レンガ造倉庫をリノベーションしたカフェ ROOTH2-3-3(福岡県大牟田市)について。
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タケ@ALL-A @take_all_a

福岡県大牟田市は三池炭鉱で栄えたためか、レンガ造倉庫が割と残っている。市内至る所、というと大げさだが、他の街に比べると多い方だ。そのひとつでJR大牟田駅の近くにある倉庫がカフェにリノベーションされて、2018・H30年にオープンした。店名は ROOTH2-3-3 。 #ROOTH233 pic.twitter.com/Z3hFToBIX5

2020-03-07 22:18:00
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正確にいうと、2棟構成のうち一方は「不知火ダンススタジオ」というダンス教室が長年営業をしている。もう片方の棟はたぶん空室だったのかな(詳細は把握していない)。そこに ROOTH2-3-3 が入居した。 pic.twitter.com/5q2NNiB2Ou

2020-03-07 22:19:32
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ROOTH2-3-3 の店内で配布しているフリーペーパーによると、このレンガ造倉庫は築65年ほどで、昭和20年代に配給制の米を保管するために建設されたとのこと。オープンした2018年の65年ほど前は1953・S28年頃である。つまり戦後のレンガ造。 pic.twitter.com/YlNEk6zooM

2020-03-07 22:20:56
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戦前の昭和初期においても組積造(レンガ造、石造)の施工例は減っていたと思うが、戦後のレンガ造となるとさらに稀少だ。私はこれを含めて3件しか見たことがない。いずれも昭和20年代。この年代が日本での純粋な組積造の最末期なのだろう(現行法規でも一応は可能)。 pic.twitter.com/vhGKojVXO3

2020-03-07 22:25:52
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フリーペーパーにはもう1点、特筆すべきことが書かれている。このレンガはもともと炭鉱の煙突に使われていたという。空襲で破壊されたのか、使用しなくなって壊したのか定かではないが、その煙突の破片を倉庫所有者が譲り受けたそうだ。 pic.twitter.com/TlPVi1coUI

2020-03-07 22:27:26
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ただし、具体的にどこの坑口の煙突だったかは分からない。三池炭鉱のレンガ造煙突で現存するものは宮浦坑の1本のみだが(写真)、昔は各坑口に煙突が建っていた。 pic.twitter.com/A97adHb9LK

2020-03-07 22:30:22
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もし世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産である宮原坑や万田坑の煙突だったら、この倉庫も世界遺産関連といえなくもないね(確証無し)。 pic.twitter.com/kLUvpCzHVr

2020-03-07 22:33:02
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レンガに刻印があれば坑口を特定する手がかりになるかと思って、外部や内部の壁面を探したものの、発見できなかった。黒ずんだレンガは煙突時代の名残(フリーペーパーより)。 pic.twitter.com/WgcI6Y7n0Y

2020-03-07 22:34:43
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倉庫の運営会社の社章が残っている。会社名は未確認。 pic.twitter.com/JgBUWpyhxi

2020-03-07 22:37:08
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ROOTH2-3-3 の企画・運営は Be The One(福岡・東京)。同社のプレスリリース be-the-one.com/topics/2018/08… この案件を手掛けた主な事務所は全体監修:method(東京)、ブランディング:SPREAD(東京)、設計:MOMENT(東京)。 pic.twitter.com/2Y4UrDkQGu

2020-03-07 22:49:36
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ROOTH2-3-3 の店内。建設当初の壁や小屋組を現しにしながら、全体としては白を基調としたシンプルなデザインに仕上げている。建築のやり替え部分はモダン、椅子・テーブルはレトロで、新旧のテイストのバランスを取っている。 pic.twitter.com/6kPg5rnXEc

2020-03-07 23:13:22
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この写真はオープンして間もない時期に撮ったのでまだ客は少ない。その後、知名度が上がったのだろう、2019年11月に訪れたときはずいぶん盛況だった。こういう気軽に入れるオシャレなカフェは大牟田市に少ないので、地元民だけでなく観光客にとってもありがたい。 pic.twitter.com/4aqeOpYzt4

2020-03-07 23:14:29
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奥の白い壁は展示スペースに使える。因みに店名の「2-3-3」はここの番地(2丁目3-3)に由来する。公式サイト rooth1228.com pic.twitter.com/lOb7kBNDhW

2020-03-07 23:16:09
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小屋組。もともと倉庫だったので壁に窓はない。そこでリノベーション時に排煙・採光のトップライトを設けている。 pic.twitter.com/W5bPnlhug6

2020-03-07 23:18:34
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壁面の木材は下地や補強ではない。これは昔の倉庫建築でときどき見かける。確か、荷物を壁に付けると結露で濡れてしまうので、接触させないための緩衝材のようなものだと何かで聞いた覚えがある(間違えていたらごめんなさい)。 pic.twitter.com/NBa2GpEAiT

2020-03-07 23:35:28
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ドリンクでオリジナリティがあるのはミルク系。写真はブラック&ホワイト(コーヒー牛乳)で、他にレッド(イチゴ)とグリーン(抹茶)もある。右はミニサイズのドーナツ。フードはこれがメイン。ドリンクとドーナツ2〜3個の組み合わせが普通かな。 pic.twitter.com/ycyqP4kdEr

2020-03-08 00:07:23
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タケ@ALL-A @take_all_a

腹持ちするフードはホットドッグだけ。ドリンクとミニドーナツがメインメニューのカフェであって、本格的な食事をするお店ではない。そこが少々物足りないけど、コストや厨房の問題からそういう方針だというのは理解できる。 pic.twitter.com/bHVBMPSipU

2020-03-08 00:09:11
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タケ@ALL-A @take_all_a

昨夜ツイートした福岡県大牟田市のカフェ ROOTH2-3-3 の続き。このお店では一般人には読まれない各種の業界紙を置いていて、自由に閲覧できる。みんなスマホばかり見ている風潮の逆を付くという、意欲的な試みだ。 pic.twitter.com/fOysS3ykZc

2020-03-08 19:49:51
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タケ@ALL-A @take_all_a

お店の公式サイトに載っている購読紙のリスト→ rooth1228.com/newspaper/inde… 飲食、工業、流通、観光など多岐にわたる。写真は日本刃物工具新聞。もちろん西日本新聞や有明新報といった地方紙もあり。 pic.twitter.com/nqNaB2h805

2020-03-08 19:51:13
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タケ@ALL-A @take_all_a

文化系では図書新聞(写真)や週刊読書人、そして東京大学新聞などの学生新聞を置いている。購読料の合計はそれなりの金額になるだろう。ただ、私が ROOTH2-3-3 を訪れた3回の中では新聞を読むお客を見かけなかったのが気がかり。 pic.twitter.com/1Jh7GDkL8Y

2020-03-08 19:52:41
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さらに、新聞掛けが既製品ではなくオリジナルデザインというところにも感心した。 pic.twitter.com/BggKA3cwsC

2020-03-08 19:55:15
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新聞掛けのディテール。 pic.twitter.com/096djbz7nW

2020-03-08 19:57:20
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まとめたひと
タケ@ALL-A @take_all_a

団地・建築・土木・産業遺産などを紹介するサイトALL-Aとそのブログ版ALL-A blogなどを運営。また、共同参加型建築サイト「建築マップ」のメンバーとしても活動。このアカウントでは福岡とその近県から西日本を中心に、団地・建築・産業遺産関係のニュースと私見をツイートします。

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