UR都市機構の源流、日本住宅公団が昭和30〜50年代に建設した市街地住宅のうち、北九州市内の2019年11月時点における状況について。
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タケ @take_all_a

先日レポートした福岡市内における旧公団(現UR)が建設した市街地住宅に続いて、北九州市の状況を報告する。まずは小倉北区の昭和町公団住宅(1972・S47)。URのウェブサイトに未掲載、現地もUR表記無し、よって民間に譲渡(or 売却)された模様。 #danchi pic.twitter.com/IKf7aWHID2

2019-12-13 22:18:28
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タケ @take_all_a

現在の建物名称は第12小倉三萩野IR BLD. この名前で検索すると賃貸の募集は行われているので、しばらく解体はなさそう。「昭和町住宅」のサインは「公団」の文字を取って詰めたもの。 pic.twitter.com/Qfeh5TtSSR

2019-12-13 22:25:15
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主要な前面道路側の立面にはバルコニーを設けないのが公団市街地住宅の設計方針だったが、昭和町公団住宅のような例外もあった。撮影は2019年12月。 pic.twitter.com/cl1bh1EE0x

2019-12-13 23:07:31
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黒原公団住宅(1966・S41)。読みは「くろばる」。URのサイトに載っているので住宅はまだURの管理だ。撮影は2019年11月。 pic.twitter.com/NMksjSAIgV

2019-12-13 23:16:27
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屋上に設置されたカモマーク入り衛星放送アンテナも健在だ。カモは住宅都市整備公団時代のシンボルマーク。 pic.twitter.com/9eXuT0w2I6

2019-12-13 23:18:18
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黒原公団住宅は2棟構成。市街地住宅は前面道路側の立面のデザインに注力するものだが、黒原の片方はその傾向が見られない。これはかなり珍しい。 pic.twitter.com/jDqLU2yGXN

2019-12-13 23:23:17
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次は戸畑区。沢見公団住宅(1961・S36)。URのサイトからは消えている。URが住民の住み替え・退去を促している状況で、ほぼ完了した模様。撮影は2019年11月(以下、特記無き限り同じ)。 pic.twitter.com/CJg0caHcRR

2019-12-13 23:36:45
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ここは竣工時の銘板が残る。拙いレタリングが味わい深い。 pic.twitter.com/0lE77xvj6K

2019-12-13 23:37:42
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天神町公団住宅(1960・S35)は解体済み。 pic.twitter.com/SP0J13en1N

2019-12-13 23:48:22
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跡地には民間の分譲マンションが建つ予定。 pic.twitter.com/NJuRWGmmJv

2019-12-13 23:48:50
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在りし日の天神町公団住宅。撮影は2013・H25年。 pic.twitter.com/FUaIGlqsEv

2019-12-13 23:49:55
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次は八幡東区。2017・H29年に解体された中央公団住宅(1958・S33)の跡地は2019・R1年11月現在も更地のままだった。 pic.twitter.com/Gqdt09mqdC

2019-12-14 00:01:53
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天神町公団住宅の跡地と同じデベロッパーがマンションを建設予定。 pic.twitter.com/aGGv6L9tIN

2019-12-14 00:02:48
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在りし日の中央公団住宅。撮影は2008・H20年。 pic.twitter.com/AIfwO1oCyf

2019-12-14 00:05:35
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タケ @take_all_a

西中央公団住宅(1962・S37)。方針は「土地所有者等への譲渡、返還等」(←これを記すのを忘れていた)。うっかり全体像を撮り忘れたので2008・H20年の写真を上げておく。外観の変化は無し。 pic.twitter.com/4pOROxwSta

2019-12-14 00:16:27
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タケ @take_all_a

URのサイトからは消えているが、現地にURの掲示物があるのでUR側で住民の退去を促している状況と見られる。写真は住宅用の階段・エレベーターホール出入り口。低層部のテナントは数年前から閉鎖状態。 pic.twitter.com/NoED81MNwX

2019-12-14 00:26:20
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出入り口脇にある洗い場の跡。手前のふたつの「三」が何の痕跡か分かるだろうか。 pic.twitter.com/mWzy1kOAVz

2019-12-14 00:27:45
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テナントのバックヤードにこの金物が残っていた。昔は未舗装道路が多かったので、靴底に付いた泥をこれ(名称未確認)でこすり取っていたのだ。古い団地で見られるが、市街地住宅でこれを備えて残っている例は珍しい。 pic.twitter.com/d4FyiETrKT

2019-12-14 00:29:55
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八幡西区の引野市街地住宅(1964・S39)。方針は「土地所有者等への譲渡、返還等」。URのサイトにまだ掲載されている。 pic.twitter.com/JBSRipfqBS

2019-12-14 00:45:54
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北九州市の公団市街地住宅の続き。門司区の清滝公団住宅(1963・S38)は、隣接する清滝団地とともに2015〜2016年頃に解体された。撮影 2016・H28。 pic.twitter.com/hy7MRs22jU

2019-12-14 16:11:08
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解体直前、住民とテナントが退去して閉鎖状態の清滝公団住宅。撮影 2014・H26。 pic.twitter.com/CUy7IPN7KO

2019-12-14 16:11:45
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跡地には民間分譲マンションが建てられた。清滝公団住宅の敷地は駐車場で、背後の清滝団地があった方にマンション。撮影 2018・H30。 pic.twitter.com/rGrqUJuW0v

2019-12-14 16:16:59
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清滝第2公団住宅(1971・S46)は「土地所有者等への譲渡、返還等」の方針。URのウェブサイトにまだ掲載されている。撮影 2018・H30。 pic.twitter.com/e1gIqJmrF2

2019-12-14 16:27:57
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東門司1丁目公団住宅(1973・S48、撮影 2010・H22)と栄町公団住宅(1980・S55、写真無し)も「土地所有者等への譲渡、返還等」の方針。どちらもURのウェブサイトにまだ掲載あり、栄町はウェブ上で入居を受け付けている。 pic.twitter.com/z1bCMxXFuf

2019-12-14 16:48:22
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まとめたひと
タケ @take_all_a

福岡県を中心に、建築・団地・土木・産業遺産などについて、ツイッターにつぶやいたことをまとめています。個人サイトの方は放置中。