南阿蘇鉄道 高森線の立野橋梁(熊本県南阿蘇村)について。
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タケ@ALL-A @take_all_a

阿蘇(熊本県)の立野渓谷に架かる橋梁シリーズ。最後となる4回目は南阿蘇鉄道 高森線の立野橋梁を紹介する。この橋は、前回述べた高森線 第一白川橋梁よりも立野駅寄りにある。撮影は2020・R2年6月。 pic.twitter.com/Z9O2HX3Rgz

2021-01-30 22:08:44
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阿蘇外輪山の切れ目である立野火口瀬周辺をGoogleマップ3Dモードで表示したキャプチャに、橋梁等の位置を記入。立野橋梁の竣工年は『熊本の近代化遺産【下】』(弦書房)によると1928・S3だが、土木学会のサイトには1924・T13と載っている(たぶん1928が正しいと思う)。 pic.twitter.com/S18FU1Ys3g

2021-01-30 22:11:46
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立野火口瀬の地形図(地理院地図のキャプチャ)に記入。立野橋梁は、阿蘇を源流とする白川とその支流が合流する地点の支流側の渓谷に架かっている。合流部のすぐ上流では立野ダムが建設中だ。 pic.twitter.com/Jy0Kp24x8W

2021-01-30 22:14:10
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立野ダムの展望台(Googleマップ goo.gl/maps/d8VeWdEnj… )から立野橋梁とダム建設現場を見る。私が訪れた2020年6月の時点では堤体の打設工事はまだ始まっていない。同年10月から始まったようだ。 pic.twitter.com/t68jS7U7L3

2021-01-30 22:15:21
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南阿蘇鉄道 高森線は2016年の熊本地震で被災し、立野橋梁が位置する立野~中松は現在も不通。被害の大きかった第一白川橋梁が架け替えられるのに対して、立野橋梁は架け替えが必要な程の被害はなかったため、全線が復旧すれば(2023年の予定)、橋の上を再び列車が走ることになる。 pic.twitter.com/117ypk6FI3

2021-01-30 22:24:36
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立野橋梁の構造形式はトレッスル橋。このタイプは山陰本線の餘部橋梁(兵庫県)が有名だったが、周知の通り架け替えられたため、現存する鉄道のトレッスル橋においては立野橋梁が最大規模である。全長は約137m(本やウェブサイトで数値は微妙に異なる)。 pic.twitter.com/jrASDMwFAH

2021-01-30 22:29:50
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トレッスル橋脚は3基。橋の下の道路は九州電力の管理で立ち入りできないため、立野橋梁の見学・撮影地点は、前述したダム展望台か平行して架かる道路橋に限られる。写真左下の配管は黒川第一発電所の水圧管だ。 pic.twitter.com/u32CVrSjxR

2021-01-30 22:32:31
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なお、立野ダムが完成したらこのような景観になる(展望台の説明板より)。 pic.twitter.com/qq1KgULuKB

2021-01-30 22:33:52
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黒川第一発電所にも少し触れておこう。これは熊本電気株式会社(当時)が建設した水力発電所で、高森線の開通より前の1914・T3に完成。戦後は九州電力が継承した。立野火口瀬を横断する水圧管は、鉄道や道路と交差している。写真中央の赤い橋はJR九州 豊肥本線のもの。 pic.twitter.com/TcpZWna4QQ

2021-01-30 22:40:28
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しかし、2016年の熊本地震で水圧管の上部にあったヘッドタンク(貯水槽)が崩壊、流出した水が土砂崩れを起こして巻き込まれた住民2人が亡くなった。この事故以降、発電所は機能を停止している。 pic.twitter.com/lxuUlj0T4T

2021-01-30 22:44:26
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九州電力は黒川第一発電所を復旧させる計画だ。概要は下記リンク先の「別紙」の通り。水圧管は「斜面崩壊等の可能性がない既設水圧管路緩斜面部に新設」とあるが、更新(交換)という意味だろうか。ただ、既設水圧管は大正時代のものではないと思われる。 kyuden.co.jp/company_outlin…

2021-01-30 22:47:31
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タケ@ALL-A @take_all_a

団地・建築・土木・産業遺産などを紹介するサイトALL-Aとそのブログ版ALL-A blogなどを運営。また、共同参加型建築サイト「建築マップ」のメンバーとしても活動。このアカウントでは福岡とその近県から西日本を中心に、団地・建築・産業遺産関係のニュースと私見をツイートします。

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