から始まるSS集。思いついたらどなたでも!該当作品見つけ次第追加しちゃうので外してよ!って場合はリプください
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朧原稿中 @Oborotukico

二次創作してるげてらーさんに各々自CPで、「明智桔梗は死にました」と言う光秀の台詞から始まる小説なり漫画なり書いてみてほしい。読みたい。

2017-02-02 21:06:27
朧原稿中 @Oborotukico

「ほたる」ではなく、あくまで「明智桔梗」が

2017-02-02 21:31:52
#ハッピーさちこちゃん @honey308krt

「明智桔梗は、死んだよ」そう聞かされた俺の手に汗がじんわり滲む。何故それを俺に伝えたのだろうか、この人は。「…そのようで、御座いますね」「おや、知っていたの」本当にこの方は食えないとつくづく思う。けれどこの方もまた、己を蝕む罪に苛まれているのだろう。すれ違い際にただ一言、「ーー」

2017-02-03 00:15:50
#ハッピーさちこちゃん @honey308krt

@honey308krt 最後の言葉は解釈によって全く変わりそうだと思ったので各々入れてくださるとわたしが嬉しい。 私個人は「ありがとう」もしくは「すまなかったね」だと蘭丸がより歪むのかなあなんて。。。 幸せになってねほんとに…

2017-02-03 00:17:10
華月🌾 @anyavel

「明智桔梗。もうその女はいない。死んだって事らしい」主へと願い出て貰い受けた女に秀吉は話しかける。「じゃああんたは誰かってな。名前くらい名乗っても構うまい?明智のお姫さん」手探りで触れた頬が震える。「これから長い付き合いになるんだ。名無しでは困る」「ほたる、と」「良い名だ」

2017-02-03 00:41:22
華月🌾 @anyavel

@anyavel 闇の中でほのかな灯りを灯す小さな虫の名を持つ事が、こんなに皮肉だとは。その名を呼ばれる度心が軋む。 罪の華しか思いつかない……140字で足りなかった。

2017-02-03 00:43:41
朧原稿中 @Oborotukico

私の所為で姫様がめっちゃ死んでる

2017-02-03 00:49:23
クロエ@下天新展開待機 @kuroeplatinum

「明智桔梗は死にました」光秀のその言葉に半兵衛は薄く笑った「それはお気の毒に……お悔やみを申し上げます」端から見ればなんと凄絶なやり取りかと思われるだろうが気になどならない。主に害を成した大罪人の元主に向けるのは敵意だけだから。半兵衛は心の内の煮えたぎる憎悪の刃を研ぎ澄ました。

2017-02-03 08:35:08
🐥🐗👶🦍 @sakenomi_tori

移動しながら書いたので落ち着きがない……どっかミスってたらすいません。兄様が家康様呼ぶときって家康殿でよかったっけ。あと140字でまとめられない相変わらずの削り下手だよ pic.twitter.com/VKQjQlXdOe

2017-02-03 11:31:16
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クロエ@下天新展開待機 @kuroeplatinum

「明智桔梗は死にました」光秀の不機嫌な言葉に信長はほうと笑った「ではそなたの側に居るのは?」「…ほたると申します」変わらず不機嫌に、けれどどこか嬉しそうな腹心に信長は頬を緩めた「そなたも変わったな。心の内が読みやすくなったわ」「お戯れを」光秀の隣でほたるは不思議そうに首を傾げた。

2017-02-03 11:45:03
朧原稿中 @Oborotukico

「明智桔梗は死にました」戦況報告の中いつもと何ら変わらぬ調子でこの男はそう言った。「の、割には平然としておるな。溺愛する妹が死んだというに」「悼んでおりますよ……愛する『妹』ですから」以前にも増して分かり難くなりおって。唯一胸の内を推し量れただろう娘は一足先に旅立ってしまった。→

2017-02-03 11:48:05
朧原稿中 @Oborotukico

「確か、五人目だったな。ついに夫の道連れになったか」兄妹の間に何があったのか、聞いても答えぬだろう。答えの返らぬ問いをする程暇ではない。「……哀れだな」返事はなく、髪に隠れた表情は読めない。お前のことだぞ、分かっているのか。

2017-02-03 11:48:46
朧原稿中 @Oborotukico

「これで明智桔梗は死んだ」何が可笑しいのか、男の口元がフフッと歪む。「これだけ不吉な噂が纏わり付けば流石に嫁の貰い手がつかないからね。さぁ、これからどうしようか、桔梗」対する女は不安気に瞳を揺らす。「死んだ人間がいつまでもここにいてはいけないね」女は震え掠れる声を絞り出した。→

2017-02-03 22:06:57
朧原稿中 @Oborotukico

「……私は……もう、不要……なのですか……?」「さぁどうだろう。君はどうしたい?優しい兄様は選ばせてあげる」縋り付き乞う以外の方法を知らない。「罪を……贖わせてください……どうすればまだ、お傍に……っ」なんと嬉しそうに笑うのだろうか。「いいよ、。おいで、愛しい私の」(――ほたる)

2017-02-03 22:07:36
朧原稿中 @Oborotukico

「明智桔梗は死にました」蛍見での計略が流れて数日、慌ただしい中でようやく共謀者と話をする機を得たと思えばただ一言。次に狙うはいつ、と出かかった言葉は喉の奥で消えてしまった。そうか、あのくのいち、死んだのか。何故だろう、胸の内を吹き荒れる風がいつもよりうるさい。

2017-02-04 01:04:42
朧原稿中 @Oborotukico

「明智桔梗は死にました」挨拶もそこそこに臆面もなく言われた。「そう……です、か」安土を辞する前にお会いしておかなければと思っていたが、いざとなると何を話せばよいのか言葉が出てこない。迷う自分を置き去りに光秀殿が会話を続けた。「そういえば、珍しい小鳥を拾われたようですね」

2017-05-11 21:00:42
朧原稿中 @Oborotukico

小鳥――光秀殿は彼女のことをそう呼んでいたのだろうか。此度のこともきっかけは信長殿をお守りするために、とのことだった。頭では理解している。が。「自分が何者かも分からぬ小鳥でも、家康殿に飼われるのなら幸せでしょう」そう言った彼の横顔に胸の内燻っていたものがするすると解けていった。

2017-05-11 21:02:15
朧原稿中 @Oborotukico

それが真実か事実か、もう分からない。きっと、この方もこの方なりに彼女を大切にしていたのだろう。かつて恋した女人の兄と名乗っていたその人は綺麗に頭を垂れた。「どうぞ可愛がってやってください」或いはこの方なら彼女の真の名を知っているのだろうか。尋ねることは出来なかった。

2017-05-11 21:06:23
クロエ@下天新展開待機 @kuroeplatinum

「明智桔梗は死にました」誇らしげに良い放った弟子に百地は大きな溜め息を溢した「そんなに胸を張って言うことか」「初めての任務を果たした証しですので」晴れやかなほたるに苦笑を向けると頭を乱暴に撫でた「も、百地殿!」「良くやったな、奥」一瞬言葉に詰まった後ほたるは目を潤ませながら笑った

2017-05-11 21:31:44
朧原稿中 @Oborotukico

「明智桔梗は亡くなりました」流行り病で……と、いかにも悲しみに耐えるかのように言い添えると粘り強く妹との縁談を求めていた目の前の男は、すっと顔を青ざめふらふらと去って行った。面倒にも、あちこちから増える一方なこの話を一纏めに片付けようと思いついた機転は瞬く間に城内を駆け巡り、→

2017-08-01 21:21:47
朧原稿中 @Oborotukico

→居もしない死人の葬儀のために一度坂本に戻ることになってしまった。出歩く先々で事の真偽を問い詰められ、たったひと月滞在しただけのこの安土で我が妹は一体、どれだけの男を虜にしたのだろう。そう『死 んだ』当人に話すと「光秀殿もその内のお一人ですか?」と、→

2017-08-01 21:22:58
朧原稿中 @Oborotukico

→何とも嬉しそうに言われてバツが悪い。君ねぇ、笑っている場合ではないのだけれど。想う心も嫉妬も、いつの間に見透かされるようになってしまったのか。謀反人を探るためとはいえ、縁を深めるようにと言ったあの時の自分を少しだけ、後悔した。少しだけ。(無印END光ほた)

2017-08-01 21:23:27
. @hokuonohrk

「明智桔梗は死にました」桜が咲きました。雪が降りました。そんな口調で言ってのけた光秀殿の視線は、最後まで僕のそれと絡むことはなかった。「あれは何という花ですか」花の名を尋ねるのは、名も知らぬひと。「クチナシと言います」いつかその花を贈ってくれた、死んだはずのひと。(家ほた)

2018-02-10 00:31:06