
#読了 『永遠の不在をめぐる』風野湊 @feelingskyblue まさかと思ったが本当に泣いた。『くらやみのこども』で潤んだ目が『あなたの不在を愛する』で決壊した。p.96位の徐々に明らかになっていく頃から、一段落読む度にボロボロ涙が出た。尚日頃虚構では滅多に泣かない。→
2015-12-03 21:11:22
(承前) ままごと『わが星』の、何故泣きそうになったのか分からない「謎の感動」を思い出す。 @feelingskyblue いやしかし出先で読んでなくて良かった……
2015-12-03 21:13:57
(承前2) 物語になる以前の生(ナマ)の言葉なのか、生っぽすぎるのか? 『作家と刑罰』の炎、『くらやみのこども』の闇の描写が、とてもロマンチックなのに断じて比喩ではない(と感じる)ことに驚いている。 @feelingskyblue
2015-12-03 21:16:59
風野湊(@feelingskyblue )さん(呼吸書房)の『永遠の不在をめぐる』読了!前作『紙飛行機に眠る月』も間違いなく傑作でしたが、本作品はそれを越える迫力がありました。特に収録作「くらやみのこども」は圧巻です!#bunfree
2016-01-11 15:25:41
不在ゆえの実在――主軸に置かれたテーマは哲学的ですが、収録された短編たちを読み進めていく毎にそのテーマが感覚的・現実的になっていきます。しかし読み終えたときには自分の実存が危うい。(風野湊(@feelingskyblue )『永遠の不在をめぐる』呼吸書房)#bunfree
2016-01-11 15:29:40
収録作「くらやみのこども」は久しぶりに、夜眠れなくなる読後感でした。「私」というこの存在の曖昧さよ!いつか自分は死ぬのだと、初めて気付いた子供の頃のあの衝撃を思い出します。(風野湊(@feelingskyblue )『永遠の不在をめぐる』呼吸書房)#bunfree
2016-01-11 15:32:21
「永遠の不在をめぐる/風野湊(@feelingskyblue)さん」読了。 幻想短編集第二弾。幻想の雰囲気から日常へと雰囲気が変化していくのだけど、そこで味わいを損なわせず深くさせるギミックに脱帽。まさに「どこにもいないあなたへ」向けた作品。 #bunfree
2015-12-15 23:53:22
『海を商う』の世界観がとても好きでした。やっぱり短編集の一作目の冒頭ってハードル上がっちゃうんですけど、『海を商う』では軽々と越えて行かれそのまま勢いで短編集を読んでしまった感じでした。 「永遠の不在をめぐる/風野湊(@feelingskyblue)さん」 #bunfree
2015-12-15 23:59:24
一番好きなのは『くらやみのこども』ですね。あの世界に居るだけでも幸せなのにオチまで綺麗にまとめられたらたまらない。前作「紙飛行機に眠る月」も含めた中で一番好きだと思います。 「永遠の不在をめぐる/風野湊(@feelingskyblue)さん」 #bunfree
2015-12-16 00:03:24
風野さん(@feelingskyblue )の「永遠の不在をめぐる」読了ー! やっぱり「あなたの不在を愛する」が1番好きかな…。そして一冊まるごと優しくてとても丁寧な描写。寄り添うとか、たどるって言葉が似合う一冊。風野さんが大切にしているものを感じとれた気がする。
2016-08-04 00:32:12
短編集。一番初めに思った感想は、この人は中長編を書いた方がいいのになってこと。「昼の光から逃れるために」「くらやみのこども」は良かった。特にくらやみのこども、は。
2015-12-04 22:33:53
掌編の初めの四作は、小手先で書いてる感じがした。ストーリーの持っていき方、会話が不自然且つつまらないものに思える。それと、この人は文章に癖がある。単語の選び方と形容詞が顕著かな。それが、どっちかというと鼻に付くタイプの癖になってしまっている。
2015-12-04 22:33:59
昼の光〜は作風が他とはちょっと違う気がした。これでおっと思う。そしてくらやみのこども。これは良い作品。少なくともこれくらいのボリュームはある文章を書けばいいのにと思う。癖が殆ど目立たない。忘れてしまうくらいだ。そしてストーリーも素晴らしい。
2015-12-04 22:34:12
思うに、ある程度没頭して筆が乗ってくると良い方向に転がりだす人なのではないかと思う。恋愛模様が、しかもとても自然な筆で書けるのって凄いことだと思う。それが出来ずに止む無くストーリーを捻って苦し紛れやってる人はいっぱいいると思う。
2015-12-04 22:34:18
風野湊(@feelingskyblue)さんの「永遠の不在をめぐる」は視覚描写を封じた「くらやみのこども」が質量共にメインの作品と言うことになるだろう。読んでいると自分が暗闇に慣れるのが分かる。つまり、視覚描写がないことは気にならなくなる。#bunfree
2016-01-17 19:35:38
二人(という呼称が適切かはさておき)の会話に引き込まれる過程で、とても戯曲的だと思った。ラーメンズのようにセットが何もない舞台で演じられると良いかもしれない。暗闇をどう演じるのか、とても挑戦的な課題になるだろう。#bunfree
2016-01-17 19:35:55
ラジオで朗読された「作家と刑罰」も素敵だけれど、一番好みなのは「夢見る時差のために」だ。学校を始め同じ時間で同じ行動をすることを強要する社会に抗って、自分の時計で生きよう。そして、美しいものに仕える人生は素敵だ。#bunfree
2016-01-17 19:36:17
風野湊さん(@feelingskyblue )の「永遠の不在をめぐる」読了。 ツイッターで告知が流れてきたのを見て直感で「これは絶対面白い」と感じて手にしたのですが、直感は正解でした(`・ω・´) 言葉にするりと絡め取られ、『どこにもない場所』へ飛躍させてくれる刺激的な一冊でした
2015-12-03 21:33:49
言葉運びと描かれる景色が鮮烈で、一つ一つが静けさと心地よさに溢れている。扉を開くように誘われ、足元が揺らぐような感覚が不思議と心地よい。「夢見る時差のために」と、「あなたの不在を愛する」がお気に入りですが、どの作品にも心地よいリズムと魅惑的な世界が広がっていてとても素敵でした。
2015-12-03 21:40:33
『永遠の不在をめぐる』風野湊さん著、読了。即興小説作品の短さの中で、「海を商う」と「作家と刑罰」に息を飲んだ。特に作家と刑罰は凄まじい。こんな恐ろしいほどの刑罰を文字通り喰らいながら書き綴るのは、呑まれたからなのだろう。自分がもし同じ経験をできたならと思うと恐怖と共にわくわくが→
2015-11-29 19:22:56
生まれる。物を書くことを好む以上はちょっとやってみたくなるのが人間じゃないだろうか。やれないけど。それと「くらやみのこども」の清々しさと気持ちよさが堪らない。心臓の中の暗闇に紛れ込む。甘美な想像だ。わたしもこんな暗闇に出会いたい。ご馳走様です。
2015-11-29 19:25:28
手書きツイートです kokyushobo.com/eien.html @feelingskyblue #bunfree pic.twitter.com/z6pXnqjOlq
2016-04-27 20:55:31

呼吸書房 風野湊著「永遠の不在をめぐる」読了。いやぁー、いいです…。孤独や絶望をさらりと包み込む幻想小説。最後の一文で魅せる書き方も素晴らしい。いわゆるお涙頂戴は一切なしで、じんわりと心が解き放たれる名作。この方はきっと、気づかないうちに多くの人を救っている。
2016-12-31 14:11:14
【永遠の不在をめぐる】 どれも先ず着想が面白く、全体を通して心地よい。矢っ張り幻想っていいなあ。「くらやみのこども」「あなたの不在を愛する」で泣きました。何故涙が零れたのか自分でも説明がつかない。 #文学フリマ #読了 twitter.com/feelingskyblue… pic.twitter.com/qmwCa1M4Wx
2017-05-22 16:03:53
【書籍紹介】あなたの不在を愛する幻想短編集。即興小説に基づく作品を含みます。信念、詩、幻を好む方にお勧めです。|『永遠の不在をめぐる』116P/400円 #bunfree c.bunfree.net/p/tokyo24/4391 pic.twitter.com/gDHqa8wMQv
2017-05-06 23:40:18

『永遠の不在をめぐる』(風野湊さん) 自分もそういえば「不在」を愛していたなぁと思い出しつつ読了。不在であるはずのものに苦悩が見いだされて、愛さずにはいられない。
2018-05-24 15:08:51
「永遠の不在をめぐる」まずこのタイトルからしてイイ〜と思いませんか?内容もおおむねそのようなテーマでこちらもそれぞれに面白いのですけど…あなたの不在を愛するのやさしいまなざしもだが…くらやみのこどもが……すごかった……手に取るような生々しい暗闇!美しい物語
2019-05-19 16:05:44
『永遠の不在をめぐる』 風野湊さん @feelingskyblue 言葉選びのセンスに強烈に惹かれて迷わずに買った一冊でした。 案の定、強烈に刺さった短編集。 それはもう、この一冊で一晩中でも語れるくらいに。 細かい話をし始めるときりがありませんが(とてもとても短いあとがき)がとにかく最強です。
2019-05-19 22:53:49
ブログを更新しました。 『永遠の不在をめぐる』 第28回文学フリマレポート その3 dokushoazarashi.blog.fc2.com/blog-entry-178…
2019-05-22 22:51:03
前にも呟いたかもしれませんが、私は風野さんが「作家と刑罰」の朗読をされているのを聞いて『永遠の不在をめぐる』を手に取ったため、この本の音読したときにすっと言葉が通るところが好きです。朗読する誰かを頭の中に置いて読むのが一番収まりが良い
2020-06-07 12:48:15
『永遠の不在をめぐる』風野湊さん(@feelingskyblue )拝読しました! 世界を作るとはこういうことか…と唸る短編集。眠りの世界で見る夢のような、幻めいた世界を、地に足のつかぬまま、それでも確かな解像度で旅してゆくような、そんな読書体験ができました。とってもおもしろかったです!! pic.twitter.com/bwc9rE0qdg
2022-09-19 20:19:36

以前、『旅人よ立ち止まれ』という紀行文を拝読したことがあり、その時も、同じ旅好きとはいえ、もし同じ時、同じ場所に旅したとしても、私の感じる世界と、風野さんの感じる世界は全く違うのだろうなと、なにやら壮大な気持ちになりました。それを今、架空の世界を旅して改めて噛み締めています。
2022-09-19 20:20:27
風野湊さん『永遠の不在をめぐる』を購入させて頂きました。 今日が初めての文学フリマで、オロオロしながら見てまわった後見本誌コーナーでホッと一息ついていたときに手に取って、初めの2篇読んで買う決意をしました。 残りの5篇も素敵でした。 #文学フリマ大阪 #文学フリマで買った本
2023-09-10 23:04:02
#読了 永遠の不在をめぐる 文学フリマ大阪での購入本。 幻想的な物語が詰まった短編集。 どの話も色が全然違っていてよかったです。 中でも『夢みる時差のために』が本当に好きです。この世界でたった1人、違った時間を生きるって素敵。 pic.twitter.com/ewEk00sZNo
2023-11-14 20:52:35

『くらやみのこども』は幻想的で重厚なファンタジーでした。なんか泣けました。 あと"あとがき"がすごい。しびれます。幻想の深みです。 幻想短編集Ⅱ / @feelingskyblue 風野湊
2023-11-14 20:52:47