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八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> IPCCには、195カ国が参加しており、作業に貢献する約2000人の科学者がいる。あらゆる真面目な科学者は、気候変化の主な原因が太陽活動の変動であることを知っているのに マドリッドの気候大惨事: マスコミに載らない海外記事 eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/p…

2019-12-24 00:57:22
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> 飛行機搭乗に対する特別税や、炭化水素を基本にするエネルギーへの他の税金が相違を生み出すと信じさせ、世界をだまし続けている。 マドリッドの気候大惨事: マスコミに載らない海外記事 eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/p…

2019-12-24 00:21:18
リンク マスコミに載らない海外記事 マドリッドの気候大惨事 - マスコミに載らない海外記事 2019年12月21日ピーター・ケーニッヒNew Eastern Outlook COP25が一体何を意味するか、どなたかご存じだろうか? おそらく極めて少数しかご存じあるまい。それは些細なことだ。巡回興行自体と同様、些細なことだ。さしたる意味はないが、この論文をお読みになる方々のために申し上げると、COPは国連気候... 1 user 10
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> 現在進行中の地球温暖化の大部分は、地球の自然変動である可能性が高いことを指摘。 正しく知る地球温暖化 誤った地球温暖化論に惑わされないためにの通販/赤祖父 俊一 - 紙の本:honto本の通販ストア honto.jp/netstore/pd-bo…

2019-12-24 00:37:06
リンク honto 正しく知る地球温暖化 誤った地球温暖化論に惑わされないために 現在進行中の地球温暖化の大部分は、地球の自然変動である可能性が高いことを指摘。付随する政治・社会問題を含め、温暖化問題を
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> 地球温暖化を種とした商取引が出現する。排出権取引だ。 温暖化防止を大義名文に、世界経済のヘゲモニー把握を狙うヨーロッパの意図が、IPCCを動かす影の力ではないか、と著者は言う 気候変動とエネルギー問題─CO2温暖化論を超えて: マスコミに載らない海外記事 eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/c…

2019-12-25 16:16:02
リンク マスコミに載らない海外記事 気候変動とエネルギー問題─CO2温暖化論を超えて - マスコミに載らない海外記事 マスコミが世論調査をする場合は、自分のプロパガンダ・洗脳効果を検証して、プロパガンダを強化するために行うのだろうと思っている。他の団体の調査結果を利用する場合は、自社の洗脳方針に沿うものを掲載して、後光効果を狙うのだろう。と、ひねくれものは思っている。ともあれ、最近の例。YOMIURI ONLINE 読売新聞(20... 2 users 44
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> IPCCがスキャンダルに揺れている。温暖化を印象付けるためのデータ操作や、不都合な報告の黙殺など、あるまじき行為が明るみに出たのだ 気候変動とエネルギー問題|新書|中央公論新社 chuko.co.jp/shinsho/2011/0…

2019-12-24 00:44:16
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> 背後に潜む巨大グローバル資本と、その狙いについて Climate and the Money Trail | New Eastern Outlook journal-neo.org/2019/09/25/cli…

2019-12-24 00:49:45
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> 「過去30年間の気候変動は主に太陽の活動によるものであり、二酸化炭素排出を減らそうという試みは的外れだ」と結論づけたInternational Journal of Climatology > 2008年1月24日 神よ、我々を重宝なグリーン阿呆から救いたまえ: マスコミに載らない海外記事 eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/p…

2019-12-25 16:24:57
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

神よ、我々を重宝なグリーン阿呆から救いたまえ: マスコミに載らない海外記事 eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/p… 原点のコピー。原典はリンク切れ > Lord Save Us from Useful Green Idiots - Kurt Nimmo Truth News January 24, 2008 kennysideshow.blogspot.com/2008/01/lord-s…

2019-12-25 17:18:27
リンク マスコミに載らない海外記事 神よ、我々を重宝なグリーン阿呆から救いたまえ - マスコミに載らない海外記事 Kurt Nimmo, Truth News2008年1月24日米国下院エネルギーおよび商業対策委員会委員長でミシガン選出議員であるジョン・D・ダニエルから、超大金持ちの元ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグ、そして今U2の表看板のボノに至るまで、炭素税を呼びかけている。宣伝は余りに激しく、教義の吹き込みは余り...
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> 2007年6月1日 新しいゴア?昔のゴアと変わっちゃいない: マスコミに載らない海外記事 eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/p…

2019-12-25 17:21:46
リンク マスコミに載らない海外記事 新しいゴア?昔のゴアと変わっちゃいない - マスコミに載らない海外記事 2007年6月1日金曜日、午後5:53民主党はいつになっても学習することがないようだ。「多くのまじめな進歩派は、ゴアに2008年の民主党大統領候補になって欲しいと望んでいる。最近のAlterNet読者調査(そこでノーム・チョムスキーが「最も貴重な進歩派」MVPに選ばれた[原文のまま])で、ゴアが一団のはるか先頭におり...

「地球温暖化詐欺」で引用された記事、発言など

八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> 「アジェンダ21で、世界の全資産を管理し、勘定し、制御するのに必要な世界的インフラストラクチャーが用意されることに留意せねばならない」 August 13, 2004 NewsWithViews.com Joan Veon -- Sustainable Development, Agenda 21 and Prince Charles newswithviews.com/Veon/joan19.htm

2019-12-25 17:10:06
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

世界人口削減計画はNSAの最優先項目: ローマクラブ ハイグ・キッシンジャーの人口削減政策 > WORLD DEPOPULATION IS TOP NSA AGENDA: CLUB OF ROME The Haig-Kissinger depopulation policy World Depopulation is Top NSA/Club of Rome Agenda educate-yourself.org/nwo/nwopopcnsa…

2019-12-25 17:03:11
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> 基調講演 「バイオ燃料が食卓を脅かす」 (レスター・ブラウン博士 25ガロンのSUV車を満タンにするエタノールに必要な穀物で、1人の人間を1年間養うことができる 農業環境シンポジウム:食料vsエネルギー-穀物の争奪戦が始まった- (2007年5月23日,東京) naro.affrc.go.jp/archive/niaes/… pic.twitter.com/63kqFn7PNG

2019-12-25 16:34:03
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八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> この、新たに出現した世界の食糧供給を巡る車と人の競合においては、この競合を制御することに責任を持つ仲介者や監査官、国連機関は存在しません。少なくとも現在は、完全に市場により動いているのです。車と人々の食糧の競合という問題に対して、我々はどう対処すべきでしょうか。

2019-12-25 16:38:58
八百屋長兵衛🍡OSAKA @rook0081

> これは政治的課題であると同時に経済的課題であり、また同時に道徳的課題でもあります。どう対処すべきか、この問題は我々の21世紀初期の文明の行く末について、多くのことを語りかけようとしていると私は考えています。

2019-12-25 16:39:31

農業環境シンポジウム:食料vsエネルギー-穀物の争奪戦が始まった- (2007年5月23日,東京) 開催報告と映像

http://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/sinfo/sympo/h19/0523/report_1.html

基調講演 「バイオ燃料が食卓を脅かす」 (レスター・ブラウン博士)

基調講演の日本語訳(英語による講演を独自に日本語に翻訳したものです)

ご紹介の中にありましたように、今や私どもは、世界中の約8億人の人々が所有する車が、約20億人の貧困層の人々と、彼らが毎日の食糧として依存している同じ食糧資源を巡って競合するという、世界的な新しい食料経済の時代へと移行しつつあります。

米国では、アラブ産油国の石油禁輸から数年後、石油価格が上昇した時期の1978年に、化石燃料に代わる代替燃料の必要性が切実なものとなり、バイオ燃料のプログラムがスタートしました。しかし、当時はエタノール蒸留所への投資はそれほど多くはなく、その後の27年間の投資の増加は非常にゆっくりとしたものでした。それが2005年、特にハリケーンカトリーナの直後に石油価格が急上昇したときから、米国ではエタノール蒸留所への投資が爆発的に増大することになりました。この動きは、新たなゴールドラッシュとも言えます。

このことを説明するために、2つの数字をご紹介いたします。まず、現在米国で実際に稼働しているエタノール蒸留所の生産能力は年間61億ガロンです [ 注 1ガロン=3.785リットル ] 。一方、現在建設中のエタノール蒸留所の生産能力は年間64億ガロンです。それらが2008年末までに完成して稼働すると、米国でのエタノール生産能力は2倍以上になります。このことは同時に、エタノール生産に使われる穀物の消費量も2倍以上に膨れることを意味します。すなわち、2008年末には米国で生産される穀物の30%近くがエタノール蒸留所に送られ、車の燃料生産に使われることになると予想されます。

2~3年前まで、アメリカのエタノールプログラムは、1ガロン当たり51セントという補助金の力で推進されていました [ 注 1セント=0.01ドル=約 1.2円 ] 。しかし、2005年9月のハリケーンカトリーナ後の石油価格の高騰により、エタノール蒸留所への投資は主として市場の力、すなわちガソリンの高価格により動くようになっています。

農業の観点から見ますと、穀物をベースにして作られる燃料に対する世界の需要はどん欲です。例えば、1台のSUV(スポーツ車)の25ガロンのガソリンタンクをバイオ燃料で1回満タンにするためには、1人の人間を1年間養うのに十分な量の穀物が必要です。繰り返しますと、25ガロンのSUV車を1回満タンにするエタノールを生産するのに必要な穀物で、1人の人間を1年間養うことができるのです。

これをより広い視点から説明しますと、現在の米国における穀物収穫量のすべてを自動車用のエタノールに変換したとしても、その量は米国で必要とされている自動車用燃料のせいぜい16%にしかすぎません。つまり、米国は石油に対する不安定さを克服しようとしながら、実際には世界における食料の不安定さを増大してしまっているのかもしれません。

以前は、食料経済とエネルギー経済は別々のものでした。しかし今やこの2つは融合し、一体化しつつあります。このように一体化した経済では、穀物の価格はそのオイルとしての相当の価格にまで上昇することになります。つまり、穀物の食品としての価格が燃料としての価格よりも低い場合には、市場は穀物をエネルギー経済に移動させる(エネルギー利用に向かわせる)ことになるのです。

今日の石油価格は、1バレル当たり約60ドルです [ 注 1バレル(石油)=42ガロン、1ドル=約120円 ] 。この価格は今後、正確にいつとは言えませんが、必ず上昇するでしょう。そうすれば、穀物の価格もまたそれに沿って上がっていきます。これが80ドルになれば世界の穀物価格をさらに引き上げ、100ドルに上がればさらに穀物価格が上昇することになります。我々は、この1年間でトウモロコシの世界中の価格が約2倍になるのを見て来ています。また、小麦についてもこのところ10年来の高値をつけていますし、米の価格も上昇を始めています。

米国においてエタノールの原料となっているのは、主にトウモロコシです。世界的に見ても、三代穀物のうち一番生産量が多いのはトウモロコシです。トウモロコシが約7億トン、小麦は6億トン、米は約4億2000万トンです。世界のトウモロコシの40%は米国で生産されており、トウモロコシ輸出の70%は米国からの輸出です。日本は世界最大のトウモロコシの輸入国であり、その大部分をアメリカから輸入しています。

米国の農家は、トウモロコシをエタノールの原料にするという考えに賛成しています。というのは、エタノール生産は彼らがコントロール可能だからです。一方、輸出に頼るのは、そのときの貿易政策や市場の力に大きく影響されることになります。

今や、米国のエタノール蒸留所と日本のミルク、食肉、卵等の畜産物の消費者との間で、競合が始まっています。エタノールのロビーストは、我々はトウモロコシは大して食べないと言います。それは事実です。しかし、我々が食べる食品の多くがトウモロコシから作られることに関しては、彼らは触れません。米国の典型的な家庭の冷蔵庫を開けてみると、牛乳や卵、チーズ、鶏肉、豚肉、牛肉、アイスクリーム、ヨーグルトなどを目にしますが、それらはすべてトウモロコシから作られるといえます。つまり、トウモロコシを鶏、豚、牛の飼料として与え、牛乳や牛肉が作られるのです。ですからトウモロコシは、世界の家畜や家禽(かきん)の経済の基盤になっているのです。トウモロコシの価格は、冷蔵庫の中のすべての食品の価格に影響します。

確かに米国ではトウモロコシを直接消費することは少ないかもしれません。しかし、世界の多くの国々でトウモロコシが主食となっていることも事実です。例えばメキシコやアフリカのサブサハラのほとんどの国々では、トウモロコシが主食となっています。アフリカのサブサハラでは、トウモロコシの消費の方が小麦と米を合わせた消費量よりも多くなっています。トウモロコシの価格は、メキシコやアフリカサブサハラの消費者に直接影響します。そしてアフリカのサブサハラには、世界で最も貧しい人々が住んでいるのです。

我々はすでに、穀物価格の大幅な上昇を目にしています。今後さらに多くの穀物が車の燃料に使われると、大幅な価格の上昇が起こることになります。私が心配するのは、穀物価格の上昇、食品価格の上昇が、世界の低収入や中程度の収入の国々の政情の不安定さにつながるということです。例えばメキシコでは、トウモロコシの価格が2倍となることで、トウモロコシから作られる主食であるトルティーヤの価格が60%跳ね上がりました。この結果、メキシコでは何十万人もの人々が街頭で政治的なデモを行いました。こうした事態が起こることは、もはや決して仮説ではないのです。

最近、「失敗しつつある国家(failing states)」という言葉を目にするようになってきています。これは最近10年くらいの間に出てきた概念です。しかし今や、世界の「失敗しつつある国家」の数は年々増えています。それはソマリア、ハイチといった数カ国から始まりましたが、今やアフガニスタン、イラク、イエメン、スーダン、チャド、西アフリカのシエラレオネなどが含まれます。そして、低収入国は食料価格の上昇に対処できないため、崩壊国家が今後ますます増えることを私は懸念しています。我々が考えなくてはならない問題は、一体何か国が失敗したら世界的な文明の崩壊につながるのか、ということです。このことについては、来年出版する予定の『プランB3.0』で詳しく議論する予定です。

いくつもの低所得国では、人口増加、森林破壊、土壌侵食、砂漠化、地下水位の低下といった問題に苦しんで来ていますが、今やエネルギー価格の上昇、気候変動に伴う災害等に直面しています。こうした問題に加え、世界の穀物価格の上昇、そして世界の食料価格の上昇の可能性に突然直面する事態になっています。このことは、世界における政治の不安定さが大規模のスケールで起こり、その結果世界の経済成長が崩壊することにつながりかねません。

私は、米国において新しいエタノール蒸留所の認可を一時停止することを提案しています。すなわち一時凍結して、その間に、米国だけでなく世界全体でどういうことが起こっているか、このような状況が継続したらどのような結果をもたらすのか、分析する必要があります。現在私どもが見ているのは、世界の穀倉地帯が、米国の自動車所有者のための燃料タンクに変えられつつあるという実態です。

車と人々の間の競合により生じうる不安定な状況に対する解決策は、日本から始まっているのではないでしょうか。米国では、もし次の10年間に完全にハイブリッドカーに置き換えたとしたら、ガソリン消費量を半分に減らすことができます。

昨年販売された平均的な車の燃費は、1ガロンで大体22マイルでした [ 注 1マイル=1.609キロメートル ] 。それに対し、最も有名なハイブリッドカーであるトヨタプリウスは、1ガロン55マイルです。これらはEPA(米国環境保護庁)の公式な記録です。米国で販売されている平均的な車が22マイル、それに対しトヨタプリウスは55マイルです。

プリウスに代表されるハイブリッドカーにより、燃費は大幅に効率化したわけですが、ハイブリッドにはさらに、プラグインタイプのハイブリッドカーを造るというオプションがあります。例えば、ハイブリッドカーに、電気を貯蔵するための2つめの蓄電装置を造り、さらにプラグイン装置を付けます。そうすると寝ている間に充電することができます。そして、もし電気だけでも走るオプションをハイブリッドカーに装着すれば、通勤や買い物といった短距離のドライブは、ほとんど電気だけで走ることができます。そして、プラグインハイブリッドにシフトすると同時に、米国中で数千の風力発電設備の建設に投資し、電力エンジンに供給すれば、車を主として風力で動かすことができます。このコストは、1ガロン1ドルよりも安いガソリンで動かすときのコストに相当します。

このように、主として風力から電力を供給されるハイブリッドにシフトすれば、石油の輸入が必要なくなるだけでなく二酸化炭素の排出量も大幅に削減し、その結果気候の安定化に貢献することになります。

いいニュースがあります。トヨタ、日産、ゼネラルモーターズ、それにダイムラー・クライスラーの自動車会社4社が、このようなプラグインタイプのハイブリッドカーを数年以内に市場に投入すると言っています。

風力を使ったプライグインハイブリッドカーのアイデアは、もはや私だけのものではありません。現在は全米的にパートナーグループを得て、ハイブリッド、そしてプラグインハイブリッドの振興を、米国の輸送とエネルギー政策の中心として推進しています。このプラグインパートナーズという組織は、現在500以上のメンバーが加盟しており、その中には多くの電力会社やさまざまな企業、いくつかの州政府、多くの市、それに環境保護団体が入っています。特にいくつかの市や州政府、企業は、プラグインハイブリッドカーが市場に登場した場合には40台、あるいは300台というような決まった台数を購入すると明言しています。ということは、最初に市場にプラグインハイブリッドカーを出した自動車メーカーに発注される長い注文のリストが、前もって用意されているわけです。このことは、自動車メーカーにできるだけ早くプラグインハイブリッドカーを市場に出すように努めることを促す、インセンティブを与えようとする努力なのです。

米国にはすでに、ハイブリッドカーをプラグインハイブリッドに改造できる、二次的な貯蔵バッテリーその他必要な装置を備えたキットを製造し提供している企業がすでにあります。従ってこのことは不可能ではなく、優秀なカーメカニックがいれば改造することができます。興味深いことに、米国の路上を走っているプリウスの台数の方が、日本の路上を走っているプリウスの台数よりもずっと多いのです。アメリカでは大成功を収めており、皆さんもご存じのように、ハリウッドではプリウスを持っていなければ肩身が狭いのです、プリウスはまさにハリウッドの俳優や女優にとって、環境問題にコミットしているという姿勢を示すということでステータスシンボルとなっています。

1月末に世界経済フォーラム(ダボス会議)がダボスで行われました。その時、私は、世界の食糧と燃料の競合に焦点を当てたプライベートディナーに招待されました。このプライベートディナーは世界経済フォーラムの理事会が主催し、運送会社、ボルボのような自動車会社、BPのような石油会社、農場のグループ、そしてユニリーバのような食品加工グループが一堂に会しました。メディアは一切招待されていないこのディナーの目的は、ますます多くの農産物が自動車の燃料生産に使われた場合の結末について、集中して議論することでした。

私は本日のこの講演を終えるに当たり、最初に指摘したポイントに立ち戻りたいと思います。特に、車を所有し今後もその便利さを保持し続けたいと思っている世界の8億の人々と、とにかく生き延びたいと思っている20億人の貧困層の人々との間で、大規模な競合が起こっていることを、我々は今や目撃しているという点です。これは今まで世界が直面したことのない、全く新しい問題です。IMFの統計から計算すると、世界の8億人の平均的な自動車所有者の年間所得は3万ドルです。それに対して、20億人の貧困層の人々の年間所得は3000ドル以下、すなわち10分の1以下ということになります。これだけの差があることを考えると、どちらが勝つかということは明確です。

この、新たに出現した世界の食糧供給を巡る車と人の競合においては、この競合を制御することに責任を持つ仲介者や監査官、国連機関は存在しません。少なくとも現在は、完全に市場により動いているのです。車と人々の食糧の競合という問題に対して、我々はどう対処すべきでしょうか。これは政治的課題であると同時に経済的課題であり、また同時に道徳的課題でもあります。どう対処すべきか、この問題は我々の21世紀初期の文明の行く末について、多くのことを語りかけようとしていると私は考えています。