1 〇〇「本当に僕なんかでいいの?」 遠藤「はい!むしろ〇〇さんがいいんです。」 〇〇「好きとかよく分かってないんだよ?」 遠藤「わ、私が好きにさせます!〇〇さんに好きを教えます!」 〇〇「こんなに本気で告白されたの、初めてだな。」
2023-07-16 17:05:002 遠藤「あ、あの、答えは…?」 〇〇「こんな僕で良ければ。」 遠藤「ほ、本当ですか!?」 〇〇「お願いします。」 遠藤「やったー!」 〇〇「フフ。可愛いね。」 遠藤「や、やめてください。😳」
2023-07-16 17:05:093 こうして私は〇〇さんと付き合うことができた。 梅澤「さくちゃん、おめでとう!」 賀喜「よかったね〜。」 遠藤「は、恥ずかしいよ…。」 梅澤「でも嬉しいでしょ?」 遠藤「は、はい。」 久保「〇〇さんも罪な男ですね〜。こんな可愛い子を虜にするなんて。」
2023-07-16 17:05:224 〇〇「いやいや、僕なんて…。」 遠藤「もう!自信持ってください!」 梅澤「お、早速イチャコラしてますね。」 〇〇・遠藤「違います!」 久保「もう〜、息ぴったりなんだから〜。」 付き合い始めて1週間はこんな冷やかしを毎日のように浴びていた。
2023-07-16 17:05:345 ただ、唯一気がかりだったのが…。 飛鳥「〇〇…。あんたね…。」 お姉ちゃんへの報告だった。 飛鳥「私も好きだったんだよ?どうしてさくらを選んだの?」 〇〇「それは、さくらちゃんが僕のためにいろいろ努力してくれていたからです。」 飛鳥「わ、私だって…!」
2023-07-16 17:05:456 〇〇「飛鳥さんもすごく魅力的です。でもごめんなさい。」 飛鳥「も、もう口利いてあげないんだから!」 〇〇「はい。分かりました。」 飛鳥「す、素直に受け取るな!」 〇〇「じゃあこれで飛鳥さんに会うのは…。」 飛鳥「あぁ、まあ話くらい聞いてやっても…。」 〇〇「いや、結構です。」
2023-07-16 17:06:007 遠藤「じゃあお姉ちゃんまたね。」 飛鳥「うぅ…。2人して…。」 〇〇「フフ。ごめんなさい。飛鳥さんにもちゃんと会いに来ますから。」 飛鳥「うわーん!〇〇ー!!」ギュッ 遠藤「あ、ちょっと、お姉ちゃん!」 飛鳥「〇〇〜!」 遠藤「もう…。😡」
2023-07-16 17:06:098 付き合い始めてから1ヶ月が経過した頃。 〇〇「さくら〜?」 遠藤「ん?」 少しずつ敬語も外し距離も近くなってきた。 〇〇「明日って何かある?」 遠藤「ううん、何にもないよ。」 〇〇「じゃあ久しぶりに出かけようか。」 遠藤「うん!」
2023-07-16 17:06:239 翌日。やってきたのは遊園地だった。 〇〇「さすがにベタすぎ?」 遠藤「ううん、2人では初めてだし楽しみ。」 〇〇「じゃあ行こっか。」 遠藤「うん。」 開園時間と同時に園内に入った。
2023-07-16 17:06:3610 遠藤「キャー!!」 〇〇「うわぁー!!」 ジェットコースターに乗って、2人で大声をあげたり。 遠藤「もう少し右!」 〇〇「行けー!」 遠藤「やったー!クリアできた!」 協力しながらゲームに打ち込んだり。
2023-07-16 17:06:4811 〇〇「60分待ちだって。どうする?」 遠藤「せっかく来たんだし並ぼうよ。」 〇〇「うん。意外と話してたらあっという間かもね。」 遠藤「うん。それはそれで楽しいし。」 行列に並びながら2人でおしゃべりしたり。とにかく楽しい時間を過ごした。
2023-07-16 17:07:0312 遠藤「ねぇ、怖いよ…。😢」 〇〇「大丈夫だから。」 遠藤「うぅ、腕組んでいい?」 〇〇「うん。いいよ。」 👻「うわぁぁぁ。」 遠藤「いやー!!」ギュッ お化け屋敷ではより密着したりもして…。
2023-07-16 17:07:1513 〇〇「いやぁ、もう夕方だね。」 遠藤「ホントだ。あっという間だったね。」 〇〇「それにしてもこんなに声出したの久しぶりだったわ。」 遠藤「私も。明日声ガラガラかも。」 〇〇「でもそれはそれでいい思い出だね。」 遠藤「うん。」
2023-07-16 17:07:2414 遠藤「ねぇ、もう少しだけいい?」 〇〇「うん。もちろん。」 遠藤「少しだけゆっくり話さない?」 〇〇「うん。いいよ。」 遠藤「じゃあ、あそこ座ろ?」 〇〇「OK。」
2023-07-16 17:07:3315 遠藤「実はさ、〇〇と初めて会った時はすごく緊張したんだよね。やっぱり人見知りだから。」 〇〇「そっか。まあそんな感じはしてたよ。」 遠藤「うん。でもお姉ちゃんとのデートで激変してきて、一気に意識し始めたんだよね。あんなの初めてだった。」
2023-07-16 17:07:4816 遠藤「それ以来、私なりに努力もしてきたし、少しずつだけど距離も縮められた。」 〇〇「さくらが頑張ってたのは見てて伝わったよ。すごく嬉しかった。」 遠藤「ホント?ならよかった。」 〇〇「料理とかも食べさせてもらったけど、美味しかったし。」 遠藤「ありがとう。」
2023-07-16 17:08:0517 遠藤「ねぇ、1ヶ月経ったけど、私と付き合って良かった?」 〇〇「もちろん。今ではちゃんとさくらのこと、好きになれてるよ。」 遠藤「そう言ってもらえると嬉しいな。」 〇〇「逆に好きを教えてくれてありがとう。」 遠藤「どういたしまして。」
2023-07-16 17:08:2018 〇〇「これからもよろしくね。」 遠藤「こちらこそ!大好き!!」 〇〇「フフ、僕も。👩❤️💋👨」 遠藤「…!!」 〇〇「不意打ち。」 遠藤「もう…!😳」
2023-07-16 17:08:2619 シェアハウスに入って、僕の人生は大きく変わった。 いろんな事情を抱えた同居人と過ごした時間は、自分にとっても、みんなにとってもプラスに働いたと思っている。
2023-07-16 17:08:3520 そして何より、素敵な出会いに巡り会えたのだ。ここに引っ越してこなければ出会うことはなかったかもしれない。 彼女が教えてくれた「好き」を僕は一生忘れることはないだろう。 これからも2人で、そしてみんなでいろいろなことを知っていきたい。
2023-07-16 17:08:49