優しくて強いプリキュア「ヒープリ」が説いた正義とは

キノダヒビコ @kinodahibiko

のどかちゃんは真摯に｢弱っているひと、助けを求めているひとの助けになりたい(→まもりたい)｣という信念で動いていて、これは最初から最後まで変わらない。 仕返ししたいとか、悪いやつを懲らしめたい・消し去りたいなんて思っていない。 ここが、のどかちゃんを見る上で一番重要なところ。

キノダヒビコ @kinodahibiko

だからこそ、弱ったダルイゼンを前にして浄化を躊躇い、再び病気になるのが怖くて助けられない自分が悪いんだと自分を責めてしまったし、自分と自分を支えてくれる大切な人たちの生命と未来をまもるために情を振り切ってダルイゼンを浄化する決断もできたんだよね。 本当に優しくて芯が強い子だよ。

ユキノミヤ @yk38jr

キュアグレースが覚悟を決めたのはダルイゼンが答えなかったからではなく睨みつけてきたからだし、怒りの理由はダルイゼンが蝕んでたからではなく蝕んで笑ってたことなので、本当にとことん誠実に向き合ってたんだよね。ダルイゼンにも、彼に苦しめられてきた被害者達にも。

ユキノミヤ @yk38jr

のどかは最初から自分が危険な目に遭ってでも、弱ってる動物や人の助けになりたかった。助けを求めるダルイゼンに気付いて一旦は戦いを止めるも、彼自身に共存の意思がないから浄化に踏み切った。蝕んで笑ってる者のせいで弱ってる命を助けたいから。やりたいこと、優しさが一貫してるんだよね。

ユキノミヤ @yk38jr

自己犠牲のきらいがあったのどかっちが自分を大事にすることを学びつつも自分最優先にならず、多くの命を脅かす者に改めて立ち向かい対話を試みる物語。小さな女の子が憧れるヒーロー像のひとつとして、キュアグレースもまた優しくて格好良かったよ。

キノダヒビコ @kinodahibiko

辛い経験をしたとき、仕返ししたいと考える人は多くて、それが強さにつながることもあります。 しかし、のどかちゃんは違います。 ｢あの時のような辛い思いは他の誰にもさせたくない=まもりたい｣ これが他者を思いやる彼女の優しさであり、キュアグレースとしての強さと覚悟でもある。

キノダヒビコ @kinodahibiko

苦しむひとに過去の自分を重ね合わせ、一貫して被害者側に寄り添い、助けるために諦めない。 痛みを知るからこその優しさと強さ。 それはとても素晴らしいことだけど、自分のことがなおざりになりがちな面もあったので、最終的に｢自分自身が幸せになる｣選択ができたのは本当によかったですね。

キノダヒビコ @kinodahibiko

のどかちゃん推しであるならば、どうか最後まで読んでください。 私は、グレースが最後は私怨をもってダルイゼンを殴り復讐に走ったかのようにファンからも言われるのが悲しいのです。 花寺のどかはそんな人間ではありません。 彼女の戦う理由と高潔な精神、もう一度見直してみませんか？ twitter.com/kdttrk/status/…

リツトラの星@5.4は新歓やりたい PFK20190718 @kdttrk

ヒープリに関する話題の中で忘れられているように思うのは、そもそものどかは、「蝕まれれば弱まって死ぬ」とまで言われたビョーゲンズとの戦いに、ニャトランと変身しようとしたり、武装？してまでメガビョーゲンに立ち向かうなど、2話の時点でソラ並に戦う覚悟を持っていたということです。 pic.twitter.com/mCRp2VXU76

2023-04-25 23:40:05

リツトラの星@5.4は桜高新歓やりたい PfK20190718 @kdttrk

周りのおかげで自分があることを身をもって実感し、下手をすればソラ以上ともいえる「皆を守りたい」強い思いを持っているのどかが、幼い頃の病気の原因という、個人的な復讐に走るはずがありません。 ここは残念ながら、少なからぬ方が誤解されているところです。 pic.twitter.com/A5eWcL7Dts

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リツトラの星@5.4は桜高新歓やりたい PfK20190718 @kdttrk

そう考えると、のどかが投げかけたこれらの言葉は、ダルイゼンへの怒りや憎悪からのものではないことは明白です。 あくまでプリキュアとして、ビョーゲンズを浄化する使命を自覚した上での言葉です。 だからこそ、ダルイゼンに「助けたらどうするのか」と問いかけているのです。 pic.twitter.com/wNPtkucdZK

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リツトラの星@5.4は桜高新歓やりたい PfK20190718 @kdttrk

復讐をするつもりであれば、こんな問答は無意味です。 相手は暴走状態だったわけですから、プリキュアとしても問答無用で浄化することは自然ですし、正当性もあります。 わざわざ問いかけたのは、のどかが冷静であること、態度次第では助ける方法を考える余地もあったということです。

リツトラの星@5.4は桜高新歓やりたい PfK20190718 @kdttrk

のどかの問いかけは、ダルイゼンに助ける意味があるかを問うものであると同時に、自分が今戦場に立つ覚悟を自身に問うものでもあるのです。 「半端な同情心を捨て、自分たちのためにダルイゼンを浄化する事実を背負う覚悟」です。 pic.twitter.com/r5WW5YYcPH

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リツトラの星@5.4は桜高新歓やりたい PfK20190718 @kdttrk

のどかは、自分＝周りの人々＞ビョーゲンズという優先度の序列を、自分と周りの人々を守るために決めたのです。 地球とビョーゲンズの同居は不可能である以上、より大きな後悔をしないために、ビョーゲンズを犠牲にする「痛み」を背負うことを選んだのです。

キノダヒビコ @kinodahibiko

のどかちゃんにダルイゼンへの復讐の意志は無いことはこれまでにしっかり描かれているんですよね。 過去の辛い経験を怨むのではなく｢私のように苦しい思いをする人がこれ以上増えないように｣という気持ちに変えて闘える娘なのです。 プリキュアとしてみんなをまもりたい、ただそれだけなんですよ。

キノダヒビコ @kinodahibiko

｢グレースは過去の事情があるからダルを許せないのも仕方ない｣論、もしダルの宿主がのどかちゃんでない別の人だったらグレースはダルを助けただろうか？ちゆひなアスだったらどうしたか？を考えると破綻するのですよ。 のどかちゃんが戦う理由はどこにあるか？を思い出してほしい。

キノダヒビコ @kinodahibiko

私情を捨て去ってきっちり公正な正義の観点から処断したのに、｢過去にひどい目にあっているから許せないのも仕方ない｣｢仕返ししたいという気持ちも少しはあったでしょ？それもまた正義だね｣という擁護は、むしろ彼女の品位を下げていると思うよ…

キノダヒビコ @kinodahibiko

描写としてわかりにくかったとは思うから、そういう擁護が出てしまうことは責めないけどね。 価値観が相容れない人たちが騒ぐのは仕方ないけど、せめてファンだけは彼女の高潔な精神を理解してあげてほしい。

キノダヒビコ @kinodahibiko

のどかちゃんはダルイゼンが憎いわけでなくて、しっかり一つの人格として見ていたと思う。 でも蝕まれる体験は二度としたくないし、他の誰かにも同じ苦しい思いをさせたくない。 彼女はダルイゼンが自分の都合ばかりで相手の苦しみに無理解なこと、共存する気がないことに憤ったというのが私の解釈。

キノダヒビコ @kinodahibiko

ヒープリは｢やられたら仕返ししていい｣なんて言っていませんよ。 ヒープリは、相手が苦しむことをなんとも思わず侵害してくる者に対して、もう苦しみたくない者と苦しませることを止めてほしい者が協力して抗う話です。 復讐ではなく、被害からまもるため、負けないための闘いです。

ユキノミヤ @yk38jr

中学生の女の子として「これ以上苦しみたくない」っていう思いと、地球のお医者さんとして「これ以上みんなを苦しめられたくない」っていう思い、のどかには両方あったんだよね。ダルイゼンがグレース個人を狙うから個人的な返答はしたけど、ラビリンの一言で気持ち切り替えてたのは偉かったと思うよ。

花寺ユウト @Yuuto_Hanadera

のどかちゃんはダルイゼンを浄化する際も「復讐」「憎しみ」を持って戦ってたわけじゃなかった。 「自分が傷ついてダルイゼンが元気になったら、もう2度と蝕まないのか、人類と共存するのか」 だったからね。俺だったら復讐に駆られてダルイゼンを潰そうとするけど、のどかちゃんは守りたいから戦う。

キノダヒビコ @kinodahibiko

過去に自分がされた加害については自分の中で決着がついているから謝罪も賠償も求めない、でも同じ思いはもう二度としたくないし、他の人がこれ以上苦しむのは見ていられないから止めて！どうしても聞き入れてくれないなら… というのが、のどかちゃんの気持ちだったんじゃないかと思います。

キノダヒビコ @kinodahibiko

私はビョーゲンズを最初から完全に殲滅する対象とは思っていませんでしたし、撤退しビョーゲンキングダムに引きこもってくれるならそれでいいという考えでした。 ですが地球の命の価値を一切認めず力で押し通そうとしてきた、共存する気がないのですから、自衛措置として浄化せざるを得なかった。

キノダヒビコ @kinodahibiko

のどかちゃんたちは必ずしも敵殲滅主義ではないし、和解できるならそれが一番いいよねとは思っていたのだけど、敵は身勝手な要求をしてくるばかりで力攻めしてきて、状況として猶予が許されない事態になるや、｢地球の全ての命をまもるため｣あらゆる手段を持って浄化に切り替えたのは立派だったよ。 twitter.com/kinodahibiko/s…

キノダヒビコ @kinodahibiko

ヒープリの場合、みんな心優しい子たちではあったのだけど、のどかちゃんは本人が蝕みで苦しんだ経験があり、戦いの中で実際に苦しみ悲しむひとたちを見てきて、同じことを二度と繰り返させないという思いから覚悟をきめ、極めて現実的な決断ができたというのが大きいですね。

2023-01-09 21:43:54

キノダヒビコ @kinodahibiko

プリキュアの一番の使命は｢みんなをまもること｣であって、敵を助けることでも和解の架け橋となることでもないですよ。それらは敵に歩み寄りや妥協の意思があった場合の副次的な役目です。 敵よりもまずまもるべきものに優しくなければならない。

キノダヒビコ @kinodahibiko

客観的に見てヒープリはシリーズの中でも異色な作品だと思いますし、こんな生々しい戦いは見たくなかったという人もいると思います。 でもプリキュアの本分は｢誰かをまもりたい｣という気持ちだから、その限界に挑んでくれた本作を私は好きです。

キノダヒビコ @kinodahibiko

本来防衛を担うヒーリングガーデンが戦力枯渇状態で、ビョーゲンズの侵略に抗うため地球に残された最後の戦力として協力をお願いされているのが、本作におけるプリキュアの立ち位置。 本質を見誤らず、情を振り切ってプリキュアとしての立場と責任を全うしたのどかちゃんは立派だったよ。

キノダヒビコ @kinodahibiko

今までさんざん自分やみんなを苦しめておきながら最後まで身勝手な要求ばかりだったダルイゼンの外道な性格に憤り、みんなをまもるために浄化の決断をしたものの、それでもキングビョーゲンに追い詰められたダルイゼンの境遇に同情できるグレースちゃんは本当に優しいんですよ。

キノダヒビコ @kinodahibiko

「ダルイゼンを助けない（身体の中に入れない）」までが普通の女の子である花寺のどかとしての決断、「ダルイゼンを浄化する」が地球をまもるプリキュアであるキュアグレースとしての決断だと思っています。 彼女にとってダルイゼンは二重の意味で拒絶の対象なんですよ。

キノダヒビコ @kinodahibiko

ダルイゼンが最期まで｢自分のことしか考えない(他者はどうなってもいい)｣だったのに対し、のどかちゃんは｢(他者を尊重するのは当然だけど)自分のことを一番大事にしていい｣に成長したのが上手い対比でしたね。 一見似ているようで全然違う、対照的な対立軸として完成したと感じます。

キノダヒビコ @kinodahibiko

ダルイゼンの｢生きたい｣という気持ちは本当だったんだろうけど、その生き方が｢自分が心地よく生きるために他者を虐げ、自分のために身体と心を犠牲にする人がいようと気にしない｣のままでは、他の多くの命の｢生きたい｣という気持ちを踏みにじることになり、認めるわけにはいかない。

キノダヒビコ @kinodahibiko

ヒープリの勧善懲悪は｢過去にどれだけ悪いことをしたか｣ではなく｢これから一緒に生きていけるか(共存できるか)｣を重視しているんですよね。 ｢ダルイゼンは過去にのどかちゃんにひどいことをしたから、仕返しで助けてもらえなかった｣という解釈をしている人がいるけど、それは違う。→

キノダヒビコ @kinodahibiko

｢私やみんなを苦しめることを何とも思わないようなあなたと私たちはやはり共存できない｣という確信、ビョーゲンズに脅かされている地球の全ての命をまもるプリキュアとしての使命感、そしてその決断に自分が責任を負うという意志から出た言葉が｢あなたを助ける気にはなれない｣なのです。

キノダヒビコ @kinodahibiko

「あなたを助けるわけにはいかない」ではなく「あなたを助ける気にはなれない」 決断の理由を絶対的な正義に転嫁せず、これはあくまで私の考え・私の決断だとする、のどかちゃんの謙虚な気持ちと責任感が表れていると思います。ダルイゼンに花寺のどか一個人として向き合った故の発言。

キノダヒビコ @kinodahibiko

蝕みの苦しみを身をもって知っているのどかちゃん/キュアグレースとしては、ダルイゼンが｢"わたし"を含めたみんなをこれ以上苦しめないこと｣が共存のための譲れない最低条件であり、ダルイゼンが許されなかった理由もこの条件への歩み寄りが一切無かったことに尽きる訳です。

キノダヒビコ @kinodahibiko

ダルイゼンなりに助けを求めていて同情を誘うんだけど、その要求が相手に一方的な犠牲を強いるものであることに無自覚。自分の行いへの無反省と、他者の尊厳への無関心・無理解・無慈悲。 暴力的な悪とは一線を画す、差し伸べられた善意の手を掴んで泥沼に引きずりこむタイプの悪。

キノダヒビコ @kinodahibiko

「ダルイゼンも必死だったんだ！本当に困ってるんだから助けてあげるべき！」って擁護する人もいたけど、そう言う人も、組関係の人間が「助けてくれ。組織に追われてるから逃亡資金が欲しい。おまえの有り金全部くれ」ってゆすってきたら拒否するでしょう？ 完全に「私を巻き込むな」案件なんですよ

キノダヒビコ @kinodahibiko

ヒープリの善悪の判断は「やったことの罪の重さ」よりも「共存可能か否か」なんですよね。 ビョーゲンズは身勝手で過大な要求を突きつけながら共存の最低ラインを探る気がなく、プリキュアからの最後の問いかけにも答えなかった。 共存の可能性を自ら捨てた者には浄化しか手段が残されていなかった。 twitter.com/kinodahibiko/s…

キノダヒビコ @kinodahibiko

ヒープリを｢敵に厳しいプリキュア｣と言うのは結果だけ見れば間違いではないけど本質ではないよ。 ヒープリは｢他者を尊重し共に生きようとする者に優しく、他者を虐げ自分勝手に生きようとする者に厳しいプリキュア｣です。 そこは清々しく一貫していたし、正義の一つのあり方だと思う。

2022-05-18 21:43:02

キノダヒビコ @kinodahibiko

ダルイゼンが許されなかったのは「過去に悪いことをしたから」ではなく「共存できる未来を示せなかったから」。 自分をただ利用する気で改心の気は無いと見切り、地球の全ての命を背負うプリキュアとしての立場から、情を振り切ってダルイゼンを浄化する決断を下したのどかちゃんは立派だったよ。

キノダヒビコ @kinodahibiko

確かにダルイゼンは過去にのどかちゃんにひどいことをしたのですが、のどかちゃん自身は怨恨を口にしたことがありません。 彼女が憤ったのはダルイゼンの他者の尊厳への無理解であり、最後まで共存の最低ライン(これ以上みんなを苦しめない)を示す慈悲深さを持っていたのですけどね。

キノダヒビコ @kinodahibiko

「最低な犯罪者でも死にかけてたら救うのが医者の誇り」という文脈でヒープリを批判している人を見かけたんですが、頭の中で「病原体」と「患者」が途中ですり替わっているんじゃないかと思います。 その文脈で議論されるとしたら「人間の犯罪者がビョーゲンズに襲われた場合」でしょう。

キノダヒビコ @kinodahibiko

ヒープリの使命はビョーゲンズに襲われたエレメントさんと生き物を助けることであって、ビョーゲンズも癒す超越的存在ではない。 ヒープリはお医者さんがモチーフなだけであって医者ではない。あえて医者とみなすのであればビョーゲンズは病原体になりますが、どうやっても「患者」にはなれない。

キノダヒビコ @kinodahibiko

医者は「患者」であれば分け隔てなく治療するでしょうけど、「病原体」に譲歩することは許されませんし。 雑に例えれば、病原体どうしで共食いが始まって片方が医者に「体内に匿って（感染して）くれ」と言ってきてそれを受け入れろと言われている構図なんですけどね。

キノダヒビコ @kinodahibiko

ヒープリを批判するのは勝手だけど、情に流されて明らかな取り違えをしているうえにヒープリは医者への侮辱だなんだと言われたらさすがにね… 感染によって生き物を苦しませる存在でも消滅させるのはかわいそう・それが生き延びることによる被害は無視って、医者を侮辱しているのはどちらなのか。

キノダヒビコ @kinodahibiko

｢悪人でも救うのが医者の義務なのに云々｣はダルイゼン擁護の方々の常套句ですが、大体3つの思い違いをしていると思います。 ①ヒープリは職業医師ではない。 お医者さんがモチーフなだけで、ヒープリはあくまで｢プリキュア｣(戦士)、普通の中学生の女の子です。医者の義務云々は関係ありません。

キノダヒビコ @kinodahibiko

②ヒープリは「地球のお医者さん」。 医者をモチーフに使っている以上リスペクトはあるべき、という見方もあるでしょう。 だとしても、ヒープリは「地球のお医者さん」なのです。地球の生命を丸ごと脅かす病原体の立ち位置であるビョーゲンズは、どうやっても「患者」にはなれません。

キノダヒビコ @kinodahibiko

もし患者である地球の生命の中で選り好みしたのなら批判は然るべきですが、ビョーゲンズはどこまでいっても戦う対象であり、地球の生命をまもるために妥協は許されません。 むしろ「病原体」に絶対譲歩しないし諦めないという意志を見せたヒープリは充分に現実の医者をリスペクトしていますよ。

キノダヒビコ @kinodahibiko

③現実の医者も人間である。 「悪人でも救うのが医者」だからといって患者が身勝手で横暴な態度をとっていいわけではありませんし、医者と患者の間に信頼関係が無ければ治療はできません。 信頼関係を構築する気が端から無かったビョーゲンズを擁護するためにその言葉を持ち出すのは卑怯です。

キノダヒビコ @kinodahibiko

ビョーゲンズが許されなかった理由は病原体モチーフだったから｢だけ｣ではないんですよ。 他者を虐げ相手の尊厳を認めない、自分のことしか考えず力で従わせようとする。そういう歩み寄りの無い態度が限度を超えていたから。 医者ではなくプリキュアとしてダメなものはダメと言っている。

キノダヒビコ @kinodahibiko

ヒープリとビョーゲンズとの戦いは、｢一方的な侵略に対する防衛｣だとわかりやすく描かれているはずなのだけど、これを｢生存競争｣などという言葉で誤魔化すのは問題の矮小化だよ。 あと、｢生存競争｣の本来の意味を辞書で調べてください。