2021年2月15日
高架化事業で建て替えられた折尾駅(福岡県北九州市)の新駅舎が完成し、2021年1月に供用が始まった。開始直後に見た外部・内部のデザインについて。その2。
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タケ@ALL-A @take_all_a

2021年1月に供用が始まった #折尾駅 (福岡県北九州市)の新駅舎の続き。2回目は改札内のコンコースを紹介する。写真は改札口の外側。今まで北口・東口・西口に分散していた改札口は新駅舎の1ヵ所に集約された(位置は北口にあたる)。 pic.twitter.com/pMuAXJvr3A

2021-02-15 21:23:32
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前回のツイートをまとめたモーメント。 twitter.com/i/events/13591…

2021-02-15 21:24:03
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折尾駅の改札口は、駅の規模や乗降の利便性の観点からは複数箇所が望ましいと思う。実際、ツイッターには出入り口の減少を戸惑う声が散見される。改札口の集約はおそらく駅業務に必要な人数を減らす意図があるのではないか。 pic.twitter.com/OLYqgPzfP8

2021-02-15 21:28:31
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新しいコンコースは、新駅舎裏側の平屋部分と鹿児島本線・筑豊本線の高架下を直線上に延びている。高架化以前の駅内部は、古い立体交差構造という事情から通路が複雑で迷う人が続出していた。動線のコンコース1本化でホームの位置関係が一目瞭然になったことは、高架化の大きなメリットだ。 pic.twitter.com/51p80WpQNM

2021-02-15 21:28:56
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高架化以前の折尾駅(撮影2010・H22)。築堤上が鹿児島本線で下が筑豊本線。鹿児島本線側は当時の九州鉄道が、筑豊本線側は当時の筑豊興業鉄道がそれぞれ明治期に開通させた。折尾駅は日本で最初の立体交差駅だった。 pic.twitter.com/NVP1uwx9WA

2021-02-15 21:36:24
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高架化による線路の切り替えによって、折尾駅での鹿児島本線と筑豊本線の位置関係は、立体交差からY字状高架の同一平面に変化した。立体交差部は折尾駅から水巻側に移動し、意識して探さないと交差の存在自体が分からなくなった。 pic.twitter.com/akk0Tm7JkX

2021-02-15 21:40:04
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この折尾駅の大変貌に際して、駅の歴史を継承するデザインが施された。ひとつは前回述べたように解体された先代の木造駅舎を再現した新駅舎。もうひとつは、鹿児島本線・筑豊本線それぞれの旧線の位置をなぞったコンコースの床のラインだ。 pic.twitter.com/ov9aM2Wzva

2021-02-15 21:44:45
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細長い黒タイルでレールを表している。 pic.twitter.com/97usnw7alu

2021-02-15 21:47:21
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欲をいえば、壁に列車前面の写真を貼るといった演出をすると面白いが、サインやドアがあるのでちょっと難しいか。この写真の “線路” は立体交差の上側だった鹿児島本線の旧線。 pic.twitter.com/JnLHpk2r02

2021-02-15 21:51:30
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こちらは立体交差の下側だった筑豊本線の旧線。高架の設計上、柱やエレベーターの位置はほぼ動かせず、旧線とぶつかるのは仕方がない。というか、この衝突こそ折尾駅の変貌ぶりを示している。 pic.twitter.com/27jL2OEPL7

2021-02-15 22:06:49
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擬似的なレール描写だけでなく、筑豊本線側の一部にガラス張りのピットを設け、旧線で使われていたレールと枕木を再利用して軌道を再現展示した部分もある。 pic.twitter.com/6OjAND7Wyt

2021-02-15 22:08:54
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ピット側面に貼ったレンガも、築堤のどこかに使われていたレンガの再利用だ。 pic.twitter.com/4GAZ3WqdO8

2021-02-15 22:11:36
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高架の施工中に撮影した、現場内に置かれていたレンガ。モニュメント用だと察しは付いたが、解体したレンガ塊を1個ずつ丁寧にバラしていたので、どういう使い方をするのか気になっていた。たぶんこれをピットに貼っている。 pic.twitter.com/rSDE9YdNuE

2021-02-15 22:17:28
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実は、現在も折尾駅付近の某所にレンガ塊や旧線ホーム上屋の部材が保管されている。駅前広場の整備時にこれらを再利用したモニュメントの設置計画があるものと思われる(この写真を見て保管場所が分かっても場所は伏せてください)。 pic.twitter.com/gu6ZgtvTfe

2021-02-15 22:21:12
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また、レール / 旧線跡の再現以外にも、高架化事業に着手する前(2005・H17年当時)の折尾駅周辺の航空写真が床に貼ってある。 pic.twitter.com/q8s1qur9Ua

2021-02-15 22:26:41
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さて、折尾駅の歴史上一番肝心な部分である立体交差部はどこだろうかと “線路” を辿ると… あー、テナントスペースと重なってしまったのね。 pic.twitter.com/sxmFnZVuaz

2021-02-15 22:31:51
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高架の柱、改札口、テナントに囲まれた隙間に立体交差部は押し込められていた。ただ、筑豊本線の “レール” を切断することで、鹿児島本線が上で筑豊本線が下という位置関係を表現したのは上手い。 pic.twitter.com/WZ1Y3hIn1o

2021-02-15 22:34:40
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確かに、改札横の好位置にテナントを配置するのは妥当な設計だ。JR九州は営利企業でもあり、歴史の表現より収益を優先した姿勢は理解できる。ところで、立体交差部の範囲は改札口の外=待合スペースにも及んでおり、そこはどうなっているかというと… pic.twitter.com/yBmjbJwAWd

2021-02-15 22:40:14
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どういうわけか改札の境界線で “線路” を止めてしまい、待合スペースには何もない。 pic.twitter.com/KxI3gsjZrN

2021-02-15 22:43:27
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なぜ? どうして改札口で “線路” を止めた? 待合側には十分な余白があるのに。せっかく歴史性をいろいろデザインしながら、「日本初の立体交差駅」という折尾駅の重要な点が不完全に終わってしまったのは残念でならない。 pic.twitter.com/tsaHSB5RTM

2021-02-15 22:49:09
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タケ@ALL-A @take_all_a

改札口の前に “線路” を描くと、利用者と見学者の間で接触や撮影トラブルが発生しかねないとJR九州は懸念したのかなあ。それくらいしか理由が思い浮かばない。私としては、シール貼りでいいから追加工事でレールを描いてほしい。 pic.twitter.com/DGf16R5fcQ

2021-02-15 22:52:25
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タケ@ALL-A @take_all_a

付け加えると、これらの歴史的なデザインに関する説明文が、駅舎のどこにも掲示されていないことも気になった。私が前回と今回に述べた情報(床の航空写真はH17撮影とか)は、駅で入手したリーフレットによる。 pic.twitter.com/uSxu6sPiJ4

2021-02-15 23:00:43
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タケ@ALL-A @take_all_a

説明パネルの類いがないのは不可解で、何かの事情で遅れているだけかもしれない。または、これから行われる駅前広場整備工事のサイン工事に含まれている可能性もある。

2021-02-15 23:03:43
タケ@ALL-A @take_all_a

そして、駅構内に東筑軒が復活した。パッと見て「狭くね?」と思ったけどそれは出入り口だけで、中は十分に広かった。 pic.twitter.com/e6fbtxwpSQ

2021-02-15 23:06:30
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タケ@ALL-A @take_all_a

昨夜ツイートした折尾駅の補足。北九州市の折尾総合整備事務所が作成した新駅舎に関するリーフレットのPDF版が、市のウェブサイトからダウンロードできる。リンク先ページの下の方、PDFリストの「新折尾駅舎パンフレット」がそれ。 city.kitakyushu.lg.jp/ken-to/0650006…

2021-02-16 21:40:18
タケ@ALL-A @take_all_a

折尾駅の補足。高架化前の筑豊本線ホームから見た立体交差部。撮影:1枚目2010・H22、2枚目2011・H23。 pic.twitter.com/bPPWB9RUEF

2021-02-16 22:21:59
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高架化前の鹿児島本線ホーム。撮影2006・H18。 pic.twitter.com/nu8faTCRRh

2021-02-16 22:24:18
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まとめたひと
タケ @take_all_a

福岡県を中心に、建築・団地・土木・産業遺産などについて、ツイッターにつぶやいたことをまとめています。個人サイトの方は放置中。

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