自分が思い出しのフックに使うための健忘録です。
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今日読んで健忘録代わりにつぶやいていたのは、銀皿・人間の編集さんである松山悦三のオーラルブンダンヒストリーな本だったが、ろかのページはだいたい自分を抑えられないろかに奥様が恐縮している話か、蘇峰との絶縁迷走の話が中心やったな

2023-01-30 01:00:35
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兄も弟も、世間の風評被害に翻弄されたといってもあながち間違いではあるまい 世間は物語を鑑賞するには未発達やな

2023-01-30 01:03:16
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お潤の経歴、松山氏のセンスがちょっと出世モノのプロットに近いので、苦労してるなあ…みたいな感想になる。本人が語るとあんまりそんな感じがしないわよね

2023-01-31 00:44:57
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いやー……松山氏のかいたムさん(1960年代の刊行本)、ほかの作家のところの苦労話ムードから一転そうそうたる作家陣の強火TO(トップオタ)バトルっぽくて何度見てもちょっと笑ってしまう……w 他のひとんとこそんなじゃなかっただろ

2023-01-31 01:01:36
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ここで紹介されてるムさんの縁者枠は㌧なのよね( ˊᵕˋ ) TO(トップオタ)の強火発言バトルの参加者は くめ はるお 芥川 うの って感じでこの当時の認識がよくわかるわあ

2023-01-31 01:03:19
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え~ こっから勝利のヨメを手に入れる聖杯戦争に参加するんだったら誰を応援します?という一人でごっこやってるけどたのしいなこれ わたしならうのかな~…

2023-01-31 01:12:35
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松山氏の中ではシガの記憶は大正七年以降のものしかないのか…

2023-01-31 01:15:04
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なにぶん、何も書いてないのだから、語ることがないのだ……w 今となっては定番となった友人との絶交エピソードすらないよ。

2023-01-31 01:16:46
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1960年代のシガ、書き手は銀皿、「人間」の編集さん。お手紙もってたよ、何も書いてないけど尊敬されてたよ。むしゃ氏と行き来をけっこうしてたお家はこぢんまりとしてたよ 以 上

2023-01-31 01:18:05
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あらためて、考えさせられるものがあるな……( ˊᵕˋ ) しがについて語ることがない…

2023-01-31 01:19:14
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他の外部作家の名前と発言の引用すらもないよ。かいてないから。

2023-01-31 01:21:06
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ありしまんところも㌧の紹介で大正11年かあ。まあありしまは、シラカバの身内内扱いがお兄ちゃんみたいだけど、作家としては世間に翻弄された素人さんだからな…

2023-01-31 01:24:24
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こちらは女難話が中心になっている。そして水野仙子などの前にいたオンナたちの噂はくめちゃんが語っていることなんだな…ありしまの女関係をくめちゃんが語ってんのなんで。

2023-01-31 01:29:19
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この本、基本松山氏に話をふきこんでくれるのくめちゃんか芥川か、はるおなの笑ってしまうんだけど、ありしまの死に際しての芥川の発言がおもしろいな 松山視点の芥川は刑に服して出所まで待ってもらって添い遂げるのが是なのね

2023-01-31 01:35:40
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㌧のところは、さすがに担当編集なのでちょい詳しいです。『銀皿』が新人向けの投稿雑誌で無名の人を有名な作家に推してもらって掲載するコンセプトだったらしい。㌧は西貝という女性を推してたんだけど、それが原因で雑誌自体が発禁になってしまい、松山氏が損害の全部を負うことになった。

2023-01-31 01:41:29
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㌧のところに登場するほかの作家は菊池、芥川、久米で、あとは実兄だけです。

2023-01-31 01:43:28
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芥川のところは、安田善次郎が殺される予知夢みたいなのを見たよ、それ小説にしようっておもうんだって話聞いた話などです。

2023-01-31 01:48:01
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同居人家族が多すぎて、家庭の煩雑に耐えられないことなどや金銭問題の愚痴をこぼしていたという。

2023-01-31 01:50:26
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お金の問題が多い。キングに頼まれたものも、自分の心にもない原稿を書いてまで生活したいと思わないといって高い原稿料出すところを断ってる話。あと女難。大正の女たちはグイグイくるんだなというのがよくわかる。

2023-01-31 01:56:18
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編集パートナーとしては滝田さんとのつながりが強く、新潮のブラオくんや改造の山本氏の場合はことわることがあったが、滝田さんの依頼と中央公論はどんなに無理をしても書くという。

2023-01-31 01:59:01
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稿料が高いわけでも、滝田が名編集だという評判にひかれたからでもなかった。そして、『文章倶楽部』の加藤武雄と気安い関係で、新潮は断っても文章倶楽部は引き受ける。性格の合致した編集と仕事する傾向にあったという芥川。

2023-01-31 02:01:56
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滝田がもともと作家志望で、ほかの編集とちがって、作家の目線をもってたからじゃないかなーと語る松山氏なのであった。名声だけは大家をしのぐほどの地位を占めていて、文壇ネタの皮肉を飛ばすのがすきだったとも。

2023-01-31 02:05:12
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桜の花がちるのを眩しそうにみているカンカンをスケッチした芥川の狂句の短冊を所持していたという松山氏だったのであった。滝田・菊池の話題が中心ですね。

2023-01-31 02:09:36
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菊池のページは芥川・くめとの友情話や、くめちゃんが玄文社から『人間』を引き受けて、菊池が失敗するからやめろといっても聞かなかったのであきれてる話がのっています。直木がルーズすぎて雑誌が出たりでなかったりした後の紙代印刷代をくめちゃんがだして、さらに雑誌名を特許局に登録したとも

2023-01-31 02:15:43
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当時の特許、どれくらい手間と金がかかるかわからんけど、思い入れの強さがうかがえますね

2023-01-31 02:16:44
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新聞小説の大当たりがあって、そのあと藤十郎の恋や父帰るも上演されたとかいてある。

2023-01-31 02:17:58
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芥川のところにもかいてたけど、彼らの全盛期は大正10年ごろだろうという判定なのね。

2023-01-31 02:18:40
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この本は、1960年代に当時を生きた金星社の編集長が書いてる。そのうえで、大正12年の『文藝春秋』の創刊の書き方がおもしろいな。原稿依頼・編集までを一切菊池自身でやって、校正だけは同人が手伝っている。毎月200円くらいの経費が出るという算段で、数年前から企画。

2023-01-31 02:23:32
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創刊号で差し引き90円くらいの赤字で、それくらいなら自分の原稿料で払っていけると、自信の発言を本人からきいてるのね。

2023-01-31 02:24:48
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こうして道楽ではじめた雑誌が発行部数2万部に達したころ、新感覚派と『文芸時代』がでてきて、同人の大部分が菊池に反旗を翻した。

2023-01-31 02:26:41
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菊池、報復的に同人を解散。利一が直木のゴシップに腹を立て、菊池に一矢をむくゆる一文を朝日新聞に送るが、川端が新聞社にいって原稿を取り返して、掲載されず、菊池vs横光は表面に現れず機器を脱した。このあと、コンくんもゴシップがきっかけで文藝時代陣営にいくことになる。

2023-01-31 02:30:17
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これは別の本のソースなのだが、この時の新感覚派陣営が計画に使っていたのが、芸術社の下宿神楽館なのだ。ひろつんとこでなにやってんだお前ら

2023-01-31 02:33:08
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この後、アルス社との対立、ひろつとの女給事件。中央公論の嶋中氏あてに抗議文を送るが、タイトルをよりセンセーショナルに変えられ掲載され、依頼原稿じゃない持ち込み原稿のタイトルを変更する是を中央公論がかえしてきたので、リアルバトルに発展。暴行罪として告訴。ひろつの調停で告訴を取り下げ

2023-01-31 02:40:28
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こっから、逗子の㌧が教えてくれた妾宅の話や、戦後の雑誌経営が振るわず、文芸春秋社は解散。とまあ、こういう内容が紹介されている。

2023-01-31 02:43:24
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このツイート類は、わたしが健忘録としてつぶやいているので特に目的がないですが、大概のことは聞いたことがあることばかりがかいてあるんじゃないかなあ

2023-01-31 02:44:44
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久米正雄のところにのってるのは、女給事件を発端に、中央公論の嶋中雄作との間で起きたトラブルの件の詳細ですね

2023-02-01 12:50:40
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抗議文のタイトル変更をめぐって、自分が調停中だった旨と嶋中・福山側の不誠実、公人としての菊池への過去の侮辱から続く婦人公論の一連を糾弾する声明を発表した件菊池を擁護するくめ&ゆぞの連名声明(昭和5年) といった内容がのっている。要約すると。

2023-02-01 12:51:27
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松山氏が所持していた久米からの速達、舞台のチケットがおくられた大正11年ごろのお手紙の紹介、そのころ『人間』の復刊交渉を編集になる予定であった松山氏とおこなってるのね。

2023-02-01 12:57:40
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芝公園内にあった出版社である玄文社が当初同人雑誌としての『人間』を出発当初もってて、同人雑誌時代にそこにのった「嬰児殺し」「板崎出羽守」が有名になったため、山本有三は『人間』から文壇に出た作家だと言われていた話

2023-02-01 13:01:39
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『中央公論』『新潮』などとともに雑誌界でも評判になった『人間』は玄文社の経営不振にともなって休刊。雑誌名を保存するために、くめが特許局に登録して持ち主となる。

2023-02-01 13:07:57
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直木に経営を任せるも、出たりでなかったりし、紙屋印刷所の保証人になっていたくめが負債を全額と、吉田絃二郎側に払う予定だった原稿料などもくめが肩代わりしたと本人は話していたそうで。

2023-02-01 13:11:22
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そういう失敗があったあとだったので、菊池が やめろ   って反対してたが、本人はやる気だったので、松山氏を編集長として再出発。

2023-02-01 13:12:04
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くめ自身が離していた『破船』で描いたころの思い出ばなし。くめが時事新報に合格していたのを菊池に譲って故郷に帰って休養した経験がなければ、作家になっていたかどうかもわからないとも

2023-02-01 13:14:58
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「もし文壇に出ても芥川と同時期に新進作家の列に加わることは、できなかったと思う。それと僕が中途にして純文学から通俗小説に移ったことは、経済的には恵まれたが自分の生涯のためには大きな損失だった。」 という松山氏に語ったことが載っている。

2023-02-01 13:16:54
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松山氏はこれをうけて、くめ・菊池の両氏が芥川のように芸術に精進しつづけていたら、経済的な損失をしたかもだが、後世にのこる作品を残していただろうと思ったそうで、戦後の高見順氏などとともに鎌倉文庫を設立して『人間』を復刊し華々しい活躍をしたのも、この時の生涯の理想を実現したものとも。

2023-02-01 13:20:47
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そういう理想は、3年くらいで失敗し、教科書出版の老舗目黒書店に『人間』は統刊、短い間に不振の一途をたどっていた発行所の運命とともに廃刊。この時鎌倉文庫から目黒書店に身売りした社員の大半は廃刊とともに運命を共にしたため、くめは松山氏に部下への気の毒な思いをかたっている。

2023-02-01 13:24:43
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松山氏は、菊池・くめの両氏の初期作品は芸術的にのこるとおもっていて、各自雑誌をとおして無名作家の進出に大きな貢献をしたことは立派だったとしている。

2023-02-01 13:26:45
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過去のくめちゃんがこう自分をふりかえっていってる一方でなんの瑕疵も受けなかったのでは…とくめちゃん自身にいわれトップオタがトップオタを誇る発言をのせられているむっむのページのノリが違いすぎて笑ってしまうのであった…あそこだけ亜空間だな… たにざきですら苦労出世話であるよ

2023-02-01 13:31:55
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毎月一度は大磯の松林のなかにあったこぢんまりしたおうちはくちょ家を訪ねていたという松山氏、大体いくとイッヌをつれて海岸に出てて来客があると奥様が探しに行く感じなのかな。

2023-02-01 13:43:03
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