
雨の夜だけ燭台切の部屋を訪う長谷部と、雨の日を待ちわびるようになる燭台切(付き合ってない) 夜の廊下ですれ違った時の「今夜も雨になりそうだな」「僕寒いの苦手なんだよね」って些細な会話から、「お前さえ嫌ではなければ、あたためあって寝ないか」って訪ねてきた長谷部くん
2022-06-23 23:50:36
燭は長谷部に淡く恋をしていて、彼と過ごせるならいいや、と軽くOKしてしまう 燭が当初ちょっとだけ期待してた大人のアレな行為なんてなにひとつなく、雨の音を聴きながらただ添い寝して朝まで一緒に眠るだけの燭とへし でも燭台切の方はだんだん長谷部への思いが募ってそれが辛くなってくる
2022-06-23 23:50:37
もうこういうことはやめたいと燭台切が口に出したら、長谷部は「そうか」ってあっさり部屋を出て行って 君のことが本当に好きだから、と言おうと思っていた燭台切は追いかけることもできずにただ閉められた障子を眺める 一緒に寝て過ごして、たしかに心が通じた瞬間もあったと思ったのに、と
2022-06-23 23:59:05
長谷部が来ない雨の夜、燭台切は(彼はこんな夜どうしてるのかな)(もしかして別の刀と床を共にしているのかも)(僕のことなんか忘れて)(そんなのは嫌だ)とか悶々としながら過ごして、結局今度は自分から初めて長谷部の部屋を訪れる
2022-06-24 00:10:24
「わかったよ長谷部くん、雨の夜は寒いってことが」「やっと分かったか、この鈍間め」「うん、それは認めるよ。…ねえ、君も今夜は寒い?」「寒い、な。でも、お前と一緒なら暖かい気がする」「気が合うね、僕もそう思ってたんだ」
2022-06-24 00:10:25
長谷部はもともと燭のことが好きで、下心ありで部屋を訪ねてきたんだけど ただの添い寝だけでも幸せで嬉しくなっちゃって、このままの関係でもいいって考え直して、好きだと言い出せないままになってしまった
2022-06-24 00:14:48
燭台切に抱きしめられて眠る、それ以上のことは望まないからって思ってたら、燭からもうやめたいって切り出されて(終わったな)って思う長谷部 なお雨の日を選んでたのは、もしも縁あって燭と大人のあれこれに臨んだとき、声を上げたりしても周囲に聞こえないだろうからっていう長谷部の計算
2022-06-24 00:19:16
燭は夏☀️に鍛刀されて体温が高めで寒さに弱く、長谷部は冬❄️に鍛刀されていつも末端が冷たい みたいな事情があってもいいな すれ違った廊下で偶然ゆびさきが触れ合って、お互い(長谷部くん、つめたい)(燭台切はあたたかいな)って思ったのがはじまり…とか☺️
2022-06-24 20:20:38
拙者、初めの一歩は長谷部、でも自己完結して終わらせようとするのも長谷部だけど、それを追いかけて逃がさない燭台切の燭へしが大好物侍 と申す…
2022-06-24 08:07:54