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狸穴猫/松村りか @mamiananeko

いわゆる毒親…には、結構いろんなタイプがある。   暴力・暴言をふるう 無茶な要求をする 言外の要求が多い ダブルバインド 世の中を無用に怖がらせる 子どもに親の機嫌を取らせる とかなあ…

2020-08-29 18:41:04
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

暴力・暴言や、無茶な要求というのは、わりとあからさまだが、それ以外は、あからさまでないので、学齢期に友人との比較も難しい。 そのため、その環境で育った子が、問題そのものををなかなか認識しにくいという問題も起こるし、 親のやり方を踏襲しやすいといったことも起こる。

2020-08-29 18:45:01
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

親側の子ども観として多いのは 「子は親の付属物という感覚」だったり 「親は子に尽くすべきだ」といった超硬派な儒教道徳的なものだったり、 「苦労させられてるんだから見返りが欲しいという感覚」だろうか。

2020-08-29 18:59:03
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

子ども観でないところでは、 『「外からの評価」を非常に重要視する』ケースが多いように思う。   なので、大抵、外づらはいい。

2020-08-29 19:05:54
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

「評価」を気にするために、「よく気の付く人」で通っていたりする場合もたまにある。   が、好きでやってるわけではないので「なんでこんなことしなきゃいけないのか…」 とか 「これだけやったのに…」 ってなストレスを抱えやすい場合もある。

2020-08-29 19:13:47
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

案外、そういったストレスが子に向かうというのが見えない毒親の本質であることも多いのかも…とも思う。   「子が親の成績表になる」という現象だ。

2020-08-29 19:25:31

毒親とメディア環境

狸穴猫/松村りか @mamiananeko

ここからちょっとメディア環境に目を向ける。 結論から言ってしまうと「評価が気になる人」にとっては、高度成長期以降のメディア環境というのは厳しいのだ。   多数のメディアに簡単に触れることができ、そこには「評価された人達」が多数登場する。

2020-08-29 19:31:42
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

テレビ普及以降は「映像」として触れることになる。 ラジオとは段違いの刺激である。 メディアが身近になることは「評価されたいが評価に縁遠い人」にとってはなかなか残酷な刺激ですらある。

2020-08-29 19:38:40
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

評価好きな人が被評価欲を掻き立てられる映像刺激は、メディアを介していくらでも入ってくる。 それが現代だ。   もちろん、評価をさほど重要視しない人にとっては「情報」でしかないものである。

2020-08-29 19:48:49

子にとっての毒親

狸穴猫/松村りか @mamiananeko

さて、子にとっての毒親に話を戻そう。 どんな親、人間であり、迷いながら子育てしている部分もある。 そしてまた、子は精神的自立の過程で、親に反抗する部分があるのが常である。 それゆえ、完全に毒性のない親というのはまあいないだろう。 毒性が全くない親はいないだろう。

2020-08-29 21:56:38
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

幼いor若い故の愚行をすることはある。そこで子の安全を守ろうと、子の行動や言動に口や手を出す。 これは、子の安全を守るために必要なことでもある。しかし、子から見れば理不尽であることも多い。 子から親への一過的な反抗はむしろ健全かもしれない。

2020-08-29 22:10:26
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

問題は、子の自立を阻む毒性である。 自立を阻む毒親の特徴は「反抗が難しいこと」だろう。   人間の精神は、ダブルバインド状態に置かれることには結構弱い。 受験に勝てと勉強に追い込みながらら、お前は勉強ばかりしていて人間性がなっちゃないとなじるとか…まあ、その類。

2020-08-29 22:25:34
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

自分で進路を選べといいつつ、親の納得する路線以外は認めず、子の選択をボロクソに言いまくるとか。   思春期以降のほうが比較的わかりやすい構造だが、幼児期からそれが続くケースがある。

2020-08-29 22:29:20
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

むしゃくしゃすると親が皿を叩き割る(そのために皿を買ってる)のに、子が手を滑らせて皿を割るとそれを烈火のごとく怒る…なんてのもある。   子が、親の気持ちに沿うような言動をしないと鬼の形相で怒る…とかいうのもある。 気分で甘やかすのまでくっついていることも。

2020-08-29 22:40:01
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

幼少期は体も小さいし食事等の生命維持部分を親に依存せざるを得ないので幼少期から理不尽な環境に置かれれば、無力感も生じやすく、反抗すら難しくなる。   判断力も育ちにくい。

2020-08-29 22:46:51

毒親と「評価」

狸穴猫/松村りか @mamiananeko

さて、また「評価」の話に戻る 親が望むのが「評価」であり「子を通した親の評価」の場合、常に子供は親の下位になければならない。 自立してはいけないのだ。   常に他との比較なりで「お前はなってない」の状態をキープすることが、親にとっての居心地のいい状況である。

2020-08-29 23:00:23
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

そして、子が「親に評価を運んでくる物語になりそうだと親が思える」状況限定で親は子に甘く、それをしない状況では子に「低評価を与える」というというケースも多い。 あくまで「親が思える」であり、子には予測がつきにくい。 常時、親とのシーソーゲームで下にある状況である。

2020-08-29 23:15:10
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

安心感などあったものではないだろう。   親の「評価重視の在り方」や「他者を自己の評価として利用する在り方」といった価値観も、それ以外の価値観に接する機会が少なければ、継承されやすくなる。 こうなると、価値観を異にする他者との信頼関係も築きにくくなりやすい。

2020-08-29 23:26:29

子の側の情報処理特性

狸穴猫/松村りか @mamiananeko

ここで、ちょいと子側の「情報処理特性」に目を向ける。 もの考える時、ストーリー的に考えがちな人とインフォグラフィック的に考えがちな人がいる。もちろん傾向としてであるので両方できるもある。 さらに記憶となると、動画、静止画、テキスト…とまあいろいろある。

2020-08-29 23:50:54
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

基本「ストーリー思考」は時系列記録は扱いやすいが、多要素を同時に扱うのは難しい。 俯瞰的に物事を見るのにはあまり向いていない。 自らにふりかかった「理不尽」を客観的に分析するのには不利である。

2020-08-30 00:05:14
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

さらに記憶タイプとして「動画優位」であると、フラッシュバックも起こりやすいものと思われる。 このタイプの人が「強毒性」の「毒親」にあたると、おそらくは、インフォグラフィック思考の人よりも、離脱に難儀するのではないかという気がしてならない。

2020-08-30 00:07:12
狸穴猫/松村りか @mamiananeko

状態像の把握がしにくい状態だと、記憶再生のコントロールが効きにくいだろうとも思う。 やはりそこは他者の助けがいるところなのかもしれない。

2020-08-30 00:24:29

毒親シーソーゲーム構造図と自立型やじろべえのススメ

狸穴猫/松村りか @mamiananeko

とりま、図を作るのは苦手でも、読むのは読むのがokという人もいるかもしれないので、構造図としてありがちなのを作ってみたのが昨日作った図。 pic.twitter.com/LGEA1bvukk

2020-08-30 00:26:03
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狸穴猫/松村りか @mamiananeko

シーソーゲームから降りて、自立型やじろべえになった方が不安へるんじゃないかと思う。 親なんて、大人になったら一番近い親戚くらいに思える方が、丁度いいのではないかなあ。

2020-08-30 00:32:49

なんさんと親子の相克の話 ①なんさんと父ちゃん

なん・抜け首・佐川 @nankuru28

父ちゃんがこれらをやってきていて、そして私は一個ずつ、反抗したって記憶がある。 twitter.com/mamiananeko/st…

2020-08-29 20:12:52
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

殴られた時には 「殴れば従うと思ってるなら、いい気なもんだな!暴力で抑えようとしても人は抗うと歴史を私に教えたのはお前だろ!」 世間体には 「私の心配してるんじゃなくて、自分の見栄が壊れるのを心配してるんだな?」 やったわー。

2020-08-29 20:15:30
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

なんで、やれちゃったかの理由も、いくつも、ある。 私は「殺すんなら、お前が自分の手で殺せ」ってのが、なんかあった。のちにその理由は記憶もおぼつかない幼少期にあったことを知ったけど。 母ちゃんは「あんたの人生だからあんたが選びなさい」を言う人だった。 我が強い体質だった。 いろいろ。

2020-08-29 20:18:21
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

私はたまたま、やれちゃった人だけど、やれない理由も分かる。 私はどっかで「怖いが壊れてる」とこがある。 「怖いがきちんと働いてる」なら、やれない方が当たり前だと思う。 そういうわけで「怖いの研究」をするのだな。

2020-08-29 20:23:12

なんさんと親子の相克の話 ②なんさんとお子さんたち

なん・抜け首・佐川 @nankuru28

自分が親になって、子供からの「評価を受ける立場」になって、不安になるわけで。不安と怖いは、人の言動の同期の中では、とっても大きい。 息子が「かーさんは毒親買って聞かれたら、毒はありましたって言うよ?毒になれないものは薬にもなれない。量とタイミングでしょ?」言ったよね。

2020-08-29 20:25:56
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

誤字が!直す。 自分が親になって、子供からの「評価を受ける立場」になって、不安になるわけで。不安と怖いは、人の言動の動機の中では、とっても大きい。 息子が「かーさんは毒親か聞かれたら、毒はありましたって言うよ?毒になれないものは薬にもなれない。量とタイミングでしょ?」言ったよね。

2020-08-29 20:34:31
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

多分。「お前は毒親だ」と子供から直接言われた時に、「そう言われるんなら、そうなんだろうな」ってなるか、ならないかは、とっても大きいんだろうと思う。 「そうなんだったら、今後、どうしたらいい?」となれるかどうか。 こないだ思春期終わった私が言うことじゃない、もあるんだけどさ。

2020-08-29 20:29:03

なんさんと親子の相克の話 ③自分の「毒」を認識できない親は捨てよう。捨てるの困難の話。

なん・抜け首・佐川 @nankuru28

自分の毒加減を認識できない親なら、捨ててあげる方が親孝行だとすら思うよ。 子供の人生は子供のもので幸せになってほしいと願って行動できるのを「親」と呼びたいからな。 自分の安心のための道具に使うなら、それは「単なる遺伝子提供者」でしょ。 さっさと捨てて、自分の人生を歩もう?思う。

2020-08-29 20:32:10
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

捨てる、距離を取る、そういうのを邪魔するのは、やっぱり「怖い」なわけで。 何が怖くて、どうしたら怖さが減るか、そこを直視するのはやっぱり「怖い」ので。 怖いをごまかそうと論理武装するのも、よくあるし、私もよくやる。 うろうろしてるやつは大体友達。

2020-08-29 20:36:56
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

私の考え方は 「親が子を愛すのではなく、子が親を愛したいの方が本能」 だからな。 子供は親を愛したいよ。親がガッカリ野郎だなんて思いたくないよ。 でも、ガッカリはガッカリにしないと、自分の人生が始まらないからな、人は。

2020-08-29 20:40:20
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

精神的なへその緒を切るのは、実に大変なことだ。 距離も時空も超えて、へその緒で支配してくるってのは、ある。 なんたって「へその緒が繋がってたってことは、切れてみないとわからない」んだから。 これは自分の感覚、これは親の感覚、切り分けてくのは大変だよな。

2020-08-29 20:47:54
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

自分がポンコツなのと同じくらい、親も大体はポンコツだからな。 ポンコツが遺伝子提供したぐらいで理想の人間に大変身!なんて、あるわけがない。 ポンコツなりによくやった、ぐらいが関の山なんだと思うのだが。 子は親を愛したいので理想化もして期待はずれでガッカリ度を深めるのもあるよね。

2020-08-29 20:51:09
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まとめたひと
Cook⚡規制解除(ただしいつ規制入るかわからない!) @CookDrake

公開まとめが増えて自分でも把握しづらいので、サブアカウント(@psy_codex)でざっくりした自己リンク集( http://togetter.com/id/psy_codex )も作っています。大変申し訳ないのですが、通知仕様変更の影響で自分のまとめの通知が追えなくなり、まとめ主へのフォローの殆どを解除しました。あしからずご了承下さい。 新型コロナ後遺症対策まとめ▶https://min.togetter.com/4XjoGav 医療用医薬品供給状況データベース▶https://drugshorta