鬼三日つめつめ

きりはら🕯🌙 @kirihara_novel

あなたはきりはらの鬼三日で 【押し倒された / 体は勝手に用意をしていて】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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常ならゆるりと誘われる閨へひどく乱暴に押し倒された。この身はそう簡単に傷つくことはないけれど。受け入れようと身体が勝手に用意をしているのを誰にでもそうなのかと犯され泣いた。泣きながらそれでも欲しがるはしたない身体にしたのはお前だろうと嗄れた声で言えば、悋気だすまぬと抱きしめられた

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貴方はきりはらの鬼三日で『ねぇ、ダーリン』をお題にして140文字SSを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/375517

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ふたりきりで過ごす時は普段からは考えられぬほどに甘やかしてくる。触れてくる唇、添えられる手、何もかもが甘くて優しい。耳元で囁く声さえとろりと甘いから腕の中で溶けてしまいそう。甘やかすように腰を抱いてきたところに、なぁ、背の君、と耳を甘噛みしてみた。返事代わりの口吸いさえ甘いのだ。

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常の甘い交わりに慣れた身体が悲鳴をあげる。何度極めても俺はまだだと離してもらえない。聞こえる水音は汗のせいか、それとも中に注がれたものがかき混ぜられているからか。そんなはしたない音聞きとうない…！だったらもっと声を上げろ。骨の激しくぶつかる音がすればもう声は止められないのだ…。

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貴方はきりはらの鬼三日で『愛する臆病者』をお題にして140文字SSを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/375517 これはこれは…

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わかっている。お前は昔からそうだった。誰にでも優しい。誰にでも笑顔を見せる。頭を撫でられて粟田口のガキ共が嬉しそうなのだって悔しいが気持ちはわかる。だから俺だけを見てほしくて、つい乱暴な口をきく。お前は笑う。知らないだろう、俺がお前を失いたくなくてどれほど…。わかっておるよ、国綱

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今日のきりはらの鬼三日 お互いの好きなところを10個以上言わないと出られない部屋に閉じ込められる。すぐに浮かんだけれど口に出すのが照れくさくて時間がかかる。 #今日の二人はなにしてる #shindanmaker shindanmaker.com/831289

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…10個だと？そのようだなぁ。暢気な応えに少しだけイラつきはしたけれど。膝に抱えて見下ろすと、一つずつ指を折って数えている。小さき者達にとても優しいこと、俺の着替えを手伝ってくれること…おや、困った。どうした？10では足りぬなぁ…。ふわり花が咲いたように笑う。これだからお前は…。

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雷は大典太が得意とか。雷と雨音を聞いていたら不意に鬼丸が言う。そう聞いている。雨は鬼が蠢く音がする。それならこの雨の中を出て行くか？布団の中、ゆるりと向き直ると腰をぐっと抱き寄せられた。お前が俺の腕の中にいるのに？頑なに外さぬ眼帯は三日月の前でだけ外す。そんなことをされたら俺は…

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たこ焼き機でたこ焼きを100個ひっくり返さないと出られない部屋に入ってしまったきりはらの鬼三日 #shindanmaker shindanmaker.com/958602 👹いい、俺がやる。 🌙やったことあるのか？国綱…。 👹ない。ないが、お前に火傷はさせられん。 🌙（ｷｭﾝ💕）な、なれば応援を…（と頬にちゅ💕） 秒殺。

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あなたはきりはらの鬼三日で 【舌が求める / 甘くて悪かったな】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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粟田口の短刀達にねだられて遠征先で飲んだ飲み物がひどく甘くて。何故だかお前を思い出した。甘いものは全部お前に繋がる。この舌が、お前を求めて渇く。なあ、なんでこんなに甘いんだ。息継ぎの間さえ与えないくせに問うのか。甘くて悪かったな…。違う。甘くなきゃお前じゃない。甘いからいいんだ。

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あなたはきりはらの鬼三日で 【口をおおって / 君の体温をおしえて】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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なあ、声が聞きたい。緩く腰を穿ちながら囁いてくる。聞かせられるわけがないだろう、気を抜けばはしたなく泣き叫んでしまうのに。必死で口をおおっている手に優しい口づけを落としてそなたは笑う。もっと知りたい、教えてくれ。上がり続ける体温も、感じている声も、お前のことなら全部知りたいんだ…

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あなたはきりはらの鬼三日で 【ねっとり / 嘘つきなくせに】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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愛おしい、とは不思議な感覚だ。お前にしかこんなことは感じない。啼かせたいのもお前だけだ。腕の中で跳ねる身体を熱い杭で貫いて、奥の奥までねっとりと味わって。蕩けそうな顔でもういや、堪忍…なんて、嘘つき。本当はもっと欲しいんだろ。なあ、愛してるぞ。泣き虫め。泣き顔も、愛おしいなんて。

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貴方は時間があるなら『雨の日に相合い傘をして楽しそうなきりはらの鬼三日』をかいてみましょう。幸せにしてあげてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/524738

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雨の音は、鬼の足音を消すのだと。だから雨の日は時折険しい顔をしている。けれど。なあ、国綱。眉間の皺を指で突いたら訝しそうな顔で見上げてくるのをそっと頭を抱きしめた。途端に角がへにゃりと弱る。紫陽花を見に行かぬか？ひとつの傘で。並んで見たらきっと楽しいから。そなたが雨の日に

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険しい顔をしているのは、俺を守るためでもあると知っている。だがなあ国綱。俺はもうお前に守られるだけの姫ではないのだ。強いのだぞ？…知っている。知っているからこそ怖い。美しく強い月に鬼が魅入られてしまったら、と。俺はそなた以外に捕まるつもりはないぞ？だから、行こう。あの頃みたいに。

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…わかった。一本の傘にふたりで入る。鬼丸はいつも三日月の方に傘を寄せる。それではそなたが濡れてしまう。じゃあ、これでいいか。グッと腰を抱き寄せられて一気に密着度が上がる。うん…よきかな。頬を染めた地上の月に愛おしさで胸がいっぱいになる。そっとこめかみに唇を寄せたら抱きついてきた。

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紫陽花はいいのか？傘の下、抱きしめた身体は熱い。少しだけ…このままでいておくれ。ああ、わかった。少しだけだぞ。雨で冷えた身体は、後で俺が温めてやる。そう囁いたら、小さな声でばか、と幸せそうな返事が返ってきた。 #鬼三日

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いつもは貪るように重ねてくるくせに、何だか今日はおとなしい。そっと、まるで啄むような。国綱…？ん？何ぞあったか？別に、何も。たまにはこういうのもいいだろう。何だか調子が狂うぞ。ん？激しいのがいいのか？ニヤリと笑ってそんなことを言うから、いけず、と下唇を噛んでやった。#鬼三日

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あなたはきりはらの鬼三日で 【睫毛に涙がたまるほど / だいすきホールド】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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咲き誇る百合の真ん中に立ち尽くす三日月を見つけた。ああ、泣いてしまう…。思うより先に抱き寄せた。泣き顔を見せることを頑なに嫌がるから正面から抱きしめれば長い睫毛にすぐ涙が滲んだ。俺達が離れ離れになった時も百合が咲いていたな、国綱。むせるような百合の香りに包まれて泣き止むまで抱いた

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あんまりお題にそってなかった。

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あなたはきりはらの鬼三日で 【息をはずませて / 声をあげたいのにかなわない】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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何度か達したもののどこか満足できず、まだ余韻に浸っている月を無理やりのぼらせた。繋がったまま俺が倒れ、馬乗りになった三日月が所在なさげな顔をする。ほら。軽く腰を叩いたらひゃん、と動き出す。息をはずませて、柔らかな其処が俺を締め上げる。聞こえぬほどの小さな声で国綱、と唇が動いた。

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あなたはきりはらの鬼三日で 【抑えた気持ち / 車のなかで…】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 現パロ。どっちも芸能人的な。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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さっき時間差で局を出た。一緒に動けば誰にどんな噂を立てられるかわかりやしない。待ち合わせは俺の車。人の目を逃れ隠れて恋をする日々もスリリングで悪くない。だが仕事上でも笑顔を向けられれば抑えた気持ちが暴れそうになる。国綱…！車に飛び込んできた三日月を抱きとめて、たまらず貪った。

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あなたはきりはらの鬼三日で 【呼吸がはずめば / 本気になりそう】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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想いを告げたわけでもなく、夜半に部屋に行って引き倒した。抵抗はない。俺の下で小さく喘ぐお前を見ていると、途端に愛しさがこみ上げてきた。そんなつもりはなかったのに。あっは…ぁ…おにま…。俺が動くたびにお前の呼吸がはずめばはずむだけ、本気になりそうだ。国綱、だ。わかったか？俺だけの月

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あなたはきりはらの鬼三日で 【甘い匂い / 目眩のなかに埋もれていく】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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焚き染めている香が俺に移っていることがあるが、この匂いもいつだって感じられたらいいのに。喘ぐお前から香る甘い甘い匂い。溺れる、と思う。きっとこの後激しく穿って達したらもっと甘く匂う。ああ、目眩がする。クラクラと視界が揺れる。お前の吐息は甘い毒。埋もれるように、抱きしめた。

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あなたはきりはらの鬼三日で 【チラリと見えたもの / 君の証をのこして】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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夏はさすがにこれは暑いと三日月が首を隠すのをやめてしまう。わかる者にはわかってしまう、チラリと見えるは鬼丸の独占欲の証。強いゆえに手入れをされない三日月の首元に、ひとつ、ふたつ。薄くなってはまた濃くされて。今宵はここがよい…そなたの証がほしい。甘くねだられてまた今宵もひとつ…。

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あなたはきりはらの鬼三日で 【無理をさせたね / あ、やばい】 をお題にして１４０字ＳＳを書いてください。 #shindanmaker shindanmaker.com/780366

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いつもより長い時間貪っていた自覚はある。あまりにも気持ちが良くて。互いに遠征だ出陣だとなかなか顔を合わせることさえできずにいたから触れるのも久しぶりだった。取り戻すように口を吸い、腰を穿ち、最後はもう意識が飛んでいた。無理をさせたなと頬を撫でたら掠れた声でくにつな、と。あ、やばい

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嵐だった。雨も風も強く、三日月の狩衣はびしょ濡れで色が変わり、それでも動こうとしないのを俺はずっと後ろから見ていた。振り返れば俺がいることで安心できるように。揺らめけば俺が瞬時に抱きとめられるように。毎年夏が近くなると塞ぎ込み体調を崩しがちだと粟田口の短刀から聞いて、もう俺が

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いるのだからいつだって助けてやれると思った。何を気に病んでいるのかなんて全てを理解できるとは思っていない。だが、夏の近いあの日共にあった俺じゃなければわからないこともあると思った。泣き言を聞いて甘やかしてほしいなんて思うような奴じゃない。俺の月は、そんなお姫様ではない。

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けれど。くにつな、たすけて…。雨に消されそうな小さな声を拾った時、俺はこいつが数百年、抱えてきた苦しみにほんの少し触れた気がした。お互いにずぶ濡れだ。それでも抱き合えばほんのり温かかった。こんな時言葉は何の意味も為さないと俺もお前もわかっている。それでも。俺がいる、大丈夫だ。

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その、一言で。顕現してからただの一度もこのことで泣けなかったという三日月が、声を上げて泣いた。お前を悲しませる心に潜んだ鬼は俺が斬ってやる。震える身体を抱きかかえて戻りながら言ったら、やっと月が笑った。 #鬼三日

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朝みんなと並んで洗面所で顔を洗っていたが、先に洗ってタオルで拭い終えた鬼丸が、そのタオルを遅れて洗い終えた三日月の顔にあてて優しく拭いて、自分の肩にかけるという一連の流れるような動きにナチュラル過ぎて気づかなかったという男士が多数。

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花を活けるのに花鋏を使っていたらその手元を鬼丸がじっと睨んでいる。…国綱、そう睨むでない。鋏が怯えるであろ。悋気もそのくらいでやめておくれ。そう三日月に窘められて、不貞腐れて背中に抱きつく。国綱、そなたが贖ってきた花ではないか。…うるさい、早く終わらせろ…。優しい笑い声がした。