GMセクション p152〜153 やはりというべきか、オープニングフェイズとエンディングフェイズについていくらか補足ありました。(手厚くはない)
2021-02-19 20:54:59p118 武勇伝 よくある「セッションが終わったあとでパブリックになんらかを発信するとボーナスがあるよ」ルール。これを「武勇伝」と名付けてるのがクールですね。ワールドとよくマッチしている (悪印象のつきまとう語でもありますが、それを織り込んで狙ってやってる気がします)
2021-02-19 20:31:18p120 トロフィールール セッションの結果を飛空艇のゲーム的恩恵として残すルール。獲得はナラティヴ的、効果はメカニクス的なのが面白い塩梅かもしれない。改装ルールとあわせめ、PCはあんまり変わらないけど飛空艇はいくらか変わっていく、ってバランスですね。
2021-02-19 20:37:20p124 幕間ルール な、なにがしたいのかわからない……。自由な領域を提供するかに見せて、かなり執拗に「釘を刺す」ニュアンスの記述がくりかえされている……。
2021-02-19 20:41:05ワールドセクション PCがどうやって探空士になって、その仕事はどのようなもので、生活様式と文化はどうなっている、というキャラクターの設定(※このゲームでいうところの設定)をつくるための要素が適切に提供されている
2021-02-19 20:50:55p189〜190 過去のルールからの変更点 「そのほかにも多くの変更があります」みたいな記述が多々あって、けっきょくのところ変更点がここに集約されてはいないという罠がある(集約できないほど広範かつ膨大なのはわかります)
2021-02-19 21:11:18読み終わりました。 まず、インディーズ版とほぼ互換する(ルールの詳細は置き換えられまくっているけど段取りはあまり変わらない)造りですね。既存ファンを強く意識した舵取りだとおもいます。
2021-02-19 21:19:43そのインディーズ版が、(詳細かつ重厚なルール志向のひとつの最盛期だった)2016年ごろのタイトルということもあってか、今見ると重厚さに圧倒されかねないボリュームです。イマ風のプレイアビリティ改善(たとえば能力値の算数がなくなってダイス数増減になった)はされつつも、重厚
2021-02-19 21:23:54その重厚さは、航行の過程と飛空艇バトル(白兵戦もあるよ!)が仔細にルール化されてあることに由来します。そのあたりの豊潤さを楽しむ目的においては力強いシステムであり、逆にその目的をかかげられないセッションシーンには適さない、といったところ。コンセプトどおりですね
2021-02-19 21:37:13コンセプト、《飛空艇をつくって乗って旅してバトルしてなにかを持ち帰る冒険》の一点においては本当に強い。比較対象もないレベルで強いし実際ない。ここに合うか合わないかがすべて。
2021-02-19 21:39:23ワールドは、必要な記述がほぼ過不足なく用意されてて、取り扱いやすいとおもいます。 スチームパンクめいたワールドではありますが、それはコンセプトを成立させる背景の部分であり、スチームパンク的な表現を遊ぶ(ゴテゴテしたオモシロ機械を振り回す)ゲームではない。(皆無ではないが主ではない
2021-02-19 21:41:45ワールドでいうと、とくに種族にまつわるライティングがすばらしい。これに関してはあらゆる種族選択型ゲームのなかでも特筆に値する切れ味だとおもいます。種族ネタが好きなひとにはここだけでもオススメできるやも。
2021-02-19 21:47:22ただし、記載順序がおかしかったり、読解・理解に難のある記述だったりは、(粗探しレベルではなくて一読してそれとわかるレベルで)わりと散見されて、それは惜しいというか不安になりますね。 (でも全体的にはかなり整っているから、たぶんチェックされてないとかではない。謎)
2021-02-19 21:50:07以上。簡単にまとめると ◉インディーズ版のファン→買い ◉飛空艇冒険したい→かなりオススメ ◉種族要素が好き→オススメ ◉上記のどれでもない→興味があるなら くらいですね。
2021-02-19 21:53:18