
転生パロ 善「ねづこちゃんとデートをさせてください」 炭「断る」 善「即答か!」 炭「お前が節操のない交友関係のバイセクシャルでなければもっと信頼して送り出せるんだがな…」 転生して性別が変わり、男性にも女性にも性的魅力を感じるようになった善♀の話
2021-07-23 06:00:39
…ではあるのだけど実際のとこ善♀の交友関係はほぼ元鬼殺隊士だけだしもっと言えば大正の記憶を持っていないのは(鬼組を除けば)炭だけ。善は大正時代から今世まで炭一筋だけど告白せずに炭を看取ったし童貞を貫いた。令和ではどちらかと言えばねづぜんの趣
2021-07-23 06:00:39
むしろ善の人見知り度は増している(戦時中含めよく髪のことで密告されて拷問を受けること多々あり)それでもねづこちゃんやカナヲちゃん、蝶屋敷の子たちのことは守り切ったし、彼女らに記憶がある分世話をし返されるという優しい復讐をされている善♀。でも兄貴に許可を得るのが毎度のこと
2021-07-23 06:00:40
今世の善♀の口癖「嫁入り前の娘さんがそんなことしちゃ(言っちゃ)いかんよ」 でもこの人は全身に拷問の傷跡が世界を超えて残ってるタイプ(温泉は夜中に入るし何なら内風呂で済ませる)(今世では絶対に結婚できないなと思っている)
2021-07-23 06:23:20
おそらくこの大正の世界線はぼんやり炭カナ時空なのでカナヲちゃんと遊ぶ時にも許可取ってくる。アオイちゃんについては伊之助にも頭下げて「毎度はうっとうしいし勝手にやれ」とあきれられてる
2021-07-23 06:31:04
「善逸さん!もういっそ竈門家に入って!」 「ええ~俺(私)家政婦としては要領悪いよ~?」 「そうじゃあなくって!」 ここでねづこは思い出して閃いてしまう。キメツ学園周辺の地区に整備されたパートナーシップ制度の存在を。 ~ここからねづぜんの怒涛のプロポーズ大会が始まる~
2021-07-23 06:53:15
「もおお~~~~~じゃあもうお兄ちゃんもくればいいのよ」ってねづこちゃんに言われてその通りついていったらレディーファーストとエスコートが完璧な善♀を目の当たりにして「!????!!?」となる長男 宝塚か
2021-07-23 07:39:39
「……まだ、ねづこに手を出すのは認めないぞ」という炭をきょとんと見て失笑するあがつま「お前はほんっと……」みたいな。「大丈夫俺これだから」ってズボンのすそ捲って拷問痕(とそれに混ざるあの血鬼術の痕)を見せる なんかそれを見て知らず知らずにドバドバ泣いてしまう炭さん
2021-07-23 08:39:09
「ん?」なんで泣いた?と言いたげだけど全部わかってるような優しい笑みでこちらを見る善の脚の傷跡を撫でながら「……痛くは」「ないよう。ありがとね」 いろんな印象がひっくり返った日のはなし
2021-07-23 08:39:10
実は炭の初恋は善♀ 幼稚園児のとき友達とうまくいかなくて泣いてた(両親は店とねづこの世話があるので帰り道は一人で帰ってた)自分に、公園でわらべ歌を歌って笑わせてくれた、背中まである金色の髪を一つ結びにしたピカピカのランドセルを脇に置いた穏やかに笑うお姉ちゃん でも名前も知らない
2021-07-23 09:31:38
善♀はずーっと女子校にいたんだけど高校からはキメツ学園に通うことになって、それを女子ネットワークで知ったねづこちゃんは速攻で中学受験(編入?)することに決めた 両親は応援した 男子組は引いた(花子ちゃんはお姉ちゃんにより布教済みだし実際懐いた)
2021-07-23 09:31:38
生まれたときから金髪かつ拷問痕があるのでもうほんと単純に持て余されて児童養護施設育ちの孤児あがつま 誤解を招いて申し訳なかったと猛省している じいちゃんに引き取られてるか否かで自意識の確かさが違う お館様に引き取られてるかも知らん
2021-07-23 11:26:20
耳は健在だけど拷問された際に鼓膜が破れるとかは普通にあったからたまに体調崩したりすると体の記憶に引きずられて耳鳴りがひっどいしそういう時は己自身で鼓膜引き裂きたくなるあがつま
2021-07-23 11:29:44
強火のオタクなのですぐあがつませんぱいをサクッと殺してしまうんですがなんでかって言ったら彼には震災にも戦争にも関わってほしく…ないからです…ごめん強くなくて… いっそ炭さんの方がそこらへんうまくやれる
2021-07-23 11:46:43
宇随さんとなら風呂に入れる善♀も好きです。研究対象 「お?嫁になるか?」 「いやあ俺には荷が重いです。爺ちゃんにこれ以上花嫁修業まで課されたくねえですし。むしろねづこちゃんを娶りたい。そうじゃなくて、この肩の丸さってどうやったら出んのかなあって」 「なに、筋肉女子になるの、お前」
2021-07-23 13:59:35
「伊之助がね、気になってたみたいなんですよ。今度一緒に教えてください」 「いいけど、そんなことするからお前女子から目の敵にされるんじゃねえの」 「慣れましたねえ」 「桑島のじいさんが泣くな。っていうかお前の型には関係なくない?この筋肉」
2021-07-23 13:59:35
「そんなんで泣くなら今世でも鬼狩りに放り込まれてませんて。俺はひたすら走りこみして山を登って駆け下りてますね。死ぬほど昔を思い出します」 「ふうん。竈門も知りたがるかもなあ」 「パン屋の息子にそこまでの筋肉要らなくない…?」 「えっお前そこで引くの」
2021-07-23 13:59:35
「まあでも筋肉欲しいのはほんとですよ、今度こそ壱の型以外も引き継げねえと、ほんとに雷一門断絶ですし」 「背負うな背負うな」 「あんたもな」 「言いやがって、かわいくねえ」 「かわいくなくていいじゃないですか、いい加減身の丈は知ってます」 「お前一回竈門の音ちゃんと聴いた方がいいぞ」
2021-07-23 13:59:36
「あいつ今世だと結構叩くと面白いですよね。特に家族関連」 「無邪気に残酷…」 「こないだのバレンタインも鼻血出るまでチョコ食わされてましたし」 「それを手ずから与え続けたお前と竈門の妹たちを表彰したい」 「俺の蛮行はあのためにあった」 「……」 「……」 「…お前、あきらめたの」
2021-07-23 13:59:36
傷跡のせいで一年中長袖長ジャージ女子のあがつませんぱい 呼吸でしのいでるけどこの季節になると宇随先生や不死川兄弟に強制水分補給される光景が見られる 不死川弟は塩飴タブレットもくれる やさしい
2021-07-23 14:10:13
そして冨岡先生がそれを真似しようとして結果あがつませんぱいの顔がありえないほどびしょぬれになる(冨岡先生に対するいわれなき偏見)(水筒の中身がスポーツドリンク(やさしさ)だったりするともうだめ)
2021-07-23 15:08:38
いわれなき拷問を受けまくったあがつませんぱいがひずんでないかって言われるとまあ若干はひずんでるので、もう人間同士のいさかいは人間同士でやってくれよと若干かみさま視点が混じる 上から目線はやめなさいと爺ちゃんの愛情こもった渾身のビンタ
2021-07-23 19:05:53
しのぶさんに容赦なくへらへらして「気持ち悪いですよ」ってバッサリ言われるあがつませんぱい 伊之助は割と面倒見良く女子セコムしてくれるけど妹を心配する炭さんからすれば「そこ放っとくのか…?」っていうときがたびたびある 大丈夫大正解だ
2021-07-23 20:12:59
自分があがつませんぱいとそこまで距離近くないのは百歩譲って許せるが村田さんや後藤さんと仲がいいのは正直に嫉妬する炭さん なお村田さんは相手が一応は女子とはいえ頻繁におんぶをねだられて辟易顔
2021-07-24 00:48:44
あがつませんぱいはしのぶさんが心の声に真っ正直に「気色悪い」とか言ってくれるのがうれしくて仕方ない 自分の内心は隠してしまうようになったけど
2021-07-24 00:51:06
昔の「英雄」である炭さんと今世でもわりに近しく友達付き合いできているのが善♀の自慢 昔から近しい人じゃなかった周りには「縋りついて泣きついたんだろうなあ」と馬鹿にされてること多いけど
2021-07-24 01:01:00
今世ではじいちゃんと二人三脚で雷の呼吸の型を完全マスターするために昔の何倍も努力したあがつませんぱい、それでも弐の型~陸の型までは型の動きはマスターしても実戦で使えるとこまでは程遠くて、兄貴はやっぱりすごかったんだなあと溜息吐いてへこむ日もある そういう時に限って炭さんに見つかる
2021-07-24 01:16:58
ちなみに炭さんが善♀を信頼して妹を託せないのはバイだからじゃなくて本当に人間関係が節操なしに見えて不安だから 鼻が利くのは変わらないので本質が人見知りで警戒心の塊で自己評価が昔よりも地に落ちていると理解してからはむしろ褒め倒して甘やかすようになる 掌ドリルが激しい
2021-07-24 01:20:29
戦争が終わるころ、獄中に子供が訪ねてきた。父から善逸のことを聞いていたという青年だった。 「父は戦死しました。僕はこれから特攻に行きます。……お国のために、役に立ちたいとは、思っているけど、でも」 あなたが刀を持って前線にいてくれれば、きっと「神風」なんて目じゃないほど、
2021-07-24 19:06:53
あがつませんぱいは普段おさげだったり一本結びだったりまあまあ女性らしい(けど飾り気のない)髪型するけど、夜をかけるときは後頭部で結んだポニーテールに昔ながらの真っ赤な髪紐を飾る 一途
2021-07-24 19:26:15
炭善夜の遭遇事件 友人(だと思ってた)との遊んだ帰りの帰り道、路地裏通ったら鬼に襲われている被害者がいて、でも友人は炭さんの手を引いて逃げ出した。 「待ってくれ、助けないと…!」 「馬鹿言うな、俺たちには刀がないんだぞ!」 納得できないで何度も振り返る炭さん、何度目かで、
2021-07-24 22:23:08
気持ち悪い「ナニカ」がいたところに、一瞬にして「ナニカ」の代わりにその位置に立った、金髪を優美に揺らした「誰か」を見る。 奇跡的に腰を抜かしただけで助かった被害者に自然に手を差し伸べた「金髪の誰か」は、見つめる炭さんに気付いて琥珀色の瞳できょとんとしたが、軽く手を振って微笑んだ。
2021-07-24 22:23:08
奇矯な行動をするし男女問わずへらへら欲望にまみれた物言いをしているように見えるあがつま♀、実際には怯えにまみれたにおいをさせてめったに人に心を開かないので炭さんはそれが無意識に気に入らなくて厳しくなる
2021-07-25 00:09:50