エッセイ『世界のおすもうさん』

お望月さん @ubmzh

『世界のおすもうさん』 冒頭から、戦時中、国体による相撲道の強制、国民総力士化、みたいな話をしている。

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日照りが続く場合は、宇宙の法則を乱すためにイレギュラーな女相撲を興行し、雨乞いをしたとされている。

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余所者（筆者）が怒ってるけど、辺野古の現地住民と米軍は仲良く相撲さていたので拳の振り下ろし先を見失った沖縄角力編。

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大学→社会人と、プロにならずに相撲を続けるルートとモチベーションの話

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羽咋市、UFO離着陸港で知られるこの街にも力士はいた。祭りの力士である。

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ファラオは白いまわしを巻きつけると柏手を鳴らした。するとナイルは血に染まり地平からシリウスが登った。 ファラオは猟犬の頭を模した挑戦者を待ち受ける。ファラオが勝てば、この年の豊作が約束される。 紀元前2000年前の記録である。

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神の儀式はエジプトからヨーロッパへ伝わり、騎馬民族には通過儀礼のレスリングとして、農耕民族には豊穣を願う儀式として浸透していった。

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アマチュア力士なので、四股名がドメイン名のYouTuber力士も参加してくる。

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モンゴル相撲の強豪力士が死ぬと風葬にされるので、強い力士の骨を盗みに行く風習がある。

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セネガルの呪術相撲は、取組の前のアンチマジック合戦から試合始まっている。

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『世界のおすもうさん』読了。 筆者主観の強いミーハーでライトな読み味なので、するすると読める。 本格的な相撲技術書ではないが、色々なアマチュア相撲や女相撲や、彼ら彼女ら独自の風習を知ることができて面白い。