裏表紙。「人形」「劇場」「十二の星座」「仲間」あたりがキーワードのもよう。十二星座はタイトルロゴにもあしらわれているあたり、位置付けが重そう。 表紙のイラストを見ると、手前側の人物が奥の人物を連れ出そうと(?)している感じ。コミュニケーション重視かもしれない。
2021-04-30 21:04:57帯によると「星座の力を瞳に宿し」「戦星術」らしい。星を瞳に、ってのはイイですね。画に映える(イラストメーカーでの選択肢がかぎられそうだという懸念はある)。「戦星術」もよさげな響き。
2021-04-30 21:07:10【星命力】、いいネーミングだ。音はサイコロフィクション定番の【生命力】と同じだし聞いてすぐわかるし、「人間になる」(≒生を得る?)ニュアンスとも掛かっている
2021-04-30 21:17:47シナリオごとに「キーNPC」を明示的に用意して、それとのバックグラウンドをランダム性のある「回想」でつくるのか。面白いアプローチだ
2021-04-30 21:50:03現場レベルでこれをやる例はままあろうけど、枠組みとして用意するのが面白いというか。PCのツカミにもなるし、プレイヤーのセンスが出るところだし、配信で便利な気がする
2021-04-30 21:52:31キーNPC概念。プレイヤーからの見通しをよくする効果があるのはすでに言ったとおりとして、同時にシナリオライティングを暴走させない枠線としての効果もありますね
2021-05-01 18:15:30スタリィドールの付属リプレイ、妙に児童のリアリティがあるな〜〜って感じだけど、たぶん「人形が人間を目指す」グランドストーリーがあるから生身の人間は人間っぽいほうがいい、みたいな話かな
2021-04-30 22:05:20スタリィドールの「予告夢」は、事件のバックグラウンドをキャラクター視点に対して最初に提示するから、その情報をキャラクターの言動に反映していいんですね(これはけっこういろんなシステムがやってる手法ですね)
2021-04-30 22:10:59シーン表と空間上の位置を連動させることで、位置ごとの状況に再現性をあたえて、そして同時にシーン表項目の偏りを防いでいる(※意図をもって動き回る必要があるため)のか。うまい
2021-04-30 22:24:14スタリィドールの探索ルールめっちゃうまいな……公平性(どこが要所なのかはあきらか)と分散性(守護星座による初期位置の分散とダイス目による移動の分散)を盛り込むのがうまい……
2021-04-30 22:32:51各サインの状態をもとにラウンド単位で先手後手を決めるのはうまいデザインだ。メインフェイズでの仕事が効いてくることになるし。やはり分散性の組み込みがうまい
2021-04-30 23:16:54攻撃に関連する【顕】と【蝕】の効果が対称じゃないのはいただけない……。バランスの都合があるのはわかるけど、明確に対の概念なんだから効果も対にしてくれ
2021-04-30 23:21:58このゲームの戦闘、ジレンマが頻繁に発生する(リプレイの欄外にも書いてある)のが円滑さの観点で攻めてるなぁーとおもうけど、配信セッションのキャストが務まるたぐいのプレイヤーなら問題にはならなさそうでもある
2021-04-30 23:28:01ジレンマのリスクは、おもに「プレイヤーが判断をつけかねて長時間うだうだすると進まないし面白くない」ところにあるわけで、「うだうだやってる場面すらオモシロい」か「そこそこで打ち切って決断して盛り上げられる」プレイヤーなら問題にならないっていう
2021-04-30 23:31:26ゲージ折ると蝕が晴れるの、面白いデザインですね。個々の顕/蝕の位置と総数がダイレクトに戦闘するルールがあるから、蝕が減って顕が増えるなら戦闘がPC側有利に激化する
2021-04-30 23:35:22編注)「戦闘する」→「戦闘に影響する」
つまりスノーボール的なので、あぶなっかしさもある感じですけど。戦闘開始時点の顕/蝕の数によって戦いの尺がだいぶかわるんでないか?(その数をメインフェイズでコントロールできるかってーとあんまりできないし)
2021-04-30 23:37:16リプレイパートおわり。「事前に思ってたより手堅い」なぁという念と、「ルール面で無茶を押してるところけっこうある」なぁという念が同居しています。 PCがやることはプリキュア。プレイヤーがやることは「映えるロールプレイングをする」って感じ。
2021-04-30 23:51:35ロールプレイング評価系のルールは、はっきりとはないんだけど、GMがボーナスを与えることによって代用しているっぽい。つまりプレイヤーはプレイヤー業に専念するデザイン。このあたり、配信セッションにおける会話フローをごちゃつかせない意図がありそう
2021-04-30 23:53:18ルールとしての「関係」をふやしていくゲームではあるのだけど、“関係性ゲー”ではなくて、プレイングの中心は冒険にある。関係の取得は、「その場面の総括」としての位置付けか。 外面は異色に見えるものの、実体はかなりオーソドックスなTRPGのようだ。
2021-04-30 23:59:42スタリィドール、言葉を選ばずに言うなら、「アマデウス2.0」というか、「本来のアマデウスはこうであったらよかったんじゃないか」の形
2021-05-01 02:08:01探索も戦闘も、位置関係のランダム性がつよいルールになってて、そのうえでランダム性を制御できる度合いを【運命力】としてるのは納得のネーミング
2021-05-01 16:12:24「キャラクターの性格」をキャラクターシートに記入しない(p143)。設定として“星人形の人格は未完成である”ことの表現と、“性格づけの提示はロールプレイングをとおしてやれ”という意思表示っぽい
2021-05-01 16:16:26各宝石を定義してあるページ(p144〜155)、めちゃめちゃエキサイティングです。造形につかいやすい小噺、カッコいい戦星術、かわいいイラスト、宝石の特徴を掴みやすい表×2。すべてが魅力にあふれている
2021-05-01 16:20:41【基本攻撃】の性能(射程)が宝石ごとに異なるのも、いいデザインではあるとおもう(そうじゃないと戦闘空間上でダンゴになりがち)けど、性能が違うなら名称も別にすべきでは?
2021-05-01 16:23:33p156〜157「願いごと表」 キャラクター造形の軸となる「願いごと」と、データ面の末端である特技を、ゆるやかに関連づけるのはクール。キャラクター作成がしやすい
2021-05-01 16:27:00p163,所属 用意されている組織が「人形師ギルド」「メイド派遣業者」「劇団」「探偵社」。キャラクターのうごき(期待される積極性)を組織で誘導してますね。
2021-05-01 16:36:44ちょっとまえ、リヴァルチャーのときにも言いましたけれど、フィニッシュブローはフィニッシュブローとして保護されているほうが丸いんですよね
2021-05-01 16:45:14編注)「リヴァルチャー」とは『光砕のリヴァルチャー』(2021,瀧里フユ・宝井ロメロ/どらこにあん,新紀元社)を指します
p172,アイテム ロザリオの効果②とコンパスの存在から、「ランダム性で振り回すけど、どうしても不都合があったら干渉できる」塩梅を意識していると読み取れる
2021-05-01 16:49:22