2019年8月14日
独自設定もりもり、普段のつぶやきを読んでる前提の鳥太刀がただ会話するだけのイベント。突然色々なカップリングが発生するので地雷のある人は注意してください。
1
せーは @seiha_rnb

脳内の鳥太刀会話で、鶯丸が髭切の行動に気付きながら鶴丸には黙っていた理由と、鶴丸が今まで本丸に布いていたセキュリティが判明などしている。

2018-09-14 12:43:14
せーは @seiha_rnb

鳥太刀会話イベント時間軸は髭切を序列にすると鶴丸が告げた次の日くらいの話で、まだ序列内の通達もされていない段階くらいです。 いつもどおり早い時間から縁側でお茶を飲んでいる鶯丸のところに鶴丸がふらっと現れるシーン。

2018-09-18 01:34:36
せーは @seiha_rnb

「よっ」 「あぁ、来たか鶴丸」 後ろから突然声をかけても、特に驚いた様子もなく鶯丸は茶を啜る。 のんびりとした穏やかな視線は庭に向かっていて、なにもかもいつもどおりといった風体だ。 昨日起こった小さな、しかし根深い騒動など素知らぬ素振りの鶯丸に、鶴丸は溜息を付いた。

2018-09-18 01:39:00
せーは @seiha_rnb

どかり、と隣に座る鶴丸に、鶯丸は視線も寄越さない。鶴丸ははーっと息を吐いてから、呻くように言った。 「君、最初から知ってた上で髭切の事を報告しなかったな?」 「何も全部解ってたわけではないさ。まぁ、こうなるのではないかなとは思っていたが」

2018-09-18 03:43:45
せーは @seiha_rnb

髭切が己の恋路を成就するまで秘匿しきった事は、実は鶴丸にとっては大層な大事だった。 鶴丸の主な役割は第一席である加州の補佐と新刃の教育。そして、本丸内で発生しうる異変、異常への対応。 防壁の内側に何かが発生する前の対策とは、細かな監視と原因の芽の排除に他ならない。

2018-09-18 04:36:36
せーは @seiha_rnb

故に鶴丸は本丸の中を巡回して観察する他に、複数の『目』を置いている。 その上での今回の件である。 つまり髭切が欲しかった結果自体は鶴丸には些事であっても、過程が大問題だったのだ。鶴丸が気付かないうちに進行した事象があるということは、少なくない動揺を齎した。

2018-09-18 04:47:26
せーは @seiha_rnb

「まぁ、お前に積極的に隠されるとは思わなかった訳だが」 じとり、と鶴丸が鶯丸を睨めつける。鶯丸は…観察の一部を情報として提供する事を求められていた男は、小さく苦笑して湯呑を置いた。 「別に、お前を裏切ったわけでは無いさ二位殿。俺はあくまでこの本丸の決めごとに従ったまでだからな」

2018-09-18 04:56:26
せーは @seiha_rnb

「何?」 「この本丸の序列とその周りの取り決めは主とお前が中心になって決めた事だ。十分承知だと思ったが?」 例えば、序列内の命令系統は三位まではほぼ明確な縦割りであり、命令が重複した場合上位のものが優先される。これは戦闘時の非常事態等を除けば、ほぼ絶対のものである、等の。

2018-09-19 00:45:33
せーは @seiha_rnb

「……、……まさか」 「まあ、推察の通りだ。知己ではなく序列としてのお前に頼まれた事を明確に無視するなんて、より上の意図以外無いさ」 この本丸の序列において、鶴丸の上位はふたり。序列の上に座する審神者はよほどの事態でなければ刀に口出しはしない。 ならば残りは一振りしかいない。

2018-09-19 00:50:57
せーは @seiha_rnb

「…清光が噛んでいたのか」 「俺が黙っていた事には、な。だが、俺が加州に頼まれたのはお前の事であって、髭切の件を伏せたのはそうすればその頼みを果たせると思ったからだな」 だから別に、今回の髭切の行動は加州も把握していなかったはずだ、という鶯丸に鶴丸は怪訝そうな顔を向けた。

2018-09-19 00:56:51
せーは @seiha_rnb

「俺の事?」 訝しむ声に、鶯丸は漸く鶴丸に視線を向ける。白い睫に縁取られた金の目にも明確に訝る感情が浮いていた。 「そう、お前の事。いつだったかな…加州が『鶴丸さんの負担が多すぎるんじゃないか』と相談に来たんだ」 それは、大包平がこの本丸に訪れるよりは前の話だったと鶯丸は思い出す。

2018-09-19 06:24:31
せーは @seiha_rnb

『鶯丸さん、こんにちは』 序列の第一位、初期刀である加州清光はその日ふらりと鶯丸の所に現れて隣に座った。 それ自体は特に珍しいことではなく日常の一環に近い事ではあったが、最初の挨拶以降鶯丸が彼の分の茶を用意して差し出すまで加州がじっと押し黙っていたのが印象的だった。

2018-09-19 06:35:34
せーは @seiha_rnb

暫くの沈黙の後、加州は一度茶で口を湿らせてから『この本丸の防御機構の事なんだけどさ』と重たげに口を開いた。 それに続いたのが件の、鶴丸の負担が多すぎるのではという懸念だった。 それはまぁ、確かにと鶯丸も思った。初期の頃に来た面子の中では後ろの方とはいえ鶯丸もこの本丸に来てから長い。

2018-09-19 06:40:16
せーは @seiha_rnb

故に、鶴丸がこの本丸に護りの術を巡らせている事は知っていた。 だが種類や数の全数となると― 『加州はどの程度まで把握している?』 『七割くらい、かな。鶯丸さんは?』 『同じ程度だ。視えているものも違うからな、お互いで補完すれば九割にはなるか』 お互い顔を突き合わせて手持ちの札を開く。

2018-09-20 04:18:21
せーは @seiha_rnb

四方の門、鬼門裏鬼門の守りという定石から始まり、内外を監視する無数の目。侵入しようとするモノへの対応と、侵入された場合の対処等。 『対侵入者用の攻勢防壁もあるのか』 『うん。そこら辺は外に向かうから主と組んだらしいけどね』 とはいえ主も全数は把握していないらしい。秘密主義に過ぎる。

2018-09-20 04:29:53
せーは @seiha_rnb

『よく力が足りるものだ』 『霊力自体は主からの供給を倍くらい回して貰ってるらしいとは、きいたけど』 『まぁ、そういう問題ではないな』 個で対応できる出力としてはギリギリだろう。比較的神格の高い古い太刀だから出来ている荒業だ。 綻びらしい綻びも見受けられないのが逆に問題だった。

2018-09-20 04:40:47
せーは @seiha_rnb

そう、恐ろしいことに年単位で運用していて破綻が見られない。問題なく、回せてしまっている。 加州もそれが原因でこの件を鶴丸本人に突き詰めることが出来ないらしい。 『心配するほどの事じゃないぜ、なんて言われちゃうとね…』 序列の上では上位者でも相手は長く存在した神で、年上の恋人だ。

2018-09-20 22:04:45
せーは @seiha_rnb

そこに無理をしてるだろうから止めろ、とは加州からは言い辛い。 問題なく出来ている事を止めさせるのは、その能力を疑うという侮辱にもなり得る。というか鶴丸が恐らくそういう流れで理論武装してくるのは目に見えていた。 『…加州も大概鶴丸には弱いな』 『そーね。まず口で勝てた試しが無いし?』

2018-09-20 22:11:56
せーは @seiha_rnb

口の端だけで笑った加州は、ふと笑みを消して赤い目を伏せるともごもごと呟いた。 『…、やめろっていえばやめてくれるとは思うんだけど。そうすると鶴丸さんが落ち着かないだろうし』 序列を提唱したのは鶴丸だ。その約上に上位の命令は絶対、と書かれている以上、それは言霊に近い強制力を持つ。

2018-09-20 22:24:18
せーは @seiha_rnb

他の男士はともかく、鶴丸にとっては序列は自分が言い出して自分が従うと決めた制約だ。 故に、加州がどうしても、と言えば鶴丸は従うのだろうが。 『強制はしたくないと』 『だってそれじゃ、いきなり目を塞ぐようなものでしょ』 今までやっていた護りを無条件で解けというのは横暴でしか無い。

2018-09-20 22:29:52
せーは @seiha_rnb

『だから出来れば、他のひとに少し負担を分ければいいんじゃないかなって。そもそも、現状じゃ鶴丸さんに何かあったら一気に本丸の護りが落ちるんだから、戦略的にも』 『違いない。…しかし問題は』 『鶴丸さんがそういう意味では誰も信用してないこと。…特に霊力の強い、同年代くらいの刀は』

2018-09-20 22:36:40
せーは @seiha_rnb

『あぁ。ある意味では信頼されているんだろうがな。三日月などが典型的だ』 『実力が解ってるから万が一の事があったら御しきれない、って事だと思う…』 『…つまりは鶴丸が納得した上で今の護りを他の者に幾らか委ねる方法を考える、と』 改めて口にすると途方もない。加州は頭を抱えて呻いた。

2018-09-20 22:49:43
せーは @seiha_rnb

『やっ…ぱり難しいよね…』 『まぁ、簡単ではないな。俺も良案が無いか考えてはみるが』 直ぐに良い方法が思いつく気はしない、と鶯丸が言うと赤い初期刀は柔く笑った。 『んーん。考えてくれるだけでありがたいから』 正直行き詰まってたんだ、と冷めてしまった茶を煽ってから加州は立ち上がる。

2018-09-20 22:56:06
せーは @seiha_rnb

『今日はありがと、鶯丸さん。何か思いついたら教えて。俺も出来る限り、負担かけないように頑張ってみる』 『承った。だが、加州も気負い過ぎないようにな』 湯呑を受け取って鶯丸がそう言えば、加州ははにかむようにもう一度ありがとうと言った。 立ち去る加州を見送って、鶯丸も湯呑に口をつける。

2018-09-20 23:07:58
せーは @seiha_rnb

(全く。あの風来坊が完全に護りに入るとここまで厄介とはな。…まぁ、仮巣ではなく己の巣としして認識しているという事かも知れんが) そう考え、冷めた茶を啜って息を吐く。 鶴丸も差し迫った状況になれば運用を見直す心積もりにもなるだろうが、現状では見直す理由は無いだろう。

2018-09-20 23:22:04
せーは @seiha_rnb

まず差し迫った状況が起こったその時点で致命的な負荷が発生する可能性が大いに有り得る。 そうなる前に対処したいのだろう加州の気持ちを思えば、危機的な何かが起こる時まで待つのは愚の骨頂だと言えた。 先程の沈んだ加州の表情を思いだし、鶯丸は苦笑する。 (随分と思われているな。…なあ鶴丸)

2018-09-20 23:28:11
せーは @seiha_rnb

鶴丸の心情を十分に尊重しながらも、恋人が抱えたその過負担に気を病んでいたらしい加州のいじらしい様子に年配者としては心を打たれるものがあった。 まぁ、個人的な心情を置いておけばこれは序列最上位からの「お願い」でもある。忖度して優先事項のように扱って差し支えないだろう。

2018-09-22 07:40:07
せーは @seiha_rnb

「…それが今回の髭切の騒動か」 「俺は大包平を観察していたから存外すぐ知ったんだが。あそこまで状況が動いていてお前が気付いていないと知った時にはそれこそ驚いたぞ」 鶯丸はそう言って薄く笑った。 「まぁ髭切が勘が良かったのか、さもなくばお前の術の気配が知れていたかだろうが」

2018-09-22 07:57:35
せーは @seiha_rnb

確か既知だったな、との鶯丸の言葉に鶴丸は頷いた。 共にあったのは安達の数代程。髭切と本丸で再会した時、曖昧な記憶の中で鶴丸のことをそこはかとなく覚えている様子だったのが印象的ではあった。 「最初はな、お前に報告した後問題にはならないだろうから放置するように頼むつもりだったんだ」

2018-09-22 08:10:16
せーは @seiha_rnb

何しろ事は多少ややこしいだけのただの色恋沙汰で、身内が関わっている事柄でもある。様子を伺っていても(まぁ大包平の個人的な身辺状況は置いておくとして)本刃が隠したがってそれを通しているという事以外は、客観的には些細な事と思えた。 だが、隠せているというその一点だけが異例なだけで。

2018-09-22 10:17:43
せーは @seiha_rnb

その一点があまりに見過ごせない箇所だった。 基本的に鶴丸が撒いている『目』は本丸のほぼ全域を網羅している。鶯丸も幾つかの配置場所は知っているが、全数は主や加州でも把握していないらしい。…比較的新しい言葉で言えばプライバシーの侵害とも言えるがまぁ軍組織と考えれば仕方がないだろう。

2018-09-22 10:34:37
せーは @seiha_rnb

とはいえ数が多い故に常時同期している訳ではなく、監視が薄い場所もある。例えば鶯丸がいる縁側の周辺は視認できる範囲に一体式がいる位で、鶯丸の方を視ている事も少ない。加州が来た時も会話の内容に注視していた様子は無かった。 …これは偏に、此処を定位置にしている鶯丸がいるからではあるが。

2018-09-22 10:52:23
せーは @seiha_rnb

そもそも、『目』の主な役割は本丸内に入り込んだ外敵等の脅威や異変をいち早く発見、排除する事にある。仮にも仲間である刀剣男士達の行動記録は副次的な産物だ。 それも何らかの変心や叛意、干渉による変異を察知する為に行われていて、男士達の個人的な事情を詳らかにする為の物ではない。

2018-09-22 11:02:18
せーは @seiha_rnb

だからこそ鶴丸に『何か異変があれば教えてくれ』と言われていた鶯丸の周辺の『目』が少ないのはそのまま信頼の証であり、皆無ではない所が鶴丸の警戒を示していると言えた。 まぁ気の抜けないことだ、とは思ったが鶯丸はそれを不快には思わなかった。 視界が開けていると落ち着くのは鳥の性でもある。

2018-09-22 11:10:30
せーは @seiha_rnb

そもそも鶴丸の気質からすれば、完全な予測は自身の精神的な苦痛を誘発する行為だ。『予想しうる出来事だけじゃ、心が先に死んでいく』とはよく言ったもので、鶴丸国永という刀剣男士は、基本的には退屈を忌避する。 『目』の配置に鶯丸の場所の様な若干の抜けがあるのはその辺の落とし所なのだろう。

2018-09-22 11:22:09
せーは @seiha_rnb

そんな鶯丸とは逆に、元より比較的強い警戒対象だったのが髭切と膝丸の兄弟だった。固有の上下観を持つ刀は、有事においてそちらに従う可能性があるからだ。 …余談だが、大包平を連れてくるという審神者に強く反発したのもそのあたりが原因らしい。強い自我と自尊のある者は厄介、という事だ。

2018-09-22 18:42:26
せーは @seiha_rnb

とはいえ、長く本丸で生活しているうちに兄弟のどちらもが加州、和泉守あたりをはじめとした刀たちと徐々に友好関係を結んでいって、本丸に馴染んでいった。 そのあたりで鶴丸の警戒値も通常程度まで落ちていた様に思える。 そこに来たのが大包平で、その世話役に引っ張り出されたのが髭切だった。

2018-09-22 18:50:04
せーは @seiha_rnb

世話役と新刃。そこに膝丸も加わってややこしい事態になったのはさておいて。 大包平が鶴丸の警戒に引っかからない筈も無く、元からある程度の警戒対象だったこの兄弟が加わるとなれば視られない筈も無く。 当然そうなるだろうし、人柄が確りと知れるまでは致し方なしと鶯丸も放置していた位だ。

2018-09-22 22:56:30
せーは @seiha_rnb

だからこそ、驚いた。 つまり、恐らく意識的に髭切は鶴丸の監視の目をほぼ避けて自分達の状況を転がしていた事になる。 とにかく絶妙な関係性を保っていた三振りの関係を破綻させず変化させるのに第三者の横槍を入れるわけにはいかないという焦燥が、鶴丸の警戒を上回ったのかもしれない。

2018-09-22 23:05:40
せーは @seiha_rnb

まぁ、冷静に考えれば鶴丸は何もこの三振りだけを視ているわけではなく、『目』とも緊急性がなければ同期している訳でもない。一日に数度、本丸全体の圧縮された情報を逐次解凍して処理しているという話だから、ただひたすら警戒線を避ける事に集中すれば、すり抜ける事は困難でも不可能ではないのだ。

2018-09-22 23:11:25
せーは @seiha_rnb

成程と鶯丸はひとり納得し、そうして加州から持ちかけられた相談事を思い出した。これはもしかしたら、またとない機会なのでは、と。 髭切の隠している事はあくまで私事だ。成し遂げられても被害が出るわけではない。だが、結果的には張り巡らせた警戒網のごく僅かな穴が露呈する形となっている。

2018-09-23 08:09:51
せーは @seiha_rnb

これが最終段階まで隠匿できるようなら、あの頑固者を説き伏せる素材になり得るかもしれない。 難点があるとしたら、恐らくそれなりに精神的な打撃を与えてしまう事と、あと一つ。 『…まぁ、信用は失うか』 現状、自身の鶴丸からの信頼が低くはないと鶯丸は自負していた。 それを利用する手でもある。

2018-09-23 08:20:10
せーは @seiha_rnb

最終的には全体の利にはなる。一位である加州の願いを聞くという言い訳も立つ。だがその上でも、一種の裏切りと思われる可能性は高い。 『…まぁ、仕方がないな』 加州の切実な表情を思い出し、鶯丸は目を伏せて感傷を飲み込んだ。 このままで良いと思っているのは、何も加州だけではないのだ。

2018-09-23 17:51:17
せーは @seiha_rnb

「…」 そんな事情を聞かされた鶴丸は、複雑な表情で頭を掻く。 鶴丸個人としては、どうやら鶯丸が自分との関係悪化を気にした、という事が意外で、面映くもあった。 「ん?どうした」 「いや、なんでもない。少し驚いただけだ。というかきみ、俺をなんだと思ってるんだ」 「警戒心の高い親鳥だな」

2018-09-23 18:02:07
せーは @seiha_rnb

ぽんと放られた鶯丸の言葉に鶴丸は面食らってぱちりと瞬きをした。 金の目が傾きかけた陽光を反射して光る。 「親って、…あのなぁ」 「なんだ、間違ってはないだろう?巣を護ろうと身を削る親鳥の様だ」 「…そんな風に見えるものかね」 本刃としては納得がいかないのか、曖昧な表情で鶴丸は唸った。

2018-09-23 22:24:50
せーは @seiha_rnb

「これだけ好き勝手やってるんだ、親にしても良いものじゃないだろうさ」 端正な美貌に皮肉げな笑みが薄く浮かぶ。その様子を見た鶯丸は優雅に肩を竦めた。 「自覚があったとは」 「いや、自覚なしでやってたらただの暴君だろう?まぁ俺は『二位』だからなぁ。別段慕われる必要もないし、良いんだが」

2018-09-23 23:18:54
せーは @seiha_rnb

新刃の教育と並行した釘刺しや適度な威圧などを行い、本丸の内での力関係を調整し続けている鶴丸は己がこの本丸内ではかなりの強権を持っている事を自覚している上、それを使用する事にも然程躊躇いがない。 その分疎まれている…というか面倒がられる面があるのも事実として受け止めて入るのだろう。

2018-09-23 23:34:28
せーは @seiha_rnb

…今回の件で髭切が明確に鶴丸の干渉を避けていた辺り、その認識も間違っては居ないのだが。 「…あぁ、そうだ鶴丸」 「…?」 鶯丸は、ふと思い出したというように言って空を仰いだ。 わざとらしい様に鶴丸が怪訝そうに首を傾げる。 「お前の件は、別段加州に頼まれたというだけではなくてな」

2018-09-23 23:41:20
せーは @seiha_rnb

加州の次に来たのは難しい顔をしたこの本丸第三位を預かる男とその助手を自負する少年だった。 和泉守は大きくため息を付いて『なんとかなんねぇのか、アレは』と唸り、堀川は困ったように『鶴丸さん、あんまりひとを頼ってくれないんですよね』と笑った。『お手伝いなら任せて、って言ってるのに』

2018-09-23 23:46:17
せーは @seiha_rnb

澄んだ青い瞳を揺らめかせて堀川は言葉を続けた。 『確かに僕等、比較的若い付喪ですから。術や霊力に関してはあんまり、なんで力になれるところは限られてますけど』 『…なんか出来る事あるだろ、それでも』 本丸の中で最も新しい時代の刀は、しかめっ面を崩すこと無くそう言った。

2018-09-24 00:03:12
1 ・・ 4 次へ
1
まとめたひと
せーは @seiha_rnb

羽衣馬晴波@成人済 文と短歌*BL色恋二次創作 猫と日常 ⛔カプ雑食・混沌・諸々注意⚠ 刀*沖田組他・独自設定本丸 FGO*授と新茶 メギド*祖51,63 tist*🌹 2.5*観/呟 生涯推*触手 F*19歳以上推奨 RT多。 短歌企画 @seiha_tanka_ アイコン 友人カエル氏

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?