打ち合わせ一切なしのリレー小説まとめ
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和美 @777nagomi

@megane_ryman_L のか。彼女が僕を狙う理由はなんだろう?考えようかと思った矢先、部屋の換気口のようなところから白い霧状のガスが噴出してきた。 「まさか、毒ガス?」 慌てて部屋のドアを開けようとするも、びくともしない。 『おやおや、これは一気にケリをつけるつもりかなぁ?』 何が楽しいのか、愉快そうな

2021-07-30 14:29:14
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 奴の声が癪に障るがいまはそれどころじゃない。窓を破ろうと椅子を叩きつけたが、ヒビひとつ入らなかった。 「くそっ」 このまま、僕は死ぬのか?理由なんてなにひとつわからないまま。限界がきて床に倒れ込んだものの。 「……え?」 自分の状況が理解できない。確かに息は苦しいがただそれだけ。

2021-07-30 20:25:41
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L 『さっきも言ったじゃん。君はその程度では死なないって』 今度は、落ち着き払った声。不覚にも、安心感を一瞬感じてしまう。 『君は常に怪人態でいるような状態なんだよ。だから、君を殺そうとするならパワードスーツを着てくるぐらいじゃないとね。まぁ、いい加減向こうも気付くかな』 え?と思った

2021-07-30 21:45:53
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi ら慌てた様子でドアが開き、伊代さんが入ってきた。 「どうして死なないの……!」 そんなに僕を殺したいのならいっそ、死ねと命令すればいい。殺したいくせにあれこれと小細工されるのには腹が立つ。 「まあいいわ。明日にはあいつがあなたを処分してくれるはずだから」 それだけ言い残し、彼女は

2021-07-30 22:52:23
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L 去っていった。アイツって一体なんだろうか?色々考えてみたいところだが、情報が少なすぎる。そして、頭の中の"アイツ"はといえば、『おやすみー』と、さっさと寝たらしく、その後はなんの反応もない。引っ掻き回すだけ引っ掻き回して、ふたりともそれだけだ。 こうなれば、あとはなすがままだ。

2021-07-31 19:46:39
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 考えても仕方ないので僕も寝よう。 翌朝、出てきた朝食を無言で睨む。また、毒でも入っているんだろうか。 『おっはよー。今日の食事はまともだねぇ』 実態はないくせに、ふぁーなんて眠そうにあくびをしているあいつがすぐに思い浮かんだ。アイツの言葉を信じたわけじゃないが、おそるおそる食事に

2021-07-31 20:03:49
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L 手を付ける。 ーーブフォア!! そして、そのまま思わず、吹き出す。これは……! 「なんですか?わざわざ手作りしてあげたというのに!」 イライラを隠そうともしない伊代さん。今日もスーツをピシッ着こなしているし、放たれる目線は、高身長なのもあって、人を蔑むかのようだ。

2021-07-31 20:08:34
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi ……しかし。 「だって普通味噌汁に、イチゴなんて入れます?」 そう、一見普通の和の朝食に見えるこれは、そこかしこに罠が仕掛けてあった。フルーツ入りの味噌汁、あんこで和えられたきゅうり。味噌焼きに見える魚からはありえない、甘い匂いが漂っている。この人は見た目と違い、料理はアスカさんと

2021-07-31 22:09:44
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L 同じレベル。ただ、唯一良い点をあげるとするなら、アスカさんのは明らかに食べてはいけないものだったが、こちらは、味はともかく、栄養的にはバランスはとれている。……そこに、味という概念がないだけで。 『中々、楽しいね彼女。毒も入れてないし、お嫁さんにでもしたら?』 「は?」 思わず声に

2021-08-02 18:50:22
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 出ていた。僕のお嫁さんはアスカさんと……ゲフンゲフン。 『へー、あのゴリラ女がいいんだ?』 「ゴリラとか言うな!アスカさんは可憐な方だ!」 反射的にやつに反論していた。アスカさんの魅力がわからないなんてカワイソウナやつだ。 「……誰と話しているんです?」 冷え冷えとした声が聞こえて

2021-08-02 20:03:54
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L きた。その声の主はもちろん彼女である。 「もう!せっかく昇進したと思ったら、変なののお守りさせられるは、上からは上手く殺せと言われるわ、散々だわ!」 やれやれと首を振る伊代さん。ちょっと可愛く見えるが、肝心なのはそこじゃない。 「最近、昇進した?」 聞き返した僕に、伊代さんは頷いた。

2021-08-03 20:09:32
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 「前の副司令がこのあいだの騒ぎで行方不明になって、私が任命されたの。でもこんなに面倒なら、受けるんじゃなかった」 はぁーっと彼女の口からため息が落ちていく。と、いうことは彼女は敵じゃないのか。いや、命じられて僕を殺そうとしている点では敵だが。 「もう食べないなら下げていいです?

2021-08-03 21:36:22
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L これ以上、腹立たしい光景を見たくもないので」 かなりイライラとした感じの伊代さん。大人しく頷くと、残った朝食を下げていった。 「どういう事なんだろう」 ボソリと呟いた言葉に、当然のようにアイツが反応した。 『どういうも何も、そのままの意味でしょ。まさか、あんなドジっ娘が敵とでも?』

2021-08-04 20:11:28
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi そうだよなー。僕を殺したい“上”って誰なんだろう? 時間になって今日も研究所へ連れて行かれる。 「今日からは本格的にデータを取っていくぞい」 嬉々として僕に機器を取り付けていく博士は僕の敵……なわけないか。博士はよくも悪くも研究バカだし。だから僕を解剖していいとか言われたら喜んで

2021-08-04 20:40:36
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L やるだろう。……やっぱり敵だろうか。 少なくとも、博士は研究所の司令である以上、伊代さんの上司ではある。ただ、博士なら殺すではなく、生きたまま捕えて実験三昧だろう。それに近い現状な今、やる意味は薄い。 「さて今日はだな。早速新型スーツをお主にあわせて改良したから、その確認からじゃ」

2021-08-04 22:08:23
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 「はぁ……」 いつのまにか昨日のようにギャラリーが増えていて、もう嫌な予感しかしない。 「ほれ、変身しろ」 博士は促してくるけれど。 「……これってまた、服が破れ……」 「つべこべ言わずにやれ。ほれ、ほれ」 杖の先で僕をつつく博士を無言で睨む。やはり博士は敵じゃない。ただ、僕は研究材料

2021-08-05 00:35:30
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L ではない。……拒否権もないサラリーマンだが。 「へ、変身!」 昨日と同じようにポーズをとると、光が体を包み込み、電子音声が鳴る。 光が消えたとき、今度はパワードスーツを着ていた。めっちゃ嬉しい。いや、着てないとおかしいわけだけども。 「よし、まずはタイムラグの問題は解決じゃ」

2021-08-05 20:12:41
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 何故か残念そうにギャラリーが解散していく。いや、舌打ちされたって困るけどね! 「軽く動いてみろ。それで問題なければ、模擬戦じゃ」 「模擬戦……?」 なんだろう、この嫌な感じは。そう言えば伊代さんが、あいつが始末してくれるとか言っていた。もしかして模擬戦にかこつけて僕を抹殺するつもり

2021-08-05 20:34:33
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L だろうか?罠とわかってて受けるのもどうかと思うが、スルーして驚異を先送りにするのも良くない。まして僕はヒーローである。ならば道は一つ。 「準備良いかの?では、はじめるぞい」 ポチとなと、わざわざ赤い大きなボタンを押した博士。ちなみに、僕はまだ返答してないので、どの道選択肢はなかった

2021-08-06 17:57:27
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 「へ?」 どんな相手が出てくるんだろうと緊張していたが、それを見て変な声が出る。 「あのー、博士?」 「なんじゃ、模擬くん1号になんか不満があるのか?」 生まれたての子牛みたいにブルブル震えているこれが相手?いやいや、前の模擬戦のときは普通のロボットでしたよね? 「はようせい」 見た目

2021-08-06 23:50:57
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L は、フェルト記事でぬいぐるみみたい。つぶらな瞳でこちらを見つめながら、ブルブル震える。 それに戦いを挑む自分。 戦いより、むしろモフモフしたい。 しかし、これは訓練。まして、なんらかの罠の可能性も高い。油断せず距離をとり、ゆっくりと動きながら様子をうかがう。 しかし、ぬいぐるみ(仮)

2021-08-07 21:32:15
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi は怯えているだけだ。 「えい!」 思いきって繰り出したパンチは良心の呵責からかへろへろで、ぬいぐるみ(仮)に当たってぽすっと間抜けな音がした。 「ぷーぅ」 ぷぅとはなんぞや、と思ったが、ぬいぐるみ(仮)の鳴き声だったらしく、その場にへなへなと崩れ落ちた。 「あのー、博士?」 これは弱いもの

2021-08-07 22:17:51
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L いじめでは?もはや、色々な意味で限界な僕だが、周りをみるとさらに酷い。 「酷い!あんなパンチを打ち込むなんて!」 「殺戮マシーンなのよ!」 散々な言われようだ。 「くぅちゃん、もう、もういいから!」 伊代さんにいたっては泣いている。 「この見た目に攻撃出来る鋼の精神はあるようじゃ。次は

2021-08-08 07:36:31
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 「これはじゃ」 「ええーっ」 これはいったい、なんの修行なんだろうか。次に出てきたのはピンクのファーでできたうさぎだった。 「はい!素体は私が作りました!」 得意げに伊代さんが教えてくれるのはいいが、ということはこれに攻撃するとさらに非難轟々というわけなんだろうな……。 「……はぁ」

2021-08-08 15:49:08
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L イヤイヤながら、一応身構える。 研究者って分からない。色々と。 さっきは瞬殺だったのもあるし、今回は様子見をして、相手が動くのを待ってみる。 「チビちゃん、いけー!」 ノリノリで伊代さんが声援をあげているが、嫌な予感しかしない。 ファンサのようなものか、片手を軽く挙げたウサギは、

2021-08-09 16:22:13
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 僕に向かってパンチを繰り出してきた。 「あ」 間抜けにもボケっと見ていた僕のお腹にパンチがキマる。といってもまったくもって痛くないしノーダメージなんだが。しかしうさぎはドヤ顔でニヤニヤと僕を見ている。 「えーっと。……うわーっ、やられたー」 台詞は完全に棒読みでくさすぎるが、周囲から

2021-08-09 21:48:34
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L は、 「あの程度でやられるとか、弱すぎw」 「ざーこざーこww」 「チビちゃん、そのままトドメ刺してボーナスよ!」 と、散々な言われよう。……どちらにせよ詰みじゃねぇかぁぁぁぁ! お前らはどこの世界の不良女子校生だ! イライラを感じた瞬間、力が一気にみなぎってきた。 「くらえぇぇぇ!」

2021-08-09 21:52:03
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 思わずうさぎにパンチをお見舞いしたら、……当たる前に四散した。 「ひ、酷い……」 無惨にも砕け散ったうさぎの亡骸を拾い集め、伊代さんが号泣していていたたまれない。 「……人間じゃないわ」 「……鬼、悪魔」 面と向かって言われるよりも、ひそひそと小声でこっちをチラチラ見ながら囁かれる

2021-08-09 22:37:11
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L 方が地味にダメージがある。そもそも、彼等だって実験用のモルモットを飼育しているだろうに、なぜ僕だけこんな扱いなのか。 「うむ、軽く動いただけでこの威力。今回のスーツは、奈倉君によくなじんどるな!では、次じゃ」 嫌な予感しかしないけども、やはり現れたのは巨大なテディベア。

2021-08-10 17:19:55
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 「……もう勘弁してください……」 メンタルのダメージが大きすぎる。このクマちゃんを倒した日にゃ、僕はもう人間扱いしてもらえなくなるかもしれない。 「だいたいなんで、可愛いぬいぐるみなんですか……?」 「お前さんのメンタルを鍛えるためじゃ」 真っ当な理由が返ってきて驚いた。きっと、ただ

2021-08-11 01:41:53
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L 単にそう思ってはいるのだろう。だが、キツイ。とりあえず、研究者(主に女性陣)からのヒソヒソ声がキツイ。 「こんなメンタル鍛える必要、ないですよ」 思わず出た本音。それに対しください博士はキョトンときた表情をする。 「何言っとるんじゃ?そういう風にしろと命令が出とるぞ」

2021-08-11 17:55:02
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 命令?なんだそれは。なんのメリットがあるんだ、本当に。 「ほら、やれ」 「うっ」 博士がぐいっと僕をくまちゃんの方へ押す。さっきのうさぎみたいに挑発してくればまだマシだが、くまちゃんは曇りひとつない純粋な目で僕を見ていた。 「……む、無理です」 こんなに無垢な生き物……ではないが、

2021-08-11 21:30:41
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L うるうるした目で、ジッと見つめてくる生き物を誰が攻撃出来るのか。 「それは、困る!困るんだ!」 突然、振り上げた拳で簡易的に用意されたデスクを力いっぱい叩いた博士。 ギョッと、周囲の視線が博士に向かれるが、何事もなかったかのように、くまちゃんの演奏を始めた。

2021-08-11 22:14:51
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi それに合わせるように、博士の独白がはじまる。 「わしは昔からひとりぼっちじゃった。周囲の人間にはわしの研究がわからん。理解してもらえぬ寂しさは、わしの孤独を深めていった」 ……いや、これはいったい、なにがはじまったんだ?てか、くまちゃんのバイオリン演奏は巧すぎる。もしかして中に人

2021-08-11 23:04:59
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L 入ってる?というか、どっからバイオリンだした? 「じゃが、あの方は認めてくれたんじゃ。お主も、きっと分かってくれるはずじゃ」 言うや否や、博士の白衣が不自然に動く。ぼこぼこと、何かが中から出てくるかのように。 「し、司令?」 困惑顔の研究員に混じり、一部はうんうんと頷いている。

2021-08-12 19:14:53
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi いったい、なにが出てくるんだ?まさか博士が、怪人化!? 「そして生まれたのが、くまちゃん2号じゃ!」 「……へ?」 博士が白衣をはぐった下から、リボンをつけたテディベアが出てきた。 「可愛かろう?わしのガールフレンドじゃ」 くまちゃんに博士は頬擦りをしているが、もはやどこからツッコんだら

2021-08-12 21:07:28
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L いいかわからない。 『わ、可愛いーとか思ってないよね?』 不意に、頭の中に声が響いてきた。そう、アイツの声。 『……絶対に隙きはみせてくれるなよ?』 いつものおどけた口調と異なり、ひどく真剣な声色は、不気味な事このうえない。 あのテディベア、なにかあるのか? 心の中で聞くと、

2021-08-12 21:15:02
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 『さぁーねぇー』と言ったっきり黙ってしまった。 「くまちゃんとくまちゃん2号はお友達なのじゃ」 博士はそう言っているが、あきらかに2頭の関係は恋人同士にしか見えない。あれか?博士をマジエテ三角関係?とか心配した矢先、博士が思いっきりいちゃつく2頭の間に割って入った。 「2号ちゃんはわし

2021-08-12 21:24:03
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L の!」 何か言いかけた瞬間、2号ちゃんの右ストレートが博士の顔面にヒット。放物線を描き、博士は空の彼方へと消えていった。 「は、はかせ?」 右往左往する研究員さんに伊代さん、もちろん僕も驚きだ。 『人間無勢が。今までは大人しくしていたが、それもこれまでだ。メガーネの器、見つけたり

2021-08-13 13:11:27
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi ……なーんてね』 「へ?」 僕の中であいつはケラケラ斗笑っているがこれって? 「はいはーい、お芝居の練習はここまで!」 いきなり伊代さんがぱんぱんと手を打ち、空気が一気にだらけた。 「どうじゃ、わしの迫真の演技は?」 「へ?」 演技だったとは思えないダメージを負っているのに、博士は

2021-08-14 01:31:54
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L 笑っている。くま2匹も、お辞儀をして劇の終幕のよう。 「劇、だったんですか?」 色々引きながらたずねると、博士は若干照れながら答えた。 「そう、わしらはこのくまさんの下で生きていくと決めたからな。争いなぞ起きんよ」 「そ、そうですか」 くまさんの下に?謎な発言だが、

2021-08-14 18:17:15
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi とりあえずはよかった……のか? 「これで、午前の実験は終わりじゃ。昼メシにしよう」 助手の人たちも片付けをはじめてだし、僕も変身を解こうとして止まる。変身するときはよかったが、これを解いたらまた真っ裸なのでは? 「えーっと……」 「ほれ、早く変身を解け。そのままじゃ昼メシを食いに

2021-08-14 20:01:25
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L いけんだろうが。今日は研究所一の腕前のリョウ・リーが作るんじゃ。うまいぞ」 いや、なんだよソイツ!っていうか、専門の業者雇えよ!研究員に何やらせてんだ! 大声でツッコみたくなるのをおさえる。ここで一発かましたあと、このセリフは言えない。 「いや、変身解いたらアレですよね?」

2021-08-15 11:03:42
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 「そんなことはない!……はず、じゃ。理論上は」 いま、“はず”とか“理論上”とか言った!?博士を信用していないわけじゃないが、それでも不安しかない。 「ええーっ」 「つべこべ言うならこうじゃ!」 「えっ!?」 博士が背中をぽちっと押すと同時にまばゆい光に包まれた。てか、変身解除のボタンがそこ

2021-08-15 20:55:35
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L って、戦闘中に押されたらフルボッコじゃないですか!?何考えてんだこのクソジジイ! もはや、年長者への畏敬など一切なく、心の中でボロクソに言っている間に、僕の身体は光に包まれ、次の瞬間には変身が解除されていた。 「……まぁ、成功じゃろ」 「博士の目は節穴ですか?」

2021-08-15 22:07:02
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 確かに全裸よりはマシだ。いや、局部を隠す葉っぱ一枚は全裸よりも恥ずかしすぎるんですけど!? 「いいからほれ。メシに行くぞ」 「やーめーてー」 葉っぱ一枚を身に着けた僕の手を引っ張り、連れて行こうとする博士に必死に抵抗する。しかも助手さんたちが携帯でそんな僕を撮っているのはなんでだ!?

2021-08-15 23:33:12
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L 後日、ワイドショーのネタにされるのだけは嫌だ! 『どうでもいい事で喚くねぇ。減るもんじゃないのに』 黙れメガーネ。人間には尊厳というものがあるのだ! 「何をブツブツ言っとるか。冷めては作り手に失礼じゃ」 「待って!だから待って!顔だけ変身解くとか出来ないかやってみるから!」

2021-08-16 22:07:40
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi 抵抗しながら再び変身する。 「むっ。それは有益な実験じゃ!やってみろ!」 博士は興味津々で簡単に言ってくるが、僕はまだこれの変身機能について理解していない。 「そもそもこれって、どうやって変身しているんですか?」 「気合じゃ。気合いで変身するのじゃ!いいから早くやれ!メシがなくなって

2021-08-16 23:59:42
和美 @777nagomi

@megane_ryman_L もしらんぞ!」 博士、飯か研究か、どっちが大事なんだ。そして、そんなふわっとした仕組みで変身してたのか自分は。 「それ、はやく変身を解け!はやくじゃ」 「う、うわぁ」 急かす博士は、僕の首に手をかけながらどんどん急かす。もはや、何がしたいのかすら分からない。 「ぐぁぁ」 なんとか解いた

2021-08-17 20:26:59
眼鏡リーマンスキー @megane_ryman_L

@777nagomi ものの。 「なにをやっとるんじゃ、キサマは!」 「いてっ!」 博士から勢いよく後ろ頭をはたかれる。そりゃ、顔はそのまま、身体“だけ”変身が解けたんだから怒りたいにはわかる。でもさ、こつとか聞いてないわけだし? 「ええい、このままではメシが食えぬではないか!お主はひとりでやってろ!」

2021-08-17 21:50:22
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