ドラマ「春になったら」から詠んだものたち

しま @shima_071

泣き声で始まっていくものだって這い出る先を光としたい 今はまだ両の瞳が滲むまで笑ってたいよ　笑わせててよ 何回のゆびきりをして叶えたかきっと教えて春になったら #tanka 春になったら＃01 pic.twitter.com/nvnu8UdYY2

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しま @shima_071

どんまいとほんとに思っているとおり言ってくれるの僕は好きだよ 友達のまんま大事なひとになる分岐はどこにあったんだろう 春までのうすい日差しが白波とおんなじくらいまぶしい　いたい #tanka 春になったら＃02 pic.twitter.com/LnTV0kWkhD

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しま @shima_071

ほんとうにはしゃぎたかったきみはもういないのだけどそれでもいいか 何回も書き直してはぐちゃぐちゃになってく手帳　消したくないよ 大切にしたいのだって嘘じゃない、ないけど、ごめん、ごめんね、ごめん #tanka 春になったら＃03 pic.twitter.com/pwIqBZLUR4

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しま @shima_071

贖罪にならない　こんな　こんなのは許されたいって思ってるだけ そのうちに薄れてくって思ってた誰のもとにも届かないまま しあわせになってほしいの（ほんとうに？）誰かの声がずっと聞こえる #tanka 春になったら＃04 pic.twitter.com/O59c26cotV

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しま @shima_071

俎上には載せないまんまぐらぐらと火をかけたのはいつだったろう ふつうってどんなだったか先生に言えた人から帰っていいよ 出しっぱのノートみたいに都合よく見ないふりしてたかった、ずっと #tanka 春になったら＃05 pic.twitter.com/Mw4fDKgjv0

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しま @shima_071

両腕でぜんぶ大事に抱えててぼくはじょうずに降りれなかった 吸ってからゆっくりと吐くふたりとも痛いの怖いの飛んでいけって 変わってく毎日にいてあなたにはずっとわかんなくってもいいよ #tanka 春になったら＃06 pic.twitter.com/p9uKoyLw8t

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しま @shima_071

ハイボールメガジョッキでも流せないのって結局あなただからだ おわりってこんなまぶしく見えるのか　やだな　炎が目に痛くてさ 格好よくなれないまんまでも僕はきみが好きだよ　だいすきだよ #tanka 春になったら＃07 pic.twitter.com/QKIUlhF273

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しま @shima_071

おなかから大きい声を出していくこわいばっかでいられなくって 動けなくなっちゃう前にエプロンを自分ではずし襷としたい 焼きつける、のは比喩じゃなく　眼裏のあなたを何度思うのだろう #tanka 春になったら＃08 pic.twitter.com/BOf0T5ph3U

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しま @shima_071

スターにはなれなくってもきみたちがいてくれるならぼくを選ぶよ ファインダーの向こうがぼんやり光ってて撮っとかなきゃって強く思った 指きりの代わりいくつも口にした、春になったら、が忘れらんない #tanka 春になったら＃09 pic.twitter.com/YgD2KxwaEo

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しま @shima_071

わがままのオンパレードを人生でたったの一度許してほしい ただいまが宙に浮かんで消えていくからっぽの家　はやく帰ろう ああ　そうだ　ぼくたちを見る瞳には光が多く含まれていた #tanka 春になったら＃10 pic.twitter.com/mk45ntl08s

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しま @shima_071

一歩だけ先に進んで待ってるよ　春の空気を吸いこみながら いくつもの、春になったら、の営みをあのとききっとぜんぶ愛した ぼくたちは光を焼きつけ生きている永遠なんてないとしたって #tanka 春になったら＃11（最終回） pic.twitter.com/IsNbkRmrRp

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