ちゃん社長による、日本の出入国管理はシンガポールを参考にすべきという趣旨の実例を交えた連続ツイート

ちゃん社長 @Malaysiachansan

日本では外国人実習生の扱いが社会問題になっていますが、今後も低賃金外国人労働者は増え続けます。ベトナムから来なくなれば南アジアから来るでしょう。私はこれを非常に危惧しています。この出入国管理で参考にできるのがシンガポールです。今日はその考察を書きます。最後までご覧下さい(1/9)

ちゃん社長 @Malaysiachansan

まず「日本とシンガポールでは国土も人口も違い過ぎて参考にならない」と反応をする人がいます。確かに条件が違うのは事実ですが、それでも日本が学べる点は非常に多くあります。何故ならシンガポールの出入国管理が厳しい要因は、国土や人口よりも、行政のIT化が進んでいる事にあるからです(2/9)

ちゃん社長 @Malaysiachansan

例えばシンガポールに旅行に行った事がある人ならば分かると思いますが、基本的に旅行者は入国3日前~前日までの間にオンラインで入国申請を行います。その際には旅行者の個人情報に加えて、渡航の目的やその期間、更にはシンガポール滞在中に宿泊するホテルの情報を細かく入力する必要があります(3/9)

ちゃん社長 @Malaysiachansan

この様に申請が電子化されている故に、入国審査時のパスポートへのスタンプも不要です。結果非常にスムーズで待たされません。他のASEAN諸国の入国審査が長蛇の列で待たされるのとは対照的です。加えて外国人旅行者がシンガポール国内のホテルに宿泊する際にはパスポートを提示する義務があります(4/9)

ちゃん社長 @Malaysiachansan

これも日本の様に形骸化しておらず、ホテルは情報をキチンと管理し、一方の政府はホテルに情報を照会しています。そのため政府は入国申請時の情報と合わせて、外国人旅行者の居所を把握できるのです。そして旅行者でもこれだけ管理されているのですが、外国人労働者になると更に厳しさが増します(5/9)

ちゃん社長 @Malaysiachansan

特にシンガポールにも周辺国からの低賃金労働者が大勢いるのですが、政府は彼らの年収・契約期間・連絡先・住所等を全て把握しています。もし万が一でも失踪すれば、彼らのビザは取り消され、速やかに強制送還の対象になります。これもどこに誰がいるかを管理できているので可能になっています(6/9)

ちゃん社長 @Malaysiachansan

これと対照的なのが隣国マレーシアです。マレーシアは不法移民だらけで、その数は何と全人口の1/10に及ぶと言われています。でもそれも当然です。出入国管理が緩々で、どこに誰がいるなど全く把握できていないからです。ではこの点で日本はどうでしょうか。日本では実習生の失踪が相次いでいます(7/9)

ちゃん社長 @Malaysiachansan

これは出入国管理の緩さの現れです。これを放置すれば、最後はマレーシアの様になる可能性があります。私は外国人労働者の存在自体は否定しません。ただ入れるなら法令を遵守し、管理できる人数に留めるべきです。今の様に闇雲に入れるなら、最後は国民/外国人の双方に悲劇的な結末になるでしょう(8/9)

ちゃん社長 @Malaysiachansan

実習生制度の問題も含め、今の日本は移民政策の分水嶺にいます。勿論個人情報の扱いの問題はありますが、行政のIT化を推進し出入国管理を厳しく行う点で、日本はシンガポールから学べるはずです。シンガポールの更に詳しい考察は過去のnoteで書いています。是非ご覧下さい(9/9)note.com/malaysiachansa…

R連続体 MT Ph.D D.H.Sc. @Rrenzokutai

@Malaysiachansan 今、インドネシアが増えていますね。岸田総理の弟さんも絡んでる様ですので。 インドネシアの人達は、高校での数学の履修内容が弱く、計算ができない人が多いです。そのため低賃金肉体労働系に行ってしまいます。

Ray Kagami @RayKagami

@Malaysiachansan お金を持ってればマレーシア型は良いよ。 ほんと暮らしやすい。