第238回深夜の真剣140字60分一本勝負

新宿エイリ庵 @AnnShinjuku

#深夜の真剣140字60分一本勝負 @140onewrite 参加させていただきます！いつも素敵なお題をありがとうございます😆 お題は「デザート、唱える、気配」でした！ しゃぶしゃぶMKのなんちゃってチャイナみたいな、なんちゃって魔女服を着てるお姉さんです🧙‍♀️魔法調理師免許を取ると魔法調理もできます！ pic.twitter.com/6mUcORTaBd

拡大

香(キョウ) @74no50

こちらへ歩いてくる気配にワクワクする。静かにドアが開き、大きな手が私の頭を優しく撫でた。そして低く囁く父の「おやすみ」 それはデザートの様に甘い響きだった。 父の介護は大変だったけれど幸せな時間だった。少しは親孝行できたかな？ 「おやすみ」 棺の中で眠る父に唱える様に、今度は私から。

夜梨｜夜崎梨人 @yorunashi

呪文みたいな注文を唱えるとデザートみたいな飲み物を作ってくれるコーヒーショップ。新作が出るとすぐに買いに行くのだが、人気商品なのかどの店舗も早々に完売していた。同僚や部下の気配がするので会社の近くで買うのは気が引けるがやむを得ない。「先輩もお好きなんですね」ほら、見つかった。 pic.twitter.com/UDUIfWhCDW

拡大

ケンタシノリ＠童話＆小説書き屋さん @kentasinori

警部の木内有希は、犯人を目撃したとの連絡を受けてパトカーで現場の空き家へ向かった。有希は、デザート代わりの栄養ドリンクを飲むとパトカーから出てきた。 空き家に入った有希は、近くの部屋に犯人の気配があると確信した。有希は、すぐさまその部屋へ入ると犯人に飛び掛かりながら取り押さえた。

秋月蓮華 @akirenge

真夜中。 冷蔵庫から飲み物でも飲もうと私は階段を下りた。 台所。 そこに。 「大丈夫大丈夫ゼロカロリーゼロカロリー」 私は無言になる。 気配を殺す。 「お姉ちゃん」 唱え続ける我姉よ。 「我慢しすぎは良くないけど夜中にケーキは駄目だって。ダイエット中なのはわかるけど」 「だよね」 止めた。

てい @orztee

「お嬢様。本日のデザートはシュバルツベルダーキルシュトルテでございます」気配を消して近づいてきた執事がケーキを並べるが、私の興味はもうそこにない。「今、何の呪文唱えたの」「ケーキの名前にございます」もう一度とせがむ私に、彼は再び呪文を唱える。私の名前も頼んだら唱えてくれるのかな。 pic.twitter.com/XsHukYSRLE

拡大

鶏林書笈(계림서급) ≒ゆきやまイマ(설잠) @keirin_syokyu

#深夜の真剣140字60分一本勝負 @140onewrite お題： ①デザート ②唱える ③気配 少し前まで口伝された事柄って結構多かったのでは？ ＃木槿国の物語 pic.twitter.com/j66UbrPL6d

拡大

なかやまかずは│HSS型HSP🍃 @Kaju8aa_HSP

疲れがたまっているのだろうか？また"あの日"のことを思い出してしまった。普段そいつは完全に気配を消し去っているくせに、こんなときに限って私を重く締めつける。だからこそ、涙に飲まれそうなこんなときは大好きなデザート片手に私だけのおまじないを唱えるのだ。「私は"今"を生きている」と。