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277機関とは「どの自創作作品」や「どの時代」にも属さず、罪を犯した者に罰や猶予を与えたりする存在【機関者】と呼ばれている者達が所属している場所である。 灰田チームに所属するミヨシノは、数日前から誰かの視線を気にしながら日々を過ごしていた。 その一方で、機関内の食料が消失するという出来事が起きたりする。 (※連載当時のまま掲載しているので、誤字脱字があります)
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伍条 月斗(創作アカ)⇒ネップリ登録中!! @5jyouTsukito

あの機関者は、俺にとっての女神も同然だ。 何故そう言うのって? 見よ、あの慈悲深い微笑みや偶に見せる冷静な視線、なによりも、他の機関者とは違い、人間味があるからこそ輝きに満ちている…! #Rhapsody277

2021-01-16 18:48:29
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俺は君の名を知っているが、君は俺の名を知らないだろう…。 今日こそは、伝えよう。 俺の名はラシュリエ、君と同じ機関者で、誰よりも君を愛する機関者であると…!

2021-01-16 18:48:29
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「ミヨシノさーん」 自身を呼ぶ声に気づき、ミヨシノは振り向き際に「あら、八重島さん。どうか致しまして?」と聞く。 「仕事終わりですか?」 「まぁ、そういう所ですわね」 「お疲れ様です!」 「ありがとうございます、そういう八重島さんもですか?」 #Rhapsody277

2021-01-17 20:40:34
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「まぁ、今日の仕事は追野ちゃんと一緒に内勤ですね。今は休憩中ってヤツですよ」 「あら、そうなのですか。それはご苦労様ですわ」 「やいや~、ミヨシノさんに労いの言葉を言われると…なんだかテレちゃいますね~」 「まぁ、そうなのですか?」

2021-01-17 20:40:34
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「他の機関者はどう思うか知りませんけども…」 八重島は途端に言葉を切らし、足を止めたかと思えば、辺りをキョロキョロと見る姿に、ミヨシノは不思議そうな顔で見る。 「いやぁ、気のせいかなぁ…。誰かの視線を感じたんですけどね」 「誰かの、ですか?」 「えぇ、誰かは解りませんけどね」

2021-01-17 20:40:35
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――折角の好機だというのに、あの赤毛の機関者め…! 遠くからキリキリとした顔で八重島を睨むラシュリエは引き続き、二人に気づかれぬように見ていた時だった。 「見つけたぞ、ラシュリエ」 聞き覚えのある声に気づいて振り向くと、そこにいたのは同期でもあり、同じ部署の機関者だ。 #Rhapsody277

2021-01-18 20:37:56
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異国の兵士みたいな服装の機関者は早々にラシュリエの耳を引っ張り「また、あの機関者を遠目で見ていたな?」と聞く。 「いでっ!それはやめろと言ってるだろうが!それに、俺の仕事はとっくの間に終わってるんだ、好きにしてもいいだろうが!」

2021-01-18 20:37:56
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「それは個々の自由だが、そのうち目をつけられるとは何度も言っているし、ナツカさんからも注意は受けているだろうが」 うろたえるような声を出しつつも、今度はパーカーのフードを強く握ると「やめろ!離せぇ!無理強い反対!」と叫ぶラシュリエだが、抵抗空しく終わったのであった。

2021-01-18 20:37:56
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朝帰りの仕事を終えたばかりのミヨシノは、シャワーを浴びてから書類仕事を済ませようと思い、自室へ戻る所だった。 背後に何かの視線を感じ取ったミヨシノは、気づかぬふりをしたまま自室へ行くのをやめ、別の場所へ向かいはじめた。 #Rhapsody277

2021-01-19 20:45:47
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――どうやら、私の後を追っているようですわね…。 何時もの仕事場へ辿り着き、扉の鍵を閉めずに中へ入って数分は経つが、向こうからの気配は消えたものだから(一体、なんだったのかしら?)と思い、ミヨシノは扉の鍵をし、窓際に置かれているソファで横になった。

2021-01-19 20:45:47
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「あれー?ミヨシノさん寝てるー」 「本当ですねぇ…」 上杉と河田モコが仕事場にやって来た時には、既にミヨシノはソファの上で横になって眠っていたので「彼女も仕事で疲れているのでしょう、今はそっと寝かせておいた方が良いですね」上杉は言いながら、ひざ掛けをかけたのだった。#Rhapsody277

2021-01-20 20:28:44
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ミヨシノが目を覚ますと、横には座ったままで寝ている追跡者の姿と、自分ら以外だれも居ない仕事場が目に映る。 起きて後始末仕事をしなくてはと思い、そっとソファを離れようとした時「んんぅ…」と短い声を出しながら、橙色の梳かしていない髪の男は目を覚ました。 #Rhapsody277

2021-01-21 20:28:14
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「あら、起こしてしまいましたか?」 「…別に、今丁度起きた所だ」 そう言って、追跡者は欠伸を出しながら返すが「嘘おっしゃいな」とミヨシノは言い返したのである。 「ミヨシノが珍しくこんなところで寝てたからな、ついつい見とれちまったよ」

2021-01-21 20:28:14
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本気で言ったのか、それとも口から出まかせなのかは分からない所ではあるが、少なからずミヨシノはその言葉を聞いた直後、少しだけ頬を赤くしながら目を逸らしながら「もう、チェイスったら…」と返したのだった。

2021-01-21 20:28:14
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時刻はお昼過ぎ、追跡者は仕事があると言って外へ行った一方、ミヨシノは昨夜の報告書をまとめる為に書類を書いていたが、ある程度片付いて、外に出ていない機関者達に飲み物と菓子を差し出していた時の事だ。 #Rhapsody277

2021-01-22 19:20:12
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ソファに座っていたアフロみたいな桃色髪の機関者でもある河田モコは、ミヨシノから頂いたココアを頂きながら「そういえばミヨシノさんどーしてココで寝てたの?」と聞いて来たのだ。 「仕事終わりに報告書を書こうと思ったんですけどね、それよりも、眠気が勝っていたみたいですわ」

2021-01-22 19:20:12
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「へぇ~、ミヨシノさんでも眠たくなる時ってあるんだ~」 「私達は機関者とはえ、姿も感覚も人間に近いですからね。そう言う時もありますわ」 その話を横で聞いていた茶色髪の年寄り機関者こと上杉終作は、何処か疑問に思いながら、湯呑に入っているお茶を一口飲んだ。

2021-01-22 19:20:12
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機関者の仕事は「壱ノ笠に居る犯罪者を捕える事」が主で、昼夜も問わなければ、どんな年月であろうとも問わない。 疲れ知らずで、どんなに大きな怪我を負っても時間が経てば修復する。 「不死身の存在」とも見て取れるが、完全にそういう訳でもない。#Rhapsody277

2021-01-23 19:34:32
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機関者自体「人間だろうが動物だろうが、天使だろうが、悪魔だろうが、それ以外の生物だろうが関係なく」在籍しているが、大半の者達は行動しやすいという事で人間の姿を選び、自らの仕事をこなしている所がある。 しかし、人間の姿を選んだからと言って、機関者の性質が維持できるかとも限らない。

2021-01-23 19:34:33
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疲れた時には休まないと次の仕事でミスをする可能性もあるし、お腹が空いている時には食べ物を食べないといけなかったりと…個々の機関者にもよるが、人間に近い感覚になるという報告も多々受けているのもまた、事実である。

2021-01-23 19:34:33
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同期の機関者に引っ張られながらラシュリエが所属する部署の職場に着くや、中央の席に黙ったまま座っている機関者の様子を見て、ラシュリエはビビりながらその方を見ていた矢先「ラシュリエ殿、一つ、聞きたい事があるのだが…よろしいだろうか?」と、向こうから声をかけてくる。#Rhapsody277

2021-01-24 20:53:11
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太めの眉毛と細めの口髭、何処を見ても隙が無い。ラシュリエ達の上司でもある胡桃割の機関者、ナツカである。 「なんでしょうか、ナツカさん」 「仕事の調子はどうかね?」 「機関者らしく仕事はこなしていると、俺は思っていますが…」 成程、と言いながら頭を頷かせた。

2021-01-24 20:53:12
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胡桃割り人形のような目でじっと見られては、これ以上は何も言えないし、何か白状しろと言われたら白状するしかないとラシュリエは黙りながらその方を見るが、当のナツカは「話は以上、レイラス殿、その手を離してあげなさい」と言えば、レイラスは仕方なしと思い、その手を離すのだった。

2021-01-24 20:53:12
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午後、ラシュリエとレイラスは277機関の最深部でもある地下牢獄へ向かい、ひっ捕らえた標的を明け渡し、この仕事を片付け終えた。 「やー、今日も仕事したもんだ!レイラス、一杯どうだ!?」 「俺は結構、それにラシュリエ、書類の方がまた片付いていないだろう」 #Rhapsody277

2021-01-25 19:18:14
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「まーまー、ピリリとすんなよーー。今回の標的だって、何時もの窃盗犯だったわけだし、テンプレ通りに書けば――」 途端に言葉が途切れたラシュリエの視線の先に見えたのは何時でも会いたい女性機関者ことミヨシノで、直ぐに声をかけようとしたが、その隣には見かけぬ男性機関者が近寄る姿を目撃する。

2021-01-25 19:18:14
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「おい、誰なんだ…。誰なんだよォ、あの機関者はッ……」 「橙色の髪で目元に謎の三本線………彼は確か、追跡者と呼ばれている機関者だな。偶に、チェイスやチェイサーなんて呼ばれている話も聞いているな」 コソコソと話すラシュリエと、それに合わせて小さな声でレイラスは淡々と返した。

2021-01-25 19:18:14
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落ち込み度合いが急降下しているラシュリエに気を使ってか、レイラスは彼の部屋まで連れて行き「まぁ、彼女だって恋人の一人や二人は居るだろうさ」と言いながら肩を叩き励ましている。 「ゆるざぁん!!姫は姫である為にだなぁ!」 ――やばい、酒飲んでないのに泣き上戸になった…。 #Rhapsody277

2021-01-26 20:19:28
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面倒だなぁ、という思いを頭で掻くという動作にあてつつ、レイラスは今一度、ラシュリエの顔を見ながらに言う。 「兎も角、そういう真偽は本人に聞いてみるのが何よりだと、俺は思うがな」 「おぅ…」 「後の事は俺がしとくから、今日はもう、寝とけ」

2021-01-26 20:19:28
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ミヨシノ――女性機関者の一人で、元々は別の部署に在籍していたが、現在は集団(チーム)創設者の一人でもある灰田の所に所属している。 彼女の武器は「罪の意識があればあるほどに効く『誘惑』能力」で、主に夜の仕事を頼まれる事が多い。#Rhapsody277 twitter.com/5jyouTsukito/s…

2021-01-27 19:11:22
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追跡者――男性機関者の一人で、彼もまた元は一人で仕事をこなしていたが、灰田と出会う前には集団にも近い感じで同時期の機関者と共に標的を捕えている。 武器は履いている靴の底に仕込まれている刃と、誰よりも早い瞬足を持つ機関者…。 twitter.com/5jyouTsukito/s…

2021-01-27 19:11:22
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ラシュリエを部屋に置いた後、レイラスは昼間に捕えた標的の書類を一通り制作し終え、機関内にあるデータベースで先程見た二人の機関者について調べていたのだ。 ――二人とも、同じ所に入っているのか。随分と色物を選んだものだな、あの灰田も…。

2021-01-27 19:11:23
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そんなことを思いながらも、レイラスはパソコンの電源を切ると、椅子から立ちあがり、腕を伸ばしたあと、仕事場を後にするのだった。

2021-01-27 19:11:23
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ラシュリエの事だから、あの落ち込みようでは数日間は仕事を休むだろうとレイラスは思っていたが、こちらの予想よりも立ち直りが早く、何時ものように威勢よく挨拶しながら仕事場へやって来たのだ。 #Rhapsody277

2021-01-28 20:19:16
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「今日も一日、頑張りましょう!」 上司でもあるナツカや先輩・後輩に言うや、各自の仕事予定が書かれているホワイトボードを確認したかと思えば「俺、今から外勤なので行ってきます!」と、これまた威勢よく言い、仕事場を後にした。

2021-01-28 20:19:16
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――機関者というのは「後腐れがない」なんていう話も聞いたことはあるが、ラシュリエみたいに立ち直りが早いと、逆に心配してしまうのもまた、人間に近い機関者故の気持ちの生じ方なのだろうか…。 そのうちに、あの者達の所に行って聞いてみるのもアリかもしれんな。

2021-01-28 20:19:16
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そんなことを思ったレイラスは、中途半端の仕事に再び手を付け始めたのだった。

2021-01-28 20:19:17
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翌日、朝方のこと――。 何時ものように仕事を終えたのは、ミヨシノと追跡者。 「ミヨシノ、この後どうする?」 「そうですわね、報告書を制作致しますから、私は仕事場の方に行こうかと考えていましたわ」 「…ワリぃな、ミヨシノ。俺はそういうこと、苦手なばっかりに……」 #Rhapsody277

2021-01-29 20:38:48
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「気にはしていませんわ、それに、今日の仕事はチェイスのお陰で仕留められたも同然ですからね」 「かたじけねぇ」 「気にしてはいませんわ」 二人で何気ない会話をしていた時だった、途端にミヨシノは辺りを見渡し始めるのだから、不思議と思った追跡者は「どうかしたのか?」と聞いてくる。

2021-01-29 20:38:48
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「…ちょっと、……いいえ、なんでもありませんわ」 「そうか?」 「えぇ、本当に何でもありませんから」

2021-01-29 20:38:49
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仕事で捕えた標的の書類を書きつつも、ミヨシノは考える。 ――先日感じた視線と似ていましたけども…、あれは一体…? ソファの上で小さないびきをかいて寝ている姿を横目で見たミヨシノは、再び仕事にとりかかろうとした時だった。 #Rhapsody277

2021-01-30 19:02:55
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「失礼します~」 頼りなさそうな声と共に入ってきた瓶底眼鏡をかけた機関者に「おはようございます、追野さん」と、ミヨシノは声をかけた。 「お、おはようございまあっす!ミヨシノさんっ!」 「朝、早いんですのね」 「はい~、昨日では片付かなかった案件を片づけたくて…」 「そうですか」

2021-01-30 19:02:55
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時間が経つにつれ、他の機関者達も仕事場にやってくるが、灰田や八重島さゑ子、ソファの上で寝ていた追跡者は外勤へ行くし、追野や河田モコと青葉 丈も仕留めた標的の書類を提出すると言って外へ行ってしまった。 後、残っているのはミヨシノと上杉終作という、少々変わった取り合わせだ。#Rhapsody277

2021-01-31 21:17:15
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一足先に仕事を終えたミヨシノは、デスクで書類とにらみ合っている上杉に「上杉さん、お茶は要りますか?」と聞いた。 「是非とも、頂きましょう」 その返答を聞いたミヨシノは給湯室に行き、マグカップと湯呑を取り出し、急須にお湯を入れはじめた。 ――確か、茶箪笥にお菓子がまだあったような…。

2021-01-31 21:17:15
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ミヨシノは思い出したかのように、壁に取り付けられている箪笥の戸を開けてみたところ、そこに目的のお菓子は一つ残らず消えていたのだから、驚きを隠せずにはいられなかった。

2021-01-31 21:17:15
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給湯室の茶箪笥に入れていたお菓子が何者かによって食べ尽くされてしまったという事になれば、真っ先に思い浮かぶのはメンバーの一人でもある青葉 丈だが、彼は自分の買うお菓子以外は手をつけない主義の機関者である事はミヨシノもだが、他の者も知っている事だ。 #Rhapsody277

2021-02-01 20:16:43
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仮にもし、茶箪笥に仕舞っていたお菓子を彼が食べた場合を考えると、皆に許しを得るはず…。 思案を巡らせていると、上杉が給湯室に来て「どうかしましたか?」とミヨシノに尋ねた。 「あぁ、上杉さん。実は、ココに入れてあったお菓子が無くなっていまして…」

2021-02-01 20:16:43
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「それはつまり、誰かに食べられた…という事ですね?」 「そう言う事になりますわね」

2021-02-01 20:16:44
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――そろそろ、午後の休憩にでもしましょうか…。 一通り仕事が片付いたナツカは椅子に座ったままで腕を伸ばしてから立ち上がると、仕事場の中にある給湯室へ向かってゆく。 その姿を見たラシュリエがすかさず「ナツカさん!俺が入れますよ!!」と言うが、大丈夫だと返されてしまう。 #Rhapsody277

2021-02-02 20:01:36
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その姿を見た同期機関者のレイラスからは「お前、まだ仕事が残ってるだろうが」と、小声で言われる始末だ。 「るっせぇやい」 だが、二人のやりとりも束の間、ナツカは仕事場に居る分のお茶を淹れ、各自デスクに置いて行く。

2021-02-02 20:01:36
伍条 月斗(創作アカ)⇒ネップリ登録中!! @5jyouTsukito

直属の上司から頂いたお茶なのだから、みな頭を下げながら礼を言い、お茶を頂いたのだった。

2021-02-02 20:01:36
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まとめたひと
伍条 月斗(創作アカ) @5jyouTsukito

基本は自分が考えた創作ッ子達の事を呟いたり、絵を上げたり、お話も書いたりします。偶に違う話等もしておりますが……ようは気まぐれだが基本は創作用アカウントです。(※食べても美味しくない鶏野郎で無言フォローをしたり、時として話すとアツくもなりますがそれでもよろしければです)御用の方はDMまで。

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