
新潮社「代表的名作叢書」の出版順がわかるもの。名作扱い。これとは別に「新進作家叢書シリーズ」というのがあり、そっちは当時でいうところの「芥川賞」みたいな感じらしい。 pic.twitter.com/22iWFmgBQO
2020-05-14 00:36:25

プラトン社は、普通に原稿料の話であの無頓着なむしゃさんが忘れていなかったほど金払いがよかった会社、雑誌「女性」を出してるとこなんだが、業界全体の原稿料高騰合戦の初期のきっかけになるかも?というとこなんかな…
2018-12-11 20:44:40
普通の本とかだと「改造」辺りから始まったみたいな書き方が多いが、円本ブームの火付け役みたいな象徴であって、細かくいうと違うのかもなあ
2018-12-11 20:46:29
最初に「女性」の字面みたのザキタニ先生&むしゃがいるんだよーという感じのくくりだった記憶あるな、同じ雑誌なのかわからんけど※古い雑誌は名前が同じでも経営が不安定だから簡単になくなったり、よそが拾ったりして別物になる前提の推測
2018-12-11 20:51:53
文字数で増えたから、しがさんみたいな短編をさらに削って完成度高める方法取ってるのはとてもえらくて、芸術的!みたいな賛美でも使われてなかったっけ…どっかで
2018-12-11 20:58:28
金稼ぎに生きてない、すごーぃ!みたいな感じの…実際はこれを書いた人が勘違いしているからなあ※小説、という媒体自体、色んな文章のなかでも「金稼ぎ」感が強い時代があった、大正期はそう、というのを知らないんだたぶん
2018-12-11 21:01:21
戯曲って媒体との比較が出来ないまでに、「文学研究」から戯曲の存在感が薄かったのかもしれないが、認識が逆なんだ昭和〜平成にかけてと、大正期では
2018-12-11 21:03:16
どっちかというと、小説はまだイケてない、芸術的じゃなくて芸術に生きてる〜!って感じを出すにはまだ戯曲や詩、が主体の大正期なんだなあ(これが事実と伝わったイメージの違い)
2018-12-11 21:05:45
文学研究者が割と高確率で陥る「自分の知ってる常識の範囲内」で物事を判断するので、ものすごく当時的にいったらなにいってんだかよくわからないこと、ポンコツ認識で書かれた評ばかりになってしまう法則性だね
2018-12-11 21:11:16
文学関係者えらく視野が狭いので、他の○○史みたいなものを調べないで決めつけるところあるから、割とポンコツやらかしばかりが見つかるはもうお約束になってるな
2018-12-11 21:14:00
多分わたしの完全な観測私感なんだが、しがさんは私小説論争とかでヘイトを集めすぎてるので時代時代で評価ブレるんだよw 内容がぽんこつすぎてヤバイ部類の方が推してたので、その人と一緒に世代交代とともに過剰にdisられる傾向にあるというか…? twitter.com/aosasa/status/…
2018-12-11 21:33:52
志賀さんは本当に上から数えたほうが早いので別に馬鹿にされる必要は全くないんだけど…なにしろちょっと気を抜くと「文壇の頂点」になってるので… だいたい十指には軽く入ってんじゃん…周囲が悪いけど…
2018-12-11 21:21:42
誰かのいってることを妄信的に本当だと思う、という事自体こういうなんかいろいろ細かい変遷してる分野だと頭悪いんだとおもうんだなあ…(私感)
2018-12-11 21:35:57
大正でもまだ小説は低い評価だったの…って頭抱えたけど、仮名垣さんの安愚楽鍋(明治初期辺り)を思い出したら、ごめん大正でもまだ無理かも…って納得してしまった…
2018-12-12 01:12:07
文学関連?(日本の小説の出発点?原点?が戯作だから、文学と言っていいのだろうか…と最近疑問で仕方ない)のことでついったーに打ち込んでる内容が、頭の中での内容をかなり端折って打ってるのが大半という、読む人に優しくない仕様ですすみません…( ꒪ω꒪) 文字数のこともあって…
2018-12-12 01:19:21
まあしがさんが小説って媒体を選んでる、というよりも「それしか君はないだろう一番向いてる」と言うような感じの認識でむしゃさんがいたから外部が何をいっても何も関係ないんだけどもな…媒体と金稼ぎとかについて
2018-12-11 21:24:56
結果的には小説媒体、というものの神々の一人になったわけだしがさん… そのむしゃさんの「ここんところいらんくない?」バサー とか「小説が向いてる」みたいなアドバイスをきいていたと思われるので
2018-12-11 21:27:23
本人が先見の明があったのは、むしゃさんの作品をだすにあたって「単行本」を推した、というのになるんだなあ 結果的に雑誌は移ろいやすく残しにくいものになってしまったから、ようは二人ともかなりの先を見据えてやってる部類なんだな…めざしてるのが「人類のモニュメント」なので
2018-12-11 21:29:44
当時の文壇評価でどういわれようと、ずうっと後に残らないと彼らのやってることの意味はない、くらいだからね… 俗っぽさがないんだな
2018-12-11 21:30:48
ええと、具体的にいうと、媒体によって評価軸てのがわかれてて、「何をもって具体的によしとするのか」が結構違う感じ、例えば新聞媒体だと大正後半から特に芸術性が上がったとされています(これは功績者が菊池、里見などがあげられている) twitter.com/kagesyura/stat…
2018-12-12 01:23:58
そもそも芸術性ってなんぞや、というところからけっこう好き嫌いがあって、時代時代に合った○○文壇ってのがある、同時代に沢山ある、というのが大正時代になります
2018-12-12 01:25:28
だからどこが大きいか、という事をつぶさに見るには結構大変で、それがまとめられたのが「通史」とか「雑誌研究史」みたいな分野、なのかな
2018-12-12 01:26:36
雑誌研究史、だとトータル的に大正後半から「文章表現」とか「精神性」とかの議論になって来るので、s2年の時点でもまだまとまっていない、みたいな感じだった(ただ特定の文壇を極端に無視する、という評論人もいるので、
2018-12-12 01:29:26
わたしが見てる限りだと千葉亀雄さんなんかはわりにフラットです、いろんなところに眼を通して同人誌の中から新人発掘と化してた人なので、当時馬鹿にされていたが売れる探偵小説とか大衆小説とか、プロレタリア運動からの派生形なんかも無知ってないし、新媒体の話もしてた
2018-12-12 01:30:48
あと、この当時の作家はまだ「文芸復興」というスローガンがわざわざでなきゃいけなくなるほどの大打撃を受けてないので、どっちかというとイケてる人は一緒に事業や実践活動、というのをしてる
2018-12-12 01:34:29
「文芸復興」とか「モダニズム文学」とかって年代になって、「作品だけの評価で作家の価値が決まる」という価値観が出てきた、という感じなのかなあ…という履修はある
2018-12-12 01:35:39
この価値観が出てきたのが「作家格差」だとか、「小林多喜二の死」なんかがきっかけだといわれていたね だから、文学史、という意味では転機になる頃なんだs8年
2018-12-12 01:37:43
あと、割と勘違い勢が多発した年代がプロレタリア文学運動が盛んだった時代になるかも、それまで中間、くらいに位置していた人が「本格」になって、娯楽性が出てきたころなのかな…?
2018-12-12 01:40:43
大正文学(本来の意味での純文学、というか、この純文学、という認識もちょっとおかしいところがあるので、具体的にいうと「娯楽性がない、独白文学、いわゆる心境小説って後にまとめられたあたりが最盛?」)、というものが一気に死に絶えていった頃…?
2018-12-12 01:43:26
むしゃさんが現役でブイブイいわせてたころ、全盛期のころは「教養ブーム」による民衆感化とかの時代だから、芸術論はどっちかというと人格論とかになってて、「人生第一義(この語句、現代と意味合いがちがって、人間生活という独特の価値観)」とか真剣に生きる、とかいう価値観が基準になってたね
2018-12-12 01:49:27
これは主に演劇、演劇読み物とセットになってたりもするんだけど、ちょっと構造が複雑なのでこの通りでもない、というふうに思っていただければ
2018-12-12 01:51:40
昔から人というのは文字を沢山読むのは苦手なんだ、だから演劇とか会話とか、人の話をきくことで何となくわかった気になる、という今とあんまりかわらないやつ
2018-12-12 01:53:05
りある白鳥先生なんかは長編が読まれる時代がきっとくる、と理想をもってたみたいだけど、ついぞそんな日は別媒体でも微妙じゃないのかな…とわたしは思うんだがこれは私感だねw
2018-12-12 01:54:49
例えば、タニザキさんなんか、デビュー自体は随分古いのに、娯楽性とかストーリー性とか、変態性とか、今でも通じる価値観をはやくから認めていて、その単独一派や後継者さんもいたけど随分とこの後継者さんはいろいろ言われていたわけだ…(三上さん)
2018-12-12 02:02:16
@aosasa まあ本当に弟子名乗ってたのかはわからないし、タニザキさんは弟さんもブイブイいわせてるから詳しい人はもっと別に居るのでわたしが雑誌やムのタニザキ論を参考にそうまとめてるだけなんだけどもね
2018-12-12 02:30:02
これが悪魔派っていわれて、いまではもうきえてしまってるか、同時代の人の文を読まないとわかりにくいものだったりするよね
2018-12-12 02:03:51
むしゃさんは、もともと出世作、世の中に認められたとほぼ認定されたのが戯曲、読み物としての脚本「わしも知らない」「その妹」(特に後者、とても影響がすごかった、何度も舞台化されてその全容は詳しい人でも把握できていない)○○家と括れる感じの人ではないっすねw twitter.com/kagesyura/stat…
2018-12-12 02:09:02
あ、むしゃの脚本があった理由はそれかな…。古書店巡り始めた当初に、むしゃが書いた脚本を発掘して(その脚本はあげちゃったw)。文やるも始まったばっかりで、むしゃが脚本??作家なのに???とかなり謎だったんだけど、そういうことだったのかな…
2018-12-12 02:05:33
あ、むしゃの脚本があった理由はそれかな…。古書店巡り始めた当初に、むしゃが書いた脚本を発掘して(その脚本はあげちゃったw)。文やるも始まったばっかりで、むしゃが脚本??作家なのに???とかなり謎だったんだけど、そういうことだったのかな…
2018-12-12 02:05:33
その妹、というのは同時代の人でちょっとライトな作品を好む人だったらほぼ影響受けてない人はいないんじゃないか、とかいわれていたが勿論無関係な分野もちゃんとあるのでこれはまあ誇張だとおもいますw
2018-12-12 02:11:43
本当にむしゃさんの作品、戯曲一番少ない部類なんだけど、そこ分野では一言発するだけで多少誰も揉めないくらいの地位にいた人、という感じ…なのかな(戦中でアジア代表頼まれる程度、結局いろいろ周りからの配慮※敗戦が予測されていた等があって後継者が行くことになったというかやる気をだした)
2018-12-12 02:18:24