映画。

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『ONLY LOVERS LEFT ALIVE』 チェスが印象的だったマン・レイ展の後に同じようなチェスが出てくる映画と共にアダムとイヴという名を持つ吸血鬼が主人公の物語。しかもこの日選んだ香水が『地獄通り』インセンスの香りと映画の世界観が完璧過ぎて私はイヴという名の吸血鬼だと思ってしまった… pic.twitter.com/Rv8VtuMbhw

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『DEAD MAN』 スケジュール的にジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ 2021の最初に観た作品。ジョニー・デップの変容ぶりがたまらないしシャーマン的な事に興味あるのでネイティヴの儀式的なシーンもグッと来る。やっぱり劇場で観る良さを実感してここから勢いづいてしまった。 pic.twitter.com/1wFRZJhnvW

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『NIGHT ON EARTH』 LA・NY・パリ・ローマ・ヘルシンキそれぞれの都市を舞台に夜のタクシー運転手と乗客を描くオムニバス。LAのネオンやハンバーガーショップとか街並みが最高なのとNYのハイテンション。パリの盲目の女性乗客はさすがベティ・ブルー、色っぽさが印象的だった。 #タクシーの日 pic.twitter.com/EApkLPdEsJ

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『GHOST DOG:THE WAY OF THE SAMURAI』 「葉隠」を愛読し通信手段は伝書鳩のみの孤独な殺し屋…恩を忘れず動物や女性には優しく仕事は淡々と確実に実行する。毎回手に入れた車の中で流すのはHIPHOP。たくさんの血が流れるのに度々登場する古いアニメが軽やかにしてくれて辛く美しい映画だった… pic.twitter.com/zSL80vNQTF

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『PERMANENT VACATION』 大学在学中に卒業制作として撮影されたジャームッシュ初の長編映画。社会に適応できない少年がNYの裏街をさまよい歩きアウトサイダーたちと出会いと別れを繰り返し自己の旅の行先を見つけていく…とにかく映像が素晴らしい。 pic.twitter.com/gP3CRvw3hW

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『STRANGER THAN PARADISE』 NYで自由気ままに暮らしていたウィリーと叔母の頼みでハンガリーから渡米した従妹のエヴァそしてウィリーの親友エディの３人の取り留めのない日々…フロリダのビーチやモーテルが特に好き。 pic.twitter.com/19pJNoP5yR

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『DOWN BY LAW』 不良のジャック・ラジオDJのザック・イタリア人のロベルトがニューオリンズの刑務所の同じ房の中で出会い脱獄からの珍道中。これこそ観てみたら大ハマりした作品で3人は珍道中の間に少し絆が見え隠れしだす気がするけどやっぱり元は見ず知らずなんだよな…とか少し寂しく思ったり。 pic.twitter.com/vHdGY46Unt

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『COFFEE AND CIGARETTES』 言わずもがなですがコーヒーとタバコを囲みながら繰り広げられる11のエピソードを綴った珠玉の短編集。中でもRenée Frenchが美しくてダントツで大好きなんだけど撮影スタッフだから出演作品はこれ1本のみ…もっと観たいけど観られないのもまた彼女の魅力なのかもしれない。 pic.twitter.com/2Iv2epsa1U

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『MYSTERY TRAIN』 それぞれがそれぞれの場所で同じ夜汽車を眺めエルヴィスの「ブルー・ムーン」を聞き翌朝1発の銃声を耳にする3つの物語が交差するメンフィスの街を舞台にしたオムニバス形式ワンナイト・ムービー。街の切り取りが素晴らしくて映像にのめり込みそうになるけど更に物語が面白過ぎた… pic.twitter.com/mUaLgsjF3V

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『PATERSON』 ニュージャージー州のパターソンという街に住むパターソンという名の詩を書きためるバスの運転手の7日間の物語。劇中にたくさん散りばめられる詩と街の景色や人物そして生活の全てが静かで美しい映画だった。 pic.twitter.com/Ek8AqU8BRU

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『THE DEAD DON’T DIE』 アメリカの田舎町が気付けばゾンビで溢れかえり3人の警官たちは町民を守るためゾンビに立ち向かう。ジャームッシュ作品ではお馴染みのキャストが大集合した豪華なオフビートゾンビ映画。イギーポップのゾンビが見たかったヤツなんだけどティルダ・スウィントンも最高過ぎた。 pic.twitter.com/3lgJXgoaYo

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『女性上位時代 La Matriarca』 亡くなった夫のセックステープを見つけ性愛の世界へとのめり込んでいくミミのフェティッシュコメディ。レトロフューチャーなインテリアと60'sファッションは必見。余談ですが19歳の時私のニックネームがミミだったので色々クロスオーバーした今回の4本で1番好きな作品。 pic.twitter.com/eVNneLYR1J

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『狂ったバカンス La Voglia matta』 息子を迎えに行く途中で遭遇したバカンスへ向かう若者グループの中にいた小悪魔的な美少女に翻弄される中年男を描いた青春映画。私は青春ものと言われる作品が得意じゃないのですが若者達を描いた映画がお好きな方には好まれそうな作品でした。 pic.twitter.com/ud6HmSXaNi

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『禁じられた抱擁 La Noia』 裕福な家で育った画家のディノは近所の老画家のモデルをしていたセシリアの美しい肉体と大胆さに魅了される。割り切った関係のはずだったが彼女の裏切りが次第にディノの歯車を狂わせ…今回の4本の中では小悪魔から悪女へなる途中を感じた作品。男が堕ちて行く様は苦しい。 pic.twitter.com/x8kOuNwc1y

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『太陽の下の18才 Diciottenni al sole』 愛すべき若者たちのバカンス模様を描いた開放感100%のリゾートムービー。こちらも青春ものっぽさが少し苦手と思ったけど何よりもカトリーヌ・スパークのキュートさがたまらない…そして度々変わるファッション&ハットの可愛さよ！この方はピンクが良く似合う。 pic.twitter.com/zaD1Wiwa7e

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『花様年華』 誰にも気づかれないよう慎重に、裏切られ傷ついた者同士が次第にささやかな共犯にも似た関係を育んでいくが――。 印象的だったのは冷たさを感じる雨と揺らめく赫、パールホワイトに塗られたネイルと彼女を上目気味で見る切ない表情… 私は『できない』と言えるだろうか… #WKW4K pic.twitter.com/xDsMBjRiNi

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『2046』 1960年代後半の香港。記者で作家のチャウはかつてひとりの女を心の底から愛したが結ばれることはなかったーー。 本気になっても完全に心をくれない男を追う辛さ… 物想いに耽る横顔とホテルのネオン。勝ちが決まっているのに答えをカードに託す。それぞれの決断に心を抉られた… #WKW4K pic.twitter.com/U7IpWq1whY

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『恋する惑星』 223号は別れた恋人が好きだったパイナップルの缶詰を買い続けていたーー。 「その時、彼女との距離は0.1ミリ。57時間後、僕は彼女に恋をした」　 この瞬間引き込まれた。 去り際眠る女性の汚れた靴を綺麗にしてくれる男性は素敵だ。だが彼とは違った魅力を放つのが663号。 #WKW4K pic.twitter.com/S2F9PFRdp8

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『天使の涙』 エージェントの女は、仕事以外で顔を合わせることがほぼない殺し屋の男に密かな恋心を抱いていたーー。 すれ違い様、同じ男の香りがした時の心のざわめきが手に取るようだ。同時に2人共その男が手に入らない事も… 香港のネオン、性と死と匂い。父のビデオ映像で涙が溢れた… #WKW4K pic.twitter.com/lALD1CNFYi

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『ブエノスアイレス』 傷つけ合いながらも惹かれ合う、恋人同士切ない愛ーー。 行こうとするも辿り着けず…好きだけど一緒にはいられない恋人同士。素敵な感性を持つ者との出逢い…そして旅立ちの時に交わす力強く熱い抱擁。 私もいつかイグアスの滝をこの目で見てみたいという感情が押し寄せた… pic.twitter.com/g731K3nuNh

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『火の馬』 家族対立によって起こる悲恋を独特の色彩設計と圧倒的な映像美で流麗に描き出す。 全編を貫く耽美的でエキゾチックな映像と民俗的エネルギーは、唯一無二の芸術へと昇華させている。 あまりに美しく哀しいウクライナ版ロミオとジュリエット。 pic.twitter.com/16B8vNN8Bi

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『ざくろの色』 18世紀アルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯を動物や果物、生や死を含む色鮮やかな映像で表現している。 こんなに美しい静止画のような映像を私はかつて観た事があっただろうか… 目を開けて見る夢 ーー 絵画的な美しさと神秘的な様式美が奏でる映画芸術の最高峰。まさに白昼夢… pic.twitter.com/FTrEowwnEP

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『スラム砦の伝説』 祖国グルジアを守るため砦を建設することにするが、占い師の予言で陥落しないための砦を建設するには、背が高く美しい青い目をした若者を人柱にし埋めろというものだったーーー。 極彩色で描かれた魔術的芸術が甦る…幻想的な色彩感覚と様式美は唯一無比。 pic.twitter.com/GvCmArr1s9

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『アシク・ケリブ』 貧しいながらも心優しい吟遊詩人アシク・ケリブは愛し合う女性マグリとの結婚を彼女の父に認めてもらう為に修行の旅に出る。千の昼と夜の後に帰ると彼女に約束してーー。 様々な民族文化が万華鏡のように豊かに反映されるその映像・音楽・美術・演出はまさにパラジャーノフ芸術。 pic.twitter.com/LYXbuEztGt

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『欲望の翼』 1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だーー 時折映る時計。冷たい雨や蒸せる部屋での汗。誰もいない公衆電話に鳴り響くベルの音。肝心な事は忘れない悪い男。それを忘れられない女達。 ラテン調の音楽とチャチャのステップが切なさを際立たせた… pic.twitter.com/aB1PakPNnC

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『黄金の七人』 ルパン三世の元ネタと言われるなら観ないといけないし、何より峰不二子のモデルと言われる美女を拝みたい…! と思って新文芸坐へ。 アルマンド・トロヴァヨーリの音楽で始まるOPのロッサナ・ポデスタがスクリーンいっぱいに映った瞬間心を撃ち抜かれました。 youtu.be/Gi5OClS1mLc pic.twitter.com/wLGaFOFzTo

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『続・黄金の七人 レインボー作戦』 アルマンド・トロヴァヨーリ没後10年祭なので続けて。 続編はさらにパワーアップ感。ロッサナ・ポデスタの峰不二子感もマシマシ。全身黒のボディスーツがあれだけ色っぽいのは罪…そして何度も変わる衣装に合わせて瞳の色も変わるコケティッシュな魅力満載‼︎ pic.twitter.com/Y5M9Kp6DNu

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『セッソ・マット』 全９編のオムニバス・セックス・コメディ。ラウラ・アントネッリの美しさはもちろんなのだが、5話『Torna piccina mia』と8話『Un amore difficile』がコメディながらも最後には何とも言えない切なさが残ってその2つの話は特に印象的で観終わった後も心地よい余韻を残してくれた。 pic.twitter.com/ic5kTEi69i

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『女性上位時代』 アルマンド・トロヴァヨーリ没後10年祭のラストは大のお気に入りになって即、盤を買ったこちらの作品。 前のツイ3枚目が1番最初にカトリーヌ・スパークが映る喪服のシーンなんだけどスクリーンいっぱいにこのビジュアルが映った瞬間やっぱり可愛いわぁ〜ってなった。 pic.twitter.com/R6ajbAYNyF twitter.com/Lady_veLvet_ev…

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『若き仕立て屋の恋 The Hand』 1960年代、香港。仕立屋見習いの若者が美しい高級娼婦が他の男たちのために着飾る服を、愛情を込めて作り上げる… 原題『手』の目線で見える世界と、邦題『若き仕立て屋の恋』から見える世界が両方良かった。今まで観た王家衛の作品の中でも最も美しく哀しく官能的。 pic.twitter.com/nZvWJMdcyU

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『THE BITTER TEARS OF PETRA VON KANT ペトラ・フォン・カントの苦い涙』 新宿武蔵野館にてファスビンダー作品を観たのは6月下旬。ファッションにインテリア…とにかく目に映る映像が素晴らしい。しかしながら終始、私の嫌いな部分の"女"を抽出された内容だった感じでそれこそ後味がビターだった… pic.twitter.com/NuPzaWn96J

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『Laokoon & Söhne ラオコーンと息子たち』 @ottingerberlin ベルリン三部作を観る前にまずこちらから。モノクロの世界だからか(それも白が強く感じた)グラデーションの様に移り変わるストーリーだからか終始、まるで白昼夢の空間に閉じ込められてしまった様なふわふわとした心地良い時間だった… pic.twitter.com/nT6IitnoWR

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上映後はオンラインでウルリケ・オッティンガー監督ご本人から貴重なお話を。メルヘンやファンタジーをあまり好まない私が一発でそのお人柄はもちろんの事作品にも虜になってしまった素晴らしい女性監督。@ottingerberlin 三部作を鑑賞したからこそまた観たい…是非もう一度上映して頂きたいです！ pic.twitter.com/U6BHXjbABN

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『アル中女の肖像』 手のアップの場面〜空港にタベア・ブルーメンシャインが現れた瞬間から彼女の魅力とファッションや映像の美しさに惹き込まれ気がつくと終わってしまっていた…ただ酒を飲み言葉を発さない。靴音とグラスの割れる音が鳴り響き繰り返されるうちに自分も酔ってる気分にすらなる。 pic.twitter.com/JilJ09m6nB

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ポスター欲しさに満席の初日から参戦。もうすでに2回観てるけどまだまだ観たい。ファスビンダーが「最も美しいドイツ映画」の一本というのも頷き過ぎて首がもげるレベル…どこを切り取ってもつくづく美しい。タベア・ブルーメンシャインが魅力的なだけでなく衣装も彼女だと言うのだから言葉も出ない… pic.twitter.com/Svb99CS8IB

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『フリーク・オルランド』 とりあえず2回観てやっと全体像が把握できたレベル。ラオコーンと息子たちを鮮やかに現代まで昇華させた感覚。オルランドの悲痛な叫びと処刑されては生まれ変わるフリークな人生がグラデーションの様に流れて行くこれもまた白昼夢の中で漂う様…改めてラオコーンを観たい。 pic.twitter.com/ryySEL3t4L

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『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』 これが良かった。伝説的モデル、ヴェルーシュカのまるでボウイを彷彿させる魅力。バロックで、デカダンスで、ダダイスティック…謎のオリエンタリズムと鶏の頭に犬の運転手。野外オペラに低俗な地下道。その世界観にどんどん惹き込まれ150分が長くない。 pic.twitter.com/hUY32uiqct

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