理表
@Rihyo37
明石書店『ミャンマーを知るための60章』借りて読んでいるけど、ミャンマーの歴史教科書だと各王朝のことを 第一帝国：パガン朝 第二帝国：タウングー朝 第三帝国：コンバウン朝 とそれぞれ呼称されているそうな。ドイツ以外で第三帝国使うなんて初めて知った。
2020-06-29 22:07:21
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@Rihyo37
上ビルマ：中央平原地帯 乾燥、稲作畑作混合、灌漑発達、内陸交易盛ん、歴史的中心 下ビルマ：エーヤワディー川デルタ地帯 湿潤、稲作中心、開発後進、海外交易盛ん、ビルマ族征服地域 この対比、中原と江南の関係に似ている気がする。 pic.twitter.com/6fNsj5gW21
2020-07-11 20:10:53
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@Rihyo37
中央平原地帯(上ビルマ)は乾燥地帯ゆえ、黄牛や水牛などの家畜飼養に向いており、特に馬は10世紀以前のピューの時代から家畜や戦闘用に飼育されていたそうです。 これを活かして大騎馬軍団を保持することは、覇者となる要件でもあったとか。
2020-07-11 20:17:02
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@Rihyo37
ふと思ったけど、これハンガリーと似ている気がする。 ビルマもハンガリーも遊牧民起源(氐族、マジャール人)で、故地から家畜飼育適地に移住して国家建設し(上ビルマ、カルパチア盆地)、モンゴル帝国に侵攻される。
2020-07-11 20:29:28
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@Rihyo37
コンバウン朝誕生直前の18世紀前半ビルマ(ミャンマー)、清はシャン族居住地の一部を併合し、マニプールはビルマ中心部まで侵攻し、中部マダヤ地区では叛乱が発生。そして再興されたペグー(ハンターワディー)朝によって、ニャウンヤン(復興タウングー)朝が滅亡するという、混乱を極めた時代だった。 pic.twitter.com/kbK9zPs5eO
2020-07-12 14:15:34
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@Rihyo37
マニプール(ビルマ語カテー)は1720年代から断続的に侵入を繰り返し、1738年にはザガインまで侵攻するなど猖獗を極めた。アラウンパヤーは南部制圧が一段落すると、1756年に遠征を行って壊滅的打撃を与え、捕虜をカテー人騎兵隊として編成した。その後もコンバウン朝は度々介入を繰り返した。 pic.twitter.com/m3lzmZSU26
2020-07-12 14:16:37
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@Rihyo37
復興ペグー(ハンターワディー)朝を支えたのは、実はペグー付近で農業に従事した華僑で、さらにフランス東インド会社が軍事支援と貿易を行っていた。その後コンバウン朝に捕虜になったフランス人銃兵隊は、泰緬戦争や清緬戦争で活躍した。 en.wikipedia.org/wiki/Sieur_de_… pic.twitter.com/z4WjaLeh1B
2020-07-12 14:17:33
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@Rihyo37
復興ペグー(ハンターワディー)朝以外にも、マダヤ地区の叛乱を起こしたのは南明亡命者の子孫や、銀山で働いていた華僑、モン族などだった。 この頃の東南アジアは、トンブリー朝や阮朝の設立にも華僑が関わっている。 dl.ndl.go.jp/view/download/…
2020-07-12 14:18:49
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@Rihyo37
アラカン王国は長い歴史を持っているが、コンバウン朝支配下の40年(1784~1824)で、虐殺、強制移住、英領ベンガルへの逃亡などでほとんど人がいなくなったという。 復興のためにベンガル人(ムスリム)の大量移住を推進したのが、ロヒンギャ問題の背景としてある。 twitter.com/Rihyo37/status…
2020-07-18 17:04:26
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@Rihyo37
アラカン王国は15~17世紀にかけて活発に活動し、海賊がベンガルを襲撃して大量の奴隷を獲得したり、ベンガル湾の覇権を掌握したりした。 そのアラカン王国海軍には、ムガルのムスリム傭兵、モン人、ビルマ人と並び、日本人キリスト教徒が含まれていた。ここまで来ていたんだなぁ…。
2020-07-18 17:26:00
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@Rihyo37
ビルマ(ミャンマー)は、中央部が稲作畑作混合地帯と稲作に分かれ、その周辺が豊富な森林産物や鉱物資源を埋蔵する、少数民族居住の山岳地帯に取り囲まれるという、閉鎖的かつ補完的な環境にある。 なので中央部に誕生した政権は、必然的に周辺の征服に乗り出さざるを得ない。ミニ中国みがある。 twitter.com/Rihyo37/status…
2020-07-19 12:01:16