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鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

碧い目のマリー 今は遠い母なる海の色

2018-02-21 06:31:50
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

天井に映し出される空の青さやいつも頭上で輝いている陽の光の温かさは知っていても、穏やかな海の果てしなさだけは知ることが出来ない一人と一つ

2018-02-21 19:05:43
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

「あの安らかで美しい潮騒が聞けたなら、わたしきっと死んでも良い。でももし本当に死んでしまったら、あなたそれからひとりぼっちね……」とささやく声。目の前のちいさな海。私にはずっと聞こえているというのに。

2018-05-06 22:12:59
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

「ねえイド、この本のここ、『わたしたちは ちきゅうというホシでうまれた いわば ちきゅうのこどもなのです』ってあるんだけど、ちきゅうってなにかしら?」

2018-06-22 16:44:33
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

「へえ、そんなに大きなおふねがあるのね!それじゃあ、きっとファーロの温室よりも大きな温室がたくさんあって、たくさんのお花がさいてるんだわ!」

2018-06-22 16:47:54
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

残り少ないヒトを新しいホシへ運ぶ船で、たどり着いた先でヒトの未来を照らしだす灯台 たった一人の子供を導くための、移動式の大きなお家

2018-06-22 16:56:55
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

「寂しくないのですか、マリー」 「さみしくなんてないわ、イド。だって『さみしい』はひとりのときに思うんでしょう?」 「寂しくないのですか、マリー」 「時々寂しいわ。あなたといられるからね。本当に独りだったら、きっと寂しさなんて分からないのよ。わたし、幸せ者ね」

2018-06-22 17:05:28
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

貴女の車椅子を押す者が私以外にいたなら、と 身勝手にも思わずにいられないのです 貴女を独りにしたのは私だというのに

2018-06-22 17:10:51
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

「イド、聞こえるわ。――これが潮騒っていうのね」 微笑む彼女の横顔が、まるで幼い子供のようなのがなんだかおかしくて、スピーカーから笑い声が零れた。 彼女は見えない目をいっぱいに開いて、細い手指で光を、風を、海を抱きしめている。 いま生きているものは、きっと皆こんな風に美しいんだろう。

2018-11-06 04:29:10
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

「大地を埋めつくし、海の底の暗闇を暴き、広大すぎる宙を行き交ってなお余り有る力を持つ人類にとって、無数に存在するホシは替えがきくものでした。けれど、人類は自らが生まれたホシだけは掴んで離さなかった。 あなたの瞳は、そんなただ一つのホシの色なのですよ」

2018-11-29 05:24:26
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

振り返ったとて足跡のひとつも見えぬ暗闇を 上下も左右もなく彷徨うだけの人生を 青い青い偽りの空を

2020-03-25 01:41:26
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

蒼い目のマリー 未だ遠き広大な空の色 pic.twitter.com/3vOqPjERg1

2020-09-18 00:11:59
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鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

貴女が言葉に出来ないでいる心の内のもやもやを、私が辞書で引くとしたなら、「孤独」のページを密かに破り、きっと「空腹」と引くでしょう

2021-02-27 03:51:47
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まとめたひと
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

自称一次創作なんでも屋さん。またの名をアクティブなオタク。 歌をうたう、演技する、文や絵を描く、合成音声と戯れる等。 お仕事のご相談はDMからどうぞ。 FA▶#鳴坂見ろや TRPGアカ▶@Nakizaka_TRPG