百合のあわい(連想お題)
百合の眼差しが消えない(連想お題)
海だって星座にだってなれるね あなたが生む糸をゆびにからませる うつくしいひと、まなざしのゆくえ 背骨はあなたでかみさまだった 過ぎ去る逢瀬はいつだってぼくをいかしてくれるから (文月某日)
2019-07-08 19:19:17@please_ringo @auroralfin @jibe_tan @rndzvsz おとなさえ湖では火になれない もしやあなたが夏の果ての化物 寝室に季節をつれこんだのは誰 肋骨に花弁の碧がにじんでいる 息苦しい、慈しみ、偽り、愛し
2019-06-08 00:06:07まなこで輝く水晶よりも碧い 硝子でなくても火になれる 星すらうまれるあなたの庭で どの恒星を巡れば海になれるの #hinge_odai
2019-04-30 23:26:14たくさんの結び目と春のひかり 翡翠の海が満ちみちた頃 終着駅のじょうずなさがしかた 順番を間違えれば月になってしまうね ことのはとはつまりノックのことです たとえばの祈りが天を覆う #hinge_odai
2019-04-30 23:25:33春を匿うように泳ぐ水槽で どの硬度のさよならでおわかれしよう さいごに今日を火にくべる 蛹の透度 タオルケットにも手繋ぎにもなれる熱 やわらかく模れば雨になれた あどけなさの生みだす庭で 欠けていくものすべての色彩へ 背骨の正しい位置にあなたがいる #hinge_odai
2019-04-30 23:24:10月に棲んでいる結晶飼い 凍えるわたしは花にはなれない こうふくの群生 なんでもない羽根で撫でること あなたのつくる傷に千年の眠り かみさまに似た夜をつくる 摘みとった真昼に季節の呪文 たゆたおうここが夜明け 散るから霞はうつくしい おまえの凍傷がいつか花芽になる #hinge_odai
2019-04-30 23:22:46やさしい秘密になれないでいる 雨にひかりを結んだまま たかが何光年の距離でしょうに ゆらめくこうふくと君のまなこ 春めく夜のまにまに まなじりを細めてプラチナを飼う いっとううつくしい桜の群れ いまだまやかしを拐っていきている #hinge_c
2019-02-28 23:37:09心臓から焔をわたしてゆく 灰を生むりゆうとしての劣等 夜を終えるためのきらきら星 たくさんの天球がひかっているね 夜の水面をとどめることなかれ 記憶にある月と泳ぐ 午睡するうたかたのこと #hinge_odai
2019-02-21 10:21:15手からうみだす夜のひとつひとつ 花びらもさよならもいつかにとっておく 朽ちては遠くきらめいてく いつだってまぶたの縁どりがみつけられない あなたに寄り添える孤独であるように 幻想の楽園にはもどれない かみさまの庭にも雨は降る 呪文をつかえばただのけもの #hinge_odai
2019-02-21 10:20:49愛はじゃがいもお題
なめらかな肌になるまでのいくつか きみのこといつだってどこかでみつけられるよ そのまま以外ならなんだって愛していられる polite table tomb 虚無のじゃがいも
2019-02-05 20:37:43