おとしましたよ 1

ひかちゃ @hikacha_moutsui

1. ？？:おとしましたよ？ 〇〇:ありがと...え？ 僕は街中を歩いてると知らない女の子に声をかけられた。何か落し物をしたみたいなのだが彼女は何も持っていない。 ？？:ん？

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2. 〇〇:なんの用ですか？ 僕は彼女の言ってることがわからなかったので彼女の要件を聞く。 ？？:私をおとしましたよ。 〇〇はどれだけ考えても本当に理解できなかった。 〇〇:もうちょっとわかりやすくお願いします。 ？？:だーかーらー、私をおとしましたよ？ 〇〇:？？？？

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3. 〇〇はもう1回聞いても1ミリも理解できなかった。 〇〇:...もういいですか？ 〇〇は面倒くさくなり、その場を離れようとする。 ？？:待ってください！1人の女の子をおとしてどこに行くんですか？ 彼女はその場を立ち去ろうとする〇〇の袖を引っ張る。 〇〇:だから...え！？

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4. 〇〇は彼女の言葉に耳を疑った。 〇〇:おとした...とは？ ？？:あなたに一目惚れしました！ 〇〇は初対面であって数分の人に告白された。 〇〇:えっ、いや、ふぇ？ 〇〇は頭の整理が追いついてなかった。 ？？:はい？

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5. 〇〇:（え？告白された？しかもあって数分。なんで？） 〇〇は必死に今の状況を整理しようとする。 ？？:名前教えてくれませんか？ 〇〇は名前を聞かれる。 〇〇:え？あぁ、佐々木〇〇。 美玖:私は金村美玖！よろしくお願いします！

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6. 〇〇の頭の整理が追いつかないまま自己紹介を終える。 美玖:〇〇さんの連絡先聞いてもいいですか？ 〇〇:...うん。 2人は連絡先を交換するため距離が近くなる。 〇〇:近くない？ 美玖は〇〇に近づくと言うよりくっついているに近かった。 美玖:そうですか？私は別に気にならないですけど？

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7. そして2人は連絡先を交換する。 美玖:この後の話なんですけど、〇〇さんの家に行っていいですか？ 美玖は〇〇の家に行きたいようだ。 〇〇:ちゃっと...流石に今日はここまでにしようか。 美玖:え！？そんなぁ〜。 美玖は悲しい顔をする。 〇〇:明日ならいいから。

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8. 美玖:本当ですか！？やったー！ 美玖は一瞬でパッと笑顔になる。 〇〇:じゃあ、また明日ね。 美玖:はい！ こうして2人は一旦別れる。 美玖:（はぁ〜かっこいいな〜。明日が楽しみ〜。） 美玖はとても嬉しそうに帰って行く。

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9. 〇〇:（なんなんだあの子は。あって数分で告白してくるって相当変わってるな。） 〇〇はさっき会った事の整理をしながら歩き出す。 〜夜〜 〇〇:ん？（美玖からLINEだ。） 夜になり、〇〇が携帯を見ると美玖からのLINEの通知があった。

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10. 美玖L:明日はどこ待ち合わせがいいですかね？ 〇〇L:今日会った所でいい？ 美玖L:了解です！時間はどうしますか？ 〇〇と美玖は明日の事を決め会話を終える。 〜次の日〜 美玖:あ！〇〇さーん！ 2人は待ち合わせ場所に着く。

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11. 美玖:待ちました？ 〇〇:いや、僕も今来たばかりだから大丈夫だよ。 美玖:良かったです。じゃあ、行きましょ！ｷﾞｭ 美玖はさりげなく〇〇と手を繋ぐ。 〇〇:（随分と積極的だな。） 美玖:ﾆﾋﾋ/// 手を繋がれた〇〇よりも美玖の方が照れていた。

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12. 〜数分後〜 〇〇:ここだよ。 数分歩くと〇〇の家に着いた。 美玖:おー。入っていいですか？ 〇〇:いいよ。 美玖:お邪魔します！ 美玖はとても楽しそうに家に上がる。

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13. 美玖:今は1人暮らしなんですか？ 〇〇:うん。あと、荷物そこら辺に置いてソファに座ってていいよ。 美玖:分かりました！ 〇〇は美玖をソファに座らせお茶を持ってくる。 美玖:いただきます。 〇〇:（礼儀はしっかりしてるんだな。）

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14. 〇〇はお茶を持ってきたあと美玖の隣を少し空けて座る。 美玖:ｽｯ ﾋﾟﾀｯ しかし美玖は〇〇と体が当たる位の所まで近づく。 美玖:〇〇さんって今何歳なんですか？ 〇〇:18歳。美玖は？ 美玖:わ、私は17です。///

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15. 美玖は何故か顔を赤くする。 〇〇:なんで照れてるの？ 美玖:〇〇さんに初めて名前で呼ばれました...。/// 〇〇:あ〜確かにそうかも。 美玖:ﾆﾔﾆﾔ/// 美玖はニヤニヤしながらも照れる。 〇〇:美玖って何歳？

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16. 美玖:17です！意外に近いんですね！高校はどこに行ってるんですか？ 〇〇:坂道学園だよ。 美玖:え！？私もです！ 2人は同じ高校に通っていることが分かった。 〇〇:奇遇だね。 pic.twitter.com/2RLRt1LQFx

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17. 美玖:もっと喜んでくださいよ〜。 〇〇:ちゃんと嬉しいよ？ 美玖:なら良かったです！ その後色々な事をお昼まで話しお昼ご飯を食べる。 〇〇:何か食べたいのある？ 美玖:う〜ん...なんか、何かを食べたいです。

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18. 美玖は曖昧な答えを返す。 〇〇:分かった。 〇〇は何でもいいやと思いキッチンに立ち料理をはじめる。 美玖:料理できるんですか？ 〇〇:人並みくらいはね。 〇〇が料理をはじめて少し経ち料理が出来上がる。

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19. 〇〇:出来たよ。 美玖:おー！いい匂いがします！ 2人は席に着く。 〇美:いただいます。 美玖:ﾊﾟｸｯ うん！美味しいです！ 〇〇:ありがとう。 美玖は今日1番の笑顔を〇〇に見せる。 〇〇:（作ってよかったな。）

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20. 美〇:ごちそうさまでした。 〇〇:食器は置いたままでいいよ。 〇〇は食器を台所に持って行きながら言う。 美玖:嫌です！私も手伝います！ 美玖も食器を台所に持っていく。 〇〇:ありがとう。 それが終わると2人はまたソファに座る。

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21. 美玖:はぁ〜美味しかったです！ありがとうございました！ 〇〇:全然気にしないでいいよ。 美玖:あの... 美玖は何か言いたそうにしていた。 〇〇:ん？ 美玖:ご褒美ください。 〇〇:えっ、。

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22. 〇〇は一瞬困惑した。ここまで大胆なアプローチを受けたのは初めてだからだ。 美玖:ダメですか？ 美玖は上目遣いでお願いする。 〇〇:いいよ。ありがとうね。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ 〇〇は断れるはずもなく美玖の頭を撫でる。 美玖:ﾆﾋﾋ///

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23. 美玖は顔を赤くする。 〇〇:時間大丈夫なの？この後予定あるって言ってなかったっけ？ 美玖:あ！ 美玖はもう帰らなきゃいけない事に気づき急いで帰る準備を終わらせる。 美玖:今日はありがとうございました！ 〇〇:大丈夫だよ。

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24. 美玖:私は楽しかったですけど〇〇さんは楽しかったですか？ 〇〇:すごく楽しかったよ。 美玖:良かったです。それでは、お邪魔しました。 〇〇:うん。じゃあね。 美玖は〇〇の家を出る。 〇〇:（意外と可愛い子だな。）

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25. 美玖:（積極的にアプローチはしたつもりだけどどう思われてるのかな...。） 美玖は自分の家に帰りながら思う。 美玖:（やばい。ちょっと走ろ。） 美玖は駆け足で自分の家に戻りながらさっきの事を思い出すのでした。 つづく...