ディオティマ、班昭、ヒュパティア、ララ、メアリー・アステル、メアリ・ウルストンクラフト、ハリエット・テイラー・ミル、ジョージ・エリオット、エーディト・シュタイン、ハンナ・アーレント、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、アイリス・マードック、メアリー・ミッジリー、エリザベス・アンスコム、メアリー・ウォーノック、ソフィー・ボセデ・オルウォレ、アンジェラ・デイヴィス、アイリス・マリオン・ヤング、アニタ・L・アレン、アジザ・イ・アル=ヒブリ
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『哲学の女王たち~もうひとつの思想史入門』レベッカ・バクストン&リサ・ホワイティング著、向井和己訳、晶文社、2021.05.25. (p.14) 本書のプロモーションビデオを作成するにあたって、女性哲学者の名前を挙げられますかと一般の人々に尋ねた。すると名前を一つでも答えられた人は誰もいなかった。 pic.twitter.com/GBqsv9LjR5

2021-07-20 19:40:02
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本書はこうした認識を変えるための試みである。 (p.12) これまで哲学の分野で、そして学問のほとんどの分野で女性の数が少なかったのは事実であり、それは女性たちが長い間教育から排除されてきたからだ。イギリスで初めて四人の女性が学位を授けられ、ロンドン大学を卒業したのは1880年のことである。 pic.twitter.com/HWeq0eg5dd

2021-07-20 19:40:04
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ケンブリッジ大学が女性に正式な学位を学位を授与したのは、イギリスの教育機関としてはもっとも遅く、1948年のことだった。  大学組織の上の方では、いまだに途方もなく大きい男女格差が存在する。教員に占める女性の割合が50%に近い哲学科はほとんどない。

2021-07-20 19:40:05
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2015年、アメリカの上位20の大学で、女性の哲学教授の割合はわずか22%にすぎなかった。哲学の分野によっては、1970年代から女性教員の数がほとんど増えていない。そのうえ、女性が講師や教授の地位を得られたとしても、その圧倒的多数は白人である。

2021-07-20 19:40:06
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マイノリティ出身となると、高い地位に就ける人はほとんどいない。New York Times の「哲学における黒人女性の苦労と前途」の中で、アニタ・L・アレン教授は話している。アメリカの大学では、常勤の哲学教授のうち、女性は17%ですが、黒人はたった1%しかしません。

2021-07-20 19:46:44