
エリザベート観るの10年ぶりくらいなんだけど、すげー演出が明確になっていいね。脇もアンサンブルもちゃんと意図もって動かされてる。
2019-06-11 14:27:49
成河ルキーニ、正気ゲージがシーンごとにわりと変化していて、中の人の狂人経験値を感じる。狂人はつねに狂気マックスではないから…。 トートが出ると犬みたいな顔になる。
2019-06-11 14:34:58
前に観た時は大学生の頃だったんですよ。結婚してから観るとフランツの無自覚重度マザコンぶりやばすぎて、むしろ最後通牒くれてよかったなってなる。間違いなくお願いを全部拒否しながらプレゼントでごまかして「大事にしてる」って認識してたやつですよ。
2019-06-11 14:36:40
ゾフィーがこわいんだよ…。息子を恋人にしちゃう系元バリキャリ女子だよ。 シシィが「私を妬んでる!」って言ったのクリティカルヒットなんだよね。
2019-06-11 14:38:19
エリザベートは日本輸入時にかなり変更が加えられてて良かったり悪かったりなんですが、カフェの変更はいいよね。カフェの客の噂話と改革運動を並行させることでドラマを止めず、欧州歴史に不案内な観客に知識を与えられる。
2019-06-11 14:41:35
愛と死の輪舞、トートダンサーが良かったですね。映像コンテンツでよくある、黒いもやもやをつかった演出を舞台でやるのはなかなかですよ。
2019-06-11 14:43:24
カテコのゾフィーが涼風真世状態で出てきたから「きれいなお姉さんだ!」ってなったよね。初登場ゾフィーより10は若く見えたのもはや怖い。
2019-06-11 16:30:02
ラストのルキーニの顔は「俺にもキスしてくれよ!!!!」ってかんじですげえ…いい…。ちょっとスリルミ思い出した(しかしルキーニはトートを出し抜く権利をもっていないので…)
2019-06-11 16:31:01
花總シシィ、初期がめっちゃ「小娘」で、その後の変化がすごい明確なの好きですね。 ♪私だけにがどうしても大曲なせいでピークをそこに持っていきがちなところ、ちゃんと一幕終わり〜私が踊るときに最盛期がきている。
2019-06-11 16:33:40
涼風ゾフィーの2幕の衰えかたすごかったなー。気力に身体がもうついてこないって弱り方なの。 ゾフィー周りの臣下がジジイばっかりになっちゃってるの、老害になる過程を目撃した感ある。
2019-06-11 16:39:55
成河さんの演じる狂人を私はとても信頼しているんですけど、なぜかっていうと彼の狂人は「その人なりのルールに則って行動している結果傍目からは狂気的に見える」が徹底してるからです。 ナイフ受け取り直後とか最高。
2019-06-11 16:49:04
悪夢でルキーニはかなり積極的に?主体的に?意図を持って?フランツに意地悪するんだけどたぶん「そろそろ俺の出番なんだからすっこんでろよ」なんだよね
2019-06-11 16:55:39
エリザベート観てたら、「もし絶対権力者から求婚されて逃げたい場合どうしたらいいか」みたいなことを考えた。ほら我が国の現皇后さまもいろいろあったそうだし…。 個人的には「事故を装って顔に消えない傷をつくる」がベターかなと思う。
2019-06-11 17:44:46
高確率で破談になる(国家元首レベルだったらスキャンダラスすぎて周りが猛反対してくれる)し、その先に求婚してくる人は顔も家柄もそこまで目当てじゃないだろうからいいよね。 万が一そこを乗り越えてきても「お前が私の意に沿わなかったら何するかわからんぞオーラ」が出せる。
2019-06-11 17:47:36
ていうか最悪「自分を守るため」でなくてもいいや。被害とかリスクを自覚して暴力振るう人のほうが全く振るえない人よりは好きだし、無自覚に暴力振るう人と比べたら100000倍くらい好き。
2019-06-11 18:06:21
要求を跳ね除けたいけど正面からNOといっても聞いてもらえない状況では、「相手にとっては重要だが自分にとってはそうでもない価値」をピンポイントで毀損するのがいいですよね。
2019-06-11 18:16:56
エリザベートにより「国家間と同様に夫婦間でも暴力の裏打ちがあったほうが関係は健全になりやすい」という思想を強めるハリハリ。ここでいう暴力は殴る蹴る刺す沈める怒鳴る等ではなく「なんかやったら弁護士事務所に依頼できる金を互いに持っている」みたいな意味です。
2019-06-11 21:36:19
ハリハリは王女メディアの子殺しをイアソンへの復讐という文脈では肯定してるんですが、どうせダメージ与えるならイアソンを繋ぎ止める手段として暴力を振るえると100点だったなと思ってます。ほら、人質って一人ずつ殺してくもんじゃないですか。 #人の心がない
2019-06-11 21:38:45
あ、殴る蹴る等の暴力を後ろ手にもってるのももちろん関係健全化に役立ちますよ。日本の家庭に包丁とお風呂、家によっては階段があるのは素晴らしいことだと思います。これだけ揃ってればまともな想像力がある人は同居人に無体なことはしないでしょう(ろくろ
2019-06-11 21:41:35
もし私が子育てしてたら「数十年後に寝たきりになった自分を虐め殺す気が起きないような子育て」を目指したと思う。ハードル低いようで高いな。
2019-06-11 21:43:25
あ、なにが言いたいかっていうと、もっとも身近な暴力装置である「金」を稼ぐ・持つことを許容しているパートナーはある程度信用できるし、逆に持たせない奴は注意しろってことです。
2019-06-11 21:52:18
顔に傷をつける作戦のいいところは、覚悟してしまえば止めるのがほぼ不可能な点です。自室にお茶をもってこさせる→陶器を割る→顔を刺すの3手。事故としての隠蔽は高確率で家族が勝手にやってくれるよ。恥だから。
2019-06-11 21:59:08
エリザベートのオーラス「それでも私(お前)は命委ねた/私(俺)だけに」って歌詞、マジお前ら互いの話聞けよって今回も思ったんだけど、もしかしたら原歌詞ではニュアンス違うのかと確認してみた
2019-06-11 23:05:27
Google翻訳の力を借りたところ前ツイ部分は「世界が私(お前)の人生の意味を探っても無駄/私(お前)は私(俺)だけのものだから」みたいなかんじ。
2019-06-11 23:10:03
原歌詞でもシシィは自分は私自身のものだと思ってるしトートはシシィは俺のものだと思ってる。そしてこれがオーラスであることを考慮すると、両者の主張はどちらも正としたほうが美しいんだよな点
2019-06-11 23:12:26
めんどくせーのは、原歌詞ではnur、日本語でも「だけ」って言ってるんだよ…。一番かんたんなのはトート=シシィ(の一部)みたいな解釈だけど、そんな話だったかっていわれると首かしげる。
2019-06-11 23:15:18
てゆーかトートの行動指針が黄泉の帝王云々抜きにしてもマジわかんねえんだよ。シシィに惚れるとこまではいいとして、現世に返したらそのうち自我獲得するの目に見えてただろ神っぽい存在だし。なぜキレた。
2019-06-11 23:20:18