私の2016年ベスト1で原作も読み圧倒された。その「地続き」感に、肉親や郷里、自分の存在と今の日本について考える映画だった。
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Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』鑑賞。戦時中のすずさんと周りの人達の営みと情。その細やかな表現と怒濤のエピソードの数々に見終わって涙が止まらない。今はただそれを受け止め、当時のことと作品の成り立ちをもっと知りたく思う。『シン・ゴジラ』超えの情報量、『君の名は。』以上の疾走感。圧倒された。

2016-11-12 16:35:27
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』個人的なことで恐縮だが、昔の、特に戦時中のことは祖父母とも語らなかったし聞く機会がなかった。やはりそのことが悔やまれる。ご健在なら家族に昔の暮らしぶりや新婚時のことなど聞いみるのもいいかも。驚くことも多く楽しいはず。家族で見るとそのきっかけになるかも知れない。

2016-11-13 09:44:42
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』パンフを読みながら感心しまた泣いてしまった。私ごときが言うことでないが、やはり全ての日本人、特に若い人が見てエピソードの隅々まで感じ、そのことについて考え、話しを紡いでいくべき映画だと思う。

2016-11-13 12:43:59
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』恥ずかしながら映画を見てからクラウドファンディングを活用しての製作や、テレビでほとんど取りあげられない件を知った。昨日から何人かに勧めてFacebookにも映画ネタを久しぶりに書いた。見る意義を感じる素晴らしい作品。大ヒットしなきゃいけないと思う。

2016-11-14 17:09:43
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』原作読了。やはり凄い情報量でその表現の綿密さと自由さに驚く。そして芯にある温かさ。もうあの家に一緒に住んでるような気分に。すずの女としての部分にはやはり女性の作者だなあと。映画は基本忠実だったがその挑戦や再現力がまた分かったようにも。どちらも大切にしたい。

2016-11-15 22:21:13
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』泣かせで説教臭い反戦ものではと避けてる方へ →のんが可愛く超笑える😄 →初めての夜や元カレ?との再会でドキドキ💕 →オタクも唸るリアルな軍艦🛳 →日常&昔ネタ満載でトーク力アップ👍 と、笑いと愛が詰まった怒濤のエピソードで2時間あっという間。ぜひ❗️

2016-11-17 18:11:15
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』の表現の一部で私は『ライフ・オブ・パイ』を思い出した。人間の創造力の凄さ、現実の残酷さ。

2016-11-19 00:48:10
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』身内のことで恐縮ですが私の祖父は郷土史の本に空襲の話を寄稿していて、それを久しぶりに読み返す。町内会長のため町に残ったこと、焼夷弾の消火、助けられなかった人、火の海となり避難、家族は無事だったこと、などが淡々と記述されている。よりリアルに感じ胸が痛くなる。

2016-11-20 11:04:13
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』その手記も祖父の他界後に知ったし身内から戦時中のことを聞くことはほぼなかった。今回すずさん達に肉親が重なり、やっとほんとの暮らしぶりを教えてもらったような心持ちに。そしてあの時代と自分が確かに繋がっていること、今普通に生きていることを、ただありがたく感じる。

2016-11-20 11:09:45
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』2回目シネコンで鑑賞。原作も読んで話しや会話を理解でき、大スクリーンで絵の丁寧さを隅々まで味わう。後半劇場に響く戦争の音が恐ろし過ぎる。映画で聞き慣れた筈だが、すずさんが生きてると感じられる暮らしの中ではまさに死の音だ。こんな風に感じる映画は初かも知れない。

2016-11-27 18:02:30
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』は高齢の母を連れて。映画に出てきたかまど、井戸、裁縫など昔の暮らしぶりや、郷里での戦争のことなど話をいっぱい聞く。そしてすずさんはその後どうだったか、生きていたら今いくつかという話しになる。映画を見た後ではやはりすずさんが親戚のように思えてしまう。

2016-11-27 18:40:22
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』の英題は “In This Corner of the World”。「この」が世界にではなく「片隅」にかかる。主人公が生きている場所のかけがえのない固有性がより感じられるのではないか、という感想を目にした。

2016-11-28 22:07:30
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』は何の説明もなくいきなり話しの途中からのように始まるのが印象的。初回は少し焦ったくらい。作られた「お話し」を俯瞰で眺めるのではなく、ずっと続いてる「日常」に即投げ込まれる。そして2時間そこだけが執拗に描かれ、没入してしまい心が離れない。この映画の大きな特長。

2016-11-29 22:40:03
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』の没入感。今年だと『シン・ゴジラ』と似てる感じも。すずさんが戦時中の広島・呉を生きたこと、怪獣が今の日本に現れたこと(すずさん、失礼)、そのことを観客に信じさせるためだけに費やされたディテールの数々、その情報量の多さとスピード感。没頭できる映画の素晴らしさだ。

2016-11-29 23:18:04
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』この前、戦争と高度成長期との順序を間違う若い子もいるなんて話題になっていたけど、自分でさえ生まれる半世紀くらい前の大正から昭和初期の史実の順番などいい加減だった。日本人の忘れっぽさと近現代の授業が最後で適当になりがちなことも関係してるかも知れない。

2016-12-03 03:24:44
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』徑子さんのことが心に残る。つっけんどんだが強さと人間的な魅力を感じる女性。すずさんには小姑の嫌な面を担うし、大きな痛みが二人に走るんだけど、日常の中でお互いを受け入れるシーンは忘れられない。モガだった頃や戦後息子とどうなったのか、彼女の人生も見てみたい。

2016-12-10 22:41:26
Taul @TaulNcCar

『この世界の片隅に』地道な調査を基に人や町を丁寧に描いていて、今との自然な「地続き」感があった。対称的な作品として映画『ALWAYS 三丁目の夕日』を思い出す。作られたキャラやレトロ感、背景の人のゾンビ感。大仰な演出で当時を「見世物」として楽しむ。その違いが際立ったように感じた。

2016-12-14 22:10:31
Taul @TaulNcCar

#2016年映画最高の瞬間 映画でのここ。 生きてる人の映画だって思った。 pic.twitter.com/nIvyKAaLUk

2016-12-24 19:53:07
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まとめたひと
Taul @TaulNcCar

タウルと申します。映画がたまらなく好きな映画アカウント。見た映画の感想なんかをつぶやいてます。