今日、高屋敷英夫さん脚本という観点で感想アップしたRAINBOW二舎六房の七人21話だが( togetter.com/li/1395013 )、ほんとカイジ2期13話(高屋敷さん脚本)の、おっちゃんに対するカイジの優しさを思い出す。どちらも、常人なら激しく当事者を責めてしまう案件だが、常人の理解を超えた優しさがある。
2019-08-25 21:18:02二舎六房の面々の、龍次(通称・バレモト)に対する優しさは、少しネタバレすると、次の22話(同じく高屋敷さん脚本)で更に凄くなる。 まあ、原作の安部譲二さんからして、「男同士にしかわからない領域の絆」を長年書いてるわけだし、そういう所も高屋敷さんと相性がいい。
2019-08-25 21:22:13F-エフ-(高屋敷さんシリーズ構成・全話脚本)でも、初期の軍馬のトンデモなさを(特に、勝手に100万おろしてマシン購入)、アニオリ足して上手くフォローしていたし。 そして後に、完全アニオリ回(29話: togetter.com/li/1294323 )で、軍馬は純子から、短所を指摘されたりもする。こういう構成も上手い
2019-08-25 21:29:16該当シーンは、以前黒木鉄也さんが広く紹介しています。ちなみにF-エフ-はレンタルや宅配レンタルで見れますよ。 twitter.com/Tetsuya_Kuroki…
2019-08-25 21:33:05#お前らガチ泣きしたシーン晒せよ 『F-エフ』第29話「軍馬のケジメ!男は敵の情けに甘えない」(音声は、DVDソフト未収録のシネテープ)より。原作に存在しないアニメ版オリジナルの描写が大半を占めるエピソードですが、私の人生経験もこういう修羅場の連続でした😭 pic.twitter.com/CKjhPHvG8W
2018-11-07 20:50:07ちなみに前に私が書いた、F-エフ-に関する記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… ↑のtogetter版: togetter.com/t/F-%E3%82%A8%…
2019-08-25 21:38:26F-エフ-29話では、軍馬は純子に痛い所をつかれ、RAINBOW二舎六房の七人では、龍次が忠義にボコボコにされる。 こう対比してみると、純子も忠義も、相手を思っての口擊/攻撃なんだよね。 そういう所も、高屋敷さんがよく提示する「真(まこと)の愛」の一環なんじゃないかと。
2019-08-25 21:45:29高屋敷英夫さん担当作の中で、「えー!これマジで22分前後に収まってんの!?」って回は、(最近特集した中では) ・おにいさまへ…最終回(脚本) togetter.com/li/1366800 ・RAINBOW二舎六房の七人17話(脚本) togetter.com/li/1387824 かなあ。同氏は、やるとなると非常に密度の濃い脚本を書く。
2019-08-26 21:35:55一方で、密室状態(いわゆる“12人の怒れる男”状態)での作劇が抜群に上手い。 何度も書いてるが #グラゼニ (高屋敷さんシリーズ構成・全話脚本)の17話は、その集大成と言える: makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2019/04/… 次いでグラゼニ24話も、男達が交渉してるだけなのに面白い: makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2019/05/…
2019-08-26 21:45:42グラゼニ24話は、 ・最終回、つまりシリーズ全体のクライマックスで ・野球アニメなのに、殆ど野球シーンが無く ・(特にイケメンでもない)男達が ・交渉してるだけで(契約更改) 面白いというミラクルが凄い。しかもアニオリのエピローグを余裕で入れてくる。 高屋敷さんの豪腕ぶりが感じられる。
2019-08-26 21:53:59前も書いたが、この、密室状態でも面白いという作劇・構成は、カイジでも使われている。 ・屋内でのデスゲーム(Eカード) ・チンチロしてるだけ(特に2期7話) ・(賭け金が莫大だが)パチンコしてるだけ という舞台設定で、1話内またはシリーズ内でクライマックスを何度も作るのは本当に見事だった。
2019-08-26 21:59:39高屋敷英夫さん担当作における「22分前後に収まってるのが信じられない」回、F-エフ-29話もだなあ。前書いたブログ記事: makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2018/12/… ↑のtogetter版: togetter.com/li/1294323 完全アニオリ回で、キャラクターの内面に踏み込んでいて、高屋敷さんの独自テーマも入っており、唸らされる
2019-08-26 22:30:15あ、しかも、この回、レースアニメなのにレースしてない!グラゼニ(同じく高屋敷さんシリーズ構成・全話脚本)で、「野球してないのに面白い」回が多いのと通じる。 ちなみに .@Tetsuya_Kuroki さんもオススメなさってる回でもある twitter.com/Tetsuya_Kuroki…
2019-08-26 22:37:20@makimogpfb アニメ版『F-エフ』は水曜19時30分のリアルタイムで観ており、第1話のラストシーンは『超人機メタルダー』の第1話ラストと並ぶほどの衝撃でした。時間帯変更後の後半はアニメ版独自の描写が凄く、精神や肉体面もボロボロに追い詰められた軍馬が、ユキと再会する第29話のラストも傑作です。 pic.twitter.com/1f5Sl6HPOG
2017-06-23 23:14:44思えば、F-エフ-の完全アニオリエピソードである26、27話、28話、29話、30話前半は、マシン崩壊やライセンス剥奪でレースシーンがない…!なのにこれが、面白いんだよなあ。しかも、どんどんキャラクターの内面に踏み込んでいく。いやまったく、F-エフ-は高屋敷さんの腕が冴え渡ってる
2019-08-26 22:46:36詳しくはこちら: 前書いた、F-エフ-(高屋敷英夫さんシリーズ構成・全話脚本)に関する記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… ↑のtogetter版: togetter.com/t/F-%E3%82%A8%…
2019-08-26 22:50:46よくよく考えれば4.5話連続アニオリエピソード書けるって凄いなー。しかも穴埋めや引き延ばしじゃなくて、(アニメ版の)シリーズの根幹に関わり、「自分(赤木軍馬)とは何か」というメンタル領域の核心に迫る。おまけに、黒井や英二郎といったキャラに対しても、アニメ独自の掘り下げを行っている。
2019-08-26 22:57:15めぞん一刻(高屋敷さん最終シリーズ構成・脚本)もよかったけど、やっぱ80年代の高屋敷さんの担当作のピークのピークは88年のF-エフ-(シリーズ構成・全話脚本)だよ。知名度が低いが、シリーズ構成・脚本の出来の良さは、めぞん一刻より上だと思うというか、同氏の80年代の集大成。もっと知られて欲しい
2019-08-26 23:04:44