【エンライ】あるきょうだいのはなし【まとめ】

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@R18_BLEL ルート21 こんな日がやって来るとはとしまい込んだ軍服を引っ張り出し、出番は久しくなかった軍用万年筆を武器として振るう。古巣の連中の動きは変わらず、今日は大尉が動かない日。だから内部の裏切りと見せかけて私が先んじて暴れる。大尉に押さえつけられる頃には騎士団が包囲していた。 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「仕事のことで共有すべきか迷っていたのですが…」 補「迷うぐらいなら話せ」 砧「私は軍部にいた時、赤狗中隊に所属しておりました。上官はブラッドベリ大尉。B.B.さんはご存知です」 補「…迷った理由はエーデルシュタインか。それぐらいで邪険にする男ではなかろう。気にするな」 x.com/tohu0335dreami…

2024-04-23 16:12:27

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@R18_BLEL ルート22 騎士団長に呼び出された。君は軍部の赤狗中隊にいたのだな。事実を述べるだけの言葉。嫌な予感。 「公明正大なあなたらしくない」「知らなかったかな？私は結構自分本位なところがあるのだよ。やつの匂いは最も嫌いでね」 騎士団長の攻撃を避けきれず血がとめどなく溢れていた。 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 騎は自分のテリトリーに飲の匂いがするものがあるのは好かないだろうなぁと思ったら血が流れていた

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@R18_BLEL 八神と砧がきょうだいの世界線の強めの幻覚、エーデルシュタイン達同期の幻覚にもなってるような🤔

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@R18_BLEL 騎「君は軍部の赤狗中隊にいたのだったな。その…上官に嫌がらせをされたりは？」 砧「いえ、そのようなことはありませんでした。ですがブラッドベリ大尉は生理的に受け付けませんでした」 騎「聞いたか千代丸！あの野郎、部下に嫌われてたぞ！！」 補「お前、その顔で部屋の外に出るなよ」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 騎「ちなみにあの野郎のどこが嫌だったのか？」 砧「匂いです。直接的な匂いではないのですが忍者的に臭うと言いますか…この場合の忍者とは喩えですよ」 騎「うんうん分かるぞ。戦場の端でも臭うからなあいつは。しかし忍者ではないと？…ああいや、例の身分隠しだな！」 砧「違います」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 騎「他に嫌なところは？」 砧「騎士団長殿が知りたいのはそんなことではないでしょう。ブラッドベリ大尉は人間を潰しワインとして飲んでいました」 騎「B.B.聞こえたな？調査を頼む」 B『オッケー』 騎「…で？」 砧「大尉はご飯をよく奢ってくれました」 騎「フフッ、私に奢れときたか！」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ルート23 人間を潰して飲むなんて一人の力では到底無理。探れば軍部の技術部だけでなく医療チームの一部も協力していた。たいそうなご趣味で。僕の気分を悪くさせたお礼に徹底的に調べ上げ、関係ないものも明るみにさせてやった。いやはや、軍部ってホントに趣味が悪いやつらばっかりだね！ x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 一礼して砧は退室した。 騎「しっかし、ブラッドベリも嫌われるものなのだな。あの野郎のことだから余すことなく部下を手懐けているものだと」 補「能力と人に好かれるかは関係ないだろ」 騎「…私は皆に君のことを誤解せず知ってもらいたいが」 補「必要ない。人気者はお前一人で充分だ」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 騎「千代丸、調子悪いのか？いつもは私に張り合うというのに」 補「興味ねぇってことだよ」 騎「確かに君は人気者とか気にしないな。清々しいほどに」 補「有象無象に囲まれ足でも引っ張られてろ。その間に俺は先に行く」 騎「それでこそ千代丸！」 扉の向こうの砧「(それでこそ兄様…)」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「B.B.さんはアンソニーさんに嫌われたらどうされますか？」 B「え、しぬ…じゃなくて僕が何かしてしまったのか考えるね」 砧「(最初のは聞かなかったことにしましょう)…理由があってそうなったと？」 B「相棒は意味なく人を嫌うやつじゃないからね。原因があるはず」 砧「なるほど…」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL B「エーデルシュタインくんは特定の人間を除いて、ヤガミくんは誰であろうとそうだよ」 砧「そうでしょうか…」 B「君が心配することはまず起きないよ。君が変な行動を起こさない限りはね。僕らは騎士団で王の盾であり矛だ。人々の模範でもある」 砧「…ご忠告ありがとうございます」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「B.B.さんはアンソニーさんが亡くなられたらどうしますか？」 B「相棒がしぬとしたら寿命でしょ？僕も同じくらい生きられるかな。…後を追うと思った？」 砧「失礼ながら」 B「僕の命は相棒に助けてもらったようなものだから粗末に出来ない」 砧「その割には食生活が」 B「聞こえないー」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL B「ちなみにエーデルシュタインくんはヤガミくんが先にしんだら後を追うことはなくても意気消沈してひっそりしぬ、ヤガミくんは誰が先にしのうが変わらない、という感じかな」 砧「よく見ておられるのですね」 B「僕の仕事でもあるし暇つぶしでもあるからね。精度は高いほうがいいでしょ？」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ルート24 騎士団長殿と千代丸兄様の競い合いを見守ることにした。時が経ち老人となってもそれは変わらず昔のノリのままでヒヤヒヤさせられるが、兄様は憎まれ口を叩きながらも楽しそうだ。こんな年齢となっても並び立てる存在がいるとはなんて得難いことなのでしょう。私にはないものです。 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL B「仕事といえば君はどうして前線に出ず後方支援…医療チームにいるのかな？動けるでしょ？」 砧「理由は分かっておられると思いますが」 B「槍とでは足並みが揃わない、軍の人と鉢合わせすると気まずい。それだけ？」 砧「不確定要素は戦場に出したくはないでしょう？分かっていますよ」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL B「まあね！揺らぎは小さいほうがいい。面倒事を積極的に起こすのは遠慮して欲しいな！」 砧「染みついた動きはなかなか取れない。好きに食い散らかすのは騎士団のやり方ではないことは分かっていますし、何より…そんなことをして兄様に嫌われたくない」 B「気にしないと思うけどなぁ」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ルート25 生命線である医療チームを狙う外道は必ず現れると読んでいた。医療チームでも騎士団の一員で戦えないわけではないが劣る。だから私が筆刀で体に染みついた動きをなぞる。敵の死体の山が出来上がる頃には仲間達から軽蔑とも怒りともいえない視線を送られていた。 居場所が消えた。 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「兄様に全く気にされないのも堪えます…」 B「難儀だね…」 ─ 補「俺が騎士団内の動向に気を配らないわけがないだろ。仕事のうちだ」 B「お前そういうとこだよ。まぁ気にしてないわけじゃないなら言葉を選んだ上で伝えてあげたら。兄なんだろ」 補「わざわざ言うものじゃないだろ」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「八神補佐官、急に呼び出しとはいったい…」 補「一つ忠告するが、お前の動きを全く見ていないと思ったら大間違いだ。他所から…軍部から来た人間を警戒しないわけがない。監視装置を付けられてないからと変な気を起こさぬことだ。俺達騎士団を舐めるなよ」 砧「…………分かりました」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL B「ごめんねー！ヤガミくん変な言い方しちゃったみたいで！(なんで僕がフォローしないといけないんだよ！？)」 砧「……大丈夫です。つまり、私が行動を起こせば千代丸兄様に筒抜けということ……兄様の誕生日にサプライズが不可能だということに打ちひしがれていました」 B「そうなんだ？」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「それに言い換えれば常に兄様に気にかけていただいているということです。加えて、内部の人間がよそ者をどのように扱うのか見ているのでしょうね」 B「あ、そうなるんだ？間違ってないと言えば間違ってないんだけど、君ってポジティブなほう？」 砧「いいえ？」 B「そうなんだ？」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL B「相棒助けて」 ア「藪からスティックに何よ」 B「藪から棒ね。…ヤガミくんの身内がなんか変」 ア「相棒に言われたくないでしょ〜」 B「なんか冷たい」 ア「もうやんないと言ってたのに部屋の砂糖直接飲んだでしょ。オレは怒ってます」 B「それはその…頭が急に糖分を求めて仕方なく…」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 補「(ヴェトロのやつが何やら怒っているようだったがB.B.にわざわざ伝える必要はないだろう。やつの自業自得だ。…しっかし、兄としての自覚なんて出やしないものだから騎士団の補佐官としてしか接してやれない。…向こうも困っては……いないようだ。きょうだいとはよく分からんな？)」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「しかし、千代丸兄様はどうやって騎士団内の動向を探っておられるのでしょうか？B.B.さんと連携されているようには見えません」 ア「相棒がやってるのはスルーなんだ。んとね、ヤガミくんは紙の操作がすごくてぇ、その紙に自分の血を染み込ませて感覚を共有してるんだって」 砧「なんと」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ア「びっくりよね～」 砧「…血で感覚を共有とは我慢出来なくならないでしょうか？例えばこの捕まえた紙片をくすぐると兄様はくすぐったくなる。もちろん兄様は我慢出来るでしょう。しかしそれが同時に多く起きたら？」 ア「ん〜我慢出来ねぇかも。どしよ…ちょっとやってみてぇかも」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「人畜無害そうな顔をして凶悪な行為に身を投げると？」 ア「…そこまで言う？いやさ、具体的に説明されたら見たくなるじゃん〜」 砧「アンソニーさんって意外と危険な香りがする人なのですね」 ア「触ると火傷するぜえ。なんてね〜。相棒が言い出すことに比べたら可愛いもんよ」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「(例として、勢いよく破ったり火で炙ったりなど言わなくて良かったです)」 ─ 補「(同時に多くのやつにくすぐられるのは勘弁だな…紙片に感覚を共有するのは改良の余地あり、と。それに、あいつに隠していた紙片を探し出されたことを考えると俺の想定はまだまだ甘いな)」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ルート26 ビリ、とわざとらしく紙片を勢いよく破ると兄は顔を顰めた。紙片を燃やすと兄は顔を歪めた。 「そんな顔をしないでください。対応が遅いのが悪いのですよ。いつでも見てると仰ったのに何を見ていたのですか」 兄は動けない。私がそうした。重いが、持ち運ぶことぐらい出来よう。 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL B「お前の紙片セキュリティがなってないよ。血を染み込ませたということは他の血やインクで干渉可能。全てを完全に配下に置けてないということは一つでも捕まえれば本体のお前に影響を与えることが出来るし操作権を奪うことだって出来る。…あ、その顔図星？ホントのこと言ってごめんねー」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 補「思ったのだが、お前の苗字が砧なら俺の本当の名前も砧なのか？いや、問うまでもないか」 砧「いいえ、違います。砧は親戚の苗字です。本当の苗字は一人前と認められたら名乗ることが出来るのですよ」 補「不便だろ」 砧「実家周辺でそうなってるのはうちだけなので察してくださいます」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 補「いつまで経っても一人前にならないと思われているのか」 砧「私は王国へ来たので認定が遅れているだけです。帰ったら一発ですよ。千代丸兄様も一発です」 補「必要ない」 砧「でしょうね。兄様、実家に興味が全くありませんから」 補「養父から貰った苗字だ。やすやすと捨てられるか」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 補「実家に興味がないと言うが、興味を持たせる話をしないじゃないか」 砧「面白くありませんから」 補「中にいるとそう見えるだけで外から見ると案外違うかもしれないぞ。家業はなんだ？」 砧「なんでしょう？…お祭りの屋台を仕切っていますが…」 補「いや、なんか分かった」 砧「？」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ルート27 「実家」から八神への手紙から意訳して抜粋。『あなたが記憶を取り戻さないこともこちらに顔を出さないことも許します。八神千代丸として生きることも許します。きょうだいと盃を交わしなさい』 盃とはそういう家じゃないか。八神は「騎士でありたい」と断りの手紙を丁寧に書いた。 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 補「(屋台を仕切る家業といえば…そうなのか？こいつからはそんな気配はしないが…B.B.が帰れと言わないのは…)」 砧「兄様？」 B「ヤガミくん、難しく考えてるけど、極東の地方には善良な有力者は存在するしその中には神社関係だってあるんだよ！」 補「そうなのか？」 B「そうだといいね」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 補「他人事だな」 B「他人事だからね！でも、僕は帰れとは言わないけれど止めることはしない。この意味は分かるよね？」 補「急に出てきてなんなんだ…」 B「いい加減、はっきりさせたら？この子も困ってるでしょ」 砧「いえ、特には」 B「ここは合わせなよ。チャンスだよ！」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 補「そうは言うが行くとしてもいつ行くんだ。スケジュールは詰まっている。暫くは無理だな」 砧「私は帰ったら王国へまた来られるか分からないので今のままでもいいかなーと思い始めています」 B「君、最初の勢いどこへやったの？」 砧「過去に」 B「君って結構人を小馬鹿にするね」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「……兄様に抱かれたい」 騎「聞き間違いかな？」 ハッとした砧「すみません、言葉を間違えました。小さな時にぎゅっと抱きしめてもらった記憶が不意に蘇って懐かしくなっていました」 騎「ふむ……疲れているようだ。今日は早く切り上げるよう君の上司に言っておくよ」 砧「すみません」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 騎「千代丸、君のきょうだいが君に抱かれたいと言っていたぞ」 茶を吹き出す補「ゴホッゴホッ、は？今なんて？」 騎「間違えた。小さな時みたいにぎゅっと抱きしめて欲しいみたいだ」 補「間違えすぎだろ！わざとかてめぇ！？」 騎「茶を吹き出す千代丸をたまには摂取したくなるものでな！」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ア「あ、ヤガミくん、お茶を吹き出したの？その瞬間、オレも見たかったあ」 補「見せもんじゃねーぞ」 騎「なかなか見られないから見れた日はラッキーと騎士団内で噂になってる」 補「誰だ、そんな噂流したのは」 ア「オレはエーデルシュタインくんから聞いたあ」 騎「フフッ私が流した」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 補「フフッじゃねぇーよ！何やってんだ！」 騎「これで皆が千代丸に親しみを抱いてくれればいいなぁ～と考えていた」 補「馬鹿か。アホか。両方だった」 騎「酷いぞ千代丸」 ア「でも実際のとこ、ヤガミくんの好感度上がってるよ〜」 騎「ほらな」(ﾄﾞﾔｧ) 補「ほらなじゃねーよ！」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ルート28 騎士団は空前の「補佐官のレアな姿見ようブーム」。くしゃみはもちろんあくびすらレアな姿にカウントされる。それらを見た日は幸運が訪れると評判なため、補佐官を注視する騎士は増えた。そして「補佐官って意外と人間くさいな」と親しみを抱いたのであった。 騎「計画通り」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ア「郵便局行ったら強盗がいたから仕事しちゃった」 B「どうして連絡くれなかったの！？相棒の勇姿を記録したのに！」 ア「え、手伝ってくれるんじゃねぇの！？」 B「僕が前に出たら倒れちゃうよ」 ア「そこは頭脳でサポートってやつよ〜」 砧「(千代丸兄様も解決してしまうのでしょうね)」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「(騎士団長殿が居合わせた場合は…何故でしょうか、犯人が諦めて自首する姿が…)」 ア「手間取っちゃってさ〜エーデルシュタインくんだったらもっとスマートに解決したんかなぁ？」 B「相棒頑張ったよ。そもそもエーデルシュタインくんが郵便局へ行く姿が思い浮かばない」 ア「確かに〜」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL ア「それを言うならヤガミくんも郵便局行くの思いつかない〜」 B「あいつ、自分で紙を送れるからね。だいたいそれで済ませてるんじゃない？」 砧「千代丸兄様が実家に手紙すら送ろうとしないのはそれが理由なのですか！？」 B「わ、びっくりした！えーと理由の一つとして考えられるかな？」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 砧「千代丸兄様、こちらが私達の実家の住所です。手紙の一つぐらい送っていただけないでしょうか？」 補「書くべき内容が思いつかん。記憶にない親という存在に向けて何を書けばいいんだ。上辺だけの言葉はかえって失礼だろう」 砧「そうでもありません。喜びます」 補「……考えておく」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 補「そうは言ったが何を書いたらいいのかさっぱりだ」 騎「声に出てるぞ」 補「気にするな」 騎「思うに。正直に自分の現状を伝えた上で相手を思いやる言葉を綴れば良いのでは？」 補「……お前に助けられるとは、なんだか腹立たしいな」 騎「すまん」 補「自分に苛立っただけだ。忘れろ」 x.com/tohu0335dreami…

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@R18_BLEL 極東のある家に一通の手紙が届いた。それは行方不明となっていた息子からのもので、折り目正しく時節の挨拶から始まり彼の現状が達筆で書かれていた。最後には両親を気遣う言葉が並んでおり、肩を寄り添って読んでいた夫婦は涙を流した。そして、その手紙を額に入れて飾った。 x.com/tohu0335dreami…