コレ言うとまた面倒臭いの寄ってくる気がするけど、日本人のDNAに刻まれた「穢れ意識」と日本の信仰観の親和性の高さを考えると、日本人が日本列島で暮らす限りは、「宗教への寄付」はなくならないとは思ってんだよなあ。
2022-07-18 08:50:09日本(国、でなく列島)は、高温多湿で四季があり、「季節が豊か」なのではなく、実は「気候的にはかなり厳しい」とは思う。 永久凍土とか永久砂漠とか、そういう「気候が固定され、乾燥した地域の厳しさ」が強調されがちだから、日本人は気づけないだけで。
2022-07-18 08:52:07「食料が豊富な時期に、多湿で次々に腐る」 「毎年定期的に台風、台風に至らない風水害が頻発するので、財産と食料を維持しにくい」 「不定期に地震、噴火、津波によって、財産と食料の生産に適した地域が壊滅する」 「周囲は海に囲まれ海洋資源豊富、に見えるが、そこに漕ぎ出すには船が必要」
2022-07-18 08:54:01以前、捕鯨関連史を調べてたとき、「古代の捕鯨は基本、寄り鯨の収獲で、小舟で沿岸捕鯨を行えるようになったのは割と近年、機械式捕鯨船+塩蔵+冷凍貨物船で遠洋捕鯨ができるようになったのはつい最近」てのがあって。 古代では近海沿岸ですら「漁獲」は言うほど多くなかったんでないか、と。
2022-07-18 08:55:46酪農に向いてる気候風土じゃないから規模の大きな牧畜はそれこそ近代の話だろうしな。 食料の保存がしにくい土地柄は、大陸の風乾に対し塩蔵が発達し、発酵食品が花開き、とかまあそういう話はさておき、食料と財産の維持がしにくいこの列島では、「穢れたものを嫌う」という衛生意識が培われた。
2022-07-18 08:57:38高温多湿は「疫病流行」の温床だから、当然そう成らざるを得なかったんだろうな、と。 穢れの正体がなんであるかというより、「穢れをとにかく近づけない」が様々に形を変えて刻まれていったんじゃないか、と思う。 汚れ、病気、同一性の中に紛れる異質、そういうの一切が「穢れ」。
2022-07-18 08:58:56「穢れを祓う」というのは、日本にある様々な信仰の多くに共通して求められる【能力】で、寺でも神社でも民間信仰でも、似非科学でもイデオロギーでも、カルトでも。「あの穢れをどうにかして排除してくれ」というのを叫びがちで、しかもそれ叫び始めると見境なくなるんだよなあ……。
2022-07-18 09:00:25「穢れの排除に伴ってかかるコスト」は度外視され、後々の影響・悪影響・副作用、そういうものが度外視される。 誰か一人が大声で「穢れ」を叫ぶと、深く考えずに連鎖的に「穢れの遺棄」に反応してしまう、という。
2022-07-18 09:01:33今次、僕は一貫して 「犯人の本来目的が、テロで達成できる前例を作ってはならない」(模倣者を勇気づけるから) 「犯人の本来目的を擁護的に言及する議論は、犯人のマインドコントロールに侵された共犯者」 と繰り返してるけど、「穢れの排除」に目を塞がれた共犯者には、これが通じない。
2022-07-18 09:03:00その意味では、犯人のマインドコントロールに侵された共犯者こそが、「穢れの排除」に洗脳されやすい、謂わば【一番カルトに食われやすい人達】なんじゃないかな、って思ってはいる。 組織の形式を為してないけど、既に「安倍元総理殺害犯を開祖とするカルトの信者」になってることに気づけてない。
2022-07-18 09:04:50僕が「どう思いますか?」とか食い下がってくる、犯人のマインドコントロールに侵された共犯者に嫌悪感と忌避感を抱くのは、【おまえらこそカルトどっぷりじゃねえか!】という恐怖心があるからじゃないかな?と思ってはいる。 でも「正義に目覚めた」と思ってるから、彼等はそれを自力では解けない。
2022-07-18 09:06:35