
実はNHKとかでグレートレースとか日本直登選手権とかをよく見ていたので出版時期とかを考えるとその関連本なのかな?とふに落ちるものがある。 グレードレースにアンブローズ・ピアーズの疾走、ジェロニモ、天然の牢獄。 楽しくないはずがない。 pic.twitter.com/0VrRNptqm3
2020-09-18 09:26:36

歴代最強のパーフェクトウルトラランナーがいた。気温50度を超えるデスバレーを制した男は、メキシコから毎日届く狂気じみた迷惑メールをどんどん削除していた。 だが「おいクソ野郎」というFワードにイラッとしてメールを開いてしまう。 そこには世界最強民族からの挑戦状があった。
2020-09-19 09:34:21
真実に到達する寸前まできたマラソン博士が志半ばで巨大な白熊の剥製の前で独白するシーンは涙が止まりませんでした。せっかくオリンピックを超える業績を残したのに……残念ね。
2020-09-19 10:17:19
NIKE研究室(白衣で両足と両腕にスニーカーを装着した人々) 「我々は、良かれと思って欠陥品を製造していたのか!」 「高額なスニーカーほど故障を発生させてきた!」 「裸足こそ、故障をなくす!!」 「うおおおおおお!?」 強大なる自己矛盾に研究員は吠えた! 「マスター!助けてくれ!」
2020-09-19 20:36:50
「何事も金儲けを目的とするのが最高だ」 悩みが消えた!! 「裸足こそ最高!NIKEで裸足になろう!!」 ナイキフリー!裸足で走れ! #足裏クルー
2020-09-19 20:40:27
「人類による野生動物へのサブミッション!!」 人類の必殺技「持久走狩猟」を証明するべく走り回る学者たち。 だが、体力や走法だけでは追いつけない世界がある。彼らが諦めかけた頃、地球の裏側からコールがあった。 アフリカブッシュマンの狩猟戦略を身につけた数学者である。
2020-09-20 12:22:38
地球最深部に隠された続けたウルトラマラソン民族最強の孤高ランナーと全世界の荒野を走り比叡山のマラソン修行僧やアルプスの羊飼いから技術を吸収した21世紀最高のウルトラマラソン走者。二人は同じ姿で同じ表情で走り続け笑われを置き去りに光の中へ……
2020-09-20 17:11:47
「BORN TO RUN 走るために生まれた」(原題を直訳すると《隠されたスーパーアスリート民族、まだ世界で誰も観たことのない最も偉大なレース》か) 読了。オールタイムベスト。 世界の誰も知らない場所で人類最強のウルトラランナーを決める祭典が行われていた。驚くべき事実に震える。
2020-09-20 17:45:09
《白馬》の計画する偉大なるグレートレースに向けて、人類史におけるあらゆる「長距離を走る」逸話が盛り込まれており、レース中に回想が入る。 人類は、長い距離を走り続けるために生まれた。より早く、という発想は進化にとって不純であるとでも言いたげな熱狂した筆致が読者を燃やす。
2020-09-20 17:49:36
回想やエピソードが世界各地に散らばっていくが、ジャックハンマーの誕生を熱く語って白熊の前で拳銃ーーッ!した科学者の手記(シークレットウォーインチェコ入り)とでも思って読むと良いと思う。 とにかく「なぜ人類は足を痛めるのか=シューズを履いてるから」という理論構築が狂気めいている。
2020-09-20 17:53:13
惜しむらくは、ランス・アームストロングドーピング事件の影響が非常に大きいということだ。 「世界最高のアスリート」の象徴であった彼の名が出てくるたびにノイズが走ってしまう。 2010年以前のスポーツ怪文書に関して、このようなリスクがあるとは。有名人ダメ絶対。
2020-09-20 17:59:13
まとめ 「BORN TO RUN 走るために生まれた」は、とにかく面白かったですね。 ついに探し当てた「白馬(カバーヨ・ブランコ)」と呼ばれる謎のランナーに「お前が俺を見つけたのではない、俺の誘いにお前が釣られた」と明かされてからの引き込まれ方はすごい。スーパー伝奇ですよこれは。 #おわりです
2020-09-20 18:05:09