辰野金吾らが設計した赤煉瓦文化館 / 旧日本生命九州支店が、福岡市の政策でエンジニアカフェにリニューアルしたので、オープン直後の様子を見に行った。
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タケ @take_all_a

福岡市中央区天神にある近代建築「赤煉瓦文化館」が、エンジニア向けのコワーキングスペースやイベントスペース「エンジニアカフェ」として8月にリニューアルオープンしたと聞いて、先日ちょっと見てきた。赤煉瓦文化館という施設名は継続。 pic.twitter.com/zbDCY5DkrE

2019-08-29 22:29:47
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元は辰野片岡事務所が設計した旧日本生命九州支店、竣工は1909・M42、国重文。今まで福岡市文学館として使われていたが、その機能は総合図書館に統合し、市が推進する「エンジニアフレンドリーシティ福岡」の一環で用途変更された。

2019-08-29 22:30:27
タケ @take_all_a

有名な辰野金吾の建築ともなれば普通は観光用途に使うケースが多い。しかも2019年は辰野の没後100年のメモリアルイヤーだ。ところが福岡市はあえてその点は前面に出さず、近代建築を現代のエンジニアに使わせるという対比的で攻めた使い方を打ち出した。たぶん市長の意向だと思う。

2019-08-29 22:31:42
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玄関ホール。日本生命九州支店当時のカウンターが残る。 pic.twitter.com/T6OCAvue4v

2019-08-29 22:37:20
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コワーキングスペース。確か従前は文学館の展示室だった部屋だ。タペストリーやスクリーンが設置されたこと以外、内装で特に変更は見られない。国重文なのだから好き勝手はできないはずと信じていたが、実際に確認してホッと一安心。 pic.twitter.com/GbZmvNAcM9

2019-08-29 22:37:51
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「ご自由にお入り下さい」といわれてもエンジニアの人達が仕事をしているところに部外者が入るのは躊躇する。イベント中でなければ入っていいと思うけど今回は遠慮した。また、文学館時代は非公開だった地階もエンジニアのワークスペースに活用されている(未見)。 pic.twitter.com/pCubsETkOQ

2019-08-29 22:49:11
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こちらはカフェ。カウンターは以前からあった(竣工当時のものかは未確認)。1・2階については、コワーキングスペース以外は文学館時代と同じく基本的には自由に出入りできる。 pic.twitter.com/FzcvNetAjD

2019-08-29 22:51:49
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2階の各室はセミナーやミーティングスペースに利用可能。使用中でなければ自由に見学できる。 pic.twitter.com/8sCWGHfTqA

2019-08-29 22:56:45
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館内に展示されていた旧日本生命九州支店の模型。文学館時代に何度か入ったがこれは見覚えがない。最近置かれたのかな。 pic.twitter.com/ro4PBmeybN

2019-08-29 23:01:55
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制作したのは佐賀県立唐津工業高等学校 建築科の学生さん。辰野金吾は唐津市の出身である。 pic.twitter.com/Sv63VKYDUk

2019-08-29 23:02:52
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エンジニアカフェ公式サイト engineercafe.jp/ja

2019-08-29 23:04:32
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福岡県を中心に、建築・団地・土木・産業遺産などについて、ツイッターにつぶやいたことをまとめています。個人サイトの方は放置中。