに全く不備はなくまんま混ぜて広げて焼→

道草家守 @mitikusatanoi

いただけの見た目は泥みたいな代物で流石にこれは本当に食べものなのかって躊躇するんだが使われた材料は食べられるものだと知ってるし何より匂いはおいしそうで、教えられたとおり小さいヘラで鉄板からこそいでえいやって口に入れるとめちゃくちゃ美味しくてきょとん顔する鍾離先生がみたいんですよ

道草家守 @mitikusatanoi

料理自体がおいしいのもあるんだけど、魈くんがあわあわしてたり甘雨さんがもくもくと口に運んでたり胡桃さんがいたらのりっのりでトッピングをもりもりにしてすんごいことになってて、賑やかな食卓であることもまたおいしい理由なんだなって腑に落ちてふわっと笑いながら参加して欲しいんですわ。

道草家守 @mitikusatanoi

この料理の正体は稲妻の一部地域で定番のもんじゃって言うんですけど。