茶々良 @cbmh_0o0 リンク限定
壁打ちした中でそのうち作品にできたらなーってやつ
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茶々良 @cbmh_0o0

長らく鎖国してて開国したばかりのとある島国の最西端、小さな海辺の町を取り仕切ってる領主の家の若旦那勇利が、浜辺に異人が一人漂着して明らかに助けが必要だけど町の人は初めて見る異人に怖がって石投げて追いやろうとするばかりでどうにもならないと噂を聞きつけて、若旦那自ら始末をつけてやる

2020-05-13 20:30:47
茶々良 @cbmh_0o0

とその異人のもとにやってきた。民がこわごわ見守る中、何事かわからない言葉を呟く異人に水を飲ませてやり、家人に言いつけて身柄を屋敷に運び込ませる若旦那。あの異国の鬼をどうするおつもりですかい、と恐る恐る尋ねた民に「彼はただの人だよ。鬼だとか化け物だとか無闇に怖がるものじゃない」と

2020-05-13 20:30:47
茶々良 @cbmh_0o0

民を諌めてお屋敷に戻ってしまった。 民はその日からあの異人は若旦那に悪さをしないだろうかと心配する。若旦那は、武力で領土を広げることに躍起になっている領主様と違って、思慮深くて民思いの方だから。 その若旦那も、今の領主様のお父上の代、この町の浜辺から天気の良い日にかすかに見える

2020-05-13 20:30:47
茶々良 @cbmh_0o0

向こうの島の領主様の実の息子で、この町の領主に攻め滅ぼされるか、息子を養子に差し出して傘下に下るかと向こう島の領主を武力で脅したんだそうな。 向こう島の領主様は争いごとを好まないお方だったから、泣く泣く息子を人質に差し出し傘下に入り、ほんの僅かの民の命と引き換えにしたという話。

2020-05-13 20:34:09
茶々良 @cbmh_0o0

当時この町の領主(今の領主のお父上)に跡取りはなく、だから跡取りになる男子が欲しかった。その男子を名ばかりの領主に据え、自分は裏から実権を握り、死ぬまで栄華を極めようとした。それが先代。ところが先代の目論見は途中で失敗し、自身は実弟に討たれて領主の座を弟に奪われたという形。

2020-05-13 20:38:32
茶々良 @cbmh_0o0

じゃあお役御免となった先代の跡取りとなった、向こう島の息子は? これも討たれるかと思いきや、何だかんだ権力争いの片隅に追いやられたものの、一応まだ若旦那として町の者に慕われている。 一部では、先代を討った実弟、つまりは現領主がこのうら若き青年を愛人にしているとかそういう噂もある。

2020-05-13 20:41:48
茶々良 @cbmh_0o0

まあともあれ、若旦那の勇利は町から見える先に故郷があるものの、決して帰ることの叶わない悲劇の王子様というわけ。 領主の屋敷の中で爪弾きにされながら、異人が漂着したと聞けば自ら出向き、矢面に立って民を守ってくれる、そういう健気なお人というわけだ。 さてそんな若旦那、民の心配を他所に

2020-05-13 20:45:28
茶々良 @cbmh_0o0

連れ帰った異人にヴィクトルと名前をつけ――と周囲には思われているが、実際には本人に名前を聞いただけだ――なんとペットとして屋敷に留め置くと言い出した。 屋敷中が大反対したが、飼い主として責任を負うと勇利は引かない。勇利の存在をよく思わない一部から、これを機に異人が何らか問題を起こし、

2020-05-13 20:48:13
茶々良 @cbmh_0o0

その責任を勇利に取らせて屋敷から追い出すなり腹を切らせるなりすれば厄介者が片付くのではないかと考え、何だかんだ了承する。誰もが固唾を飲んでこの奇妙な二人の動向を見守っていたが、一月経っても、三月経っても、半年が経っても特に怪しげなところはない。そうしている間にペットになった異人は

2020-05-13 20:50:49
茶々良 @cbmh_0o0

甲斐甲斐しく飼い主である若旦那の世話を焼くようになる。その姿は従順な下僕のようであり、若旦那が信頼するお人ならと、民もこの異人を受け入れ始める。 そんな頃、屋敷では若旦那の周辺で不穏な動きが起きる。手始めに暗殺未遂。若旦那はこれを冷静に排除するが、ペットとは名ばかりで

2020-05-13 20:54:48
茶々良 @cbmh_0o0

客人として扱っているヴィクトルに危害が及んだら溜まらない。若旦那はヴィクトルの言葉がわかるので、彼の正体が遠い大陸の偉い将校であることを知っていたから。 本国には大量の部下を抱える立場でありながら、どことなく人懐っこいヴィクトルは勇利のそばを離れたがらない。でもくっつかれていては

2020-05-13 20:56:54
茶々良 @cbmh_0o0

ヴィクトルが危ないとそっけない態度を取って引き離し、ついに若旦那がかすり傷を負う。その姿を目の当たりにしたヴィクトルは従順で大人しいペットのフリから豹変し、勇利の周りに続々とやってくる刺客を次々と骸にしていくのだった……。 みたいなところまでは決まってんだけど、オチがなくって

2020-05-13 20:59:20
茶々良 @cbmh_0o0

いやまぁ勇利は自分はこういう立場だし、幼いときから一通りの護身術は身につけてるからってニコニコ従順なヴィクトルより強いと思ってるけど、ヴィクトルは勇利に恩義がある手前、複雑な立場の勇利の邪魔にならないように大人しくしてただけで、本来の立場から言っても勇利よりはるかに強いってやつ

2020-05-13 21:01:38
茶々良 @cbmh_0o0

ある時、ほんのかすり傷を負った勇利の手当てをしながらヴィクトルがプリプリ怒るわけよ。この程度何でもないよなんて勇利が笑うから。勇利はもっと自分を大事にして!とか何とかって。でも勇利は自分はヴィクトルよりは強いと思ってるから、大抵のことは大丈夫だよって言う。そしたらヴィクトルが急に

2020-05-13 21:04:10
茶々良 @cbmh_0o0

勇利に丁寧に触れながらあっという間に組み敷いて「こんなにあっさり他人に組み敷かれるくせに、どこが大丈夫だって?」って言うのさ。冗談っぽく。勇利もまだじゃれ合いだと思ってるし、じゃれつかないでよってあしらうつもりで往なそうとしたらビクともしない。あれ、おかしいな、体の使い方間違って

2020-05-13 21:07:11
茶々良 @cbmh_0o0

ないはずなんだけど…っていつもどおり抜け出そうとしてもまったく身体が動かない。そんなに強く押さえつけられてるわけじゃないのにえ、なんで?って焦ってもがくほど深く抱き込まれていって「ほら、早く逃げないと襲われちゃうよ」ってどんどんあらぬところまで触れられていって怖くなってきちゃって

2020-05-13 21:10:18
茶々良 @cbmh_0o0

硬直したところでぱっと離されて「勇利は弱くないけど、お前より強い人間がいるってことは覚えておいたほうがいい」って忠告されちゃうみたいなのね、好きなんだよね そのあと何でもないふうを装って部屋を出ていくけど、厠で一人抱え込んだ熱を吐き出してる異国の紳士ヴィクトルくんだからね…

2020-05-13 21:12:32
茶々良 @cbmh_0o0

初心で清楚な勇利くんがさ、バカンスに連れて行かれて南の島の開放的なコテージで誘われるがままポリセクして真っ昼間からお外でアンアン乱れまくっちゃう話好きなんですよ シモネタ言うだけで真っ赤になっちゃうような子が彼氏が用意した大人の玩具を下のお口で夢中になってしゃぶってるみた文字数

2020-05-13 21:47:34
茶々良 @cbmh_0o0

えっち書くの苦手意識あるけど、えっちだけに特化した話また書きたいな~ 限られた観光客しかいないのをいいことにデート中なのにお尻におもちゃ挿れたままでね、ポロシャツとハーフパンツの下はえっちな下着でね、すーぐ彼氏が服に手を突っ込んできて下着の紐解こうとイタズラするの

2020-05-13 21:52:59
茶々良 @cbmh_0o0

デートしてお買い物したりお食事楽しむっていうより、もはやおもちゃお尻に挿れたまま外出歩くっていうエッチなプレイの一貫ってだけなのでその辺フラフラ散歩して我慢できなくなったら物陰ですーぐおっ始めるから いろんなおもちゃ使ったニッチなプレイをねっちょり書きたいですね… BDみたいなやつ

2020-05-13 21:56:29
茶々良 @cbmh_0o0

夜、ちょっと格式張ったクラブで踊ったり飲んだりしに行くんだけど、行ってすぐ勇利くんがそっと耳打ちするのね「ね、出ちゃった…」って お尻に挿れてたローションかなんかが漏れちゃったってね、言うのよ スラックス汚しちゃう、どうしようって、泣きそうな声でね そーいう爛れたえっちな話読みたい

2020-05-13 22:00:14
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