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鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

ネタ出しやめ 余裕ある時にまたやる 寝る pic.twitter.com/Q2BPa1c3XM

2017-04-10 02:33:51
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鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

ろろ→初期:三ツ矢君 慣れてから:ミッチー ミッチー→初期&普段:鹿介 ダル絡みされたとき:ろろ #鳴坂メモ

2017-05-31 21:44:02
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

真面目そうな顔の子がエキセントリックなキャラしてるのが好きなのでろろはその典型にしたい 「ろろって呼べや!鹿介って顔じゃないだろ!!」ってキレながら肘鉄をキメてくる

2017-05-31 21:47:16
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

【電車の座席が一つしか空いてなかったら】ろろ1人 : 遠慮なく座る。下手すると寝落ち。 ミッチー1人 : 立ってる。おもむろに本を開く。 ろろとミッチー : ミッチーを無理矢理座らせてろろが小声でマシンガントーク。ミッチーはたまに無視して読書。

2017-06-05 21:54:30
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

夏が来ればまた逢えるかもしれないという淡い期待だけ抱いて、長い坂を駆け登っていく自転車 荷台につけたままのぼろクッション 海はまだ遠い

2018-05-06 22:30:00
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

向日葵の陰からひょっこり現れるんじゃないかと目を凝らす 自転車の荷台にいつものように座ってるんじゃないかと期待する あの日歩いた海岸に、波の合間に、見えない水底にきみを探す 夕陽にやさしく透けたはにかみ顔を探す

2018-05-06 22:41:55
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

冬の海とか 冷たくて寂しいじゃん ろろは馬鹿だなぁ

2018-06-25 17:55:45
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

ろろのガラケー、みっちーのどこ見てんのか分かんない写真が沢山入ってると良い 時々カメラ目線で照れたような顔の写真がある

2018-07-04 22:47:02
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

みっちーのガラケーには全然ろろの写ったやつ無い ほんの数枚だけ風景を撮った写真の中に写りこんでる きっとバックアップとって何台も機種変したあとのスマホにもデータが入ってる

2018-07-04 23:09:26
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

雪道を歩いていた チェーンが空回りする音 頭の奥まで冴え渡るような冷たい空気 どこからともなく漂ってくる出汁つゆの優しいにおい あとどれだけ歩けば海へ着くだろう

2018-10-15 04:31:32
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

切れた唇から血が滲んで痛む 寒さで骨が軋んでいる 転んで打ち付けた膝はきっと酷いことになっているだろう それでも自分はまだ歩いている 海へ行く 冬の海だ どんないきものも優しく殺す冬の海へ

2018-10-15 04:45:37
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

ただひとりの親友とか そんなふうに思ってたのに 俺バカみたいじゃん お前何も言わないし いつもいきなりでさあ にこにこ笑って振り回されて 最悪だよ なんで死んだの、お前

2018-10-16 04:51:35
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

その日の夕方は小雪がちらついていて、帰りは豚まんとあんまんのどっちを食べよう、半分ずつ食べればいいか、なんて思いながら講義を受けていた。講義の後、いつも通り玄関で待っていたけれど、15分経っても30分経っても鹿介はやって来ない。

2019-08-25 19:45:47
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

結局その日は豚まんもあんまんも食べ損ね、雪が積もった夜道を、自転車を引きずって帰ることになった。鹿介の失踪を知ったのは、帰宅してから2時間後、なんとなく毎週欠かさず見ていたドラマをぼんやりと眺めている時だった。

2019-08-25 19:45:47
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

鹿介が帰ってこない、息子が行きそうな場所を知らないか、いやむしろ貴方が匿ってやしないか。きつく問い詰めるような、それでいて生気の抜けたような不思議な声を覚えている。この女性は本当に息子のことを心配しているのだろうか? 子供ながらにそう疑ってしまうような声だった。

2019-08-25 19:45:48
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

雪が積もった日から一月半が経ち、卒業式の朝を迎えた。薄らいできたけれどまだまだ堪える寒さに、いつもより早く目を覚まし、居間へ向かう階段を降りていると、母さんの焦ったような話し声が聞こえてきた。微かに聞こえる言葉の端々から、鹿介の話をしていることが伺えた。そして、息を呑むような音。

2019-08-25 19:45:48
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

「母さん、誰と話してるの?」 「ああ……おはよう実」 受話器を戻す。 「鹿介のお母さん? 鹿介やっと見つかったの? どこにいたの」 「今する話じゃないよ、起きたなら朝ごはん食べてきな」 目線がやや落ちている。この人は昔から嘘や誤魔化しが下手だった。 「……鹿介に何かあったの」

2019-08-25 19:45:48
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

それからのことはよく覚えていない。ただ、卒業式に出なかったことだけは確かだ。通夜が終わり葬儀場を出るまでの間、靄がかかったような意識のまま過ごしていた。 灰色の空、泥と混じる牡丹雪。鹿介が一番嫌いな空模様。 3月も終わりの、その年最後に雪が降った日のことだった。

2019-08-25 19:45:49
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

大嫌いな牡丹雪が海に溶けて消えるさまを見てやろうと思った

2019-12-20 10:23:08
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

なにが正しいのかすっかり分かんなくなっちゃったからさ、いちばん正しくないと思う選択肢を選んだんよ

2020-04-13 02:16:55
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

帰り道で見つけた不思議な形のブロック塀、ピンぼけした満月、机の底に眠っていたキーホルダー、時短勤務の日の紫色をした夕空、冬も終わりが近い頃の海、友人とさよならをした夏の海、海、海。 それらの写真を、今はもういない友人のメールアドレスに、なんてことない文章を添えて送ることがあった。

2020-05-21 01:10:42
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

時には文章を考えるのが面倒になり、写真だけの素っ気ないメールを送ることもある。 それで何がどうなるというわけでもない。 Postmasterからエラーを告げる旨のメールが送信されてきて、それで終わりだ。 メールを送って、送り返される。そんな不毛な行動と結果が、どうしてだか私の心を落ち着けた。

2020-05-21 01:10:42
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

これから先、本人から返事が来ることはないという事実を確認するための、私なりの手段だったのだろう。 所謂ガラケーが廃れ、世間がスマートフォンに移行し、私がケータイのメールという機能自体をあまり使わなくなった頃に、独り言の延長じみたこの奇妙な行為はすっかりやめてしまった。

2020-05-21 01:10:43
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

スマホに機種変更をしてから数年経ったある時、ふと思い立ってカメラロールの整理をすることにした。 ストレージが小さい機種のためか、SDカードが入っていないためか、すっかり空きが無くなってしまったのだ。

2020-05-21 01:10:43
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

これは何年前に車で行った山、ここは元カノと出会った公園、なんて考えながら、大量の写真を選別する。 撮るだけ撮って見返すこともなかった写真たちを眺めながら、古くなるごとに画質が荒れ、画像サイズも小さくなっていくことに感嘆を漏らす。 ブレて拙い写真からは、ちょっとした郷愁さえ感じた。

2020-05-21 01:10:43
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

撮影日時が7年前を過ぎた辺りからだろうか、空や食べ物を撮ったものの中に、見慣れた海岸の写真が混ざり始めた。 内陸部で生まれ育った私が、生まれて初めて単身訪れた海。 いや、その時は厳密には1人ではなかったのだが。 そんな思い出の場所が、日常の数々の中に埋もれるように、そっと。

2020-05-21 01:10:43
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

反射的にカメラロールを閉じて、時計を確認する。 今日は8月14日、時刻は現在午後18時41分。 なるほど、と独り言ちる。すぐさまソファから立ち上がって寝巻きを着替え、クラッチバッグにスマホと財布、携帯充電器、車のキーをぞんざいに放り込み家を出た。

2020-05-21 01:10:44
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

今から飛ばしても、着くのはきっと夜中になる。 それでも構わなかった。 SAで休憩を挟んで、夜明け頃に着くのも手だ。なんだっていい。 思い立ってしまったら衝動的に動く悪癖はあの頃のまま。 昔より幾分綺麗に撮れるようになった写真に、「また思い出したら来るよ」とだけ添えたメールを送るのだ。

2020-05-21 01:10:44
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

返事はどうせ来ない。とうに確認期間は終わっているのだし、結局ただの自己満足だ。 当時のことは朧気だけれど、今日という日に思い出したのはきっと過去の自分の不毛な行為のおかげだと信じて。

2020-05-21 01:10:44
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

海へ行こう。頭にあるのはそれだけだった。 高校一年生の夏、たった1人の親友だった男とさよならをした、あの海岸へ。 pic.twitter.com/fVsQZtwAUO

2020-05-21 01:10:46
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鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

海と向日葵(仮)より「Postmaster」でした。 自主ワンライでプロットも無しに勢いだけで書いたのでぐっちゃぐちゃです。まったく筋が通ってない。正直すまんかった。 あとで推敲してどっかに上げるので……

2020-05-21 01:10:46
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

途中放棄してもう絶対に進まないであろう鹿介の絵のスクショ pic.twitter.com/unsp3Eag7H

2020-06-01 22:38:15
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鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

ファミリーサイズのアイス買ってくるの、森巣六角名雪あたりかな

2021-08-27 14:25:12
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

森巣は怒られる、六角と名雪は呆れられるが近いかな。 「ワタはあったらあるだけ食べたくなるでしょ!?」って怒られるのが森巣、「いや俺食わないけど…」って言われるのが六角、「食べきれないからはるくんとたっきーくん呼ぼ」と言われパーティになるのが名雪

2021-08-27 14:29:45
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

どこか遠くを目指すための足が欲しい。母さんも知らないような、遠い遠いどこかへたどり着けるような。 出来ればそんなに寒くなくて、星が見える綺麗な海まで、僕を連れて行ってくれるような。 心の底からこんな風に望めるほど余裕のない僕の生活を、すべて攫って駆け抜けるような。

2021-08-29 12:31:35
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

子供の足だってどこへも行けないわけじゃないと分かったから、それじゃあやるべき事はひとつだろ、なんてガキの思いつきだ。 本当はもっと、ずっと遠くへ二人で一緒に行きたかったけれど。 このまま立ち止まっていれば、全てがもろもろと崩れてしまうから、踏みしめる氷が解けないうちに。

2021-08-29 12:45:56
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まとめたひと
鳴坂蒼也 @Aoya_Nakizaka

自称一次創作なんでも屋さん。またの名をアクティブなオタク。 歌をうたう、演技する、文や絵を描く、合成音声と戯れる等。 お仕事のご相談はDMからどうぞ。 FA▶#鳴坂見ろや TRPGアカ▶@Nakizaka_TRPG