エリートサラリーマンの晴が、疲れすぎて迷った先で入った小さなレストラン。創作和食屋だが何でも作れる料理人の道。
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どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

アパートで隣同士になった激務エリート会社員あべさん×路地裏小さなレストランシェフあしやさんの晴道。 最初はきっと、激務で疲れたあべさんが疲れすぎてどこを歩いたかわからなくなり迷ってたら、小さなレストランの明かりが見えて入ったら凄い美味しいご飯でてきて思わず泣く。

2022-02-04 22:14:47
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

このレストラン、夜は道1人で切り盛りしてる。昼はフロアスタッフとしてバイトがいるけど、夜はこんな路地裏の小さなレストランに来る客はそれこそ物好きな常連ばかりなので、夜はのんびり営業中。 常連客も帰ったし、そろそろオーダーストップだし締め作業にでも入るかという時にやってきたのが晴。

2022-02-04 23:12:42
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

道はびっくりした。客の顔色がすこぶる悪い。まるで長時間雨にうたれたかのように真っ青だった。 晴「あの、まだやっていますか……?」 道「っ、ええ!はい、やっておりますぞ。どうぞ、お好きな席へ」 2席しかないテーブル席に座った晴に、お冷やとメニューを持って行った。

2022-02-04 23:18:07
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

よく見れば、男は美形だった。それを感じさせないほど濃いくまに、血の気のない頬。唇はかさついていて、病人といっても差し支えないほどやつれている。 メニューを見て何を食べようと迷っている男に、道はにこりと微笑んだ。 道「よろしければ、儂に任せてみませぬか?」

2022-02-04 23:22:38
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

晴「おまかせ、ですか?」 道「ええ、一応この店は創作和食としておりますが、何でも作りまするゆえ和食も洋食も中華も作れますぞ?」 晴「えっと、では洋食で……」 にこりと笑うシェフに、晴は若干たじろぎつつもシェフに任せることにした。最早食べたい物すら思い浮かばない。

2022-02-04 23:33:12
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

かしこまりましたと言ってキッチンへ戻るシェフに、胡散臭さを感じつつも晴はきつく締めっぱなしだったネクタイをようやく緩めた。ジャケットを脱ぐだけで疲れる。お冷やを一口飲んではーーっと深く息をついた。大きなプロジェクトを任されて、とても疲れた。明日朝いちで提出書類を確認しなければ。

2022-02-04 23:40:39
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

ずきん、と痛むこめかみをおさえる。目の奥がどれぐらい前から痛み出しただろうか。行儀悪いが、テーブルに肘をついて頭を支えた。ずきんずきんと痛む左側頭部にぎゅっと眉根を寄せた。とても、疲れた。 道「お待たせいたしました」 ことりと、目の前に小さな土鍋がおかれた。

2022-02-04 23:49:33
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

シェフの大きな手が小さな土鍋のふたをとる。目に飛び込んできたのは、鮮やかな赤だった。 道「今日は珍しくビーツが手に入りまして。じゃがいも、キャベツ、玉ねぎ、人参、エノキ茸などを刻んで煮込み、それにご飯を入れてスパイスで味付けしたボルシチ風リゾットになりまする」

2022-02-05 00:21:41
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

道「本場ですと少し酸っぱいスープでございますが、今回はリゾットですので酸っぱさは抑えております。パルメザンチーズをたくさん混ぜており、塩気もあって食べやすいかと」 晴「……洋食というか、ロシア風ですね」 道「ええ、この店は創作和食ですので。創作ロシア料理ですな」

2022-02-05 00:25:06
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

先にこれを食べてくだされと笑顔のシェフに、晴は恐る恐る口をつけた。出汁はチキンスープだろうか。チーズの塩気と出汁の甘味が程よく胃を刺激する。小さく刻まれた野菜は舌の上で繊維ごとほぐれ、優しい甘味が弱った晴をひどく慰めた。 温かい食事はいつぶりだろうか。

2022-02-05 00:29:40
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

いや、むしろ固形の食事すらひさしぶりのような気がした。ずっと仕事でゼリーや栄養ドリンクばかり摂取していた気がする。久しぶりのご飯。まるで自分が弱っているのを見越して作られた食事に、じんわりと涙が滲んだ。 シェフは気が付けばキッチンに戻っている。俯いて袖で涙を拭った。

2022-02-05 00:32:12
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

道「メインをお持ちしましたが、食べられますか?」 晴「っ、た、食べます!」 店にきたのは迷い込んだだけで、ちょっと軽く食べるつもりだったのに、このリゾットを食べたら胃が刺激されたのか食欲がわいてきた。一人用ものより更に小さな土鍋のため、量がなかったのもある。

2022-02-05 00:43:46
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

ずびっと鼻をすすって、顔をあげればシェフはにこりと笑って、自分の前に皿をおいた。 道「合い挽きミンチに玉ねぎとベーコンのみじん切りを加え、蒸した白菜で巻き、パプリカパウダーなどスパイスで煮込んだハンガリー風白菜ロールですぞ」 晴「……今度はハンガリー」 道「世界旅行気分ですな」

2022-02-05 00:48:58
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

道「本来ならばザワークラウト……キャベツの漬物で作るのが本当なのですが、今回は白菜を使用しておりまする。サワークリームをかけておりまするゆえ、少し酸味があるかと」 サワークリームのほのかな酸味がこってりとした肉の旨味を引き出す。もくもくと食べる自分を見て、シェフはにこりと笑った。

2022-02-05 10:30:52
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

晴「(……食べれてしまった)」 こんなにたくさん食べたのはいつぶりだろうか。ボルシチ風リゾットにハンガリー風白菜ロール。久しぶりにしっかり栄養をとった気がする。白菜ロールにかかっていたスープを飲み干すと、ほうと心が落ち着く気がした。

2022-02-05 10:38:06
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

道「デザートがありますが、まだ食べれそうです?」 晴「た、たべます!食べたいです!」 食欲旺盛な子供のように、かなり必死な声音で返事をしてしまった。キッチンから苦笑を滲ませた返事が戻ってきて、今度は恥ずかしさで俯く。本当に、なんでこんな必死に。

2022-02-05 10:42:16
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

道「リンゴをシナモンとバターで焼いたものです。ここにバニラアイスを添えるといいのですが、あなたの様子から見て胃や腸を冷やすのはよくないでしょう」 目の前に置かれた皿には、ほかほかと湯気を立てるリンゴだった。

2022-02-05 10:44:27
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

恐る恐る湯気をたてるりんごにフォークをたてる。柔らかい。きちんと切り分けられたりんごを、さらに一口大に切り分けて口に運ぶ。りんごの酸味がバターで円やかになっており、バターの塩気がりんごの優しい甘さを引き立てる。これは確かにバニラアイスをつけて食べたら美味しいだろう。

2022-02-05 11:37:27
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

あれだけ食べた後なのに、デザートもぺろりと食べてしまった。最後に水を飲むと、口の中がさっぱりする。久しぶりの固形の食事で胃が少しびっくりしているのかもしれない。数回深く息をついてから、ジャケットを持って席をたった。 晴「ごちそうさまでした」 道「ありがとうございまする」

2022-02-05 11:49:32
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

キッチンからシェフが出てくる。そろそろオーダーストップなのだろう。締め作業をしてたらしいシェフが、布巾で手を拭いながらこちらへやってきた。しっかりデザートまで食べて3000円未満。ディナーにしては安い方だ。しかもどれも手の込んだもので、メニューにはないものだった。

2022-02-05 11:52:57
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

手間を考えれば明らかに安い。にこにこと笑みを浮かべるシェフに礼をいってレストランを出ようとした。 晴「……あの、すみません」 道「はい?」 晴「……駅はどちらの方向ですか?」 気恥ずかしそうに訪ねる自分に、シェフはきょとんとしてから、眉尻を下げて微笑んだ。

2022-02-05 11:55:27
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

駅へと向かう道すがら、ふとあのはにかんだような笑顔可愛かったなとぼんやりと思った。

2022-02-05 11:56:29
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

駅に戻ってから帰宅する。運良く角部屋だった晴は、いつものようにマンションの廊下を歩いていた。いつも帰宅が夜も遅いので、極力足音をたてずに歩く癖がついており、いつものように静かに隣室の前を通り過ぎた。 いつもなら、疲れすぎて何も考えることなく鍵を開けるはずである。だが今日は違う。

2022-02-06 00:09:11
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

美味しいご飯を食べたおかげか、頭もエネルギー補給ができたので他のことに気を回す余裕ができたのか。引っ越してきてそこそこ長いが、そう言えばお隣さんを一度も見たことなかったなと思い出した。 隣人はいる。晴よりも更に遅い時間に帰ってきて、時には平日でも遅くまで寝ているようである。

2022-02-06 00:12:19
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

昨今、色んな職業がある。このマンションは歓楽街も近いことからら自分のように真っ当な(と自分に言い聞かせているけどブラックな)勤め先の他にも、夜の仕事をしている人間も多く住んでいるようだった。マンション内の治安については、歓楽街近くにしては良い方だろう。

2022-02-06 00:15:11
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

隣人は夜の仕事だろうか。のんびりとそんなことを考えながらスーツを脱ぐ。いつもなら着替える前にソファーに倒れ込んでそのまま朝、ということがままあるが、今日は疲れているものの、程良く余力が残っている。いつもならしないハンガーにスーツをかけて、ぐぐっと伸びをした。今日はよく眠れそうだ。

2022-02-06 00:18:58
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

夜中にふと起きた。かちゃかちゃがちゃんと鍵を開ける音がする。隣人が帰ってきたようで、静かに静かに玄関を開ける音がした。随分遅くに帰ってきたなとぼんやりと思いながら寝返りをうった。すぐに眠気が訪れる。 晴はまた深い眠りについた。

2022-02-07 17:02:13
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

ご飯を食べるだけで、こんなに体調がよくなるものか。若干びっくりしながら、晴は出勤した。できれば、今夜もあの店に行きたいが。 晴「あのとき、前後不覚すぎてどこをどう通ったのか全く覚えてないんですよ……」 珍しく食堂でお昼をとっている晴は頭を抱えた。後輩のしきぶは小首を傾げた。

2022-02-07 17:08:15
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

紫「晴様が、お食事に興味を示されるとは珍しい……余程美味しいお店だったのですね」 晴「とても美味しかったんです……ボルシチ風リゾットとか、ハンガリー風ロールキャベツ、いやあれ白菜か」 紫「東欧料理のお店なのですね。このあたりにあるとは知りませんでした」

2022-02-07 17:10:30
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

晴「……どうでしょう?メニューにない料理だったと思うんですが……」 紫「まあ……そうなりますと、私も心当たりはなく……申し訳ございません」 晴「いいえ、紫も知らないとなるとあの店を見つけるのは難しそうですね……はぁぁぁぁ……」 紫「まあ!」

2022-02-07 17:25:10
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

いつも涼やかに仕事をこなすできる先輩である晴は、紫にとって完璧超人に見えていた。どんな難題もさらりと解決する先輩が、こんなに落ち込むこともあるのかと驚きを隠せない。しかし、紫もそこまでお店について詳しい訳ではない。どうしたものかと悩んでいたら、適任を思い出した。 紫「あの方なら」

2022-02-07 17:29:05
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

何度かしかお話したことはないが、色んな方面に顔がきく同僚。 紫「(諾さんなら、ご存知かもしれません)」 晴から聞いた料理名をLINEにうちこむ。東欧料理を出すが、メニューにはない。美味しい小さなレストランに心当たりがないかと。 肩を落とす晴を慰めながら、紫は返事を待った。

2022-02-07 17:32:52
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

ぽこん、とLINEの独特な通知音が鳴る。 諾『んーと、○○駅の近くならあそこじゃね?前ランチ行ったとこ。創作和食の店。あそこの店長、和食以外も作れるし、客の顔色とか見て料理アレンジしたりする人だから』 すぐに店の住所が載ったURLが送られてくる。紫はすかさず晴に見せた。

2022-02-07 17:37:07
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

この日は雨だった。物好きな常連客も早々帰り、ノーゲスト。仕込み的にはあと1人くらい客がほしいところではあるが、まあ仕方ない。オーダーストップに向けて片付けを始めようかと思っていた。 晴「……こんばんは」 道「おや、いらっしゃいませ」 昨日の疲れきったサラリーマンがまたやってきた。

2022-02-07 19:56:38
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

お好きな席にどうぞと言えば、男は少し戸惑った顔をして昨日と同じテーブル席についた。メニューを確認する男に、道はにんまりと微笑んだ。 道「メニューには載ってませんが、今日は良い牛ホルモンが入りましたので、四川料理の夫妻肺片(フーチーフェイピェン)ができますぞ?」 晴「今度は中華!」

2022-02-07 20:12:31
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

道「牛ホルモンを香辛料で煮込んだ料理ですが、辛いのはお好きですかな?」 晴「激辛はあまり得意ではないですが、辛いものは好きです」 道「それは重畳。醤油と香辛料で味付けし、油で煮込んだ料理でございまする。程よい辛さに仕上げられますぞ?」 晴「……それください」 道「かしこまりました」

2022-02-07 20:16:23
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

本来であれば花椒や八角を水で煮詰めて出汁をとるのだが、曲がりなりにも和食屋だ。花椒や八角の代わりに鰹節を使う。塩砂糖を加えて味を整えてから、ラー油や花椒粉を加えていく。牛ホルモンは肉屋で下拵え済なので、先程作った出汁に漬け込んでおき、その間にもう1品作ろうか。

2022-02-07 22:24:31
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

豆苗を使い切りたいので、ここは簡単に豆苗ニンニク炒めにしよう。中華料理では下茹でが大事だ。湯をわかして塩をいれ、砂糖、生姜の絞り汁をいれたあとに、ここで油をいれる。この湯で豆苗をさっと下茹でし、温めたフライパンにごま油とニンニクを入れて十分に熱してから下茹でした豆苗をいれる。

2022-02-07 22:44:18
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

さっと炒めれば、あっという間に「中華屋で出てくるような豆苗ニンニク炒め」のできあがりだ。 ランチで使用しているトレーに豆苗炒めを乗せて、次に牛ホルモンを仕上げる。これまたごま油とラー油であげ煮をして、漬けていたタレも最後にたせば完成だ。

2022-02-07 22:46:36
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

ご飯と、残っていた出汁を温めて醤油などで味付けし、これまた残っていたワカメを入れて白ごまをいれれば「中華定食」のできあがりである。 さて、今日はどんな顔をするのか楽しみにして料理を運べば、男は大きく目を見開いて定食と儂の顔を何度もみていた。

2022-02-07 22:48:50
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

晴「定食になってますが?!」 道「お気になさらず。御夕飯お済みではないと思いましたが、お済みでしたかな?」 晴「す、済んでませんが……」 晴「それは良うございました。ご飯のお代わりはありますゆえ、いつでもお呼びくだされ」 厨房に戻れば、男は手を合わせていただきますと小さく呟いた。

2022-02-07 22:50:56
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

道「(食べる仕草といい、物腰といい良いとこのお育ちかもしれませんな……ですが、前回といい今日といい、お仕事帰りだとしても随分とお疲れの様子……)」 締め作業のため、お代わりが出るようなもの以外は片付けていく。少し残ったスープをフロアから見えない場所で飲んだ。

2022-02-07 22:54:25
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

ここはフロアの客からは見えないが、フロアの様子は見える。牛ホルモンを恐る恐る食べて、顔を俯いたので口に合わなかったか?と心配したが、男は小さな声で「うっ、ま……!」と呟いているのを、よく聞こえる耳が拾う。にんまりと口角があがった。

2022-02-07 23:00:25
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

牛ホルモンを食べて、ご飯を食べて、豆苗食べて、ご飯を食べて。それではご飯が先になくなりそうですな。にまにまとにやけながらキッチンに戻れば、少し恥ずかしそうに男が声をかけてきた。 晴「…………ご飯のお代わり、ください」 道「はぁい」 しめしめ。策略通り。

2022-02-07 23:04:06
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

ご飯だってずっと保温しておく訳にはいかない。だが、一度冷蔵庫にいれたご飯をそのまま出すのも料理人として複雑である。だいたいは残ったご飯は次の日のまかないか、夜に焼きオニギリ用として使用しているが、それでも限度があるので量が減るのは大歓迎だ。

2022-02-07 23:06:24
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

道「どうぞ」 晴「辛い、んですが。辛いんですが、ご飯がとても進みますね……!」 道「ンフフフ、そう言っていただけますのは料理人冥利につきますなぁ」 晴「ご飯がとまらない……!」 道「たくさんお代わりしてくだされー」 大勝利!

2022-02-09 00:07:31
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

このあと結局2杯おかわりした男は、さすがに会計時に食べ過ぎたと苦笑いしていた。そしてとても美味しかったと。 その時の苦笑いが、成人男性に言うのも何だが、可愛らしいと思った。

2022-02-09 01:08:09
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

サラリーマン×料理人パロ晴道。 その日はたまたま休みだった。珍しく午前中。いや、確かにほぼ昼だがまだ正午にはなってないので午前中と言い張りたい晴は、物が少ない部屋を軽く掃除し、溜めた洗濯物を適当に洗濯機に入れて回してから外に出た。目下の目的は昼ご飯の調達である。

2022-02-15 21:46:14
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

一人暮らしが長いものの、晴は炊事は苦手だった。まあ、家庭科の授業は真面目に受けていたので、全く調理できない訳ではないが、そもそも好んで台所に立つ人間ではないので基本的に外食に頼り切っている。 晴「今時はコンビニ弁当も美味しいですし」 野菜が足りないだろうなという自覚はある。

2022-02-15 21:55:59
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

晴「今はドラッグストアで安くサプリメントがありますし、買い物もしやすくなりましたねぇ」 24時間営業の店も多く、晴のように残業が続くこともある職種には大変ありがたかった。近場のドラッグストアでインスタントやサプリメント、お菓子を適当に買い込んでのんびりと帰路についていた。

2022-02-15 22:05:29
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まとめたひと
どろあんこ @V4v7mV9cKzIIWs9

腐垢。成人済。 その時々にはまったCP吐き出し用。現在fごの晴道にはまっています。晴道吐き出し中。 道受も道攻も好きですが、晴道固定派。 吐き出したネタは定期的にプライベッターやminへ移しています。

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