お待たせいたしました。 pic.twitter.com/YZRYRoKPV3 twitter.com/Stefan_N_P/sta…
2021-07-13 23:30:26屋上で歌うかのんから物語は始まる。 初視聴では分からなかったが、このときかのんは目を閉じ、またかのんのいるほうに観客がいないだから歌えた。 pic.twitter.com/XThFMg48VD
2021-07-13 23:32:34かのんが人前で歌えない理由は結局1話だけでは謎。 こうやって人前で堂々と喋っていることからして、たんなるあがり症なのではなく、「歌う」が出来ない、ということのようだ。 実際可可に対しても、歌わないなら、という妥協案を出していた。 pic.twitter.com/5cPpkyGNay
2021-07-13 23:34:00コノハズクの名前がまんまるで、 好きなものが焼きリンゴとトマトとハンバーグ、 なぜお前はそんなに丸いものに拘るんだ pic.twitter.com/Dbsa9T3dfU
2021-07-13 23:35:15受験会場で歌えず、倒れるかのん。 初見の際には、彼女はここで一度きりの大きなミスをしたのだと思っていた。 人前で堂々と喋っていたし、まさかずっと歌えないのに歌う入試を受験するとは思わなかったから。 つまりかのんは、歌えないことが分かっていて、この入試に挑んだのだ。 pic.twitter.com/pQ7890OMrd
2021-07-13 23:37:42歌えずに倒れるシーンから、スマホの「Let's sing!」に繋げる。流れるような場面転換。 pic.twitter.com/uFLg8R6yfb
2021-07-13 23:38:38母親の「似合ってるわよ、制服」 は、受験の失敗に囚われず学校を楽しんでこいということであるが、 かのんは「似合ってない」と吐き捨てて出かける。 普通科に通うことを受け入れられずにいる。 pic.twitter.com/7WXKyNNQlF
2021-07-13 23:40:49だから妹も「まだ受験の失敗引きずってるの」と言う。 直前の出来事、姉の「似合ってない」を受けての反応である。 pic.twitter.com/kZnAYKUPKN
2021-07-13 23:42:07イヤーマフをつけるかのん。 1話においてかのんのイヤーマフは非常に雄弁。 音楽科に進みたかったかのんにとって、イヤーマフ、つまり外の音を遮断する装身具は、外に対し心を閉ざすことを表している。 pic.twitter.com/d9bkP1AY4w
2021-07-13 23:43:54上手を向いて「これでなにもきこえない」 下手、未来の方を見ることが出来ていない、 そして普通科に進むことに対してどうこう言われるその雑音を遮断したい。 pic.twitter.com/igDNwengZH
2021-07-13 23:45:17音楽科に進んだ友人に出会ってしまうところで「とまれ」の標識なのは虹ヶ咲でも使われた手法を踏襲したものだろうか。 pic.twitter.com/vb0kTv8wdJ
2021-07-13 23:47:11母親に言われて反発した「普通科の制服似合ってる」友人にも言われて苦笑、 これ、「お前は普通科がお似合いだ」という意味だからな…… pic.twitter.com/9YU8fAijzC
2021-07-13 23:48:47ネコをダシに逃げ出す。 ここでかのんの身体がほとんど日蔭に隠れていることに注目。日蔭はプライベートである。 pic.twitter.com/SabUFEH2wr
2021-07-13 23:50:17イヤーマフをつけ、目を閉じ、プライベートのままのつもりで歌う。だがかのんは日なたにいる、そこはプライベートではない。 pic.twitter.com/1U6PLz00XK
2021-07-13 23:51:38だから可可に見つかるわけで pic.twitter.com/Su7dCImEh0
2021-07-13 23:52:54道路とバスを使ってタイトルコール。 pic.twitter.com/nhyHsUcFSh
2021-07-13 23:53:55可可さんマジなに言ってるかわかんねえw 母国語=興奮の表現ではあるのだけど。 pic.twitter.com/ooUZG1n3xY
2021-07-13 23:55:03すばらしいこえのひとー に対して、 「夢は猫を飼うことです」。 ”ここにネコがいればあの時のように困った絡みから抜け出せるのにな” である。 pic.twitter.com/jDCKEbwJvx
2021-07-13 23:59:18そんなわけで可可がスクールアイドルという活動の牽引役となるのが今回のシリーズ、 これまでのラブライブ!シリーズは主人公(あるいは視点のあるキャラクター)が牽引役だったのだが、今回はそうではない。 pic.twitter.com/eoMMntWhYD
2021-07-14 00:02:06可可の執拗な勧誘に対してかのんの態度が変わるきっかけとなったのはここ、 「歌がお好きなんでしょう」 pic.twitter.com/qgv1WbYMiE
2021-07-14 00:04:03そして葉月の「生半可な気持ちで」という挑発。 かのんは知らないことだが葉月は理事長の娘であり、 ここの反発は、 ”学校によって音楽科に入学することを不可とされた”=”その気持ちを認めてもらえなかった”かのんの反発でもある。 pic.twitter.com/JCEwEFiohO
2021-07-14 00:08:18じゃああなたはスクールアイドルをやりたいのか、と聞かれて、一気に遠景になる。 遠景になることでかのんの興奮が一気に冷まされ冷静になったことが示唆されるとともに、池に姿を写すことでかのんが自分の心の中を、本当の自分の気持ちを探っていることが示されている。 pic.twitter.com/QxHCWZLGHE
2021-07-14 00:09:56かのんが自分の心の中をのぞき込もうとした池には、星々が輝いて見える だがかのんの視線はそちらに向かず、 「もう歌はおしまい」「才能ないんだよ」と呟く。 pic.twitter.com/7sbPecPa6p
2021-07-14 00:12:05そしてそのまま池(=自分の心)に背を向け、去ろうとするかのんを、 可可が呼び止める。 pic.twitter.com/Y8dmp8Leg3
2021-07-14 00:14:13池の方を向かせて、 「好きなことを頑張ることに、おしまいなんてあるんですか」 名言。 この言葉でかのんは池へ、心へ向き直った。 つまり可可がかのんをもう一度歌へ向かわせた。 pic.twitter.com/DAIBanDLNL
2021-07-14 00:16:57語られる過去。 かのんは小学生の時から、ここぞというときに歌えなかったのだという。 つまりそれでも、それでも音楽科の入試を受けた、ということだ。 pic.twitter.com/sEpte28155
2021-07-14 00:22:13妥協点として、可可に協力したい、というのだけど、 ここのシーンはマグカップに注目。 二人のマグカップのコノハズクの絵が、どんどん一つになっていく。 pic.twitter.com/C1mCAmYA4l
2021-07-14 00:25:14歌の練習をする可可の声を聞き、 pic.twitter.com/xtEpSbG4sO
2021-07-14 00:27:55母親に千砂都がダンス頑張ってると言われて、 pic.twitter.com/ber7NurLId
2021-07-14 00:29:07かのんの手はギターに伸び、 だが届くことなく暗転する。 pic.twitter.com/1CPtkaEhm9
2021-07-14 00:30:04奥歯に物が挟まりまくりな可可。 pic.twitter.com/KosLXVsqUb
2021-07-14 00:31:26我慢の時間短いなw まあ、わかる。 可可は登場シーンからずっと、「かのんさんとスクールアイドルやりたい!」と言い続けているのだから。 pic.twitter.com/7sZPI1b2Ox
2021-07-14 00:37:06だがここで可可の、かのん勧誘の理由が変わっている。 「歌が上手いから」じゃない。 「歌が好き」「歌が好きな人を応援してくれる」 そんなかのんとスクールアイドルがしたい。 かのんとスクールアイドルをするのは、かのんが歌が上手いから、ではなくなっている。 pic.twitter.com/ULF4KweNBA
2021-07-14 00:40:02地面に散らばる、スクールアイドルのチラシ。 pic.twitter.com/BCkZqiER4N
2021-07-14 00:41:56歌えない自分にガッカリするのはもういやだ、と涙混じりに叫ぶかのんに、可可は応援する、歌えるようになるまで諦めない、と言うのだが。 pic.twitter.com/v4Yy4GkGPc
2021-07-14 00:43:35かのんはイヤーマフをつけ、チラシに背を向ける。 イヤーマフはもはや可可の声を聞くつもりはないということであり、チラシに背を向けるのは、スクールアイドルという夢に背を向けるということ。 あの池のシーンを、より絶望的な形でやり直す。 pic.twitter.com/CzeXd0BV5S
2021-07-14 00:45:59薄汚れたチラシをそれでも拾い続ける可可のこの行動は、この1話の間ずっと彼女がかのんに対してし続けてきた行動の象徴。 pic.twitter.com/JTqQ9oSp4E
2021-07-14 00:47:05だが最初にそうだったように、イヤーマフをつけるというのは自分のうち、プライベートに閉じこもるということでもあって、 だからここでかのんはチラシと可可に背を向けながらも、自分の内面と向き合っている。 pic.twitter.com/MEpKGVDU5f
2021-07-14 00:49:12門を使った描写。 可可のいる、スクールアイドルを目指す、学校 そこから退場する、その境界線の直前で、かのんは足を止める。 pic.twitter.com/lA0xltCHWV
2021-07-14 00:50:45上手へ、諦めたはずの夢へ戻りながら、かのんはイヤーマフを外す。 pic.twitter.com/4lukWPFeAt
2021-07-14 00:52:02空から舞い降りた羽根が、かのんの鞄に刺さる。 それは翼というにはあまりにか弱いけれども、 確かにここからかのんが空へ舞い上がる、その最初になったことを証している。 pic.twitter.com/UySuouOkd8
2021-07-14 00:53:56未来予報ハレルヤのライブシーンに入った瞬間に、イヤーマフが消える。 pic.twitter.com/QTnqvFkjhp
2021-07-14 00:58:51この最後のシーンはいくつか疑問が残る。 ・イヤーマフが消えているのはミスか、それとも意図されたものか ・かのんは歌っている途中、観客がいることに気付いていたのか(テレビで放送されるライブシーンがここで展開されたわけではないのは確実) →これでかのんは克服できたことになるのか? pic.twitter.com/tJLDVjHdRu
2021-07-14 01:01:03あ、NHK放送時に入っていたみんなの歌的なやつ、ネット配信ではカットされちゃうのか……
2021-07-14 01:02:10羽根は比較的わかりやすかったと思うけど、ネコとか、マグカップとか、池とか、細かいところにすばらしい表現がてんこ盛り、 さすがはラブライブ、さすがは花田十輝でした。
2021-07-14 01:03:41#ラブライブスーパースター の第2話の解釈を爆撃します pic.twitter.com/qbiCphznWn
2021-08-12 22:06:18やる気なくスマホゲーをして「Let's sing!」にむかつく1話のかのんと、機嫌良くギターを鳴らして元気よく登場する2話のかのん。 綺麗な対比。 ついでに、ここでかき鳴らしていたギターに1話で彼女は手を伸ばしながら、その手は届かなかったわけで。 pic.twitter.com/Dyy2UZgBup
2021-08-12 22:08:16それは彼女がこれまで、歌えないことにどれほど苦悩していたかがよく伝わってくる対比である ……と同時に、この2話の歌えてハッピーなかのんは、3話冒頭の歌えないかのんとの対比にもなっていて、 だから3話の絶望は深い。 pic.twitter.com/VF6meSmQ3z
2021-08-12 22:10:25人間、単に不幸なことがあった、よりも、不幸から逃れるきっかけが見つかったところからたたき落とされる不幸の方がより絶望が深いので cf. Kanonの栞シナリオ 他
2021-08-12 22:11:41よく見たらサニーパッションのお二人。 見返してみると1話で可可さんが街角で見て目を輝かせていたパブリックビューのスクールアイドルもこのお二人です。 pic.twitter.com/oD8fXf7Mvc
2021-08-12 22:13:05