
熊本地震で被災した #南阿蘇鉄道 の復旧工事現場を見学した「南鉄復興レールウォークツアー」レポートの3回目。最初はツアー中に立ち寄った #立野ダム の現場をご覧いただきたい。この右奥に見えるのが南阿蘇鉄道の #立野橋梁 (熊本県南阿蘇村)だ。 pic.twitter.com/D6f3mGdQTn
2023-03-10 22:10:58

立野橋梁の竣工年は土木学会推奨土木遺産のページによると1924・T13。他に1927・S2やその翌年の説もあるが、土木学会の情報が正と考えていいだろう。構造形式はトレッスル橋。餘部鉄橋(兵庫県香美町)が架け替えられた現在、立野橋梁が同形式の鉄道橋では国内最長である。 pic.twitter.com/c9xPNU1Zpu
2023-03-10 22:12:25

見学ツアーとは別に、現場外に設置された立野ダム展望台から撮影した立野橋梁と立野ダム。撮影時期はツアーと同じ2022年9月。2023年2月末で本体打設の進捗率は約98%とのことなので、現在は橋梁のバックに堤体がそびえ立っているはずだ。 pic.twitter.com/vkZrlfcz1r
2023-03-10 22:14:51

これは立野ダム広報室に展示された完成予想模型。立野渓谷における南阿蘇鉄道の線路と立野橋梁、立野ダム、黒川第一発電所の位置関係が分かる。レールウォークは写真右側から線路を歩いて立野橋梁を渡り、左側にある立野駅へと向かった。 pic.twitter.com/1GUdvv7DLk
2023-03-10 22:17:39

白川(立野渓谷の底を流れる川)と支流が合流する地点の、支流側の渓谷に立野橋梁は架かっている。 pic.twitter.com/h5MrKPT6ok
2023-03-10 22:20:16

立野橋梁も熊本地震で損傷したものの、架け替えとなった第一白川橋梁ほど深刻ではなく修復で済んだ。 pic.twitter.com/h7L1306WY3
2023-03-10 22:22:56


立野橋梁から下を通っている黒川第一発電所(九州電力の水力発電所)の水圧管を見る。 pic.twitter.com/vVbvpJUogK
2023-03-10 22:25:28


立野ダムの完成後、堤体の上部や下部への立ち入りが許されれば、立野橋梁の新たなビューポイントになるのではと期待している。 pic.twitter.com/AHSXsLMkAG
2023-03-10 22:33:48

立野駅〜立野橋梁間の軌道は枕木とPCマクラギが混在していた(1枚目)。腐食した枕木のみPCに交換したのだろうか。一方、犀角山(さいかくやま)を削って新たに敷設した区間は、すべて木製の枕木だった(2枚目)。 pic.twitter.com/BOPQHA1BYX
2023-03-10 22:42:19


7月の全線再開と同時に南阿蘇鉄道とJR九州は直通運転を始める。ツアーで訪れた2022年9月は駅の整備工事が始まっていたが、新駅舎は基礎工事の段階で、南阿蘇鉄道側のホームは荒れたままだった。 pic.twitter.com/0BKsdnEhHH
2023-03-10 22:47:13



この後、バスで震災ミュージアム(東海大学阿蘇キャンパス旧1号館)に行って見学し、再び立野駅に戻ったところでツアーは終了した。震災ミュージアムについては別の機会に。4枚目は敷地内に保存された断層。 pic.twitter.com/sqi05GBI3i
2023-03-10 22:52:36


