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2019年4月の宮崎旅行で見た現代建築の報告、その3。日南市編。まずは日南市文化センター（丹下健三、1962・S37）。複数の三角状のボリュームで構成されている。丹下建築の中ではかなり異形。 pic.twitter.com/ug5MRUUnkc
2019-10-11 22:43:12
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傾斜した壁という特徴から強いて言えば、若人の広場公園 / 旧戦没学徒記念若人の広場（1967・S42、兵庫県南あわじ市）が比較的似ていると思うが、日南市の方が傾斜への拘りが強い。竣工時は打ち放しで、後に白く塗装されたが、その塗装が剥げて本来の姿に戻りつつある。 pic.twitter.com/PrC4Fp4ZVd
2019-10-11 22:44:37
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実際はそれほど大きくはないものの、岩山のような形状は強い存在感を放っている。 pic.twitter.com/Is7QAG9fOo
2019-10-11 22:45:10
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〈岩山〉の谷に当たる部分には吐水口 / ガーゴイルが設けられている。丹下建築でのガーゴイルといえば香川県立体育館（1964・S39、香川県高松市）のそれが有名だが、実は日南市文化センターが先である。 pic.twitter.com/UJJtVkqhnR
2019-10-11 22:46:45
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このガーゴイルに合わせたのだろう、開口部には多様で過剰な形状の庇や水切りが突き出ていて、外観上のアクセントになっている。 pic.twitter.com/5pqo2wUyJX
2019-10-11 22:48:15
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メインエントランスは半屋外空間。ここでホールと他の諸室への動線を振り分ける。 pic.twitter.com/XpJBJwICO7
2019-10-11 22:49:55
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ホワイエ。ホールは使用中だったのでドアを開けてチラッと覗いただけで、撮影は遠慮した。ホールの内装は改修されている。 pic.twitter.com/K0YsJcWk7E
2019-10-11 23:03:33
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日南市役所（日建設計工務 / 現 日建設計、1956・S31、宮崎県日南市）。前述した日南市文化センターのすぐ近くに建つ。左は議会棟で右奥が行政棟。 pic.twitter.com/RL6H2gfhXn
2019-10-11 23:11:01
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塔屋の存在は戦前の洋風建築の名残ではあるが、全体的なデザインはモダニズムの白い箱。単調さを避けるためか、ファサードの壁面は微妙に湾曲している。 pic.twitter.com/J8j0bisPYh
2019-10-11 23:14:27
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行政棟のファサード（南立面）。ブリーズ ソレイユで覆われている。この背後にもう1棟あるのだが見落とした。 pic.twitter.com/IvEL4I5Zgc
2019-10-11 23:16:17
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旧日南市北郷町総合支所 / 旧北郷町役場（岡田・的場設計事務所、1965・S40、宮崎県日南市）。移動中に発見。寺院か納骨堂かなと思ったら町役場だった。設計者の情報は磯達雄氏から教えていただいた。竣工年は定礎による。 pic.twitter.com/qdnjVz7jfD
2019-10-11 23:19:29
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おそらく議会棟。屋根の造形が素晴らしい。岡田・的場設計事務所は福岡市を拠点に九州で活動した事務所である。現存せず。 pic.twitter.com/DeJN9PIkhp
2019-10-11 23:20:36
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正直に言うと矩形の建築に曲線をやや強引に付けた感は否めないものの、これはこれで味わい深い。 pic.twitter.com/RjBdSGpLpZ
2019-10-11 23:24:04
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なるほど、こういう支え方をやりたかったのね。しかも国旗掲揚台を兼ねている。 pic.twitter.com/KqLJhWl1xH
2019-10-11 23:31:42
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北郷町（きたごうちょう）は2009・H21に日南市と合併。役場は支所として存続するも、耐震性不足を理由に閉鎖された。私が訪れたのは閉鎖後。よって内部は未見。 pic.twitter.com/j1clJsjB0s
2019-10-11 23:34:46
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