「けんえん。」の作中の元ネタとなった民話や神話の解説集です。漫画ではだいぶアレンジしてるので本当はこういう話だったのか〜というのが知りたい人向け。
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昔々、平内という狩好きの男がいました。妻と娘の月小夜(つきさよ)と息子の八太郎との四人で暮らしていましたが、息子と娘は父親の狩をよく思っておらず、動物を殺すのはやめてほしいと頼みましたが平内は聞き入れませんでした。

2019-05-01 13:33:02
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ある日平内はいつものように狩に出かけ、大きな熊を仕留めました。しかし獲物に近付くとそれは父親の狩をやめさせようと熊の皮を被っていた息子だったのです。平内が亡骸を抱いて家に帰ると、 妻はショックのあまり狂ったように泣き叫び、菊川の淵に身を沈めてしまいました。

2019-05-01 13:33:03
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それ以来、夜な夜な奇妙な声でなく蛇身鳥という化物が里を襲うようになったので、人々は「亡くなった子供を思う女の化身だ」と噂しました。この噂が都に届き、帝の命により二人の武将、上杉三位良政(さんみよしまさ)とその家来・橘主計助(たちばなかずえのすけ)が怪鳥退治にやってきました。

2019-05-01 13:33:03
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見事蛇身鳥を討ち取った良政は平内の娘の月小夜を見初め、都に連れて帰りました。しかし良政の正妻とうまくいかず月小夜は結局里へ帰ります。月小夜は家族の供養の為お堂を建て観世音菩薩をまつりました。これが久延寺の始まりと言われています。そして小石姫という娘を産みました。

2019-05-01 13:33:03
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成長した小石姫は良政の家来・橘主計助と結ばれます。しかし蛇身鳥の話を知った姫は悲しみのあまり松の木で首をつって死んでしまいました。この松は夜になると悲しい泣き声がすると言うので『夜泣き松』と呼ばれました。

2019-05-01 13:33:04
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やがて「夜泣き松の皮を削って燃やした煙を子供に吸わせると丈夫に育つ」という噂が人々の間で広まり、皆こぞって皮を削ったのでとうとう松は枯れてしまいました。そこで代わりに丸石が置かれました。小石姫の名にちなんだのでしょうか。これが後の夜泣き石です。

2019-05-01 13:33:04
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あとは作中でも語られた通り、盗賊に斬られた妊婦の霊が石に乗り移り夜な夜な泣き声が聞こえてきたのでお坊さんが様子を見に行ったら赤子がいた…という皆さんご存知の夜泣き石の話へ繋がります。赤子のその後ですが盗賊と和解するパターンと、ちゃんと(?)斬り殺して仇を討つパターンがあります。

2019-05-01 13:33:04
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夜泣き石の伝説は江戸時代中期のもので、小石姫の墓と夜泣き松の伝承が旅の僧によって路上の石と結びついたという説があります。石の方は作り話だったのでしょうか?真相は分かりませんが、この石、明治時代にある騒動を巻き起こすのです。

2019-05-01 13:33:04
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時は明治元年。それまで東海道に置かれていた夜泣き石は明治天皇の上洛の邪魔になるという理由で撤去され久延寺に引き取られました。その後明治14年の勧業博覧会に石を出す事になったのですが、なんと夜泣き石が会場に到着する前に、既に東京の興行師が張子の夜泣き石を作って見世物にしていたのです。

2019-05-01 13:33:05
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この張子の石はバンバン叩くと中に入った赤ん坊が泣き出す仕掛けでした。ひどい。そんなわけで本物の夜泣き石が到着した頃には完全に偽物に話題を取られてしまい、さらに博覧会が終わった後、久延寺に戻る途中で資金がつき、夜泣き石は焼津に置き去りにされたのです。もう踏んだり蹴ったりです。

2019-05-01 13:33:05
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半年後、村の有力者が焼津にあった夜泣き石を取り戻し、現在の場所である土産店「小泉屋」の裏手に置きました。その後昭和11年、東京銀座の松坂屋で開かれた静岡物産展に懲りずに出展された夜泣き石でしたがこちらは大評判だったようです。よかったね。

2019-05-01 13:33:05
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いやよくない。翌年、なんと夜泣き石の所有権をめぐり久延寺と小泉屋の間で裁判沙汰となりました。結果、久延寺側が敗訴し、現在は代わりの石が境内に置かれています。元々は街道に置かれていた夜泣き石…紆余曲折を経て、もう元の場所に戻る事はなさそうです。

2019-05-01 13:33:06
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・番外編 話がややこしくなるので割愛しましたが、良政が来る前に七人の武士が怪鳥退治に派遣されました。しかしこの七人は残念ながら返り討ちにあい全滅してしまったので、村人は塚を立てて葬り、それが袋井市にある七ツ森神社だと言われています。

2019-05-01 13:33:06
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【5巻収録説話集】 ・秋葉山の天狗 昔々、信州戸隠にすごい修験者がおりました。彼は修行を積んで人から天狗になり、秋葉三尺坊大権現となりました。そして白狐に乗って諸国を巡った後(天狗だから自分で飛べるのに何故か狐に乗る)、遠州秋葉山に降り立ったのです。 pic.twitter.com/A4fzkXy7ql

2019-05-04 14:54:33
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三尺坊は火を鎮める力を持った天狗で、全国各地で火事が起きると猛スピードで現場へ駆けつけ鎮火する神仏界の消防士でした。京都御所が火事になった時も人々が秋葉大権現に祈ったところ、大天狗が現れて火を消したという伝承が残っています。

2019-05-04 14:54:33
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秋葉信仰は全国に多く分祀されました。東京の『秋葉原』もその一つです。江戸時代には伊勢参りに並ぶほど秋葉山詣でも人気ツアーとなり、秋葉街道(塩の道)が整備され発達していきました。しかし明治時代に入ると神仏分離令により、秋葉山は神社か寺か?という論争が起こります。

2019-05-04 14:54:34
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結果、秋葉山は神社と定められ、三尺坊の御神体は可睡斎というお寺に移されました。天狗が山を追い出されるなんて、ちょっと可哀想な話ですね。神社となった秋葉山は火伏せの力を持つ三尺坊の代わりに火の神カグツチをお祀りしていますが、今でも割と天狗推しです。

2019-05-04 14:54:34
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<秋葉山本宮秋葉神社> 秋葉山には上社と下社があり、この二つの社を結ぶ参道の途中に秋葉寺もあります。 akihasanhongu.jp youtu.be/7hbKE4mgEy8 @YouTubeさんから

2019-05-04 14:54:34
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<秋葉総本殿 可睡齋> 三尺坊の引っ越し先。トイレがすごい! kasuisai.or.jp youtu.be/qXXF9d6DzhU @YouTubeさんから

2019-05-04 14:54:34
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【5巻収録説話集・番外編】 ・粟餅 おいしいね。 pic.twitter.com/GujpXHf5IB

2019-05-05 17:37:23
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・大般若経 ほんのお礼です。 (ちなみに壺に入ってるのは塩) pic.twitter.com/awPLoYOu9y

2019-05-05 17:37:25
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【6巻収録説話集①】 ・泰阜村の狸 feat.早太郎? 泰阜村の温田は天竜川沿いの穏やかな里です。ここにえら〜い和尚様が立ち寄ることになったので、里の者は大騒ぎ!特に宿泊される庄屋の家では襖や障子を張り替え、畳まで新調してもてなす事になりました。 pic.twitter.com/B6bO7onX1E

2019-05-08 22:20:56
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ところがこの和尚様、何か様子が変です。到着するなり駕籠に乗ったまま座敷へ上がり、食事の時も入浴の時も人を寄せ付けません。たまりかねた庄屋様は「せめて一筆なりともご揮毫を」と紙と筆を差し入れると、和尚様は人間の顔に獣の胴体がついた奇妙な絵を残して立ち去って行きました。

2019-05-08 22:20:57
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実は和尚様の様子を天井から覗いてた者がおりました。和尚様は食事中、狸の姿になってご馳走を長い舌で舐めていたというのです。湯に入る時も太い尻尾が見えていたとの事でした。騙された里の者達は悔しがりましたが庄屋様は「狸の描いた絵とは珍しい。家宝にしよう」と言い、大事に取っておきました。

2019-05-08 22:20:57
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…と、ここまでならほのぼのオモシロ話だな〜で終わるのですが、まだ続きがあります。和尚に化けた狸は北へ北へと向かいました。そして赤穂の光前寺に辿り着いた時、寺の飼い犬に正体を見破られ噛み殺されてしまうのです。た、た、たぬきぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜!!!!!!(泣)

2019-05-08 22:20:57
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民話では『光前寺の飼い犬』としか書かれていないのですが、いやそれどう考えても早太郎…ですよね…?早太郎さん、なかなか容赦ない性格のようで。日本昔話に出てくる狸は大抵ろくな目に合わないのがお約束なのです。合掌。 <泰阜村> 狸の描いた絵ジワる… vill.yasuoka.nagano.jp/kakukakaranoos…

2019-05-08 22:20:57
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ちなみに以前呟いた内容はこのお話の事でした。可愛いんだか残酷なんだか。 twitter.com/fuetsudo/statu…

2019-05-10 19:13:55
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【6巻収録説話集②】 ・河童の妙薬 江戸時代の寛政年間の事です。川奉行の中村新六は中沢村大久保に大きな屋敷を構えておりました。近くを天竜川が流れており、時折通行人を水の中へ引きずり込んでシンノコ(肝・内臓)を抜くという悪い河童が住み着いておりました。 pic.twitter.com/hegx7PrwwY

2019-05-10 21:26:44
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ある日新六が川のほとりに馬を放していたところ、急に馬が鳴き出したので何事かと見てみると、河童が馬の尻尾に手をかけ川へ引きずり込もうとしているではありませんが。驚いた馬は尻尾に河童を絡めたまま新六の屋敷へと駆け出し、新六も慌てて後を追いかけました。

2019-05-10 21:26:45
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新六の屋敷の者達は馬が連れ帰った河童を見て、また悪さをしでかしたと察し、河童を縄で縛りあげました。遅れて帰ってきた新六に河童は涙を流しながら「もういたずらはしません。どうか命ばかりはお助けください。お礼に妙薬の作り方を教えます」と言って命乞いをしました。

2019-05-10 21:26:45
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新六は無益の殺生だからと河童を助けてやりました。喜んだ河童は約束通り妙薬の製法を教えると再び川の中に戻って行きました。それ以降、この薬は家伝の妙薬として伝わり今でも盛んに売れているのだとか…。ただし、河童に伝授された部屋で作ったものでないと効き目がないと言われています。

2019-05-10 21:26:45
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【6巻収録説話集③】 ・犬上明神・目検枷(メタテカイ) 滋賀県長浜市の平方天満宮は元々は「犬上明神」を祀っておりました。加賀藩主・前田候が通行の際、藩主の奨めにより菅原道真公を祀り天満宮と改めたようです。みっちゃん大人気。この犬上明神に目検枷のお話が伝わっています。 pic.twitter.com/Ph0tdS9gsV

2019-05-11 18:21:40
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お話の展開は大体早太郎と一緒です。昔この辺りには湖上の祭神に人身御供として毎年娘を奉納する習わしがありました。ある年の事、村の豪気な男が人身御供を求める者の正体を突き止めようと密かに様子を窺っていたところ、川獺の化物が湖から現れました。

2019-05-11 18:21:40
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化物は『メッキに言うなよ。平方のメッキに言うなよ』とブツブツ呟いており、男がメッキとは何か調べたところ野瀬の長者の飼い犬『目検枷』の事だと分かりました。翌年の祭り、男が借り受けた目検枷は見事怪物を退治しましたが、目検枷もまた大きな傷を受けこの地で息をひきとりました。

2019-05-11 18:21:41
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村人達は犬塚をたてて目検枷を祀りました。目検枷の鋭い牙にあやかり、今も境内に残る犬塚の石に触れた手で歯の痛むところを撫でると歯痛が治ると伝えられています。 <平方八幡宮> kitabiwako.jp/spot/spot_34967

2019-05-11 18:21:41
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室町時代の文献によれば目検枷には小白丸という子供がいたようです。小白丸は大蛇退治をするのですがこちらの話は人間てめーコノヤロウゥゥゥってなる胸糞悪い結末なので省くとして、犬上明神というのはこの小白丸を指す事が多いので目検枷と何らかの関係性を持たせたのかもしれません。

2019-05-11 18:21:41
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で、この小白丸という名前からして白犬だろうと思われるので、その父犬も白いんじゃないかと思い最初は目検枷も白だったのですが、担当さんから黒くしたいとの要望を受けて黒犬になりました。登場の仕方も悪役っぽいし平方から苦情が来たらどうしようかと思ったけど特に何もなくて(笑)良かったです!

2019-05-11 18:21:41
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【7巻収録説話集①】 7巻は丸々一冊全て長野県の諏訪が舞台となっております。諏訪の伝承に関しては一つ一つ紹介するより話を繋げて語る方がわかりやすいと思うので、まとめて解説致します。ちょっと難しい話が続きますが、興味ありましたらどうぞ覗いていってください。(若干のネタバレを含みます) pic.twitter.com/z6XsJIlxBs

2019-07-07 13:04:19
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・蝦蟇神と御座石 諏訪には「諏訪七石」と呼ばれる岩石があります。その内の一つ「御座石」に関して、文明年間(1469~1486年)に書かれた『諏訪上社物忌令之事』によりますと、諏訪大社の本宮には竜宮城に通じている「蝦蟇神」の巣穴があり、これを退治して石で穴を塞いだとあります。(続)

2019-07-07 13:04:20
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その上に神様がお座りなったので「御座石」と言いますが、現在この石の所在は不明で、竜宮に通じる穴がどこにあったのかは分かりません。さて、何故蝦蟇神を封印しなければならなかったのかと言うと、同書によれば『蝦蟇が大荒神となって天下を乱した』からだとあります。

2019-07-07 13:04:20
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・蛙狩り 現在でも諏訪大社では元旦に蛙狩り神事が行われますが、神前を流れる御手洗川の氷を砕くと何故か必ず蛙が出てくると言う言い伝えから「諏訪七不思議」の一つに数えられています。この神事は諏訪明神が蝦蟇を退治し年々災いを取り除く為に行われるもののようです。

2019-07-07 13:04:21
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・諏訪と地震 この蝦蟇神が具体的に何の比喩なのかは明記されてないので分かりませんが、諏訪は本州を真っ二つに分ける巨大な断層上に位置し、諏訪湖はその中央にできた断層湖です。戸矢学氏の著書『諏訪の神-封印された縄文の血祭り(河出書房新社)』によれば(続)

2019-07-07 13:04:21
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諏訪湖を取り囲む四つの大社はそれぞれ東西南北を向いており、人々は湖を背にして参拝する形になっています。畏敬の対象は断層によって生じた湖であり、社によって封印されているというこの方の説が個人的にしっくり来たのでネタを拝借し、蝦蟇と結びつけました。

2019-07-07 13:04:21
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・諏訪の四柱 実は諏訪に祀られている神様(お諏訪様)とは誰の事なのか、その正体がよく分かっておりません。諏訪大社の御祭神はタケミナカタとヤサカトメとされていますが、現地で古くから信仰されてきた神はミシャグチ様(怖いので様をつけます)とモレヤです。(続)

2019-07-07 13:04:21
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元々諏訪の道祖神だったミシャグチ様が同地域の竜蛇神と同一視されるようになり、またタケミナカタ信仰とも融合したのではないか等々、様々な説がたくさんあります。作中ではそれを「喰った」という表現にしましたが、実際に神を食べたのではなく、人々の信仰が混ざり合って変化したという意味です。

2019-07-07 13:04:21
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モレヤはタケミナカタが出雲から諏訪にやってくるまでこの地を治めていた人物で、ミシャグチ様を祀っていた神官の一族だと考えられています。モレヤは諏訪に侵攻してきたタケミナカタと戦い敗北しますが、結局この二柱は共存の道を選び、ちょっと奇妙で不思議な関係となっていくのです。(続)

2019-07-07 13:04:22
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まとめたひと
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お話を考える人✏️📔マッグガーデンさんより民話モフモフ漫画「けんえん。」全8巻発売中🐕🐒古事記メイキング漫画「ふることふひと」新連載始まりました🦌作画は壱村仁先生が担当して下さっております✨よろしくね〜! けんえん。収録説話集➡️https://t.co/341Pqdqyyx

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