2021年2月の島根・鳥取旅行、現代建築編。松江市の菊竹展・菊竹建築巡りとともに今回のメインテーマだったのが、島根出身で建設省の営繕官僚、 #安田臣 (やすだかたし)氏の建築巡りだ。彼の代表作のひとつ、島根県庁舎(1959・S34)。左:議事堂、右:本庁舎。 pic.twitter.com/6RdnKvng2o
2021-03-07 21:42:50外壁を庇がぐるりと取り巻くデザインは、その後の官庁建築の手本となった。 pic.twitter.com/YbOnnXtW3n
2021-03-07 21:45:33建設当時はまだ自然の採光・換気に頼っていたためか、本庁舎の平面形状はロの字型。 pic.twitter.com/r0Z9X9LaQn
2021-03-07 21:51:02島根県庁の庭園は、造園家 重森三玲氏の長男である重森完途(かんと)氏の作。ウィキペディアによると名前は哲学者のイマヌエル カントに由来するのだそうな。 pic.twitter.com/cuSF2MuFdt
2021-03-07 21:57:48島根県庁の向かい側には、同じく安田臣氏が設計した島根県民会館(1968・S43)が建っている。 pic.twitter.com/UPuURVy5wf
2021-03-07 22:19:39県庁舎が基本的に基準階を積み重ねた均一なデザインであるのに対して、島根県民会館は造形の力強さを全面的に出している。これが安田さん本来の好みなのかな。 pic.twitter.com/3tZDgRdE4e
2021-03-07 22:22:51島根県民会館 駐車場の料金所(使用停止)と倉庫(元は別用途かも)。 #付属建築 pic.twitter.com/fhIWkjMrnw
2021-03-07 22:32:23島根県民会館の南にある紫泉堂ビルという画廊も安田臣氏の設計(竣工年 未確認)。 pic.twitter.com/u3QWqNHAMM
2021-03-07 22:36:34鳥取市佐治町総合支所 + 鳥取県豪雪山村開発総合センター プラザ佐治(安田臣、1971・S46、鳥取県鳥取市)。安田さんが建設省を退官して独立した時期の仕事である。佐治町総合支所は竣工時は佐治村役場で、2004・H16に鳥取市と合併した。 pic.twitter.com/K4spbGUTqi
2021-03-07 23:54:08豪雪山村開発総合センターとは、豪雪地域を対象としたコミュニティセンターの一種のようだ。要するに村役場とコミセンの複合施設だが、それぞれ独立した建築で、中庭を囲んだ「く」の字型になっている。 pic.twitter.com/AaNJkUKfcq
2021-03-07 23:57:20傾斜した壁面は合掌造り民家がモチーフ? 改修済みの支所とおそらく手つかずのプラザ佐治が対照的だ。誘導灯が点いていたのでプラザ佐治も使われていると思うが、先進的な建築と古代の遺跡が同居しているような不思議な光景だった。 pic.twitter.com/DL6FYElwyN
2021-03-07 23:59:23場所はココ。Googleマップ goo.gl/maps/D3mzTea2x… 私は倉吉市から人形峠越えのルートで向かったのだが、山道の運転はちょっとキツかった。行くなら鳥取市側からアクセスした方が楽。 pic.twitter.com/3DMcAFW1cE
2021-03-08 00:01:52