
(登山4日目、正確には3日目の深夜23時。いよいよここから山頂アタック開始です。行程的にアタック可能なチャンスはこの1度のみ、正直今考えたら大博打だったと思います…)
2020-05-06 19:37:11
昨日のアタック開始前にガイドのジョナスに10分でいいから時間くれ!!って言って撮ったやつ pic.twitter.com/NWfQj3W0HB
2019-12-25 23:28:37

(あと看板も一応撮っておきました。この日はド快晴で星空が一面に見えていました。それもあってめちゃくちゃ寒い) pic.twitter.com/2NCnMAtlSJ
2020-05-07 19:22:36

(日付が変わってクリスマスの日丁度に登山開始。正直ここからはかなりキツかった以外の記憶がありません。特に5000m以上ではホロンボハットで出会ったデイヴィッドの言う通り別世界の辛さでした)
2020-05-07 19:24:32
(睡眠時間の短さや、逆に寝てしまったことによって息が浅くなりSpO2が低下したのも相まって1歩ずつ進むのがやっとで、何だかんだでこの行程でここまで休憩を要求したことがなかった僕が何度も休憩を求めました) pic.twitter.com/alOoyJvxE1
2020-05-06 19:43:02

(初日にミニチュア模型で確認していたように、このギボハットからの登りはかなりの斜度で、富士山とかなり似た感じになります。ザレで足を取られながら2歩進んで1歩下がるような感じです)
2020-05-06 19:45:36
(どれくらいキツイかというとコレ。最初の方が途切れていますが、水平距離2kmちょっとでほぼ1000m近く標高を上げていて勾配で言うと約40%。ちなみに日本3大急登のTOPに君臨しているブナ立尾根ですら勾配は30%後半です。後から気付きましたが、標高だけでなく勾配も未知の世界だったのです) pic.twitter.com/CViuVZmHT7
2020-05-12 14:39:48

(耐えて耐えてなんとか稜線まで出た時はさすがに自分でもよくやったと思いましたね、ホント頑張りましたよ…) pic.twitter.com/VYbJqpPj0l
2020-05-06 19:47:34

(正直この段階で体力はほぼ限界に近い状態、ただ動かないと山頂に近づかない上に高所の滞在時間が延びることで高山病のリスクが高まるだけです。なので僕もジョナスには休憩に入る前に休憩する時間を「5分間」等と予め申告してその時間になるとどんな状態でも必ず出発しました、これはキツかった…)
2020-05-07 19:33:58
(徐々に徐々に、世界が明るくなっていきます。この行程始まってから最も天気がいいです) pic.twitter.com/hEJqS2xJLc
2020-05-06 19:49:16


(ガイドのジョナスとポーターのレイ。稜線に出てからはちょっとは僕も動けるようになりましたが、キツイのは変わらなかったです。やっぱり何度も来ているだけあって彼らの足取りはとても軽くてすごい) pic.twitter.com/yCcIxibdrP
2020-05-06 19:52:04

(朝6時すぎ、日の出。太陽の左にはマウエンジ峰が今日はハッキリ見えます) pic.twitter.com/O5aYDUQ75y
2020-05-06 19:54:30

(これは氷河となんかすごい形をした雲、全てが凄い。とんでもないアタリ天気を引いたと思いました) pic.twitter.com/PmZ6kbS5p8
2020-05-06 19:56:04

(キリマンジャロの氷河は世界でも珍しく、山の山頂で氷河が見られる貴重な場所の一つだそうなのですが残念ながら温暖化等の理由で急速にその体積が減少しているそうで、もう10年と保たないかもしれないそうです。雪がほぼ降らないので今ある物が溶けていくだけになってしまっているとのこと…) pic.twitter.com/btEZpBuUaN
2020-05-07 19:55:40

(太陽が完全に上がると周りの景色から赤や紫色が抜けて、青と白の世界が広がってきます) pic.twitter.com/Mp6BD5QHGU
2020-05-07 19:59:02

(ちなみにこの時に全然ツイートしていなかったのはそもそも電波がないというのもそうなんですが、気温がかなり低くてグローブを外すと凍傷になるからです。さすがにこの標高で、特に日の出前の時間帯は日本の冬山よりもよっぽど寒く感じました。もちろん厳冬期装備で、です)
2020-05-06 20:20:31
日本はまだ25日だよね!という訳で途中電波も何もなかったので音信不通でしたが、10時間くらい前にアフリカ最高峰からメリークリスマスしてきましたー!!🎄🎅🎁 pic.twitter.com/Ui1ZhsAKVn
2019-12-25 22:04:36

(不思議なものでアレだけしんどい思いをしたにも関わらず、これ以上の登りが無いというだけで元気になれました。もうちょっと色々写真とか撮っててもよかったなって思います)
2020-05-12 14:44:53
初日からアタック前日というか今日も今さっき雨降られたんだけど、アタック日のタイミングだけ凄まじい天気になったのでやっぱり持ってるなあ…って思いました pic.twitter.com/fJ1eJjfibX
2019-12-25 22:10:24



(いやー、あれから大分経ったけど全然忘れてないもんね。99%の人がやったことの無いことができたというのは貴重だしそれだけ強烈な経験だったと思います)
2020-05-06 20:30:55
(山頂では色んな国から来た人が思い思いに過ごしていました。みんなおめでとう) pic.twitter.com/ciZ7M1j83E
2020-05-06 20:32:45

(アタックした3人で撮ったやつ、当日は本当にいい天気だった。結構時間をかけて登ったけれど、それでもその日アタックした人の中ではかなり早いほうだったそうだ) pic.twitter.com/ZirdB6Ub23
2020-05-07 20:03:06

(そう、そして今日はクリスマスである。メリークリスマス!!!!) pic.twitter.com/TuPBC14vB5
2020-05-06 20:33:24

(名残惜しいけれど、ずっと山頂にいると体力がどんどん消耗していくので下山します。でも下山するときに見た景色もとてもキレイで、ゆっくり見ながら歩いていきました) pic.twitter.com/Vw5EdgCHaW
2020-05-06 20:34:32

(レイとマウエンジ峰。マウエンジ峰の麓に見える広大な場所が昨日歩いてきた砂漠エリアです。こう見るとめちゃくちゃ広い) pic.twitter.com/NDWOyiCFrC
2020-05-07 20:05:21

(行きは行程を優先したためにガン無視して進んだステラポイントに帰りに寄った。ここでも一応キリマンジャロ登頂扱いにはあるし、登頂証明もされる。けれどウフルピークまでの標高差は100m以上ある。ここで体力の限界を迎えて下山を余儀なくされる人も多いそうだ) pic.twitter.com/RODqNpuJjy
2020-05-07 20:09:06

(山頂付近はこんな感じ。中央の丘右手側がウフルピークで、写真中央左に見えている看板が先程のステラポイント。こう見るとなかなかの距離と高さがあることが分かる) pic.twitter.com/epZgivV8rd
2020-05-07 20:12:19

(帰りは本当に早かった。でも本当に疲れていた。何せ下山した頃には既に行動時間が10時間位になっていたし、獲得標高は1000m以上、しかも今日はそこから下ってホロンボハットまで戻るのだ、しんどくないわけがない)
2020-05-06 20:37:16
(でもなんだかんだ歩けたのは、歩くたびに良い景色が見えたからだと思いますね) pic.twitter.com/kBexzAcl4u
2020-05-06 20:37:50

(雲に囲まれるギボハット。朝が過ぎて時間が経過していくごとに雲がわいてくる。この日も正午になると雲に覆われて見えなくなるエリアが沢山あった) pic.twitter.com/0ve24Sm0Nm
2020-05-07 20:15:29

(行きは真っ暗だったから写真なんて撮らなかったんだけど、帰りに撮ったギボハットからのキツイ登り。地面は富士山っぽくていっけん歩きやすそうに見えるけど靴が潜ってしまうところもあったりして結構不安定) pic.twitter.com/X9BIbXlLuq
2020-05-12 14:59:34

(地面から雪がなくなる場所まで下った時には既に暑くなってきていました。これから登ろうとする人もいてすれ違うたびにエールを送りました) pic.twitter.com/xno5zeS4hK
2020-05-06 20:40:39

(ギボハットで少し休んでホロンボハットまで下山しました。ギボハットでの滞在も可能だったのですが、4700mに滞在すること自体がリスクだったので早く下山する方を選択しました。山小屋を出ると雲がキリマンジャロにかかっていて、本当にタイミングがよかったなと) pic.twitter.com/t0cnpupkCh
2020-05-06 20:43:28

(砂漠エリアが広大だから雲がわいて視界がなくなった場所がすぐに分かる。世界が霧に覆われていくようでした) pic.twitter.com/Sv7vAteqsX
2020-05-07 20:19:30

(ホロンボハットへの道中はずっとガイドのジョナスと話をしていました。ジョナスもポーターからこの仕事に就いて勉強しながらガイドになったことや、子供を良い学校に進学させるために仕事を頑張っていることなんかを話してくれた。あとタンザニアのお気に入りスポットとかも) pic.twitter.com/JnRInp0u0w
2020-05-06 20:46:12

(ジョナスがオススメしてくれたタンザニアのスポットはザンジバルとセレンゲティ国立公園。ザンジバルはアフリカの楽園と呼ばれるキレイなビーチと美しい街があり、セレンゲティはタンザニア最大のサファリエリアだそう。また来るからその時は行くねって言ったら喜んでくれた)
2020-05-07 20:24:55
(延々と続く砂漠エリアを歩いて帰る。でも行きのような体力的な辛さは不思議ともう無かった) pic.twitter.com/uFmCPzhPPC
2020-05-07 20:25:43

(この広大な砂漠エリアを抜けきるといよいよキリマンジャロもほとんど見えなくなってしまうから、ちょっとだけここで時間を使ってゆっくりさせてもらった。良い時間だった) pic.twitter.com/UU3t0GPKqn
2020-05-06 20:47:15

(帰りはギボハットからホロンボハットまでのヤマップデータがあったので貼っておきます。この区間が9.5km位で1000mの標高差という事を考えると、登りのギボハットから2kmちょっとで1000m登ったことがいかにキツイか分かりますね…) pic.twitter.com/xgkPeXrCaH
2020-05-12 14:51:41

(夕方ギボハットに到着。もうここまで来れば高山病のような症状は一切無かった。ギボハットも富士山山頂の標高とほぼ同じなのに頭痛なんかも全くなくて、一度高所に行って降りれば楽になるとは聞いていたけどここまでとは思っていなかったですね)
2020-05-07 20:31:30
(コックのパウロが登頂記念に夕食に良いものをもっていくぜ!って聞いてたから何なのだろう…って思ってたのしみにしてたら…)
2020-05-07 20:33:57
今日だけだぜ!って言ってコックのポーサ(真ん中)がシャンパン持ってきてて皆で登頂記念も込めて空けて楽しんでる pic.twitter.com/Ie94NMMIC3
2019-12-26 02:04:51

(ちなみに何度か僕パウロの事ポーサって言っちゃってるんだけど、これ最初パウロが自己紹介したときに自分のことを「パウロさん」って言ったのを僕が勘違いしてポーサだと思いこんでしまったんですよね、ごめんよパウロ…w)
2020-05-07 20:35:00